緊縮資本主義 経済学者はいかにして緊縮財政を発明し、ファシズムへの道を開いたのか
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2025年10月号掲載

緊縮資本主義 経済学者はいかにして緊縮財政を発明し、ファシズムへの道を開いたのか

医療費削減、民営化、賃金引き締め…。歴史的に繰り返されてきた、様々な緊縮政策。その目的は、常に“財政健全化”とされてきた。しかし、真の狙いは「資本主義体制の維持」であり、単なる経済政策ではなかった! 第1次大戦後に端を発し、今日まで続く「富裕層への富の集中」と「労働者階級の抑圧」を、気鋭の経済史家が暴く。

著 者:クララ・E・マッテイ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年8月
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幸福のための消費学
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2025年10月号掲載

幸福のための消費学

幸福をもたらす消費とはどのようなものか? 消費研究の第一人者が、近年のトピックスをもとに考察した。昭和レトロブーム、ミニマリズム…。様々な現象から導き出したのは、「文化」の豊かさを求めることと、「社会」に悪影響を及ぼさないこと。これらを両立させることが幸福のカギだとし、目指すべき消費のあり方を示す。

著 者:間々田孝夫 出版社:作品社 発行日:2025年6月
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男女賃金格差の経済学
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男女賃金格差の経済学

日本の男女賃金格差は22%と、欧米のどの国よりも大きい。だが、その解消に向けた企業の動きは鈍い。「日本の取り組みは周回遅れ」。こう指摘する人事経済学の第一人者が、原因と対策をわかりやすく説く。労働時間やジェンダーバイアスなど、格差を生む要因、企業が行うべき取り組み、さらには格差縮小に伴うメリットが示される。

著 者:大湾秀雄 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年6月
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経営者のための正しい多角化論 世界が評価するコングロマリットプレミアム
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経営者のための正しい多角化論 世界が評価するコングロマリットプレミアム

バブル崩壊後、「選択と集中」に重きを置く日本。一方、世界では、複数の事業を持つコングロマリットづくりが進む。2020年には“投資の神様”ウォーレン・バフェットが、日本の複合企業、商社の株に投資を始めた。コングロマリットはプラス要因。日本は目を覚ませという著者が、選択と集中の問題点、正しい多角経営を説く。

著 者:松岡真宏 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年6月
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全社デジタル戦略 失敗の本質
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全社デジタル戦略 失敗の本質

なぜ、日本企業はIT投資で失敗するのか? ボストン コンサルティング グループがその原因を探るとともに、システム開発で失敗しないための方策を説いた。目的と手段をはき違えない、あるべき姿(To Be)を描く、開発会社の仕事を評価する基準を持つ…。開発の各フェーズで押さえるべきポイントが示された、実践的な1冊だ。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編) 出版社:日経BP 発行日:2025年6月
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起業中毒 起業家の「加速する脳」を突き動かす刺激的かつ破壊的な衝動
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起業中毒 起業家の「加速する脳」を突き動かす刺激的かつ破壊的な衝動

研究によると、起業家はメンタルヘルスの問題を抱えやすい。うつ病を抱え、薬物を乱用し、果ては自殺に至る…。なぜか? 起業家でもあるメンタルヘルス研究者が、自らの経験と脳科学の見地から考察した。問題をもたらしているのは「ドーパミン」だと指摘し、この脳内化学物質に翻弄される起業家の実態を、事例を交え語る。

著 者:ニール・シーマン 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年7月
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プロカウンセラーの 賢く怒る技術
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プロカウンセラーの 賢く怒る技術

すぐにカッとなってキレてしまう。怒りを過度に抑えがちで、怒るべき時に怒れない…。そんな怒りの感情との付き合い方に悩む人に、「賢く怒る」方法を指南。怒りを単にネガティブな感情と捉えるのではなく、己を知り、人間関係をより良いものにする力として活かす。そのためのヒントを、経験豊富なプロのカウンセラーが説く。

著 者:杉原保史 出版社:創元社 発行日:2025年6月
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賢者の投資思考 チャールズ・エリス 60年の思索の軌跡
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賢者の投資思考 チャールズ・エリス 60年の思索の軌跡

半世紀以上、運用の最前線に立ち続けたチャールズ・エリス。本書は、歴史的論文「敗者のゲーム」をはじめ、市場の変遷とともに歩んできた氏の知見と洞察をまとめたものだ。インデックスの優位性や、老後資金のつくり方等々、投資の基本原則が明快な言葉で語られる。時代が変わっても色あせない、戦略と哲学が詰まった1冊。

著 者:チャールズ・エリス 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年6月
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Rich Life まだ知らない景色が人生を豊かにする
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2025年10月号掲載

Rich Life まだ知らない景色が人生を豊かにする

「幸福」と「人生の意味」。このどちらかを追求することが、良い人生を送るカギだといわれる。だが、第3の道がある。「心理的な豊かさ」だ。これは、新たな挑戦を楽しみ、変化や偶然、ネガティブな感情さえも受け入れることで得ることができる。この生き方について、心理学者が長年の研究とデータをもとに解説する。

著 者:大石繁宏 出版社:日経BP 発行日:2025年7月
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人間不平等起原論
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人間不平等起原論

かつて人は、不平等がほとんどない「自然状態」にあった。だが、社会化が進み、人間が進歩すると、「徳なき名誉、知恵なき理性、幸福なき快楽」だけを持つ存在に堕落する ―― 。フランスの思想家ルソーが著した政治哲学の古典的名著である。不平等が生じる原因をたどり、人間とは何か、自然との関係はどうあるべきかを問う。

著 者:ルソー 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1933年10月
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2025年9月号掲載

アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち

今、アメリカで「新右翼」が頭をもたげつつある。従来の右派以上に、ナショナリズム、キリスト教的価値を重んじ、テクノロジーを積極的に受け入れる人たちだ。リベラルな価値観を批判する彼らは、社会をどう変えようとしているのか。アメリカ政治思想史の専門家が、トランプ政権の下、様変わりする右派の現状を読み解く。

著 者:井上弘貴 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

新しいリベラル ――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

これまで「リベラル」は、外交・安全保障や憲法改正などを巡り、「保守」と対立してきた。だが今、重視する論点が変わりつつある。人々の成長、次世代への支援を望んでいるのだ。従来型ではない、「新しいリベラル」。社会で多数を占めるにもかかわらず、見落とされてきたこの層の実像を、大規模な社会調査から明らかにする。

著 者:橋本 努、金澤悠介 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉

「一億総中流」は、過去の話。日本はもはや、引き返せないまでに格差が広がった“新しい階級社会”だ! 日本の階級構造研究の第一人者が、今日の社会の実態を最新データに基づいて示した。非正規雇用で低賃金、結婚もできず社会的にも孤立…。そんな「アンダークラス」階級の存在など、危機的な現状を明らかにする。

著 者:橋本健二 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

となりの陰謀論

選挙で投票されたはずの票が消えた。欧米では大量の移民が、白人にとって代わろうとしている ―― 。近年、耳にすることが増えた陰謀論について、気鋭のメディア研究者が解説した。陰謀論はなぜ生まれるのか? 人はなぜ根拠のない話を信じるのか? 米国のトランプ大統領の事例などを引きつつ、社会を蝕む病の正体に迫る。

著 者:烏谷昌幸 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

テクノ専制とコモンへの道 民主主義の未来をひらく多元技術PLURALITY(プルラリティ)とは?

台湾の元デジタル大臣、オードリー・タンらが提唱する「デジタル民主主義」がもたらす未来を紹介。カギとなるのは、複数性や協働、デジタルなどを意味する「多元性(Plurality:プルラリティ)」だ。テクノロジーに支配されるのではなく、これを活用する。そうすれば、1人1人が自由に協働し自分の考えを存分に表明できる社会になるという。

著 者:李舜志 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

勝負師 孫正義の冒険 上・下

ソフトバンク創業者にして稀代の投資家、孫正義。その足跡を、フィナンシャル・タイムズの元編集長が追った。数々のアイデアに熱意を傾け、時に無謀な賭けにも突き進む ―― 。シリコンバレーを中心に各国を徹底取材。日本からは見えない孫の人脈と、“勝負師”としての姿を浮き彫りにした、米欧の書き手による初の評伝だ。

著 者:ライオネル・バーバー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

「顧客が増え続ける」科学 デジタル時代のマーケティング新定跡

複数の企業でマーケティング責任者を務める著者が、ビジネスを成長へと導く「新定跡」を公開。顧客が第三者に語りたくなる体験を提供する、新規顧客への提案はシンプルに徹する、等々。紹介される手法は、長年の経験から導かれた実践的なものばかりだ。デジタル化が進む今、顧客に選ばれ続けるためのヒントが満載の書である。

著 者:西井敏恭 出版社:日経BP 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

超新版 ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

マーケティングの口コミ理論を確立した名著が25年ぶりに生まれ変わった。小さな変化がウイルスのように広がり、やがて大きな流れに変わる「社会的伝染病」の原則を、時代に合わせ丸ごと書き直し! その場を覆う「空気感」、行動を意図的に操作する「ソーシャル・エンジニアリング」など、世の中を動かす仕組みが示される。

著 者:マルコム・グラッドウェル 出版社:飛鳥新社 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

THIRD MILLENNIUM THINKING アメリカ最高峰大学の人気講義 1000年古びない思考が身につく

哲学者、社会心理学者、そしてノーベル賞受賞物理学者。米国の名門大学で教鞭を執る3名が、人類が長い歴史の中で編み出した「科学的思考」を伝授する。不確実な状況を巧みに切り抜ける「蓋然的思考」、長期プロジェクトの推進に役立つ「科学的楽観主義」…。情報が溢れる現代を、賢く生き抜くための知恵が詰まった1冊だ。

著 者:ソール・パールマッター、ジョン・キャンベル、ロバート・マクーン 出版社:日経BP 発行日:2025年6月
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2025年9月号掲載

新版 エスキモーに氷を売る

売上も成績もNBAで最下位、地元ファンもごくわずか ―― 。そんなチームを、わずか数年で高収益集団に変えたコンサルタントが、自ら実践したマーケティング手法を語った。「思いつき」にボーナスを出す、顧客が買いたがる商品だけを売る、商品を“お得すぎる”状態にする、等々。明かされる考え方は、業界を問わず応用可能だ!

著 者:ジョン・スポールストラ 出版社:フォレスト出版 発行日:2025年4月
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