スティグリッツ 資本主義と自由
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

スティグリッツ 資本主義と自由

「新自由主義」は破綻しつつある!? 市場は効率的だから、規制は不要。冷戦後、世界を席巻したこの経済システムに、ノーベル賞経済学者が異を唱えた。価格支配力を持つ企業が庶民を搾取している、超富裕層がメディアを支配し、自らに都合のよい世論を導いている…。規制なき社会の“失敗”を明かし、新たな枠組みを示す。

著 者:ジョセフ・E・スティグリッツ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

カウンターエリート
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

カウンターエリート

今の体制に対立して、政府や官僚、マスコミなどを「既得権益化したエリート」だと批判する。こうした“カウンターエリート”が、今、世界中で支持を集めている。なぜか? 彼らが台頭した背景、世界観とは? シリコンバレーの大物投資家、米副大統領の思想に影響を与えたブロガーなどの声を基に、その思想を読み解く。

著 者:石田 健 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

なぜ日本のメディアはジャニーズ問題を報じられなかったのか 記者クラブという病理
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

なぜ日本のメディアはジャニーズ問題を報じられなかったのか 記者クラブという病理

世間を騒がせた、ジャニー喜多川氏による性加害問題。情報を掴んでいたにもかかわらず、日本の新聞社やテレビ局は、長年沈黙していた。記者クラブという「ぬるま湯」につかり、海外メディアからの「外圧」がなければ動かない…。その存在意義すら忘れつつある日本の大手メディアの問題点を、元新聞記者が鋭く指摘する。

著 者:柴山哲也 出版社:平凡社(平凡社新書) 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方

無意味で、成果を生まず、影響力もない。働いた分だけの成長が感じられない ―― 。今、世界で増えている「偽仕事」について、人類学者と哲学者が考察した。仕事の歴史を振り返り、偽仕事が生まれ、広がった経緯を語るとともに、生産性と充実度が高い働き方を実現するヒントを示す。各国語に訳され、広く読まれている話題作。

著 者:デニス・ノルマーク、アナス・フォウ・イェンスン 出版社:サンマーク出版 発行日:2025年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化

不確実性が増す今日、組織が成長するには、個性や多様性を活かす「組織文化」が欠かせない。これを築く上でカギとなるのが、「CQ(Cultural Intelligence:文化的知性)」だ。CQを高めれば、組織もメンバーも幸せになり、高いパフォーマンスが発揮できるという。このCQを育むための具体的手法を、組織文化変革の専門家が語る。

著 者:宮森千嘉子、デイヴィッド・リヴァモア(監修) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2025年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

定年がなくなる時代のシニア雇用の設計図
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

定年がなくなる時代のシニア雇用の設計図

2025年4月、65歳までの雇用確保が義務化されるなど、シニアが働くための環境整備が進んでいる。そうした中、歳を重ねても会社に求められる人材になるには、何に留意したらよいか。「働き続けてほしい」人材を増やすために企業がすべきこととは? 労使双方の視点から、ミドル・シニアの活躍を実現するためのヒントを示す。

著 者:宮島忠文、小島明子 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

世界最高の質問術 一流のビジネスリーダー45人が実践する人を動かす「問いかけ」の極意
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

世界最高の質問術 一流のビジネスリーダー45人が実践する人を動かす「問いかけ」の極意

“質問”には、人や組織を大きく成長させる効果がある! リーダー育成に携わる著者らが、長年にわたる研究と実践から導き出した、質問の技法を伝授。部下の能力を引き出す、会議を活性化させる、チーム内の対立に対処する…。リーダーが身につけるべき質問術を様々な場面に即して説いた、実践的な1冊となっている。

著 者:マイケル・J・マーコード、ボブ・ティード 出版社:新潮社 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

多動脳 ADHDの真実
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

多動脳 ADHDの真実

注意力散漫、衝動的、整理ができない…。ADHD(注意欠如・多動症)は発達障害の一種とされるが、プラス面もある。例えば、クリエイティブで、実行力があり、起業家精神に富むなど。そんな謎に満ちたADHDの特性を明らかにし、彼らが持つ〈強み〉を語る。著者は、ベストセラー『スマホ脳』で知られる、スウェーデンの精神科医。

著 者:アンデシュ・ハンセン 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

感情戦略
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

感情戦略

人生を最高のものにするには、感情について学ぶことが大切! 頭では「これをすべき、やめるべき」と思っているが、できない。ありがちな、こうした行いを「自己破壊的行為」と著者は呼び、原因は“感情”だと言う。意志の弱さではない。本書では、私たちを操る様々な感情を示し、自己破壊的行為を克服するための手立てを説く。

著 者:ブリアンナ・ウィースト 出版社:日経BP 発行日:2023年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

貞観政要 リーダーシップの要諦
最新号掲載
最新号掲載

2025年7月号掲載

貞観政要 リーダーシップの要諦

中国・唐の貞観時代(627~649)の名君・太宗と、その臣下が交わした対話をまとめた『貞観政要』。戦乱後の政治・リーダーのあるべき姿が説かれており、日本では徳川家康や渋沢栄一なども愛読していたという。そんな名著を抄訳で紹介。語られる教えは今にも通じるところが多く、リーダーを担う人の参考になるはずだ。

著 者:呉 兢、道添 進(編訳) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2020年12月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

西洋近代の罪 自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか

今、民主主義を押しのけ、排他的な権威主義が力を増している。アメリカで、ロシアで、西側諸国で。この現象の意味を、民主主義と資本主義の関係に着目して、分析した。ヨーロッパにおける右派勢力の躍進、トランプ大統領の再選と支持者の傾向など、個々の出来事を解釈しつつ、現在の政治的・経済的な状況を明らかにする。

著 者:大澤真幸 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

秩序崩壊 21世紀という困難な時代

近年の世界の混乱を読み解くカギは“エネルギー”だ。石油や天然ガスなど、化石燃料は常に世界の政治経済を左右してきた。20世紀のアメリカの工業大国化しかり、2022年からのウクライナ・ロシア戦争しかり。歴史を繙きその影響力を明らかにしつつ、グリーンエネルギーなど、近年のエネルギー転換が及ぼす影響を考察する。

著 者:ヘレン・トンプソン 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったか

近頃、日本の組織がおかしい!? ダイハツの認証試験での不正、自民党の裏金づくり。その他、著名な組織が問題を起こしている。なぜか? それは、いずれも本来、「目的集団」である組織が、「共同体」でもあったからだと、本書はいう。この日本型組織を、組織論研究の第一人者が徹底分析。崩壊の原因を明らかにし、警鐘を鳴らす。

著 者:太田 肇 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

SBNRエコノミー 「心の豊かさ」の探求から生まれる新たなマーケット

「SBNR」(Spiritual But Not Religious)とは、宗教的ではないが、精神的な豊かさを求める人々のこと。もともと無宗教層が多い日本人は、約4割がSBNRだという。ヘルシーな食事を好み、ヨガを楽しみ、サウナ施設の“巡礼”を行う。そんな彼らの価値観・ライフスタイルの特徴や、マーケティングへの応用などについて説く。

著 者:株式会社博報堂ストラテジックプラニング局(編著)、株式会社SIGNING(編著) 出版社:宣伝会議 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

デザイン経営

芸術作品のような美しいスポーツカーを作るフェラーリ。ユーザーが使いやすいiPhoneを開発したアップル。業態は異なるが、どちらも製品の“デザイン”に重きを置くことで、人々のニーズを掘り起こし、優れた業績を上げている。本書は、こうした「デザイン経営」を行う世界の先進的な企業を紹介。その類型と特長を解説する。

著 者:小山太郎 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

静かに分断する職場 なぜ、社員の心が離れていくのか

仕事は一生懸命やっている。だが、周囲の人と助け合うこともなければ、本音で語ることもない…。そんな「静かなる分断」が日本の会社に広がっている。背景には何があるのか? ベストセラー『不機嫌な職場』の著者が、バブルからコロナ禍に至る変化と、それによって職場に生じた問題を解説、分断を乗り越えるヒントを示す。

著 者:高橋克徳 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(ディスカヴァー携書) 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

「運のいい人」の科学 強運をつかむ最高の習慣

「運がいい」とはどういうことか? 運のよさは持って生まれたものなどではない。うまくいっている人は、運を引き寄せる状況を自ら生み出しているのだ。本書は、心理学などの知見をもとに、運のいい人に共通する思考や性質、行動を掘り下げて紹介。彼らの習慣を身につければ、誰でも“強運”をつかむ可能性が高まるだろう。

著 者:ニック・トレントン 出版社:SBクリエイティブ 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

瞬間ストレスリセット ――科学的に「脳がラクになる」75の方法

ストレスを瞬く間にリセットするノウハウを、臨床心理学者が伝授する。感情に名前をつける、氷水に顔をつける、ため息をつく、等々。科学的根拠に基づく数々のテクニックは、誰でも即実践できるものばかりだ。長期的にストレスを寄せつけない体質になる方法にも触れており、ストレス耐性を高めたい人にとって役立つ1冊。

著 者:ジェニファー・L・タイツ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

身近な薬物のはなし ――タバコ・カフェイン・酒・くすり

酒、コーヒー、タバコ。多くの人が口にするこれらの嗜好品、実はいずれも“薬物”だ。依存性があり、健康に悪影響を及ぼす。しかも、厳しい規制は免れている。では、これらの薬物は、人間の生活とどう関わってきたのか? 依存症研究の第一人者が、歴史を辿りつつ、身近にある薬物の有害性、付き合い方を解説する。

著 者:松本俊彦 出版社:岩波書店 発行日:2025年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2025年6月号掲載

菊と刀 日本文化の型

アメリカの文化人類学者が戦時中に執筆し、1946年に出版した第一級の日本文化論。美を愛し、菊作りに秘術を尽くす一方で、刀を崇拝し、武士に最高の栄誉を与える。どれほど不本意でも、義理は必ず返す…。他国の者には理解しがたい、日本人特有の行動と文化。その背景にあるものを、文献調査を通じて鮮やかに描き出す。

著 者:ルース・ベネディクト 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:2005年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。