新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2025年2月号掲載
十分な資産を持ち、お金のストレスとは無縁。そんな「経済的自立」を実現する方程式を、全米屈指のビジネススクール教授が説いた。内容は、マネー戦略にとどまらない。近年、米国で注目を集める「ストイシズム(節度ある生活)」や仕事への「フォーカス(集中)」などにも言及。充実した人生を送るためのヒントが満載の書だ。
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2024年12月号掲載
インターネットの登場以降、「フェイクニュース」が世に溢れている。そんな状況下で、私たちはいかにして情報の真偽を見極めるべきか。他人の言うことはどの程度信じてよいのか…。これらの問いを哲学的な観点から考察する。情報の渦に溺れそうな時代にあって、「真理を多く、誤りを少なく」するためのヒントが詰まった書だ。
ユーモアが職場にもたらす効用は様々だ。知的に見えたり、メンバーの間に信頼感が生まれたり…。にもかかわらず、多くの職場でなされるのは無味乾燥な会話ばかり。なぜそうなるのか? 膨大な調査と科学研究からその原因を解明、仕事にユーモアを取り入れるヒントを示す。読み終えたら、同僚にジョークを言いたくなる1冊だ。
2024年10月号掲載
“老い”は誰にでも訪れる。そして、歳を重ねるほどに私たちは悩み、迷う。「あの時、ああしていれば」「これから自分はどうなるのか」…。こうした葛藤とどう向き合えばいいのか? そのヒントは、『歎異抄』が授けてくれる。私たちの「生き方」を問い直すこの書の教えを、作家にして僧侶である著者が多面的に読み解く。
2024年9月号掲載
今日、歩数や睡眠時間などを記録するアプリは無数にある。それらは様々な活動の実績を数値化し、明確に示してくれる。だが一方で、楽しい活動をつまらなくし、不幸な人間を生み出してしまう恐れも。本書は、そんな過剰な数値化が人々にもたらす影響を明らかにするとともに、数字に支配され、騙されないための心構えを説く。
友情は心身の健康に多大な影響を与える! そう語る心理学者が、最新の研究成果をもとに、人生を豊かにする友情の力を解き明かす。友達を持つことは「最強のうつ予防策」「死亡リスクが45%低減する」「恋人と過ごすより大きな幸せにつながる」…。大人になってから友達をつくる方法など、良き人間関係を築くヒントを提供する。
ちょっとしたことでも“一大事”と思い、大騒ぎしてますます泥沼にはまり込む ―― 。そんな私たちに、穏やかで優雅に生きるコツを説いた世界的ベストセラーである。「今、この瞬間を生きる」「モア・イズ・ベターという考えを捨てる」「今日が人生最後の日だと思って暮らそう」など、“くよくよしない”ための知恵が満載だ。
2024年8月号掲載
自殺は、女性よりも男性に、中でも高齢男性に多い。その大きな要因の1つが“孤独”。男性は孤独に陥りやすいのだ。お金や社会的地位のために必死に働いてきたが、気づけば周りには誰もいない ―― 。そんな悲劇をどうすれば避けられるのか? 自殺問題に詳しい心理学者が、臨床データをもとに気をつけるべきことを解説する。
2024年7月号掲載
ビジネスは、便利で快適な社会をつくることを目的としてきた。それを満たした今日、次に目指すべき方向性を提示。社会で見過ごされる不正義を批判し、人々の価値観をアップデートする ――「社会運動・社会批判」としてのビジネスを、事例を交え語る。今、世界では、こうしたビジネスの「パラダイムの転換」が起きている!
2024年6月号掲載
「直観」というと、ともすると論理と対立するもので、根拠も説得力もないとみられがち。しかし、最新の研究によれば、脳の高度な思考から生まれるのが、直観だという。そのメカニズム、優れた直観を得るために心がけるべきことを、脳の専門医が科学的に解説した。著者いわく、「直観と論理は、決して対立するものではない」。
組織に「政治」は欠かせない! 無能な上司に手を焼いたり、仕事のできない部下にイラついたりするのは、「ポリティカル・スキル」―― 組織スキルを持っていないから。本書は、人と組織を思うがままに動かし、自分の目標を達成し、評価を高める方法を明かす。著者は、長年、コンサルタントとして活躍する組織心理学者だ。
2024年5月号掲載
「人生の成功」とは何か。それを得るために我々はどう生きるべきか。この深遠な問いを考える上でカギとなる「3つの思想」について、田坂広志氏が語った。「勝者の思想」から「達成の思想」、そして「成長の思想」へ。これらの思想を成熟・深化させていくことで、1日1日成長し、真に生き甲斐ある道を歩むことができるという。
2024年4月号掲載
日常の「クリア・シンキング(明晰な思考)」が未来を決める! 長年、世界一流の人々と重ねた対話、膨大な書物から導き出したモノの考え方を説く。クリア・シンキングを阻む“敵”をコントロールする、4段階の「意思決定のプロセス」に従い決断を下す…。望み通りの結果を得るための知見が詰まった、実践的ガイドだ。
2024年3月号掲載
今米国で、仕事を生きがいと考える「ワーキスト(仕事主義者)」が増えている。なぜそうなったのか。本書は、仕事に対する思い込みが仕事主義を加速させていると指摘。元仕事人間たちへの取材から、仕事に「意味」を求めすぎると過重労働や燃え尽き症候群に陥ると警告する。働き方を見直すきっかけを与えてくれる1冊である。
幕末~明治を生きた政治家・軍人、西郷隆盛。その人気は絶大で、晩年、鹿児島で暮らす彼の下を多くの人が訪ねたという。その時、聞き書きした言葉を編纂したのが1890年刊の『西郷南洲翁遺訓』だ。リーダーシップを執る人の資質や人材の用い方など、指導者の徳を磨くための教えが記されたこの古典を、平易な現代語訳で紹介する。
2024年2月号掲載
私たちは目標に向け、“やり抜く”ことを美徳としがちだ。しかし、1つのやり方にこだわると、変化に対応できなくなる。複雑で、先が見えづらい今の世界で重要なのは「切り替える力(スイッチクラフト)」。状況に応じ、最適に対応する、このスキルの鍛え方を、認知心理学の世界的権威が説く。人生の困難に対処し、幸せに生きる上で示唆に富む1冊。
「あの時、別の道を選んでいれば」…。悩んでも過去は変えられないのに、私たちは後悔する。そして、悔やまないことが正しい生き方だと思う。しかし、世界屈指の経営思想家である著者によれば、後悔は健全な感情で、希望をもたらすもの。本書は、人間だけにある、この感情がもつ力を説き、うまく付き合う方法を紹介する。
2023年12月号掲載
かつて、ピタゴラスは言った。「黙すことを学べ」。古代ギリシアの哲学者は、“静寂”こそ物事の根源を見抜くカギだと見ていた。しかし今、私たちは様々な騒音や情報にまみれた世界で生きている。そんな中、いかにして静寂を育むかを説いた書。「静けさ」の力によって、自分を高め、より良い人生を築くための実践的な方法を示す。
2023年11月号掲載
目まぐるしく移り変わる現代社会。今日、リーダーに欠かせないのが、「チェンジメーカー」としての資質である。起きつつある変化に主体的に関わり、望む方向へ導く。それが、不確実な時代における生存戦略だ。本書は、その考え方と方法をわかりやすく説く。伝授するのは、世界屈指の大学で“難局突破人材”を育てる、人気教授。
かつてマキャベリは言った。「愛されるよりも恐れられる方がはるかに安全だ」。だが、これは現代の職場には当てはまらない。無礼な態度を取れば、多くの人が仕事の質を意図的に落とす。本書では、仕事で成果を出すための礼儀のあり方を、事例を交えて解説。併せて、職場をより礼節ある場へと変える方法についても紹介する。
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