円安と補助金で自壊する日本 2023年、日本の金利上昇は必至!
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2022年12月号掲載

円安と補助金で自壊する日本 2023年、日本の金利上昇は必至!

経済学者の野口悠紀雄氏は言う。日本の政策決定機構が“深刻な麻痺状態”に陥っている、と。物価高騰を問題としながら、金融緩和を続けて円安を放置するという、矛盾した経済政策を続けているからだ。本書では、現在、この国が直面している経済問題の本質を明らかにし、円安脱却に向け、金融政策の転換の必要性を訴える。

著 者:野口悠紀雄 出版社:ビジネス社 発行日:2022年10月

2022年9月号掲載

ダボスマン 世界経済をぶち壊した億万長者たち

毎年、スイスで開催される「世界経済フォーラム総会」(通称ダボス会議)に集う、名だたる億万長者たち。“ダボスマン”と呼ばれる彼らは、これまで言葉巧みに嘘を浸透させ、減税や規制緩和を勝ち取ってきた。そんなダボスマンの論理や世界経済への影響などについて、ニューヨーク・タイムズ紙の記者が明らかにする。

著 者:ピーター・S・グッドマン 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン 発行日:2022年6月

2022年9月号掲載

中国減速の深層 「共同富裕」時代のリスクとチャンス

中国経済は、高度成長期を過ぎ、今や減速期に入りつつある。主要国トップの巨大市場は、これからどうなるのか? 習近平政権が進める「共同富裕」政策、急速に進む少子化、デジタル経済の急拡大、ハイテク分野の米中デカップリング…。経済を左右する様々なデータをもとに中国が直面するリスクを分析、今後の中国経済を見通す。

著 者:福本智之 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年6月

2022年9月号掲載

日本経済 復活の書 2040年、世界一になる未来を予言する

日本を「魔改造」すれば、再び世界の頂点に立つことも夢ではない! 未来予測の専門家が、人口減少など様々な問題に対する大胆な解決策を示す。「移民によって総人口を1億4000万人に」「2030年代前半に中央四国リニア新幹線を全面開業」等々。日本人が触れようとしない不都合な論点に踏み込み、改革案を提言する。

著 者:鈴木貴博 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2022年6月

2022年9月号掲載

行動経済学の使い方

人の意思決定は、合理的であるとは限らない。例えば、ダイエットを計画しても、今日の食欲を優先し、先延ばししてしまう…。そんな人間の特性を研究するのが行動経済学である。本書は、人間の意思決定のクセをわかりやすく解説。そして、行動経済学的な特性を用いて、より良い意思決定、行動を促す「ナッジ」の作り方を示す。

著 者:大竹文雄 出版社:岩波書店(岩波新書) 発行日:2019年9月

2022年5月号掲載

日本が先進国から脱落する日

他の先進国に比べ、物価や賃金が低い日本。このままだと、日本の1人あたりGDPはOECD平均を下回り、「先進国」から脱落しかねない、と経済学者の野口悠紀雄氏が警鐘を鳴らす。長期停滞の元凶は、アベノミクスの円安政策にあると指摘し、その金融政策を検証。問題点を掘り下げ、復活するために今、何をすべきかを述べる。

著 者:野口悠紀雄 出版社:プレジデント社 発行日:2022年3月

2022年4月号掲載

政府は巨大化する 小さな政府の終焉

大型増税か、政府支出の大幅削減か、どちらも拒み、債務危機に陥るか ―― 。これが、先進各国が今後迫られる“究極の選択”だ。その原因は、医療、年金、気候変動など、長期的な支出拡大の圧力。ほとんどの国が、かつてない財政の膨張に直面する。本書は、各種データを基にそれらの圧力を分析し、国家財政の未来を見通す。

著 者:マーク・ロビンソン 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2022年1月

2022年3月号掲載

「経済学」にだまされるな! 人間らしい暮らしを取り戻す10の原則

労働市場を柔軟にすれば失業が減る。公的債務を減らすため緊縮政策が必要 ―― 。こうした主張は今、主流の新自由主義の思想では“常識”とされる。だが、それらは、特定の時代の特定の層を利する「歪んだルール」に過ぎないと喝破。“異端”の立場から、主流派経済学を検証した。フランスの「怒れる経済学者」による警世の1冊。

著 者:トマ・ポルシェ 出版社:NHK出版 発行日:2021年12月

2022年1月号掲載

脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス

日本の脱炭素への意識は、欧米に比べるとまだまだ低い。だが、世界はすでにゼロカーボンへと移行しつつある。それは単に地球温暖化対策にとどまらない。“経済問題”であり“国家間の覇権闘争”でもあるのだ。再生可能エネルギー市場を席巻する中国、猛追する米国…。日本が直視すべきゼロカーボノミクスの実態が示される。

著 者:井熊 均、王婷、木通秀樹/瀧口信一郎 出版社:日経BP 発行日:2021年11月

2022年1月号掲載

推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来

一昔前、オタクは「萌え」という言葉で、キャラクターやタレントへの愛を表した。しかし、今は「推し」。萌えのように、内的な感情で対するより、一緒に何かすることに重きを置く。なぜ、ファン心理は変化したのか? この変化が経済に及ぼす影響とは? エンタメ業界に地殻変動を起こす「推し」について、社会学者が解説する。

著 者:中山淳雄 出版社:日経BP 発行日:2021年10月

2021年12月号掲載

データエコノミー入門 激変するマネー、銀行、企業

これまでの世界をコントロールしてきたのは、資金力や権力だった。今、それが変わりつつある。今後、重要になるのはデータだ。とりわけ、「マネーのデータ」に注目すべきだと本書は指摘。データを制する者が世界を制する ―― 。そんな「データ資本主義」と呼ぶべき新たな経済の仕組みを、野口悠紀雄氏が平易に解説する。

著 者:野口悠紀雄 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2021年10月

2021年12月号掲載

文学部の逆襲 人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

今日、資本主義は一部の者だけを潤し、多くの人は豊かになれない。民主主義も、資本の意向に左右され、機能不全に陥っている。こうした状況を打破するカギは、「物語」だ。歴史を振り返れば、感動を生む物語が世の中を新しい方向へ導いた。本書は、人々に共感される「大きな物語」、それを紡ぎ出す“人文の力”の重要性を説く。

著 者:波頭 亮 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2021年10月

2021年12月号掲載

「不確実性」超入門

「不確実性」が今、世界を覆っている。新型コロナのパンデミック、株式相場の乱高下…。複雑化する現代社会では、思いもよらぬ出来事が起こる。これらに対処するには、不確実性を理解し、それがもたらすリスクを制御する必要がある。そんな「想定外の時代」の必須教養を、常にリスクと向き合う金融市場のプロが解説する。

著 者:田渕直也 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部(日経ビジネス人文庫) 発行日:2021年10月

2021年11月号掲載

決定版 デジタル人民元 世界金融の覇権を狙う中国

2022年2月、北京五輪での披露が見込まれるデジタル人民元。だが、その仕組みや発行の狙いはいまだ謎に包まれたまま。それは、デジタル人民元が中国の国家戦略と深く関わっているからに他ならない。米国の通貨・金融覇権に挑戦し、「人民元通貨圏」を形づくる ―― 。そうした中国の目論見を、元日銀審議委員が徹底解説する。

著 者:木内登英 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年9月

2021年10月号掲載

ナラティブ経済学 経済予測の全く新しい考え方

経済の変化は、「ナラティブ」の理解なくして語れない ―― 。“物語”と同義ともされるナラティブは、時に人々の決断を左右し、流行や狂乱を生む。例えば、ビットコイン。その熱狂をもたらした一因はナラティブだったと、ノーベル経済学賞受賞者の著者は指摘。これら様々な実例を交え、経済を動かす物語の力を読み解いていく。

著 者:ロバート・J・シラー 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年8月

2021年9月号掲載

監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い

グーグルは、人間を操り人形にする ―― 。今日、生活に欠かせないデジタル機器は、あらゆる行動データを巨大IT企業にもたらす。そして、私たちの行動は監視され、操られてさえいる。これを「監視資本主義」と名付けた著者が、現状を説き、未来を見通した。ハーバード・ビジネススクール名誉教授の手になる世界的ベストセラー。

著 者:ショシャナ・ズボフ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年7月

2021年8月号掲載

超加速経済アフリカ LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

多くの人がスマホを持ち、モバイルマネーを使い、巨大ショッピングモールは大賑わい ―― 。これが、今のアフリカだ! アフリカと聞くと、スラムや飢餓、内戦などが思い浮かぶが、それは一部のこと。本書は、加速度的に発展しつつある当地の現状、日本人が知らない本当の姿を伝える。アフリカのイメージが変わる1冊だ。

著 者:椿 進 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年6月

2021年7月号掲載

パーパス経営 30年先の視点から現在を捉える

今後、世界を動かすのは「カネ」ではない。「志(パーパス)」である ―― 。資本主義が綻びを見せる中、近年、ESG(環境・社会・統治)やSDGs(持続可能な開発目標)が注目されている。だが、これらは経営戦略としては不十分だと指摘。高い志に基づく「志本主義」と、21世紀型の成長を実現する「新SDGs」の考え方を説く。

著 者:名和高司 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年5月

2021年5月号掲載

日本化におびえる世界 ポストコロナの経済の罠

経済、財政が悪化。金融政策で打つ手は限られる…。1990年代以降、日本は長期停滞に苦しんでいる。そして今、新型コロナの感染拡大で、海外も同じような局面を迎えた。本書は、コロナ対策の景気刺激策による財政悪化など、世界が直面する「日本化」の正体を明らかにするとともに、いまだ脱却できない日本の実態を解説する。

著 者:太田康夫 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年2月

2021年5月号掲載

まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか

多額の財源を投じているにもかかわらず、地方の衰退が止まらない。なぜ、うまくいかないのか。それは、多くの人が「幻想」に囚われているからだ。予算があればどうにかなる、成功事例をマネすればよい…。本書は、多くの事例を挙げて幻想がもたらす弊害を指摘するとともに、これを振り払い、再生を果たすヒントを提示する。

著 者:木下 斉 出版社:SBクリエイティブ(SB新書) 発行日:2021年3月