2024年9月号掲載

経営理念が現場の心に火をつける

「いい経営」を「すばらしい経営」に進化させるカギは“経営理念”にある ―― 。一橋大学名誉教授の伊丹敬之氏が、経営理念を育み、社内に浸透させることの大切さを、グーグル等の事例を挙げて明快に解説。氏は言う。経営理念を組織内で共有し、人心が統一されると、現場は驚くような行動を自発的に取るようになる、と。

著 者:伊丹敬之 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2024年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年8月号掲載

Duke CE マネジメントレビュー

リーダーが「次に何が起きるのか」を予測し、未来に備える上で示唆に富む書。世界屈指のリーダー育成機関、デューク・コーポレート・エデュケーションの機関誌から、選りすぐりの論文を紹介する。リーダーに必要な良識や、業績向上につながるESG戦略など、いずれも自社のビジネスを守り、強くするための助けとなるだろう。

著 者:デューク・コーポレート・エデュケーション 出版社:かんき出版 発行日:2024年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年8月号掲載

変化を起こすリーダーはまず信頼を構築する 生き残る組織に変えるリーダーシップ

スピードと信頼。優れたリーダーはこの2つを大切にしている! 彼らのように、周りの信頼を得て組織の難題を素早く解決する方策を、リーダーシップの専門家らが紹介。その手順を月曜から金曜までの行動計画に落とし込んだ、実践的な書だ。原著は、注目に値するビジネス書として2024年、「Thinkers50」に選ばれている。

著 者:フランシス・フライ、アン・モリス 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2024年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年3月号掲載

西郷南洲翁遺訓 高潔な精神と広い度量

幕末~明治を生きた政治家・軍人、西郷隆盛。その人気は絶大で、晩年、鹿児島で暮らす彼の下を多くの人が訪ねたという。その時、聞き書きした言葉を編纂したのが1890年刊の『西郷南洲翁遺訓』だ。リーダーシップを執る人の資質や人材の用い方など、指導者の徳を磨くための教えが記されたこの古典を、平易な現代語訳で紹介する。

著 者:西郷隆盛、道添 進(編訳) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2020年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2023年11月号掲載

自分の能力が変わるカリフォルニア大学バークレー校超人気の授業

目まぐるしく移り変わる現代社会。今日、リーダーに欠かせないのが、「チェンジメーカー」としての資質である。起きつつある変化に主体的に関わり、望む方向へ導く。それが、不確実な時代における生存戦略だ。本書は、その考え方と方法をわかりやすく説く。伝授するのは、世界屈指の大学で“難局突破人材”を育てる、人気教授。

著 者:アレックス・ブダク 出版社:サンマーク出版 発行日:2023年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2023年7月号掲載

参謀の教科書 才能はいらない。あなたにもできる会社も上司も動かす仕事術

上司に代わって計画立案や情報分析を行い、時に諫言することも厭わない ―― 。不確実性が増す今の時代を組織が生き抜くには、リーダーの意思決定を的確に補佐する「参謀」の存在が欠かせない。では、優れた参謀になるにはどのような能力が必要か。海上自衛隊で海将を務めた著者が、身につけるべきスキルについて解説する。

著 者:伊藤俊幸 出版社:双葉社 発行日:2023年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2023年3月号掲載

出世 7つの法則

権力者は何をしても許される。だから“頂点”を目指せ ―― 。組織行動学の専門家である著者はそう説き、成功者に共通する原理原則を明かす。「ルールを破れ」など、一見常識に反する法則もあるが、その内容は組織を動かす力学や駆け引きを踏まえたもの。権力を手にし、出世するために必須の原則を示した、実践的な書である。

著 者:ジェフリー・フェファー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2023年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2023年3月号掲載

韓非子 全現代語訳

法律や権力による強い統制でもって国を治めよ ―― 。支配者たるべき者の統治思想を、現実主義的な観点から説く『韓非子』。春秋戦国以後、2000年以上読み継がれてきたこの中国古典を、平易な現代語訳で紹介する。人間の本質を鋭く抉るその思想は今なお古びず、精彩を放つ。マキャベリの書と並び称される“不滅の君主論”だ。

著 者:本田 済(訳) 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:2022年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年11月号掲載

経営12カ条 経営者として貫くべきこと

京セラ、KDDI、そしてJALと、経営の第一線を歩き続けた稲盛和夫氏。その氏が、経営者は何を思い、何を行うべきか、貫くべき経営の要諦を説いた。事業の目的・意義を明確にする、具体的な目標を立てる、強烈な願望を心に抱く…。2022年8月に逝去した氏の経営の集大成ともいうべき12の原理原則が、力強く明快に語られる。

著 者:稲盛和夫 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年8月号掲載

ザ・マネジャー 人の力を最大化する組織をつくる

ミレニアル世代(1980~96年生まれ)の登場以降、職場は転換期を迎えている。にもかかわらず、マネジメントは古いまま。そんな中、マネジャーは、いかに部下の能力を高め、組織を成長させるか? ギャラップ社が世界中で行った調査を踏まえ、若い世代が望むこと、部下の熱意を高める方法、効果的な会話術などを詳説する。

著 者:ジム・クリフトン、ジム・ハーター 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年8月号掲載

世界は悪ガキを求めている 新時代を勝ち抜く人の思考/行動/キャリア

激変の時代の到来により、理想のリーダー像が変わりつつある。「勤勉な人格者」よりも「悪ガキ」が求められるようになったのだ。時に周囲の迷惑を顧みず、夢の実現に邁進する悪ガキリーダーたち。彼らの思考や行動から導き出した新しい「一流」の条件を、人材組織コンサルティング会社コーン・フェリーの元日本代表が解説する。

著 者:妹尾輝男 出版社:東洋経済新報社 発行日:2022年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年2月号掲載

チームが自然に生まれ変わる ―― 「らしさ」を極めるリーダーシップ

チームメンバーの行動を変えるのに必要なのは、やる気やノルマではない。「認知」を変えれば、彼らは自ら動く。こう述べる2人の著者が、認知科学に基づく「内因的な原理によって人を動かす方法」を説く。働く人々の価値観が多様化する現代、部下のものの見方を変え、チームを進化させる原則を示したリーダーシップ論。

著 者:李 英俊、堀田 創 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2021年11月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年10月号掲載

INTEGRITY インテグリティ 正しく、美しい意思決定ができるリーダーの「自分軸」のつくり方

「真摯さよりも、頭のよさを重視する者をマネジャーに任命してはならない」。ピーター・ドラッカーはそう語った。真摯さ ―― インテグリティこそ、これからのリーダーに求められる資質である。判断に迷った時に指針となり、リーダーを正しい道へと導く。そんなインテグリティを培い、自分軸とするための方法を説いた教科書だ。

著 者:岸田雅裕 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年10月号掲載

米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ) 伝説の指揮官に学ぶ 究極のリーダーシップ

米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元指揮官の手になる、リーダーシップの書。「究極の責任感を持て」「信頼せよ」「シンプルに」「権限を分散させよ」…。過酷な戦場で、多くの成功や失敗を通して磨かれた、リーダーシップの原則。それらは、ビジネスや人生にも応用可能だ。うまく実行できれば、大きな成果が生まれる!

著 者:ジョッコ・ウィリンク、リーフ・バビン 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2021年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年9月号掲載

修羅場のケーススタディ 令和を生き抜く中間管理職のための30問

上司の理不尽な指示、クレームの嵐など、仕事には「修羅場」がつきもの。こうした場に対処する力を養ってくれるのが「ケーススタディ」 ―― 修羅場を疑似体験するという手法である。本書では特に、リーダー層向けのケーススタディを多数収録。これらを自分の身に置き換え徹底的に考えることで、問題解決の勘所が掴めるはずだ。

著 者:木村尚敬 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2021年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年8月号掲載

LEADER'S LANGUAGE 言葉遣いこそ最強の武器

「やり遂げろ!」「これを終わらせよう」…。職場のリーダーが発する言葉には、「行動」を促すものが多い。一方、少ないのが「思考」を促す言葉だ。しかし、仕事の効果を高めるには、状況に応じて思考と実行を行き来する必要がある。そのためにリーダーが知っておきたい行動様式と言葉を伝授。言葉を変えれば、世界が変わる!

著 者:L. デビッド・マルケ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年6月号掲載

リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術

「リフレクション」とは、自己の内面を客観的に振り返る行為のこと。経産省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」の中でも、あらゆるスキル習得の前提となる力として注目されている。自分と向き合うことで新たな学びを得て、将来の行動に活かす。リーダーにとって必須のこの“内省”のメソッドと、実践法を指南する。

著 者:熊平美香 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2021年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年6月号掲載

運気を引き寄せるリーダー 七つの心得 危機を好機に変える力とは

優れた経営者は、運が強い。では、強運は一部の人だけのものなのか。答えは、否。著者いわく、「運の強さ」 ―― 逆境を追い風に変え、組織に強運を呼び込む力は、誰もが意識的な努力で身につけることができる。その修得法を、7つの「心得」にまとめた。コロナ危機に苦しむリーダーにとって、示唆に富む1冊といえよう。

著 者:田坂広志 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2021年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2020年10月号掲載

よきリーダーは哲学に学ぶ

経済合理性の追求が加速している今日、コマ扱いされ、追い詰められる労働者が急増している。これに対処し、職場に人間らしさを取り戻す処方箋を、ロンドン・ビジネススクールの教授らが示した。アリストテレスをはじめ偉大な哲学者の教えに学びつつ、個人の尊重と組織の利益が両立できる組織のあり方を提案する。

著 者:アリソン・レイノルズ、ドミニク・ホウルダー、ジュールス・ゴダード/デイヴィッド・ルイス 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2020年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2020年9月号掲載

経営の知的思考 直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍

新型コロナウイルスのショックで、世界中が混乱している。いまだ先行きが不透明な中、経営者に求められるのは“前例なき決断”だ。データや論理では詰め切れない中で決断しなければならない。そのために留意すべきことを、経営学の第一人者が説いた。不確実な未来に向け、跳躍するための「思考の筋道の基本」が示される。

著 者:伊丹敬之 出版社:東洋経済新報社 発行日:2020年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2024年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2024年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!