民主主義と資本主義の危機
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2024年3月号掲載

民主主義と資本主義の危機

民主主義と資本主義。冷戦後の世界を支えた2つの原理が今、岐路に立っている。それを示すのが、トランプ前大統領をはじめとした自由で民主的な価値観と相容れない指導者の台頭だ。背景に何があるのか? 格差の拡大やエリートへの不信…。本書は政治と経済が犯した失敗と人々の怒りを明らかにし、どう改革すべきかを論じる。

著 者:マーティン・ウルフ 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2024年1月
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ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ
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2024年3月号掲載

ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

ハマスによるイスラエル急襲と、それに対するイスラエルの地上侵攻。両者の衝突が続くガザの地は、パレスチナ問題の根深さを改めて見せつけている。だが、この70年の間には、イスラエルとパレスチナが和平に近づいた瞬間もあった。当時、現地で活動した元外交官が、両者の和平交渉の歩みと、その崩壊の原因を記す。

著 者:中川浩一 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2023年12月
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特権と不安 ――グローバル資本主義と韓国の中間階層
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2024年3月号掲載

特権と不安 ――グローバル資本主義と韓国の中間階層

グローバル化に伴う、格差の拡大と中間階層の分裂。今日、多くの国で見られるが、韓国のそれは独特のものがある。上流中産層が密集する大都市「江南」、そこでの生活がもたらす経済的・社会的な“特権”、そして多数の一般中産層にもたらされる“不安”。韓国で進む新たな不平等構造の実相に、都市や消費の視点から切り込む。

著 者:ハーゲン・クー、松井理恵(編訳) 出版社:岩波書店 発行日:2023年12月
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2024年2月号掲載

歴史としての二十世紀

20世紀の戦争はなぜ起こり、なぜ各国に甚大な被害をもたらしたのか? 国際政治学者・高坂正堯が「戦争の世紀」を振り返った。その分析は、ロシアや中東など戦争の脅威が高まる今日の世界に、改めて政治と外交が果たすべき責任を突きつける。冷戦終結期の1990年に行われた氏の“幻の名講演”を、初めて書籍化したもの。

著 者:高坂正堯 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2023年11月
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2024年1月号掲載

この一冊でわかる世界経済の新常識2024

様々なリスクを抱え、先が見えにくい今日の世界経済。2024年はどんな局面を迎えるのか、大和総研のエコノミストたちが見通す。米国は堅調な景気を維持できるのか、EU各国の財政は大丈夫か、日本の景気は今後どうなるのか…。ビジネスパーソンが知っておきたい世界経済の行方を多面的に展望し、1冊にまとめた。

著 者:熊谷亮丸(監修)、大和総研(編著) 出版社:日経BP 発行日:2023年11月
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2024年1月号掲載

世界史の中のパレスチナ問題

アラブとユダヤの「民族」的対立が続くパレスチナ。両者の争いを生じさせたものは何か? アラブ世界の多様な言語と宗教、近代の「国民国家」システム、第一次世界大戦以降の国際政治…。この地の歴史を辿り、問題の構造を解き明かす。イスラエルとハマスの対立が先鋭化する今日、中東問題の背景を知る上で好適な書である。

著 者:臼杵 陽 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2013年1月
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2024年1月号掲載

イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」

「ヨーロッパの発展は、イスラム文明抜きではあり得なかった」。そう指摘する著者が、文化や芸術、食などの分野でイスラムがいかに貢献してきたかを語る。欧州を代表するワインや大聖堂の建築様式に見られるその足跡。そして、イスラム教徒とキリスト・ユダヤ教徒が長きにわたって共存してきたという意外な歴史が紹介される。

著 者:宮田 律 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2022年5月
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2023年12月号掲載

インド ―グローバル・サウスの超大国

近年、国際的に存在感を増す“新興国の盟主”、インド。人口は中国を抜いて世界一、GDPは英仏をしのぎ世界5位。そして、非同盟中立の外交。もはや、この国を抜きに国際政治は語れない。そんな“最注目国家”を、インド経済研究の第一人者が分析した。宗教や経済、外交、格差の問題等々、同国を知るための情報が満載だ。

著 者:近藤正規 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2023年9月
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2023年11月号掲載

人口からみた宗教の世界史 ユダヤ教・キリスト教・イスラムの興亡

今世紀末に、人口規模で世界最大の宗教になるといわれるイスラム教。その背景に何があるのか、他宗教との関係や、世界の宗教人口の推移を見ながら探っていく。今後ムスリム(イスラム教徒)の増加が見込まれる日本にとって、様々な宗教が混在する欧州におけるムスリムとの関わりなど、教訓となる話題も盛り込まれている。

著 者:宮田 律 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2023年8月
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2023年10月号掲載

2050年の世界 ――見えない未来の考え方

人口、エネルギー、世界秩序、貿易…。世界は、これからどうなるのか? 英国屈指のジャーナリストが、30年後を見通した。化石燃料への依存は縮小し、米中関係は悪化、国際貿易の拡大に歯止めがかかるなど、「2050年の世界」を大胆に予測。1世代後の世界経済を、膨大なファクトと豊富な知見に基づき、照らし出す。

著 者:ヘイミシュ・マクレイ 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2023年7月
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2023年10月号掲載

Z世代のアメリカ

“強いアメリカ”が過去のものになりつつある。泥沼化するテロとの戦い、コロナ禍で露呈した社会保障の脆弱さ…。こうした綻びを見て育った若者たちが今、新しいアメリカを模索し、様々なアクションを起こしている。社会正義と国際協調を求めて声をあげ、自ら行動する。そんなZ世代の姿と、変わりゆくアメリカ社会を描き出す。

著 者:三牧聖子 出版社:NHK出版(NHK出版新書) 発行日:2023年7月
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2023年10月号掲載

習近平政権の権力構造 1人が14億人を統べる理由

「2期10年」を超える異例の3期目、そして終身の指導者へ ―― 。軍や政府を掌握し、あらゆる権力を一身に集める習近平総書記。本書は、彼がその地位を得るまでの歩みと、長期政権の今後を描いたものだ。米中対立の激化やグローバルサウスの台頭など、自国が抱える難題に習氏はどう向き合うのか、詳細なデータを基に解説する。

著 者:桃井裕理、日本経済新聞社データビジュアルセンター 出版社:日経BP 発行日:2023年8月
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2023年10月号掲載

堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法

テロや災害といった惨事の裏で、儲ける奴らがいる! 2007年、その手口を示す『ショック・ドクトリン』(ナオミ・クライン著)が世に出た。そして今、政府や巨大資本によるショック・ドクトリンはより大掛かりなものに。日本も例外ではない。コロナ禍の裏で政府が巧妙に進めた政策とは ―― 。国際ジャーナリストが実態を暴く。

著 者:堤 未果 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2023年5月
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2023年9月号掲載

米中冷戦がもたらす経営の新常識15選

軍事、経済など様々な領域で、米中の覇権争いが熾烈を極めている。加速する中国の核兵器開発、半導体分野における米国の「宣戦布告」…。民主主義と一党独裁という、イデオロギーを異にする両者の争いはどこへ向かうのか。日本企業の戦略策定にも大きな影響を及ぼす“米中新冷戦”の実情、その行方を客観的に分析する。

著 者:恩田達紀 出版社:日経BP 発行日:2023年7月
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2023年7月号掲載

環境覇権 欧州発、激化するパワーゲーム

欧州連合(EU)は、環境規制を通じて世界に覇を唱えようとしている。独自の厳しい規制、環境対策の緩い国の製品への関税、持続可能な経済活動の基準づくり…。他国から反発の声も上がる中、激化する主導権争いはどこに向かうのか。欧州で長年このテーマを取材してきた日経記者が、EU発の“パワーゲーム”の実相を描き出す。

著 者:竹内康雄 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2023年4月
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2023年5月号掲載

半導体戦争 ――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

パソコンやスマホ、自動車など身近な製品からロケットまで。「半導体」の用途は広がる一方だが、生産できる企業は一握り。製造工程は複雑、コストは膨大で、今や石油をしのぐ「戦略的資源」ともいわれる。そんな世界最重要テクノロジーについて、いびつな業界構造、グローバル化、米中対立の新側面など、全体像を解き明かす。

著 者:クリス・ミラー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2023年2月
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2023年5月号掲載

欧州戦争としてのウクライナ侵攻

2022年2月に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻。戦争が長期化し、NATO(北大西洋条約機構)の関与が深まるにつれ、「欧州戦争」へと変わりつつある。この“大転換”の背景、そして、米国が直接介入を避けている理由などを、国際安全保障の専門家が考察。今回の戦争の本質、戦後の世界の課題、日本への教訓が示される。

著 者:鶴岡路人 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2023年2月
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2023年5月号掲載

イスラエル 人類史上最もやっかいな問題

「イスラエル人とパレスチナ人はどちらも正しく、どちらも間違っている」。こう語る著者が、イスラエルについて知っておくべきことを1冊にまとめた。ユダヤ人・パレスチナ人の起源とは? なぜ紛争が続くのか? そもそも、何が問題なのか? 中東の小国にして、世界が注目する“この国”を、正しく理解するための入門書だ。

著 者:ダニエル・ソカッチ 出版社:NHK出版 発行日:2023年2月
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2023年4月号掲載

現代戦略論 ―大国間競争時代の安全保障―

中国の軍拡、北朝鮮の核開発…。今、日本の安全保障環境は悪化している。こうした緊迫した時代における、日本の戦略を論じた書だ。防衛政策のエキスパートである著者は、「現状変更」を図る中国に対して、あくまで「現状維持」が日本の大戦略上の目的だと指摘。それを達成するための「統合海洋縦深防衛戦略」を披露する。

著 者:高橋杉雄 出版社:並木書房 発行日:2023年1月
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2023年3月号掲載

米国防総省・人口統計コンサルタントの 人類超長期予測 ――80億人の地球は、人口減少の未来に向かうのか

出生・死亡・移動。人口動態の変化が、政治や経済、社会を変えていく ―― 。米国防総省・人口統計コンサルタントが“人口”という観点から、人類の未来を見通した。格差拡大や少子高齢化、移民問題など、いま世界が直面している課題は、今後どうなるのか。各種データを駆使して予測し、良き未来とするための道筋を示す。

著 者:ジェニファー・D・シュバ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2022年12月
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