コモングッド 暴走する資本主義社会で倫理を語る
最新号掲載
最新号掲載

2024年12月号掲載

コモングッド 暴走する資本主義社会で倫理を語る

互いに信頼し、国や社会のために行動をする。そんな「コモングッド」(共益、公共善、良識)が、アメリカ社会から失われつつある。顧客をだます経営者、勝つためには手段を選ばぬ政治家、権力者の不正を見て見ぬふりする関係者…。オバマ大統領の元アドバイザーである経済学者がコモングッド衰退の原因を述べ、回復を促す。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2024年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

従属の代償 日米軍事一体化の真実
最新号掲載
最新号掲載

2024年12月号掲載

従属の代償 日米軍事一体化の真実

日本も含め、東アジアは激しいミサイル軍拡競争の時代に突入する! 安全保障専門のジャーナリストが、戦争の危機が高まっていると指摘。日本が進める自衛隊の軍備強化や米軍との一体化、台湾有事を想定した米中の軍備増強の実態などを語った。今の状況が続けば、核戦争という“最悪のシナリオ”もあり得ると警鐘を鳴らす。

著 者:布施祐仁 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2024年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

プーチンの帝国論 何がロシアを軍事侵攻に駆り立てたのか
最新号掲載
最新号掲載

2024年12月号掲載

プーチンの帝国論 何がロシアを軍事侵攻に駆り立てたのか

2022年2月に始まった、ロシアによるウクライナ侵略。2年半たった今も、終戦の兆しは見えないままだ。かつて共にソビエト連邦(ソ連)を構成する共和国だった兄弟民族が、なぜ争うことになったのか。日経新聞の元モスクワ支局長が、ロシアという国の歴史を繙きつつ、侵略に踏み切ったプーチン大統領の思想を読み解く。

著 者:石川陽平 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2024年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年11月号掲載

ハマスの実像

日本ではほとんど知られていないイスラム組織「ハマス」の正体に、中東ジャーナリストが迫った。普段は孤児などを支援する社会慈善組織として活動。ガザの若者に「生きる意味」を与える…。現地取材をもとに示される実像は、残酷なテロ組織のイメージとは異なるものだ。パレスチナ問題の現実を知る上で一助となる書である。

著 者:川上泰徳 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2024年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年10月号掲載

教養としての世界の政党

私たちは国際政治について語る時、1つの国を一枚岩で捉えがちだ。「米国はこう」「イスラエルはユダヤの国だ」…。だが、それは単純化しすぎ。各国には、保守やリベラルなど、主張を異にする多様な「政党」が存在する。そうした実情を元外交官がわかりやすく解説。世界の現状と未来を読み解く上で、政党の知識は欠かせない!

著 者:山中俊之 出版社:かんき出版 発行日:2024年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年10月号掲載

カウンターインテリジェンス ――防諜論

日本は“スパイ天国”!? 大手自動車部品メーカーの最先端技術、国立研究開発法人の技術情報をはじめ、外国のスパイによる情報流出が後を絶たない。これを阻止し、日本が国際社会で生き抜くには、「カウンターインテリジェンス=防諜」が欠かせない。その理論と日本における課題を、「情報」と「諜報」のプロが徹底解説する。

著 者:上田篤盛、稲村 悠 出版社:育鵬社 発行日:2024年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年10月号掲載

データでわかる2030年 雇用の未来

今後、気候変動対策や循環型経済などが進めば、産業構造が劇的に変わる。その時、雇用はどうなるのか? 社会が抱える問題を踏まえ、これから先細りする雇用、生まれてくる雇用について語った。自動車産業の雇用は世界全体で600万人減る、農法研究などの雇用は430万人増える…。データを基に、近未来の社会の姿を示す。

著 者:夫馬賢治 出版社:日経BP・日本経済新聞出版(日経プレミアシリーズ) 発行日:2024年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年10月号掲載

アメリカはいかにして日本を追い詰めたか

1941年の真珠湾攻撃。日本に、この勝算なき戦いを決断させたのは、ルーズベルト大統領の外交だった! 米国陸軍戦略研究所によれば、石油の全面禁輸などの経済制裁で“隷属か戦争か”と究極の選択を迫った結果、戦争に至った。本書は、当時の米国外交を分析し、教訓を引き出す。“勝者”側から開戦の真相に迫る、新視点の書だ。

著 者:ジェフリー・レコード 出版社:草思社(草思社文庫) 発行日:2017年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年9月号掲載

グリーン戦争 ――気候変動の国際政治

気候変動は今や、世界全体の課題だ。解決に向け、それぞれの国が協調して対策を講じてきた。しかし近年、足並みが乱れつつある。米国、欧州、新興国の利害が複雑に絡み合い、武器なき環境闘争と化しているのだ。著者いわく「グリーン戦争」の実態を、産業や貿易、エネルギーの脱炭素化などの諸相から考察し、提示する。

著 者:上野貴弘 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2024年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年9月号掲載

イスラム世界に平和は来るか? 抗争するアラブとユダヤ、そしてイラン

イスラエルと衝突するハマス、西側と対立するイラン…。数々の紛争が、現在進行形で起きている中東地域。根源には何があるのか? この地の歴史的・民族的背景、紛争の背後に潜む一神教の思考などを踏まえ読み解く。文化や慣習など、日本とはまるで異なる世界観を持つイスラム世界。その実像を浮き彫りにした1冊だ。

著 者:小滝 透 出版社:春秋社 発行日:2024年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年8月号掲載

「モディ化」するインド ――大国幻想が生み出した権威主義

近年、国際社会で存在感が高まる、インド。多くの人がこの大国に抱くイメージは、「世界最大の民主主義国」「経済が急成長を続ける国」などだろう。だが、インドの政治経済を研究する著者によれば、それは実態とかけ離れている。政治・経済・外交…。モディ政権下で急速に変質するインドの“真の姿”を、様々な角度から示す。

著 者:湊 一樹 出版社:中央公論新社(中公選書) 発行日:2024年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年8月号掲載

世界は見ている、 ここが日本の弱点

今日、世界は「戦争」の時代に突入したといえる。ウクライナしかり、ガザしかり。日本も安穏とはしていられない。実は、この国には“弱点”が山積みだ。資質なき指導者、輸入頼みの食料や医薬品、自滅をもたらす専守防衛など、他国がつけ込む余地は多い。自国を守るために、私たちが知っておくべき問題の数々を元外交官が示す。

著 者:中川浩一 出版社:育鵬社 発行日:2024年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年7月号掲載

民間軍事会社 「戦争サービス業」の変遷と現在地

政府、軍などから要請を受け、紛争地やリスクの高い国で活動する「民間軍事会社」。彼らはどんな業務を行っているのか? 軍隊や警備会社と異なる点は? 長年、民間軍事会社を取材している危機管理の専門家が、その全貌を提示。「有事」における警備業務、政府の代理人としての活動など、謎に満ちた業界の実態が明かされる。

著 者:菅原 出 出版社:平凡社(平凡社新書) 発行日:2024年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年6月号掲載

ガザ紛争の正体 暴走するイスラエル極右思想と修正シオニズム

2023年10月7日、イスラーム主義組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃した。それは一見、パレスチナ側の暴挙にも思えるが、中東問題に詳しい著者は「起こるべくして起きた」と指摘。パレスチナ人に対する差別・虐待、暴走するイスラエル政権…。泥沼化するガザ紛争の実態と、背景にある歴史的、思想的要因を描き出す。

著 者:宮田 律 出版社:平凡社(平凡社新書) 発行日:2024年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年5月号掲載

武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか

米国の凄さは軍事力や経済力だけではない。インターネットや金融インフラなど、「目に見えない」ところも支配しているところにある。本書は、世界にまたがるこれらのシステムがいかに生まれ、米国の覇権を支えているのか、事例を交えて解説。「見えない力」を武器に、敵国だけでなく同盟国をも服従させる米国の実態を描く。

著 者:ヘンリー・ファレル、アブラハム・ニューマン 出版社:日経BP 発行日:2024年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年4月号掲載

人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題

アフリカの人口爆発、移民の増加、高齢者の急増による経済成長の鈍化…。今後の世界のあり方は、「人口動態」がカギを握っている。人口学者の著者は、今日、人口動態は経済発展ではなく、文化や価値観で決まると指摘。データを基に、人口の変動、未来を語る。少子高齢化に拍車がかかる日本の将来を考える上で、示唆に富む書だ。

著 者:ポール・モーランド 出版社:NHK出版 発行日:2024年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年4月号掲載

アメリカのイスラーム観 変わるイスラエル支持路線

戦後アメリカは、アフガン戦争やイラク戦争など、イスラーム世界への軍事介入を続けてきた。一方で、エルサレムをイスラエルの首都と認めるなど、親ユダヤの姿勢を取る。だが今、アメリカの対イスラーム観は若者を中心に変容しつつある。本書は、その背景にあるものを明らかにし、アメリカとイスラームの関係性を考察する。

著 者:宮田 律 出版社:平凡社(平凡社新書) 発行日:2024年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年4月号掲載

新・宇宙戦争 ミサイル迎撃から人工衛星攻撃まで

宇宙を制する者、戦争を制す ―― 。カーナビやATM、電車の運行まで、我々の生活はGPS(測位衛星システム)などの「宇宙資産」に大きく依存している。それが害されれば影響は甚大だが、今、宇宙攻撃の危険が高まっている。各国は宇宙空間での覇権確立のため、どんな戦略を立てているのか。元自衛隊空将が読み解く。

著 者:長島 純 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2024年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年3月号掲載

民主主義と資本主義の危機

民主主義と資本主義。冷戦後の世界を支えた2つの原理が今、岐路に立っている。それを示すのが、トランプ前大統領をはじめとした自由で民主的な価値観と相容れない指導者の台頭だ。背景に何があるのか? 格差の拡大やエリートへの不信…。本書は政治と経済が犯した失敗と人々の怒りを明らかにし、どう改革すべきかを論じる。

著 者:マーティン・ウルフ 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2024年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2024年3月号掲載

ガザ 日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

ハマスによるイスラエル急襲と、それに対するイスラエルの地上侵攻。両者の衝突が続くガザの地は、パレスチナ問題の根深さを改めて見せつけている。だが、この70年の間には、イスラエルとパレスチナが和平に近づいた瞬間もあった。当時、現地で活動した元外交官が、両者の和平交渉の歩みと、その崩壊の原因を記す。

著 者:中川浩一 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2023年12月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2024年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2024年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!