2021年4月号掲載
人の脳は、どんなことも可能にする力を秘めている。この力を発揮できないのは、自らに限界(リミット)を設けているからだ。では、どうすればそれを打ち破れるのか。カギは、マインドセット、モチベーション、メソッドの3つにある。限界を外してこれら3つを強化し、リミットレスな人生を実現する方法を、脳力向上のエキスパートが説く。
人の能力や資質は、努力によって伸ばせるのか。それとも、どうにも変えようのないものなのか。本書は、その人がどちらの説を信じるか、心の持ちようによって変わるという。つまり、可能性を発揮できるか否かは「マインドセット」次第 ―― 。心理学の世界的権威が心のあり方の大切さを科学的に説いた、世界的ベストセラー。
2021年3月号掲載
平気で嘘をつき、他人を傷つけ人生を破壊する。そんな良心をもたない人たち ―― 「ソシオパス」は、職場や家庭、ネット上など私たちの身近にひそんでいる。しかも、その正体を見抜くのは難しい。こう警鐘を鳴らす臨床心理学者が、豊富な実例をあげてソシオパスの特徴を明らかにし、彼らの支配から身を守る術を具体的に説く。
2021年1月号掲載
ドナルド・トランプの台頭は、アメリカ社会のクレイジーな精神を映し出したもの ―― 。環境問題や格差などの社会問題に対する彼の態度は国際社会を翻弄し、世界の政治経済に混乱を生じさせた。このような人物が大統領に選ばれた背景には何があるのか。アメリカ社会に潜む病理とは? 精神医療の世界的権威が鋭く分析する。
2020年11月号掲載
集中したいのに、つい気が散ってしまう…。その原因として、スマホやSNS、ゲームなどがよく挙げられるが、これらは表面的な原因にすぎない。気を散らさないためには、根本的な原因に向き合い、対処する必要がある。自らも注意散漫に苦しんだという著者が、集中力を保つために踏まえるべきこと、具体的な方法を説く。
2020年10月号掲載
優秀なあの人がなぜバカな判断を下すのか? この謎を解くには、知性とは何かを正しく捉え直す必要がある。高い知力があっても、それを適切に使いこなす知恵 ―― オープンマインド思考や知的謙虚さがなければ思考は偏るだけだ。科学ジャーナリストが、賢い人ほど陥りやすい知性のワナを暴き、それを避けるためのヒントを示す。
2020年9月号掲載
言い争いや議論の時、明らかな事実を示し、論理的に主張する。これは優れた方法のように思えるが、実はそうではない。事実を示すことで、相手の気持ちをさらに頑なにすることも。では、どうすれば、他者をうまく説得し、動かすことができるのか? 認知神経科学者が、科学に基づくとっておきの“説得の技法”を紹介する。
2020年8月号掲載
企業の風土改革を支援する著者らが、その有効な手段である「オフサイトミーティング」を紹介。これは「日ごろの当たり前や立場を離れて考えること」に重きを置き、本音で真に重要なテーマを話し合うことを目指すものだ。従来型の会議とは一線を画す、このミーティングの開催方法や進め方を、多くの事例を交え体系的に説く。
“孤独”こそが創造性を育む ―― 。進化論、ゴッホのひまわりの絵、パソコン…。偉大なアイデアや美術、発明は、物静かで思索的な人々が生み出した。本書は、これまであまり注目されなかった内向型の強みを明らかにするとともに、外向型の問題点を指摘する。成功する人=外向型という見方を覆した、全米ベストセラー。
2020年7月号掲載
組織の成功のカギ。それは業績でも製品でもなく、「文化」だ。チンギス・ハンら、歴史上の人物たちも、組織文化を創り上げることで成功した。では、どうすれば優れた組織文化を築けるのか? 資金ショートや株価急落など、様々な苦難をくぐり抜けてきた起業家が、18年かけて見いだした、困難を乗り越える文化の創り方を明かす。
2020年6月号掲載
社員との対話の円滑化、効果的な組織変革、戦略の実行法…。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の掲載論文の中から、「CEOが知っておくべきこと」として厳選した論考を紹介。社長はじめ経営層が抱く、典型的な悩みに幅広く応える内容となっている。経営陣はもちろん、リーダーを目指す全ての人にとり、一読に値する書である。
グローバルなビジネスの現場では、自国の歴史に関する知識が欠かせない。だが、戦国武将や幕末といった日本人が好むテーマは、意外にも外国人にはウケないという。では、彼らはどのような歴史・文化に関心を寄せるのか? 世界96カ国を訪れた元外交官が、外国人にささるテーマを厳選、興味深いエピソードを交え解説する。
著者はかつてハーバード大学で、幸せな人生を送るための考え方、行動の仕方を心理学に基づいて説いた。本書は、同大学で最も多くの履修者が詰め寄せたという、その授業をまとめたものだ。感謝することを毎日ノートに書く、生活を簡素化する、いいところを探すなど、幸福のためになすべきことが、その根拠とともに示される。
2020年5月号掲載
心の手入れをすることが、幸せな老後を過ごす秘訣 ―― 。元自衛隊のメンタルヘルス教官が、定年後の環境に対応し、新しい生き方を手にするための“心の整え方”を教える。カギとなるのは、仕事中心の人生で固まった価値観をほぐす作業。現役である50代から始めれば、柔軟な心で、変わりゆく自分と向き合えると説く。
2020年4月号掲載
心理学者が説く、幸福学である。その指摘は、まさに目からウロコ。「自分が欲しいと願うもの」=「幸せをもたらすもの」ではない、幸せへの期待が不幸せを招きかねない…。各種の研究からわかった、意外で興味深い事実を示す。また、幸福度が高まるトレーニングなども紹介。自分自身の幸福をつかむ上で、示唆に富む書だ。
2020年3月号掲載
「どうすればもっと幸せになれるのか」を探究する学問を、ポジティブ心理学という。近年よく耳にするマインドフルネス、レジリエンスも、その1つの概念だ。“実践”と銘打った本書では、工学者である著者が、幸せの条件を科学的に分析するとともに、ポジティブ心理学をどう暮らしに取り入れればよいか、実践方法を紹介する。
2020年2月号掲載
社会心理学のベストセラー『影響力の武器 実践編』に、最新の研究成果を盛り込んだ第2版の邦訳である。「説得は科学」だとする著者たちが、社会的影響力の原理に基づく説得術を公開。「競争入札で売値を上げるには、低めの価格から始めよ」など、興味深い事例を交えながら、人々に働きかけ、望ましい行動を引き出す秘訣を語る。
従来、反社会的な人格というイメージが強かった「サイコパス」。近年、その正体が徐々に解明され、企業経営者や弁護士にもこうした気質の人が多いことがわかってきた。本書は、最新の脳科学を基に、サイコパスの特徴や脳の働きを詳述する。某国の大統領も、あなたの知人も、もしかするとサイコパスかもしれない ―― 。
2019年12月号掲載
心理療法士の著者は、23歳で母を、26歳で夫を失う。不幸に見舞われた彼女が、悲しみを乗り越え、前に進むために行ったこと。それは、いつしか身についた悪しき習慣を改めること。自分を哀れむ、過去を引きずる、孤独を恐れる…。本書では、こうした数々の「心のクセ」を手放し、メンタルの力を育むための秘訣が語られる。
2019年11月号掲載
ドイツ最高峰のビジネススクール教授による、交渉術の指南書である。交渉前の準備、交渉中のコミュニケーション、即効のテクニックなど、実例と研究に裏打ちされた交渉術の数々が語られる。ビジネスからプライベートまで幅広く役立つノウハウは、交渉において良い結果を引き出し、「生活の質」を高めるのに役立つだろう。
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