新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2024年8月号掲載
スピードと信頼。優れたリーダーはこの2つを大切にしている! 彼らのように、周りの信頼を得て組織の難題を素早く解決する方策を、リーダーシップの専門家らが紹介。その手順を月曜から金曜までの行動計画に落とし込んだ、実践的な書だ。原著は、注目に値するビジネス書として2024年、「Thinkers50」に選ばれている。
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2024年7月号掲載
今、生成AIは世界中で注目されている。しかし、日本企業は、まだまだ十分に活用しきれていないのが現状だ。本書では、AIの強みと具体的な導入方法、そして企業変革の進め方を、DX(デジタルトランスフォーメーション)の“伝道者”と称される著者が平易に解説。これからの経営は、AIを中心に置く必要があると言う。
人に認められたい、褒められたい。この「承認欲求」があるからこそ、人間は努力し、他者と助け合おうとする。だが、それにとらわれすぎると、情報隠蔽などの不祥事や過労自殺を引き起こしかねない。そんな「承認欲求の呪縛」に人々が陥る原因、そして呪縛から逃れる具体策を、組織論の専門家が多くの事例を交え解説する。
2024年4月号掲載
増える業務量、縮む給与差、高い死亡率。今の日本では、管理職として働くことが「罰ゲーム」と化している。働き方改革の恩恵も得られず、管理職の負担はむしろ増えているとのデータもある。彼らはなぜ、こうした苦境に陥ったのか? その原因を、国際比較を含む多数のデータで分析。疲弊する現場を救うための解決策を示す。
「大丈夫です」「頑張ります」。普段の会話や1on1ミーティングでそう答えていた若手社員が、突然退職 ―― 。近年、こうした事態に直面する上司が少なくない。今の若者はいったい何を考えているのか? まじめで何事もそつなくこなすが、決して本音は明かさない。そんな「いい子症候群」とも言うべき彼らの実像を描き出す。
2024年3月号掲載
今米国で、仕事を生きがいと考える「ワーキスト(仕事主義者)」が増えている。なぜそうなったのか。本書は、仕事に対する思い込みが仕事主義を加速させていると指摘。元仕事人間たちへの取材から、仕事に「意味」を求めすぎると過重労働や燃え尽き症候群に陥ると警告する。働き方を見直すきっかけを与えてくれる1冊である。
2024年2月号掲載
今、多様な価値観をもつ若者、“Z世代”の育成に悩む企業は少なくない。残業しない、嫌になればすぐ辞める。そんな彼らを活躍させるための、新時代の若手育成論だ。独自調査を基に、Z世代の価値観や不安を明らかにし、職場に求められる要素を指摘。著者は言う。進行中の働き方改革に加えて、「『育て方改革』が必要だ」と。
2024年1月号掲載
「ジョブ型雇用」は時代遅れ!? 既定路線化しつつあるジョブ型導入の流れに、組織論の第一人者が異を唱えた。代わりに提案するのは、個人が自営業のように、まとまった仕事を1人でこなす“自営型”だ。1人1人の個性に合わせ、仕事の範囲を柔軟に変えられるこの働き方は、硬直的なジョブ型よりも日本企業に馴染むと説く。
2023年10月号掲載
順調に業績を伸ばしてきたが、売上が2億円を超えた頃から成長が止まった ―― 。そんな悩みを抱える経営者に解決策を示す。社長の業務を社員で分業する、優秀な人材は集めるのではなくつくる等々、企業のさらなる成長に向けてなすべきことを説く。2005年に刊行され、多くの経営者に読まれてきたロングセラーの新装版。
2023年7月号掲載
組織を経営する上で、リーダーがとるべき行動とは? それを明らかにした、経営学の概論書である。「想定外への対処」や「決断」などを内容とする新たな経営学の体系を、日本企業研究の第一人者が示す。著者の集大成ともいえる1冊であり、組織のトップから下部組織の長まで、あらゆるリーダーを導いてくれるだろう。
これからの企業において、“理念”は経営資源の核となる ―― 。周りをワクワクさせるビジョン、組織が協働するカギとなるバリュー、自社の存在意義を明確化したミッション。企業の価値が「利益」よりも「意義」で測られるようになりつつある昨今、これらの理念をいかにしてつくるか。戦略デザイナーがその具体策を詳述する。
2023年6月号掲載
自社のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を成功に導くには、何をどうすべきか? この問いに、DXの専門家らが答えた。明確な「変革理念」を打ち立てる、外部の出来事に対する「高度な察知力」を築く、製品からサービスへ移行する…。変革を成し遂げるためにやるべきことを段階的に説いた、「使える」DX指南書だ。
2023年5月号掲載
上司と部下、開発部と営業部…。組織における人間関係、立場の違いから起こる問題は、ノウハウだけで解決するのは難しい。必要なのは、他者との間の「溝」に気づき、そこに「橋を架ける」こと。その方法を、気鋭の経営学者が説く。論破するのでもなく、忖度するのでもない、すべての人間関係に有効な「対話」の教科書だ。
2023年4月号掲載
2年連続で利益2兆円。高業績を誇るコンテナ海運会社、Ocean Network Express(ONE)。大手海運3社の赤字部門の分離・統合で生まれた同社が、なぜ躍進できたのか。日本から離れた「出島」に本社を置く、若手・中堅が存分に腕を振るえる環境がある…。その成功要因は、事業の再構築を模索する企業にとって示唆に富むものだ。
組織のパフォーマンス向上のカギは、“心理的安全性”にあり! メンバーが失敗を恐れず学習し、自律的に動き、現状打破に挑戦する。そんな活力あるチームのつくり方を、4段階に分けて解説する。互いに敬意を払い、組織の活動に参加することを認める。つまり 「尊重」と「許可」の組み合わせが、心理的安全性を高めるポイントだ。
2023年3月号掲載
仕事がゆるくて辞めたい。そう悩む若者が多いことが、リクルートワークス研究所の調査で判明した。労働時間は減少、負荷は高くなく、上司からの叱責もない「ゆるい職場」が、逆に彼らの不安感を高めているというのだ。こうした職場が若者の不安をあおる理由、企業がとるべき対応策などを、データを示しつつ解説する。
権力者は何をしても許される。だから“頂点”を目指せ ―― 。組織行動学の専門家である著者はそう説き、成功者に共通する原理原則を明かす。「ルールを破れ」など、一見常識に反する法則もあるが、その内容は組織を動かす力学や駆け引きを踏まえたもの。権力を手にし、出世するために必須の原則を示した、実践的な書である。
法律や権力による強い統制でもって国を治めよ ―― 。支配者たるべき者の統治思想を、現実主義的な観点から説く『韓非子』。春秋戦国以後、2000年以上読み継がれてきたこの中国古典を、平易な現代語訳で紹介する。人間の本質を鋭く抉るその思想は今なお古びず、精彩を放つ。マキャベリの書と並び称される“不滅の君主論”だ。
2023年1月号掲載
今、私たちは岐路に立っている。「昔の働き方」に戻るのか、それとも、仕事のあり方を根本的に「リデザイン(再設計)」するのか ―― 。コロナ禍を機に、働き方が大きく変わる中、自社を“未来に通用する企業”へ進化させる方法を説いた書だ。ベストセラー『LIFE SHIFT』の著者が、その具体的なプロセスを解説する。
2022年11月号掲載
よい“話し合い”には、「対話」と「決断」が欠かせない ―― 。参加者が人の話を聞かず、何も決まらない長時間の会議が多くの組織で頻発している。そんな残念な話し合いを有意義な場に変えるためのヒントを、人材開発の研究者が説いた。本書で示される“作法”を実践すれば、相互理解が深まり、納得感ある結論を導けるはずだ。
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