最新号 教養としてのAI講義

2021年4月号掲載

教養としてのAI講義

音声認識、自動翻訳、自動運転…。2000年代半ば以降、人工知能(AI)は急速に進歩し、研究開発に大金を投じる企業も多い。だが、これまでAIは、ブームになっては成果を生まず、というサイクルの繰り返し。今回の“AIの春”に際し、本書は、現況、見通し、道徳的な問題など、知っておきたいことを多面的かつやさしく説く。

著 者:メラニー・ミッチェル 出版社:日経BP 発行日:2021年2月

2021年2月号掲載

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

著者は1981年、台北市生まれ。IQ180。新型コロナを早々に封じ込めた台湾で、デジタル担当の閣僚として、感染防止の中心的役割を担った。そんな“テクノロジー界の異才”の、世界初の自著だ。コロナ対策成功の秘密から、デジタル・AIが開く新たな社会像まで。トランスジェンダーである自身の生い立ちも交え、大いに語る。

著 者:オードリー・タン 出版社:プレジデント社 発行日:2020年12月

2020年12月号掲載

マインドハッキング

副題は「あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア」。フェイスブックの膨大な個人情報を利用し、トランプ政権の誕生や英国のEU離脱を裏で操った組織、ケンブリッジ・アナリティカ。同社で一連の情報操作を担った元社員が、人々を洗脳し、世論を誘導する手口を明かす。ソーシャルメディアのリスクがわかる1冊だ。

著 者:クリストファー・ワイリー 出版社:新潮社 発行日:2020年9月

2020年10月号掲載

アフターデジタル2 UXと自由

今、世の中は、デジタルが隅々まで浸透した「アフターデジタル」社会へと突き進んでいる。あらゆることがオンライン化されれば、産業構造も大きく変わる。企業は、どう対応すべきか? アフターデジタルの概要や、デジタルトランスフォーメーションで陥りがちな罠等々を、この分野で先を行く中国企業の事例などを交え、解説する。

著 者:藤井保文 出版社:日経BP 発行日:2020年7月

2020年10月号掲載

ニューノーマル時代のビジネス革命

今、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。今後、我々はこのウイルスと共生し、従来とは異なる新しい日常を生きていかねばならない。本書は、そんな「ニューノーマル」におけるビジネスコンセプトと事業機会を、4つのキーワードを軸に解説。不可逆な変化の中で戦略をどう最適化していくか、そのヒントが示された1冊だ。

著 者:日経クロストレンド、藤元健太郎 出版社:日経BP 発行日:2020年7月

2020年9月号掲載

邪悪に堕ちたGAFA

「GAFA」とは、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのこと。各社の頭文字を取り、こう称される。今日、これら巨大IT企業(ビッグテック)は、経済や政治に、そして私たちの暮らしに、大きな影響を及ぼしている。その便利さの裏に潜む弊害とは? デジタル界の巨人たちの“闇”の部分に斬り込み、警鐘を鳴らす。

著 者:ラナ・フォルーハー 出版社:日経BP 発行日:2020年7月

2020年8月号掲載

NEO ECONOMY

産業革命以来、モノを効率よく大量生産することで経済は成長してきた。だが、デジタル技術の進歩で、経済の構造は大きく転換しつつある。富の源泉が、モノからデータや知識など“無形資産”に移ったのだ。この大変化、「ネオ・エコノミー」における豊かさとは? リスクとは? 最新の事例を交え、新しい経済社会の姿に迫る。

著 者:日本経済新聞社(編) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年5月

2020年7月号掲載

AI世界秩序

AIがもたらす未来はユートピア? それともディストピア? IT業界で活躍する著者の見立ては、明るいものではない。今後、全世界の富は、AIの開発をリードする米中2国の巨大IT企業が吸い上げる。その一方、世界中で社会や雇用が不安定化し、格差が拡大。人間の存在意義をも揺るがす。そんなAI時代の世界秩序を提示する。

著 者:李開復 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年4月

2020年5月号掲載

国家・企業・通貨

「国民国家・株式会社・中央銀行」。この3つが、現代の政治と経済の基本的な形だ。だが今、グローバリズムの広がりと経済活動のデジタル化により、3者のバランスが崩れ、社会を担う「中間層」が苦しみ、社会の亀裂が深まっている。悪循環に陥った資本主義が向かう先とは。現状と今後を、日銀出身の著者が詳しく読みとく。

著 者:岩村 充 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2020年2月

2020年4月号掲載

AIvs.民主主義

不正に入手したSNS上の個人情報をAIで解析し、選挙キャンペーンに利用する。そんな信じがたいことが、2016年の米大統領選で行われたとの報道がある。AIによる世論の誘導が、トランプ大統領の誕生を後押ししたと指摘されているが、果たしてAIはどれほどの影響力を持つのか。NHK取材班が、世論操作の深層に迫る。

著 者:NHK取材班 出版社:NHK出版(NHK出版新書) 発行日:2020年2月

2020年4月号掲載

2030年の第4次産業革命

「第4次産業革命」―― 。スマートフォンやクラウドコンピューティングなど、デジタルの力を使った革新が、今、世界で急速に進んでいる。各国が行っている取り組みとは? 今後、どんなテクノロジーが登場するのか? ビジネスや暮らしはどう変わるのか? 最新事例を交えながら、第4次産業革命の現状と未来を徹底解説する。

著 者:尾木蔵人 出版社:東洋経済新報社 発行日:2020年2月

2020年1月号掲載

GLOBOTICS

近年、自動化、ロボット化といったデジタル革命の下で、グローバル競争が進んでいる。こうした経済の潮流 ―― 「グロボティクス」が、社会にもたらす変化を考察した書だ。先進国のホワイトカラーの雇用を脅かし、中間層を崩壊させるグロボティクスの衝撃と、破壊的な変動の先にある未来を、国際経済学の第一人者が論じる。

著 者:リチャード・ボールドウィン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年11月

2019年12月号掲載

AI以後

急速に進化するAI(人工知能)を巡り、論議が盛んだ。万能論もあれば脅威論もある。だが、真のリスクと可能性は、2元論を超え、フラットに現状を見つめることで見えてくるという。本書では、物理学や哲学など、異なるジャンルの知の巨人たちが、自らの研究領域から、人類とAIを巡る最先端のビジョンを示す。

著 者:丸山俊一(編著)、NHK取材班(編著) 出版社:NHK出版(NHK出版新書) 発行日:2019年10月

2019年12月号掲載

GAFAに克つデジタルシフト

日本のネットビジネスは、今やGAFAに取って代わられた。SNSのミクシィはフェイスブックに、検索サービスのヤフーはグーグルに。今後、GAFAの影響は全ての企業に及ぶ、と本書は警告。会社が生き残る上で、デジタル技術を活用し、企業の在り方を変える「デジタルシフト」が重要だと説く。そして、これを成功させる方法を示す。

著 者:鉢嶺 登 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年9月

2019年11月号掲載

データ資本主義

ビッグデータというキーワードが注目されて久しい。これを武器に、GAFAなど巨大プラットフォーム企業が市場の支配を強め、経済構造を変えつつある。著者は、この膨大なデータを武器にした経済活動を「データ資本主義」と命名。現状と問題点を明らかにし、将来を見通す。この先は、GAFAといえども決して安泰ではない!?

著 者:野口悠紀雄 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年9月

2019年11月号掲載

ものづくり「超」革命

デジタル変革が急速に進む今日、製品の価値も激変しつつある。これからは、ハードウェアではなく、ソフトウェアが主役に。売って終わりの製品から、コネクテッド化されたインテリジェントな製品へ ―― 。ものづくり企業が生き残るには、こうした製品の「再発明」が不可欠と指摘し、製造業に押し寄せている大変化を解説する。

著 者:エリック・シェイファー、デビッド・ソビー、河野真一郎(監訳) 出版社:日経BP 発行日:2019年9月

2019年10月号掲載

DX実行戦略

今、デジタルによる創造的破壊の波が、様々な業界に押し寄せている。企業がこの流れに対処し、デジタルで稼ぐ組織を作るにはどうすべきか。カギは、組織リソースの協働にあり。本書はこう指摘し、社内に分散する人やデータ、インフラを集め、連携させることで新たな顧客価値を生む手法、「オーケストレーション」を提示する。

著 者:マイケル・ウェイド、ジェイムズ・マコーレー、アンディ・ノロニャ/ジョエル・バービア、根来龍之(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2019年8月

2019年10月号掲載

稼ぐAI

人工知能(AI)を企業が導入する際、膨大なデータや専門のプログラマーをどうするか、と考えがち。だが、大事なのは「どのような課題(イシュー)を解決するために、人工知能を適用していくか」を考えることだ。このイシューを導くプロセスを説き、老舗食堂、ビール会社など、イシューへの人工知能の活用事例を紹介する。

著 者:中西祟文 出版社:朝日新聞出版 発行日:2019年7月

2019年10月号掲載

バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ

通勤・通学中にネット動画を見る。そんな光景が日常となった今日、企業のマーケティングでも、動画やライブ配信が活用されつつある。これらのコンテンツを“バズらせる”―― 爆発的に拡散させるには何をすべきか? ライブ配信者の先駆けとして人気を集めた著者が、「つくって、届けて、広げていく」ためのノウハウを公開!

著 者:飯田祐基 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2019年8月

2019年9月号掲載

僕らはそれに抵抗できない

近年、新しい依存症「行動嗜癖」に陥る人が増えている。それは、スマホを頻繁に覗く、ドラマを何話分も一気に観るなど、行動への依存を特徴とする。著者は、病の背後には、「依存症になるようにデザイン」されたテクノロジーの存在があると指摘。人をのめり込ませるメカニズムを明らかにするとともに、その対応策を提示する。

著 者:アダム・オルター 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2019年7月