マスキズム 新たな独占の時代
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2026年8月号掲載

マスキズム 新たな独占の時代

21世紀を代表する起業家、イーロン・マスク。SNSや宇宙開発など幅広い分野で影響力を持つ彼は、世界をどう変えようとしているのか。そこにはどのような狙いがあるのか。これまでの歩みをたどりながら、彼の思想や行動原理を読み解き、新たな資本主義のパラダイムとなりうる「マスキズム(マスク主義)」について論じる。

著 者:クィン・スロボディアン、ベン・ターノフ 出版社:飛鳥新社 発行日:2026年5月
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ストイシズム 何事にも動じない「無敵の心」のつくり方
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2026年8月号掲載

ストイシズム 何事にも動じない「無敵の心」のつくり方

人間関係に悩んだり、怒りや悲しみ、欲望が抑えられなかったり…。人を振り回す様々な悩み。そうした負の感情から脱し、より良く生きるための人生哲学を古代ギリシャ・ローマの哲人に学ぶ。ゼノンやセネカ、マルクス・アウレリウスらが説いたストア哲学(ストイシズム)の教え、技法を紹介した世界的ベストセラーである。

著 者:ウィリアム・B・アーヴァイン 出版社:白揚社 発行日:2025年8月
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パンセ (上)
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2026年8月号掲載

パンセ (上)

フランスの天才・パスカルが書き遺した「断想(パンセ)」を編纂した、遺稿集の全訳である。「人間は一本の葦にすぎない。自然のうちで最もか弱いもの、しかしそれは考える葦だ ―― 」。誰もが知るこの一句をはじめ、彼の哲学や宗教観、人間学などが明確に綴られている。人間とは何か、どう生きるべきかを鋭く抉り出した古典的名著だ。

著 者:パスカル 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2015年8月
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2026年7月号掲載

贅沢と欲望の経営史 あなたはなぜ今日もスタバに行ってしまうのか

現代資本主義の勝者であるGAFA。いまだ圧倒的な力を持ち続けている彼らの強みを、「欲望の経営史」という視点から読み解いた書だ。香辛料などの贅沢品はいかにして人々の欲望を刺激したのか。これらの品々は資本主義とどう関わってきたのか。その歴史を様々な事例を通して考察し、GAFAのビジネスモデルの核心に迫る。

著 者:坂出 健 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2026年4月
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2026年7月号掲載

世界のビジネスエリートが身につける教養 文化人類学

グーグル、マイクロソフト…。近年、名だたるグローバル企業が「文化人類学」の知見を経営戦略に取り入れている。この学問の何が注目されているのか。本書は、約150年におよぶ文化人類学の歴史を紐解くとともに、「機能主義」「構造主義」といった理論がビジネスの現場でどう役立つのかを、興味深いトピックを挙げて解説する。

著 者:大川内直子 出版社:SBクリエイティブ 発行日:2026年4月
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2026年7月号掲載

戦後日本経済史

1945年の終戦から80年。この間、日本は空前の高度成長を遂げた後、1995年を境に長期停滞に陥った。なぜ日本経済は失速したのか。アベノミクスや円安政策が経済成長につながらなかった理由とは。その原因を、隆盛と衰退を経験した経済学者・野口悠紀雄氏が探る。さらに“老いる日本”が、今後直面する課題についても論じる。

著 者:野口悠紀雄 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年7月
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2026年7月号掲載

恋愛と贅沢と資本主義

資本主義の原動力は、「恋愛」と「贅沢」である! マックス・ウェーバーと同時代を生きたドイツの経済史家は言う。ヨーロッパの王侯貴族や新興成金の贅沢の背景には、「愛妾」や「高等娼婦」の存在がある。そして、彼女らの消費が資本主義の発展をうながした、と。“奢侈”の効用、意味合いが、豊富な資料をもとに示される。

著 者:W.ゾンバルト 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:2000年8月
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2026年6月号掲載

世界のエリートが学んでいる教養としての超現代史

政治や社会の分断が可視化されたアメリカ、クリミアを併合したロシア、「一帯一路」構想を進める中国…。2010年前後を境に世界は大きく変化した。なぜか? 元外交官が各国の動き・思惑を過去に遡って解説。現代史のみならず政治文化や国民性、思想哲学など多くの知識が得られる。世界情勢を見る上で羅針盤となる1冊だ。

著 者:山中俊之 出版社:SBクリエイティブ(SB新書) 発行日:2026年4月
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2026年5月号掲載

危機の三十年 冷戦後秩序はなぜ崩壊したか

1989年、米ソ2大国の首脳が「冷戦の終結」を宣言。人々は、世界が平和になると喜んだ。だが2022年、ロシアがウクライナを侵略、25年には米国が保護主義的な相互関税政策を実施。なぜ、平和と国際協調ではなく、国際秩序の破綻に向かうのか。ユートピア主義とリアリズム。この2つの視点から、「危機の30年」を検証する。

著 者:細谷雄一 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2026年2月
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2026年5月号掲載

ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係

戦後、国際社会は平和な世界の構築を目指してきた。その歩みが今、行き詰まっている。ロシアのウクライナ侵攻、深刻化するパレスチナ問題…。なぜ、争いは防げなかったのか。本書は、大戦後のドイツとイスラエルに着目し考察する。ホロコーストの「加害者」と「犠牲者」、その特殊な関係性が今日の機能不全を生み出した?!

著 者:武井彩佳 出版社:KADOKAWA(角川新書) 発行日:2026年2月
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2026年5月号掲載

「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

昔からある社会の仕組みを重視し、維持しようとする「右派」。彼らの思想に共鳴する一般市民の実像を1万人の調査データから探った。そこから浮かび上がってきたのは、大日本帝国時代や伝統的規範に強い愛着を示す4タイプの「右派市民」だ。その性別、学歴、投票行動などから、日本政治の右傾化を支える「民意」を読み解く。

著 者:松谷 満 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2026年2月
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2026年5月号掲載

イラン現代史

中東情勢が、イランを中心に緊迫度を増している。アメリカ・イスラエルによる先制攻撃、それに対する徹底抗戦…。反米・反イスラエルの急先鋒として存在感を示すこの国は、どのような歩みを経て今日に至ったのか。1979年のイスラーム革命から2023年のガザ戦争まで、イランの政治・経済・社会の歴史をたどる。

著 者:黒田賢治 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2025年11月
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2026年4月号掲載

自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

「日本人の大多数は無宗教」「日本は単一民族国家」…。これらを「当たり前」と思う人は少なくないだろう。だが、本当にそうなのか? 本書は、世の中の暗黙の前提となっている考え方や価値基準を、文化人類学の視点から問い直し、考察する。自分が常識と思っていたことが、実はそうではなかったと気づかせてくれる1冊。

著 者:箕曲在弘 出版社:大和書房 発行日:2024年12月
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2026年4月号掲載

韓非子 人を動かす原理

人を動かすものは「利」である ―― 。非情な人間観をもとに君主のあり方、臣下を掌握する方策を説いた『韓非子』。2000年以上前、中国の戦国時代を生きた思想家・韓非が著した古典的名著の中から、本書ではいくつかの篇・文章を選り抜き、現代語訳で紹介する。人間への深い洞察に基づくその内容は、今なお示唆に富む。

著 者:前田信弘(編訳) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2017年12月
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2026年2月号掲載

日本政治と宗教団体 その実像と歴史的変遷

戦後、日本政治と宗教はどう関わり合ってきたか、関係者の証言と多数の資料から解き明かす。自民党と20年以上にわたり連立政権を組んできた公明党の支持母体・創価学会や、安倍晋三元首相の銃撃事件で注目を集めた旧統一教会など。権力とつながることで影響力を強めていった宗教団体の実態と、その歴史的変遷を描いた1冊。

著 者:蔵前勝久、中北浩爾 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2025年11月
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2026年2月号掲載

ビジネスとしての宗教

はるか昔から、人は宗教とともに生きてきた。礼拝を欠かさず、多額の寄付を行い、布教に勤しむ…。なぜ我々は、宗教に惹かれるのか? その理由を、「ビジネス」の面から解き明かした書である。他の組織と経済的資源・人的資源をめぐって競争する宗教の生存戦略を、“プラットフォーム”という観点を用いて明らかにする。

著 者:ポール・シーブライト 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年11月
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2026年2月号掲載

「中国」という捏造 歴史・民族・領土・領海はいかにして創り上げられたか

5000年に及ぶ歴史、「チャイナ」という国名、民族から領土に至るまで。中国が誇るアイデンティティは、どれも“フィクション”だった ―― 。これらは、「19世紀後半から20世紀にかけて捏造されたもの」。こう断じる英国のジャーナリストが、中国が唱える“神話”の虚構性を指摘。詳細な資料をもとに、その生成過程を検証する。

著 者:ビル・ヘイトン 出版社:草思社(草思社文庫) 発行日:2025年8月
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2026年2月号掲載

ブッダが説いたこと

紀元前6世紀の北インドに生まれた仏教の開祖、ブッダ(ゴータマ・シッダッタ)。35歳で「目覚め」て以来、広く教えを説いた。では、彼は何を語ったのか。スリランカ出身の学僧が、多くの経典に収められた「ブッダのことば」にもとづき、その内容を解説する。1959年の原著刊行以来、長く読み継がれる“最良の仏教入門書”。

著 者:ワールポラ・ラーフラ 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2016年2月
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2026年1月号掲載

箴言集

フランス貴族として動乱と変革の17世紀を生きたラ・ロシュフコー公爵。彼の代表作『箴言集』は、人間の本性や自己愛を鋭く描き出した言葉に満ちている。「我々の美徳とは、たいていの場合、偽装された悪徳にほかならない」。この有名な一句をはじめ、彼の残した箴言の数々は、300年以上を経た今も、私たちの心に深く刺さる。

著 者:ラ・ロシュフコー 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:2019年7月
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2025年12月号掲載

福音派 ――終末論に引き裂かれるアメリカ社会

トランプ大統領の誕生・再選に関わるなど、近年、米国で影響力を増す“福音派”。「イエスの再臨が近いと信じ、自らを神の側に立つ“善”とみなすことで、道徳的退廃という“悪”に立ち向かう」。独特の終末論的世界観を持つ彼らの歩みを、本書は辿る。その軌跡から、同国で深まる亀裂の根源が見えてくる。

著 者:加藤喜之 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2025年9月
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