新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2026年2月号掲載
戦後、日本政治と宗教はどう関わり合ってきたか、関係者の証言と多数の資料から解き明かす。自民党と20年以上にわたり連立政権を組んできた公明党の支持母体・創価学会や、安倍晋三元首相の銃撃事件で注目を集めた旧統一教会など。権力とつながることで影響力を強めていった宗教団体の実態と、その歴史的変遷を描いた1冊。
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はるか昔から、人は宗教とともに生きてきた。礼拝を欠かさず、多額の寄付を行い、布教に勤しむ…。なぜ我々は、宗教に惹かれるのか? その理由を、「ビジネス」の面から解き明かした書である。他の組織と経済的資源・人的資源をめぐって競争する宗教の生存戦略を、“プラットフォーム”という観点を用いて明らかにする。
5000年に及ぶ歴史、「チャイナ」という国名、民族から領土に至るまで。中国が誇るアイデンティティは、どれも“フィクション”だった ―― 。これらは、「19世紀後半から20世紀にかけて捏造されたもの」。こう断じる英国のジャーナリストが、中国が唱える“神話”の虚構性を指摘。詳細な資料をもとに、その生成過程を検証する。
紀元前6世紀の北インドに生まれた仏教の開祖、ブッダ(ゴータマ・シッダッタ)。35歳で「目覚め」て以来、広く教えを説いた。では、彼は何を語ったのか。スリランカ出身の学僧が、多くの経典に収められた「ブッダのことば」にもとづき、その内容を解説する。1959年の原著刊行以来、長く読み継がれる“最良の仏教入門書”。
2026年1月号掲載
フランス貴族として動乱と変革の17世紀を生きたラ・ロシュフコー公爵。彼の代表作『箴言集』は、人間の本性や自己愛を鋭く描き出した言葉に満ちている。「我々の美徳とは、たいていの場合、偽装された悪徳にほかならない」。この有名な一句をはじめ、彼の残した箴言の数々は、300年以上を経た今も、私たちの心に深く刺さる。
2025年12月号掲載
トランプ大統領の誕生・再選に関わるなど、近年、米国で影響力を増す“福音派”。「イエスの再臨が近いと信じ、自らを神の側に立つ“善”とみなすことで、道徳的退廃という“悪”に立ち向かう」。独特の終末論的世界観を持つ彼らの歩みを、本書は辿る。その軌跡から、同国で深まる亀裂の根源が見えてくる。
2025年11月号掲載
ヴィンテージファッションからドナルド・トランプの「アメリカを再び偉大な国に」まで。私たちの生活には“ノスタルジア”を刺激するものが溢れている。過去を懐かしみ、昔は良かったと思う。政治やビジネス、消費をも左右するこの感情は、いかに生まれ、利用されてきたのか。歴史を辿り、その知られざる力を解き明かす。
ドイツの哲学者、ショウペンハウエルの“哲学随筆集”である。「幸福な人生など不可能」「生きんとする意志の一切の努力は虚無的」など、生と死をめぐる論考を収録。厭世哲学的に透徹した洞察が、随筆的に親しみやすい形で語られ、人々に愛読されてきた。その考察は、今を生きる私たちにも、貴重な気づきを与えてくれるだろう。
2025年10月号掲載
かつて人は、不平等がほとんどない「自然状態」にあった。だが、社会化が進み、人間が進歩すると、「徳なき名誉、知恵なき理性、幸福なき快楽」だけを持つ存在に堕落する ―― 。フランスの思想家ルソーが著した政治哲学の古典的名著である。不平等が生じる原因をたどり、人間とは何か、自然との関係はどうあるべきかを問う。
2025年9月号掲載
今、アメリカで「新右翼」が頭をもたげつつある。従来の右派以上に、ナショナリズム、キリスト教的価値を重んじ、テクノロジーを積極的に受け入れる人たちだ。リベラルな価値観を批判する彼らは、社会をどう変えようとしているのか。アメリカ政治思想史の専門家が、トランプ政権の下、様変わりする右派の現状を読み解く。
2025年8月号掲載
「神道」の歩みについて、わかりやすく説いたロングセラーの増補版。古代~近世、仏教と関わりながら展開してきた、日本の民族宗教の成り立ちをたどる。その形成史から浮かび上がるのは、明治初年の廃仏毀釈以前の神社・祭式の姿は、今日とは大きく異なるということ。日本の“神(カミ)信仰”の通史が概観できる好著だ。
2025年7月号掲載
「新自由主義」は破綻しつつある!? 市場は効率的だから、規制は不要。冷戦後、世界を席巻したこの経済システムに、ノーベル賞経済学者が異を唱えた。価格支配力を持つ企業が庶民を搾取している、超富裕層がメディアを支配し、自らに都合のよい世論を導いている…。規制なき社会の“失敗”を明かし、新たな枠組みを示す。
中国・唐の貞観時代(627~649)の名君・太宗と、その臣下が交わした対話をまとめた『貞観政要』。戦乱後の政治・リーダーのあるべき姿が説かれており、日本では徳川家康や渋沢栄一なども愛読していたという。そんな名著を抄訳で紹介。語られる教えは今にも通じるところが多く、リーダーを担う人の参考になるはずだ。
2025年6月号掲載
今、民主主義を押しのけ、排他的な権威主義が力を増している。アメリカで、ロシアで、西側諸国で。この現象の意味を、民主主義と資本主義の関係に着目して、分析した。ヨーロッパにおける右派勢力の躍進、トランプ大統領の再選と支持者の傾向など、個々の出来事を解釈しつつ、現在の政治的・経済的な状況を明らかにする。
近年の世界の混乱を読み解くカギは“エネルギー”だ。石油や天然ガスなど、化石燃料は常に世界の政治経済を左右してきた。20世紀のアメリカの工業大国化しかり、2022年からのウクライナ・ロシア戦争しかり。歴史を繙きその影響力を明らかにしつつ、グリーンエネルギーなど、近年のエネルギー転換が及ぼす影響を考察する。
「SBNR」(Spiritual But Not Religious)とは、宗教的ではないが、精神的な豊かさを求める人々のこと。もともと無宗教層が多い日本人は、約4割がSBNRだという。ヘルシーな食事を好み、ヨガを楽しみ、サウナ施設の“巡礼”を行う。そんな彼らの価値観・ライフスタイルの特徴や、マーケティングへの応用などについて説く。
アメリカの文化人類学者が戦時中に執筆し、1946年に出版した第一級の日本文化論。美を愛し、菊作りに秘術を尽くす一方で、刀を崇拝し、武士に最高の栄誉を与える。どれほど不本意でも、義理は必ず返す…。他国の者には理解しがたい、日本人特有の行動と文化。その背景にあるものを、文献調査を通じて鮮やかに描き出す。
2025年5月号掲載
パンデミックやSNSにおける誹謗中傷など、ストレスの種が溢れる昨今。そんな時代に穏やかな心で生きるヒントを、古代ギリシャで生まれた「ストア哲学」に求めた書。死を意識して生きる、自分にコントロールできるものを見極める…。紹介される知恵の数々は、人の悩みの本質が2000年もの間変わっていないことを教えてくれる。
米国の思想家ヘンリー・ソロー。産業革命の影響を受けつつあった時代、彼はボストン郊外・ウォールデン池畔に自ら小屋を建て、独り思索と労働の日々を過ごした。本書は2年余にわたるその生活記録と、人間のあるべき姿を明快に綴ったものだ。浪費と自然破壊が進む今日、ソローの知恵と人生哲学に学ぶ意味は大きいだろう。
2025年4月号掲載
平気で嘘をつく、人を騙す、違法行為を繰り返す…。私たちは、そんな“悪人”をリーダーに選びがちだ。なぜそうなるのか? 権力は人をどのように変えるのか? 気鋭の国際政治学者が、進化論や人類学、心理学の研究結果を読み解き、これらの疑問について考察。権力が腐敗する要因を、様々な事例とともに提示する。
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