最新号 LISTEN

2021年10月号掲載

LISTEN

自然は人間に、舌1つと耳2つを与えた。自分が話すその倍は、人の話を聞くようにと ―― 。これは古代ギリシャの哲人の言葉だが、「聞くこと」は大切だ。人を理解し、人間関係をよくするための土台となる。だが、相手の意見などお構いなし、という人は多い。失われつつある「聞く力」の重要性と、その身につけ方を本書は説く。

著 者:ケイト・マーフィ、篠田真貴子(監訳) 出版社:日経BP 発行日:2021年8月
最新号 TIME SMART

2021年10月号掲載

TIME SMART

やることが多く、時間が足りない…。そう嘆く人は多い。研究によれば、この「タイム・プア(時間的に貧乏)」は深刻な問題で、幸福度や生産性を下げ、ストレスや病をもたらすという。そんな状態から、健康で、生産性が上がる「タイム・リッチ(時間的に裕福)」へ。幸せになるための時間戦略を、ハーバードの心理学者が語る。

著 者:アシュリー・ウィランズ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年7月
最新号 武器になる情報分析力

2021年10月号掲載

武器になる情報分析力

「敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず」 ―― 。『孫子』が説くように、情報を分析し敵と我を知ることは、勝つための重要な要素だ。では、それは具体的にどう行えばよいのか。防衛省情報分析官を務めた著者が、情報分析の基礎知識と技法を平易に解説。予測不能な時代を生き抜く上で武器になる“思考法”が示される。

著 者:上田篤盛 出版社:並木書房 発行日:2019年6月

2021年9月号掲載

修羅場のケーススタディ

上司の理不尽な指示、クレームの嵐など、仕事には「修羅場」がつきもの。こうした場に対処する力を養ってくれるのが「ケーススタディ」 ―― 修羅場を疑似体験するという手法である。本書では特に、リーダー層向けのケーススタディを多数収録。これらを自分の身に置き換え徹底的に考えることで、問題解決の勘所が掴めるはずだ。

著 者:木村尚敬 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2021年7月

2021年9月号掲載

賢い人がなぜ決断を誤るのか?

“バイアス”。それは、私たちを合理的な判断から遠ざける心の働きだ。他者より自分の方が優れていると思う、意思決定を避けて現状維持を優先する…。こうしたバイアスは企業経営をも左右しかねない。どうすれば、それを克服できるのか。最新の行動科学と豊富な事例をもとに、バイアスと戦い、理性的な決断を下す方法を伝える。

著 者:オリヴィエ・シボニー 出版社:日経BP 発行日:2021年7月

2021年9月号掲載

元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法

長年、初対面から信用を得て、多くのスパイを寝返らせてきた元FBI捜査官が、人に好かれ、そして意のままに動かす ―― 「心を支配する」方法を伝授する。知らない人に近づく時は眉を上げる。アイコンタクトは1秒以下に。単語よりも口調に注意する…。人間関係を円滑にするための実践的コミュニケーション術が満載の書だ。

著 者:ジャック・シェーファー、マーヴィン・カーリンズ 出版社:大和書房(だいわ文庫) 発行日:2019年9月

2021年8月号掲載

LEADER'S LANGUAGE 言葉遣いこそ最強の武器

「やり遂げろ!」「これを終わらせよう」…。職場のリーダーが発する言葉には、「行動」を促すものが多い。一方、少ないのが「思考」を促す言葉だ。しかし、仕事の効果を高めるには、状況に応じて思考と実行を行き来する必要がある。そのためにリーダーが知っておきたい行動様式と言葉を伝授。言葉を変えれば、世界が変わる!

著 者:L. デビッド・マルケ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年6月

2021年8月号掲載

超速

今、多くの仕事で合理化・自動化が進む。にもかかわらず、生産性の伸びは停滞気味。要因の1つは、人々が無駄な会議やデジタル端末に時間や意識を奪われていることだ。これらに振り回されずに生産性を上げるには、どうすればいいか。その方法を、整理・集中などのスキルを柱に紹介する。有効かつ即使えるテクニックが満載だ。

著 者:ウィル・デクレール、バオ・ディン、ジェローム・デュモン 出版社:サンマーク出版 発行日:2021年5月

2021年7月号掲載

一流のメンタル 100の習慣

メンタルの弱さに悩む人は少なくない。失敗を引きずる、困難から逃げてしまう…。そんな悩みを吹き飛ばす、「自分の心を整える」スキルの数々を紹介。伝授するのは、理不尽なクレームを受けることもあるCA(キャビン・アテンダント)の世界で、一流のビジネスパーソンに長年接してきた、元日本航空CA教官だ。

著 者:山本洋子 出版社:朝日新聞出版 発行日:2021年5月

2021年6月号掲載

リフレクション

「リフレクション」とは、自己の内面を客観的に振り返る行為のこと。経産省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」の中でも、あらゆるスキル習得の前提となる力として注目されている。自分と向き合うことで新たな学びを得て、将来の行動に活かす。リーダーにとって必須のこの“内省”のメソッドと、実践法を指南する。

著 者:熊平美香 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2021年3月

2021年6月号掲載

運気を引き寄せるリーダー 七つの心得

優れた経営者は、運が強い。では、強運は一部の人だけのものなのか。答えは、否。著者いわく、「運の強さ」 ―― 逆境を追い風に変え、組織に強運を呼び込む力は、誰もが意識的な努力で身につけることができる。その修得法を、7つの「心得」にまとめた。コロナ危機に苦しむリーダーにとって、示唆に富む1冊といえよう。

著 者:田坂広志 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2021年4月

2021年6月号掲載

THE CATALYST 一瞬で人の心が変わる伝え方の技術

人の気持ちや行動を変えたい時、我々は説得したり圧力をかけたりしがちだ。だが、そうした力ずくの手段は相手の反発を招きやすい。変化を促すカギは、自らが“触媒(カタリスト)”となり、変化を妨げる障害を取り除くこと。Apple、Google等でコンサルタントを務める著者が、この障害を乗り越え、人の心を動かすノウハウの数々を公開する。

著 者:ジョーナ・バーガー 出版社:かんき出版 発行日:2021年3月

2021年4月号掲載

妄想する頭 思考する手

アイデアは、自分の中の「妄想」から生まれる! 数々の画期的な発明を世に送り出した研究者が、妄想によって新しいアイデアを生み出す方法を解説する。「やりたいことを1行で言い切る」「既知の事柄をかけ算する」…。経験を踏まえつつ紹介される発想法やそのコツは、研究職のみならずビジネスパーソンにも参考になるはずだ。

著 者:暦本純一(編) 出版社:祥伝社 発行日:2021年2月

2021年4月号掲載

LIMITLESS 超加速学習

人の脳は、どんなことも可能にする力を秘めている。この力を発揮できないのは、自らに限界(リミット)を設けているからだ。では、どうすればそれを打ち破れるのか。カギは、マインドセット、モチベーション、メソッドの3つにある。限界を外してこれら3つを強化し、リミットレスな人生を実現する方法を、脳力向上のエキスパートが説く。

著 者:ジム・クウィック 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年2月

2021年3月号掲載

本気の説教

上司の本気の説教にこそ、部下を成長に導くカギがある ―― 。人材育成に携わる著者が、働く人の心に刺さる“耳の痛い話”の数々を通して、仕事で成果を出すための秘訣を伝授する。「仕事の報酬は仕事」「ロールモデル探しは時間のムダ」…。テレワークが拡大する昨今、部下育成に悩む上司にとっても参考になるヒントが満載だ。

著 者:小笹芳央 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2018年6月

2021年1月号掲載

未来を見る力

少子高齢化と人口減少。国家を消滅させかねないこの問題に、これまで日本は有効な対策を講じてこなかった。もはや猶予はない。「戦略的に縮む」発想で、人口減を前提とした社会に転換することが必要だ。人口問題の専門家が、コロナ禍が突き付けた課題も踏まえ、今後、社会に訪れる変化をチャンスに変えるための思考法を説く。

著 者:河合雅司 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2020年9月

2020年11月号掲載

最強の集中力

集中したいのに、つい気が散ってしまう…。その原因として、スマホやSNS、ゲームなどがよく挙げられるが、これらは表面的な原因にすぎない。気を散らさないためには、根本的な原因に向き合い、対処する必要がある。自らも注意散漫に苦しんだという著者が、集中力を保つために踏まえるべきこと、具体的な方法を説く。

著 者:ニール・イヤール、ジュリー・リー 出版社:日経BP 発行日:2020年8月

2020年11月号掲載

新装版 思考の技術

1971年刊『思考の技術――エコロジー的発想のすすめ』を改題・再編集したもの。立花隆氏の事実上の処女作で、エコロジー(生態学)の観点から、ものの見方・考え方を説く。生態学的に思考し、自然を畏怖せよという主張は、初版刊行から約50年を経た今も色褪せない。環境問題が深刻化する現代、一読の価値ある書といえよう。

著 者:立花 隆 出版社:中央公論新社(中公新書ラクレ) 発行日:2020年8月

2020年10月号掲載

OODA Management

新型コロナウイルスの問題など、今日の企業経営は、想定外の事態に翻弄されがちだ。生き残るには、計画にこだわらず、状況に応じて柔軟かつ迅速に対応する必要がある。本書は、そのための枠組み、「OODA」ループ(観察→情勢判断→意思決定→行動)の考え方と、それを経営の中で「仕組み化」していく方法を明らかにする。

著 者:原田 勉 出版社:東洋経済新報社 発行日:2020年8月

2020年10月号掲載

The Intelligence Trap

優秀なあの人がなぜバカな判断を下すのか? この謎を解くには、知性とは何かを正しく捉え直す必要がある。高い知力があっても、それを適切に使いこなす知恵 ―― オープンマインド思考や知的謙虚さがなければ思考は偏るだけだ。科学ジャーナリストが、賢い人ほど陥りやすい知性のワナを暴き、それを避けるためのヒントを示す。

著 者:デビッド・ロブソン 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年7月