新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2025年2月号掲載
「創造的破壊」ともいわれるイノベーション。それは経済成長や新産業の創出など、社会に恩恵をもたらす。その一方、既存のスキルを陳腐化させ、失業する人も。どんなスキル、人が破壊されやすいのか? 破壊の打撃を和らげる方策とは? 産業革命などの歴史的事例も織り交ぜながら、イノベーションとの向き合い方を考える。
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2024年12月号掲載
近年、ビジネスで“ディスラプション”がもてはやされている。ネットフリックス、アマゾン、ウーバーなどは、それで躍進した。だが、企業の破綻や雇用の喪失などマイナス面も大きい。破壊を伴わない手法はないのか? 「ブルー・オーシャン戦略」で知られる世界的経営思想家2人が、敗者を生まない新たな市場創造の道を示す。
2024年6月号掲載
近年、激しさを増す米中ハイテク戦争。米国が打ち出した半導体などの禁輸措置に対抗するため、中国は国産技術の開発に注力している。そんな中国企業の現況を、中国テクノロジー研究の第一人者が明らかにする。ファーウェイ、バイトダンスをはじめ中国ハイテク企業の生き残り戦略を、現地取材を交え詳細に描いたリポートだ。
2024年5月号掲載
電気自動車、人工知能(AI)、メタバース…。新発明の数々を、メディアは「世界を一変させる」ともてはやす。しかし、「発明(インベンション)」=「イノベーション」にあらず。歴史を辿れば、失敗に終わった発明も多い、と世界屈指の思想家は言う。本書では、「失敗したテクノロジー」を具体例を挙げて検証。ニュースが報じない事実を語る。
2023年11月号掲載
日本企業は、新規事業に着工する力を強化すべき ―― 。ボストン コンサルティング グループの日本共同代表が、その力の高め方を説いた。新規事業に対する理解不足や共通認識の欠如など、着工を阻む原因は様々。これらを克服するための留意点を、新規事業の全体像と併せ提示する。自社の挑戦を加速させるヒントに満ちた1冊。
近年、世の中の不確実性が高まっている。科学技術の変化、政治的な変化…。これらがもたらす競争環境の激変 ――“戦略転換点”において、リーダーにとって重要なもの。それは「仮説指向(ディスカバリー・ドリブン)計画法」だ。綿密な計画ではなく、機敏な仮説検証を通じた学びが、予測がつかない時代の勝利のカギだと、世界的な経営思想家は言う。
2022年12月号掲載
デザイン思考とは、優れたデザイナーの思考・行動パターンを体系化したもの。特別なノウハウやセンスがなくとも、イノベーションの創造を可能にする思考法だ。その最前線を知る著者が、問題の発見から解決、プロトタイプの開発まで、一連のプロセスを解説。誰もが「デザイナーのように思考する」ためのテクニックを明かす。
2022年6月号掲載
最近、日本企業からイノベーションが生まれていない。なぜか? それは、「イノベーションの本質」がわかっていないからだ。技術革新=イノベーションではない。「顧客の暮らしを変えること」こそが、その本質だという。本書では、顧客の価値観を変え、行動を変えるためのメカニズムを、様々な企業事例を交えて解説する。
2021年11月号掲載
近年、日本では新規事業開発に取り組む企業が増えつつある。ビジネス環境が厳しさを増す今、どんな企業も事業を創り続けなければ生き残っていけないのだ。だが、成果を上げる企業は極めて少ない。どうすれば成功確率を高められるのか。数々の新規事業を支援してきた著者が、その経験から得られた実践的な知見と手法を説く。
今、SFがビジネスで注目されている。読者の想像をはるかに超える未来社会や新技術、そこから生じる様々な課題とその解決策…。SFの世界は、「未来を生み出す」ヒントに満ちているのだ。そんなSF特有の思考法をいかにして身につけ、ビジネスに活用するか? その秘訣を、三菱総合研究所と筑波大学の共同研究者が語る。
2021年9月号掲載
新商品の開発であれ、ビジネスモデルの変更であれ、革新的なアイデアの実現は難しい。だが、その成否を予測する方法はある。仮説を立て、テストし、洞察を得ることだ。企業の競争力をも左右する、このビジネス実験をどのように行い、意思決定に活かせばいいのか。多数の企業事例を引きつつ詳述し、実験の威力を解き明かす。
2021年8月号掲載
多くの人がスマホを持ち、モバイルマネーを使い、巨大ショッピングモールは大賑わい ―― 。これが、今のアフリカだ! アフリカと聞くと、スラムや飢餓、内戦などが思い浮かぶが、それは一部のこと。本書は、加速度的に発展しつつある当地の現状、日本人が知らない本当の姿を伝える。アフリカのイメージが変わる1冊だ。
2021年5月号掲載
新型コロナを封じ込め、いち早く経済成長をプラスに転じさせた中国。その原動力となったのは、デジタル技術だ。かつては科学技術面で“遅れた国”と見られていた中国が、今やデジタル大国に。背景にあるのは、1978年の改革開放以来の国家戦略だ。デジタルエコノミーが専門の著者が、中国のデジタル強国戦略の全容を明かす。
2021年4月号掲載
アイデアは、自分の中の「妄想」から生まれる! 数々の画期的な発明を世に送り出した研究者が、妄想によって新しいアイデアを生み出す方法を解説する。「やりたいことを1行で言い切る」「既知の事柄をかけ算する」…。経験を踏まえつつ紹介される発想法やそのコツは、研究職のみならずビジネスパーソンにも参考になるはずだ。
2021年3月号掲載
既存の知識や資源を従来とは違う視点で読み替え、イノベーションをやり直す。この「リ・イノベーション」という新たな価値創造の概念を論じた書だ。オープン・イノベーションやダイバーシティ経営などを、知識・資源をとらえ直すための戦略活動と位置付け、眠っている価値を引き出し、リ・イノベーションを実現する道筋を示す。
2020年12月号掲載
イノベーションを起こすカギ。それは、「オープン」性だと著者はいう。だが、日本企業はクローズ志向。自社のノウハウの流出を恐れ、企業の枠を越えた製品やアプリの開発に及び腰だ。さらに、チャレンジの足を引っ張る、法制度の問題もある。そんな日本が、どうすればイノベーションを起こせる国に変わるのか、提言する。
2020年10月号掲載
今、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。今後、我々はこのウイルスと共生し、従来とは異なる新しい日常を生きていかねばならない。本書は、そんな「ニューノーマル」におけるビジネスコンセプトと事業機会を、4つのキーワードを軸に解説。不可逆な変化の中で戦略をどう最適化していくか、そのヒントが示された1冊だ。
2020年7月号掲載
業界破壊企業とは、固定観念にとらわれず、斬新なアイデアや技術を武器に、業界を席巻する企業のこと。本書は、第2のGAFAを狙う新興企業の数々と、そのビジネスの特徴を徹底解説。さらに、足もとで懸念されるスタートアップ・バブル崩壊の可能性についても触れ、不穏な時代を乗り越える新しい起業のあり方を考察する。
“創造力”とは、芸術家など、ごく一握りの人だけに与えられた才能 ―― 。こう思われがちだが、本来、人は誰もが創造的。常に自己表現を心がければ、クリエイティブになり、自分が望む人生を歩める! 本書では、この創造性を育む作業を習慣化する方法を紹介する。自分のポテンシャルを花開かせる上で、有用な1冊だ。
2020年5月号掲載
近年、“起業国家”として世界の注目を集め、豊富なハイテク人材を輩出しているイスラエル。同国の躍進を支えているのが、スタートアップを取り巻く独自のエコシステム(生態系)だ。その中核を成す、国防軍のテクノロジーリーダー育成プログラム「タルピオット」に焦点を当て、イノベーションが生まれる秘密に迫る。
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