2022年6月号掲載

ヒトラーとは何か

アドルフ・ヒトラー。歴史上類を見ない、この独裁者がいなければ、今日の世界は違うものになっていただろう。彼は、一体どんな人間だったのか。生い立ち、政治的成功、そして戦争、ユダヤ人虐殺。その軌跡をたどり、背後にある世界観を描き出す。同時代を生きたジャーナリストによる、独自の解釈が光る、ヒトラー評伝の名著だ。

著 者:セバスチャン・ハフナー 出版社:草思社(草思社文庫) 発行日:2017年8月

2022年5月号掲載

1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書

人生で真剣勝負した人の言葉は、詩人の言葉のように光る ―― 。五木寛之氏や米長邦雄氏、幸田露伴氏、森信三氏など、一流の人物365名が人生の哲学や生き方について語った言葉を編纂。1日1話、1年で読み切れる人生論集としてまとめた。書名の通り、詩人の言葉のように光る金言の数々が、読む人の心を奮い立たせてくれる。

著 者:藤尾秀昭(監修) 出版社:致知出版社 発行日:2022年3月

2022年3月号掲載

PERIL(ペリル)危機

2021年1月、米国で議会襲撃事件が勃発し、国中が騒然となった。トランプからバイデンへの政権移行で生じたこの混乱を読み解くカギは、衝動的で予測不能なトランプの言動にある。200人以上の関係者へのインタビューや膨大な資料から、トランプ政権末期のホワイトハウスや、新大統領バイデンの苦悩などを描いた話題の書。

著 者:ボブ・ウッドワード、ロバート・コスタ 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年12月

2022年3月号掲載

永守流 経営とお金の原則

緻密で揺るぎない財務の戦略、原則があってこそ、企業は成長できる! こう指摘する日本電産の創業者・永守重信氏が、半世紀にわたる企業経営を通して会得した“経営とお金の原則”を披露。キャッシュの重要性から、取引先の見極め方、M&A成功の秘訣まで。実践的な知識やノウハウが、具体的なエピソードを交え語られる。

著 者:永守重信 出版社:日経BP 発行日:2022年1月

2022年2月号掲載

成しとげる力

日本電産を創業、世界一の総合モーターメーカーに育て上げた永守重信氏が、23年振りに書き下ろした自著。「一番をめざせ」「苦労に飛び込め」「人の心の機微をつかめ」等々、半世紀におよぶ経営者人生から導き出した哲学が語られる。そのメッセージは一見シンプルだが、比類なき実績に裏付けられ、説得力に溢れている。

著 者:永守重信 出版社:サンマーク出版 発行日:2021年11月

2022年1月号掲載

私の親鸞 孤独に寄りそうひと

「人は1人でいても孤独ではない。もう1人、親鸞という人物が常にそばにいてくれるからだ」。五木寛之氏、89歳。30代で出会った浄土真宗の開祖と、半世紀以上、共に歩んできた。封印し続けた過酷な引き揚げ体験、そこで抱いた罪の意識、そして心癒やされた親鸞の言葉…。“わが心の親鸞”を語った、半自伝的親鸞論である。

著 者:五木寛之 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2021年10月

2021年11月号掲載

稲盛と永守 京都発カリスマ経営の本質

京セラとKDDIを創業し、JALを再建した稲盛和夫。日本電産を創業し、成長させ続ける永守重信。2人のカリスマ経営者の経営モデルを掘り下げると、共通点が見えてきた。世間の風潮に流されず、独自の哲学や信念を貫いているのだ。これを「盛守経営」と名づけた著者がその本質に迫り、これからの経営のあるべき姿を示す。

著 者:名和高司 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2021年8月

2021年6月号掲載

フランクリン自伝

貧しい家庭に生まれながらも、印刷業者として成功し、米国の独立宣言の起草に携わるなど、政治家としても活躍したフランクリン。有名な「13の徳目」をはじめ、彼が成功への歩みの中で行ったことを詳述した本書は、立身出世のバイブルとして、米国ばかりか日本でも読み継がれてきた。この自伝文学の古典を、完訳で紹介する。

著 者:フランクリン 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1957年1月

2021年4月号掲載

五輪書 全訳注

不敗の剣豪として知られる宮本武蔵。彼が遺した著作には、命がけの体験を通して究めた兵法の奥義、そして人生観が詰まっている。「我に師匠なし」「別れを悲しまず」「事において後悔をせず」…。一切の甘えを捨て、ただひたすら剣に生きた武蔵の言葉は、人生を生き抜く上で大切にすべきことを、私たちに教えてくれる。

著 者:宮本武蔵、鎌田茂雄(訳注) 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:1986年5月

2021年3月号掲載

自己を伸ばす 文庫版 カーネギー・トレーニング

『人を動かす』『道は開ける』等の著書で知られる、デール・カーネギー。本書は、彼の生い立ちから、世界各地で開かれている“カーネギー・コース”を開講するまでの歩みを描くとともに、実際に教室で説かれた教えを収録。悩みの中から立ち上がり、真の自己に目覚め、充実した生き方をするためのメソッドの数々が披露される。

著 者:アーサー・ペル 出版社:創元社 発行日:2020年12月

2021年2月号掲載

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

著者は1981年、台北市生まれ。IQ180。新型コロナを早々に封じ込めた台湾で、デジタル担当の閣僚として、感染防止の中心的役割を担った。そんな“テクノロジー界の異才”の、世界初の自著だ。コロナ対策成功の秘密から、デジタル・AIが開く新たな社会像まで。トランスジェンダーである自身の生い立ちも交え、大いに語る。

著 者:オードリー・タン 出版社:プレジデント社 発行日:2020年12月

2021年2月号掲載

RAGE 怒り

本能で動き、衝動で決断を下した、異形の大統領ドナルド・トランプ。彼が舵取りをしたアメリカは今、混乱状態にある。コロナ禍、対中・対イラン問題、人種差別…。問題が次々と現れる中、大統領執務室で起こっていたこととは? 調査報道の名手が、トランプ政権の4年間を総括した。全米150万部突破のベストセラー。

著 者:ボブ・ウッドワード 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年12月

2021年2月号掲載

渋沢栄一 「論語と算盤」の思想入門

貨幣制度の統一、近代的銀行制度の立ち上げ、太陰暦から太陽暦への変更。これら全てに関わったのが、渋沢栄一だ。彼なくして、日本の近代化はなかったといえよう。では、偉業を支えた行動原理は、何だったのか。その人生をたどりつつ、彼の思想の核である「論語と算盤」 ―― 道徳と経済を一致させた思想を解き明かす。

著 者:守屋 淳 出版社:NHK出版(NHK出版新書) 発行日:2020年12月

2021年1月号掲載

マネジメントへの挑戦【復刻版】

1万社近くの企業を指導し、「日本のドラッカー」と呼ばれた一倉定。彼は、従来の経営論を“きれい事”と否定し、机上の空論ではなく人間に立脚したマネジメントを展開した。そんな“一倉マネジメント”の要諦をまとめたものだ。1965年に刊行された書の復刻版だが、経営者を震撼させた「反逆の書」の内容は、今も色褪せない。

著 者:一倉 定 出版社:日経BP 発行日:2020年6月

2020年12月号掲載

いかなる時代環境でも利益を出す仕組み

コロナ禍にあっても成長を続けるアイリスオーヤマ。その強さの秘密を、同社会長が明かした。自らの手で環境をコントロールする。マーケットインではなくユーザーイン。経常利益の50%を新市場の開拓に回す…。目先の利益を追うのでなく、どんな環境下でも利益を出す。そのための仕組みづくりを詳述した、実践的な経営書だ。

著 者:大山健太郎 出版社:日経BP 発行日:2020年9月

2020年11月号掲載

悪党たちの大英帝国

偉大さとは、その者の業績の善悪で決まる。たとえ、それを行ったのが「悪党」であっても ―― 。6人の妻を娶り、うち2人を処刑したヘンリ8世から、帝国主義者でアジア・アフリカの人々を見下したチャーチルまで。16~20世紀のイギリスを動かし、世界に冠たる大英帝国を築いた“悪いやつら”の実像から、歴史を繙く。

著 者:君塚直隆 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2020年8月

2020年9月号掲載

経営の知的思考 直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍

新型コロナウイルスのショックで、世界中が混乱している。いまだ先行きが不透明な中、経営者に求められるのは“前例なき決断”だ。データや論理では詰め切れない中で決断しなければならない。そのために留意すべきことを、経営学の第一人者が説いた。不確実な未来に向け、跳躍するための「思考の筋道の基本」が示される。

著 者:伊丹敬之 出版社:東洋経済新報社 発行日:2020年7月

2020年3月号掲載

鈴木敏文の経営言行録

40歳でセブン-イレブンを創業。以来、日本の流通にイノベーションを起こし続けてきた鈴木敏文氏の言行録である。222の言葉を、「経営姿勢」「マネジメント」「仮説と検証の仕事術」の3テーマに分けて収録。「変化への対応と基本の徹底」を実践するために、氏が繰り返し社員らに語った言葉の数々は、多くの示唆を与えてくれる。

著 者:鈴木敏文、勝見 明(構成) 出版社:日本経営合理化協会出版局 発行日:2020年1月

2019年12月号掲載

自警録 心のもちかた

明治時代の教育者であり国際人であった新渡戸稲造が、日々の心の持ち方や人生の要諦をわかりやすく語った修養書。「柔和なる者はこの世を嗣ぐ」「成敗は世人の眼に見えぬ」「勝敗の決勝点を高きに置け」…。豊かな知識と人生経験から導き出された真理は、古びることなく、今を生きる私たちに多くの示唆を与えてくれる。

著 者:新渡戸稲造 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:1982年8月

2019年7月号掲載

思い邪なし 京セラ創業者 稲盛和夫

京セラ(株)名誉会長・稲盛和夫氏の評伝である。「アメーバ経営」などの経営ノウハウや、「利他」の経営哲学はいかにして生まれたのか。若き時代から今日までの歩みを、本人へのインタビューと資料を基に克明に描く。その足跡からは、“思い邪なし” ―― 人として正しい道をまっすぐに歩もうとする、ひたむきさが浮かんでくる。

著 者:北 康利 出版社:毎日新聞出版 発行日:2019年4月