新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2025年2月号掲載
著者は、自然食品店やカタログ・小売企業などを興し、成功を収めた米国の起業家。本書は、その経験をもとに起業と経営の本質を説いたものである。ビジネスプランの仕上げ方、「商売のセンス」の磨き方など、ビジネスを育てるヒントと行動指針が具体的に示される。1987年の刊行後、50カ国以上で読まれたベストセラーの新版。
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2025年1月号掲載
2025年、日本企業が優先的に考えるべき「経営上の重要論点」を、BCG(ボストン コンサルティング グループ)が提示した。生成AIの活用、価格戦略(プライシング)の見直しなど。持続的成長を実現するための具体策が、データとともに語られる。企業を取り巻く不確実性が増す中、時代の潮目を読み取る上でも役立つだろう。
2024年11月号掲載
近年、立派なパーパス(志)を掲げる企業は多いが、不祥事も絶えない。それは、「倫理(エシックス)」を日々の行動原理にまで落とし込めていないからだと、「パーパス経営」を提唱した著者は言う。倫理は、理想と現実をつなぎ、社会と経済の発展のための基軸となるもの。その構造を解説し、組織に取り込むためのヒントを提示する。
顧客への対応に力を注ぐあまり、従業員に負担をかけるやり方は企業の成長を妨げる。企業が成長するカギは「顧客体験(CX)」とともに「従業員体験(EX)」も向上させること。「エクスペリエンス・マインドセット」は両者を同時に強化し、最大限活用するものだ。その利点と方法を、各種事例を交えて詳しく解説する。
楽しそうに働いていた若手社員が、突然退職。そんな事態に茫然とする管理職は少なくないだろう。なぜ、こんなことになるのか。早期離職を防ぐには何をすべきか? 採用支援業務などに長年従事する著者が、人が働く上での本質や、若手を惹きつけ成長させる具体策などを詳述。離職問題に悩むすべての人に解決のヒントを与える。
2024年9月号掲載
「いい経営」を「すばらしい経営」に進化させるカギは“経営理念”にある ―― 。一橋大学名誉教授の伊丹敬之氏が、経営理念を育み、社内に浸透させることの大切さを、グーグル等の事例を挙げて明快に解説。氏は言う。経営理念を組織内で共有し、人心が統一されると、現場は驚くような行動を自発的に取るようになる、と。
「現場力は死んだ」。ロングセラー『現場力を鍛える』の著者・遠藤功氏はこう嘆く。日本企業の現場は競争力の柱になるどころか、現場を取り巻く環境は悪化し、不正・不祥事が続発している。その原因とは? 強い組織を再び作るには? 現状を読み解き、未来を創造する「新しい現場力」にアップデートするための方策を示す。
必要な変化が生まれず、利益率は下がる一方…。今日、多くの日本企業が抱える問題を掘り下げ、状況を打開するための道筋を示す。キーワードは、「構造的無能化」。組織が考え、実行する能力を喪失し、環境変化に対応できなくなる、というものだ。そのメカニズムを解き明かし、問題を乗り越えるための“対話”の考え方を説く。
2024年8月号掲載
リーダーが「次に何が起きるのか」を予測し、未来に備える上で示唆に富む書。世界屈指のリーダー育成機関、デューク・コーポレート・エデュケーションの機関誌から、選りすぐりの論文を紹介する。リーダーに必要な良識や、業績向上につながるESG戦略など、いずれも自社のビジネスを守り、強くするための助けとなるだろう。
2024年7月号掲載
ビジネスは、便利で快適な社会をつくることを目的としてきた。それを満たした今日、次に目指すべき方向性を提示。社会で見過ごされる不正義を批判し、人々の価値観をアップデートする ――「社会運動・社会批判」としてのビジネスを、事例を交え語る。今、世界では、こうしたビジネスの「パラダイムの転換」が起きている!
今、生成AIは世界中で注目されている。しかし、日本企業は、まだまだ十分に活用しきれていないのが現状だ。本書では、AIの強みと具体的な導入方法、そして企業変革の進め方を、DX(デジタルトランスフォーメーション)の“伝道者”と称される著者が平易に解説。これからの経営は、AIを中心に置く必要があると言う。
2024年6月号掲載
著者は2社のユニコーン(評価額が10億ドルを超える企業)を立ち上げた、イスラエルの起業家。「自分が解決しようとしている問題に、恋をするのがいい」。そんなユニークな持論を述べ、起業における留意点を自らの経験を交えつつ明かす。起業家はもちろん、新規事業の担当者らにもアイデアを形にするヒントを与えてくれる1冊。
2024年5月号掲載
長寿企業が多く存在する一方で、成長性に乏しい日本の市場。そんな状況下で勝ち続ける企業は、進化の“型”を持っている。本書は、彼ら成長企業に共通する「進化の法則」を、多数の実例を交えて解き明かす。欧米流の経営手法に流され、大切にすべき志を見失ってきた平成の経営から、脱却するヒントを与えてくれる1冊である。
「エフェクチュエーション」とは、不確実性の高い状況における意思決定の理論のこと。従来の経営学が重視する「予測」ではなく、「コントロール」で不確実性に対処する。世界的経営学者が提唱したこの理論のエッセンスを、わかりやすく紹介する。先行き不透明な今日、生き延びる知恵を与えてくれる書だ。
2024年4月号掲載
増える業務量、縮む給与差、高い死亡率。今の日本では、管理職として働くことが「罰ゲーム」と化している。働き方改革の恩恵も得られず、管理職の負担はむしろ増えているとのデータもある。彼らはなぜ、こうした苦境に陥ったのか? その原因を、国際比較を含む多数のデータで分析。疲弊する現場を救うための解決策を示す。
2024年3月号掲載
「失われた30年」の間、日本企業は伸び悩んでいる。原因は、戦後の成長を支えた“経営の原理”を忘れたこと! すなわち、積極的な設備投資や人材投資で企業を成長させ、結果的に株主にも報いる、という姿勢が失われた。この「従業員主権経営」の復権を、日本企業研究の第一人者が説き、株主偏重の今の経営に警鐘を鳴らす。
2024年2月号掲載
“戦略の戦略家”と称される著者いわく、「戦略の策定とは意思決定でも目標設定でもない。長期的ビジョンも要らない」。それは、克服可能な最重要ポイントを見極め、解決法を見つけることだと述べ、その手順を論じる。多彩な事例を引きつつ、戦略についての経営陣の誤解を解きほぐし、すべきことを説いた500頁超の大著である。
自社の利益を追求するだけでは、激変する世界を生き残れない。すべてのステークホルダーと密接な関係を築くことが必要だ ―― 。企業存続のカギは「心のつながり」の構築にあると説いた書である。顧客に愛され、従業員が満足し、株主にも利益をもたらす。そんな“愛される企業”の思考と行動を、多数の企業事例から導き出す。
2024年1月号掲載
不連続な時代のリーダーは、潮流の変化をいち早く感じ取らねばならない ―― 。ボストン コンサルティング グループが、2024年の経営の成否を決める重要論点を示した。生成AIなどの「経営トレンド」や、事業開発力、値付けといった必須の「経営能力」。自社の競争優位を構築する上で外せない8つの論点について詳しく論じる。
2023年11月号掲載
日本企業は、新規事業に着工する力を強化すべき ―― 。ボストン コンサルティング グループの日本共同代表が、その力の高め方を説いた。新規事業に対する理解不足や共通認識の欠如など、着工を阻む原因は様々。これらを克服するための留意点を、新規事業の全体像と併せ提示する。自社の挑戦を加速させるヒントに満ちた1冊。
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