新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2025年8月号掲載
スタートアップや新規事業を、大きく育てるための技法を説く。数々の事業立ち上げに携わった、元ボストン コンサルティング グループ日本代表の著者いわく、カギは「サイエンス」。すなわち「勝てるポジショニング、儲けのメカニズム、持続的成長のシナリオ」を徹底的に分析する。そのために必要な視点を、具体例とともに示す。
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他社が対応したがらないニーズに応え、ニッチな市場で独自の製品を提供する ―― 。中小モノづくり企業がその強みを活かす、「ニッチトップ戦略」について解説した書だ。経験豊富なコンサルタントが、ドラッカーの教えをもとに市場でオンリーワンの地位を築く方法を明かす。中小のメーカーには、中小ならではの戦い方がある!
近年、「マーケティングフレームワーク」を導入する企業は多い。しかし、効果がないと嘆く企業もまた多い。本書は、つまずく原因を明らかにするとともに、適正に機能させるためのプロセス、「守破離」を紹介。“型”を学び(守)、改良を加え(破)、自在に使いこなす(離)。このメソッドを取り入れれば、組織の競争力が高まる!
2025年7月号掲載
無意味で、成果を生まず、影響力もない。働いた分だけの成長が感じられない ―― 。今、世界で増えている「偽仕事」について、人類学者と哲学者が考察した。仕事の歴史を振り返り、偽仕事が生まれ、広がった経緯を語るとともに、生産性と充実度が高い働き方を実現するヒントを示す。各国語に訳され、広く読まれている話題作。
不確実性が増す今日、組織が成長するには、個性や多様性を活かす「組織文化」が欠かせない。これを築く上でカギとなるのが、「CQ(Cultural Intelligence:文化的知性)」だ。CQを高めれば、組織もメンバーも幸せになり、高いパフォーマンスが発揮できるという。このCQを育むための具体的手法を、組織文化変革の専門家が語る。
2025年4月、65歳までの雇用確保が義務化されるなど、シニアが働くための環境整備が進んでいる。そうした中、歳を重ねても会社に求められる人材になるには、何に留意したらよいか。「働き続けてほしい」人材を増やすために企業がすべきこととは? 労使双方の視点から、ミドル・シニアの活躍を実現するためのヒントを示す。
2025年6月号掲載
芸術作品のような美しいスポーツカーを作るフェラーリ。ユーザーが使いやすいiPhoneを開発したアップル。業態は異なるが、どちらも製品の“デザイン”に重きを置くことで、人々のニーズを掘り起こし、優れた業績を上げている。本書は、こうした「デザイン経営」を行う世界の先進的な企業を紹介。その類型と特長を解説する。
仕事は一生懸命やっている。だが、周囲の人と助け合うこともなければ、本音で語ることもない…。そんな「静かなる分断」が日本の会社に広がっている。背景には何があるのか? ベストセラー『不機嫌な職場』の著者が、バブルからコロナ禍に至る変化と、それによって職場に生じた問題を解説、分断を乗り越えるヒントを示す。
2025年5月号掲載
日本が、「失われたX年」から抜け出すために必要なもの。それは、日本流経営のアップデートだ! 日本企業ならではの“本”は残しつつ、1つのことを「深」め、「新」しいことに挑み、「進」化する。そんな「シン」日本流の可能性を、企業事例を交え説く。自社の強みを見直し、未来へ飛翔するためのヒントが得られるだろう。
2025年4月号掲載
長年、日本企業を観察し、応援してきた著者が、日本企業復活のための「挑戦する仕組みづくり」を提案する。披露される「オーバーエクステンション戦略」は、実力不足を承知の上で、あえて新事業に挑戦することで能力を拡大する、というもの。時間や国境を超えて成立する、この成長戦略を、トヨタ自動車などを例に明快に語る。
2025年3月号掲載
企業経営には、常に様々な「トレードオフ」(二者択一)がつきまとう。低価格志向か高級路線か、利益を追求するか社会貢献を重視するか…。多くの経営者は、ここで片方を諦める。だが長年、経営戦略を研究する著者によれば、両立は可能。あえて「どちらも」追い求め、成功した企業の分析を基に、“二兎を追う”戦略を説く。
2025年2月号掲載
著者は、自然食品店やカタログ・小売企業などを興し、成功を収めた米国の起業家。本書は、その経験をもとに起業と経営の本質を説いたものである。ビジネスプランの仕上げ方、「商売のセンス」の磨き方など、ビジネスを育てるヒントと行動指針が具体的に示される。1987年の刊行後、50カ国以上で読まれたベストセラーの新版。
2025年1月号掲載
2025年、日本企業が優先的に考えるべき「経営上の重要論点」を、BCG(ボストン コンサルティング グループ)が提示した。生成AIの活用、価格戦略(プライシング)の見直しなど。持続的成長を実現するための具体策が、データとともに語られる。企業を取り巻く不確実性が増す中、時代の潮目を読み取る上でも役立つだろう。
2024年11月号掲載
近年、立派なパーパス(志)を掲げる企業は多いが、不祥事も絶えない。それは、「倫理(エシックス)」を日々の行動原理にまで落とし込めていないからだと、「パーパス経営」を提唱した著者は言う。倫理は、理想と現実をつなぎ、社会と経済の発展のための基軸となるもの。その構造を解説し、組織に取り込むためのヒントを提示する。
顧客への対応に力を注ぐあまり、従業員に負担をかけるやり方は企業の成長を妨げる。企業が成長するカギは「顧客体験(CX)」とともに「従業員体験(EX)」も向上させること。「エクスペリエンス・マインドセット」は両者を同時に強化し、最大限活用するものだ。その利点と方法を、各種事例を交えて詳しく解説する。
楽しそうに働いていた若手社員が、突然退職。そんな事態に茫然とする管理職は少なくないだろう。なぜ、こんなことになるのか。早期離職を防ぐには何をすべきか? 採用支援業務などに長年従事する著者が、人が働く上での本質や、若手を惹きつけ成長させる具体策などを詳述。離職問題に悩むすべての人に解決のヒントを与える。
2024年9月号掲載
「いい経営」を「すばらしい経営」に進化させるカギは“経営理念”にある ―― 。一橋大学名誉教授の伊丹敬之氏が、経営理念を育み、社内に浸透させることの大切さを、グーグル等の事例を挙げて明快に解説。氏は言う。経営理念を組織内で共有し、人心が統一されると、現場は驚くような行動を自発的に取るようになる、と。
「現場力は死んだ」。ロングセラー『現場力を鍛える』の著者・遠藤功氏はこう嘆く。日本企業の現場は競争力の柱になるどころか、現場を取り巻く環境は悪化し、不正・不祥事が続発している。その原因とは? 強い組織を再び作るには? 現状を読み解き、未来を創造する「新しい現場力」にアップデートするための方策を示す。
必要な変化が生まれず、利益率は下がる一方…。今日、多くの日本企業が抱える問題を掘り下げ、状況を打開するための道筋を示す。キーワードは、「構造的無能化」。組織が考え、実行する能力を喪失し、環境変化に対応できなくなる、というものだ。そのメカニズムを解き明かし、問題を乗り越えるための“対話”の考え方を説く。
2024年8月号掲載
リーダーが「次に何が起きるのか」を予測し、未来に備える上で示唆に富む書。世界屈指のリーダー育成機関、デューク・コーポレート・エデュケーションの機関誌から、選りすぐりの論文を紹介する。リーダーに必要な良識や、業績向上につながるESG戦略など、いずれも自社のビジネスを守り、強くするための助けとなるだろう。
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