「TOPPOINTライブラリー」における前月1カ月間の閲覧ランキングのトップ10冊を紹介します。

1

2025年9月号掲載
THIRD MILLENNIUM THINKING アメリカ最高峰大学の人気講義 1000年古びない思考が身につく

哲学者、社会心理学者、そしてノーベル賞受賞物理学者。米国の名門大学で教鞭を執る3名が、人類が長い歴史の中で編み出した「科学的思考」を伝授する。不確実な状況を巧みに切り抜ける「蓋然的思考」、長期プロジェクトの推進に役立つ「科学的楽観主義」…。情報が溢れる現代を、賢く生き抜くための知恵が詰まった1冊だ。

著 者:ソール・パールマッター、ジョン・キャンベル、ロバート・マクーン 出版社:日経BP 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2

2025年9月号掲載
アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち

今、アメリカで「新右翼」が頭をもたげつつある。従来の右派以上に、ナショナリズム、キリスト教的価値を重んじ、テクノロジーを積極的に受け入れる人たちだ。リベラルな価値観を批判する彼らは、社会をどう変えようとしているのか。アメリカ政治思想史の専門家が、トランプ政権の下、様変わりする右派の現状を読み解く。

著 者:井上弘貴 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

3

2025年9月号掲載
新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉

「一億総中流」は、過去の話。日本はもはや、引き返せないまでに格差が広がった“新しい階級社会”だ! 日本の階級構造研究の第一人者が、今日の社会の実態を最新データに基づいて示した。非正規雇用で低賃金、結婚もできず社会的にも孤立…。そんな「アンダークラス」階級の存在など、危機的な現状を明らかにする。

著 者:橋本健二 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

4

2025年9月号掲載
新版 エスキモーに氷を売る

売上も成績もNBAで最下位、地元ファンもごくわずか ―― 。そんなチームを、わずか数年で高収益集団に変えたコンサルタントが、自ら実践したマーケティング手法を語った。「思いつき」にボーナスを出す、顧客が買いたがる商品だけを売る、商品を“お得すぎる”状態にする、等々。明かされる考え方は、業界を問わず応用可能だ!

著 者:ジョン・スポールストラ 出版社:フォレスト出版 発行日:2025年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

5

2025年9月号掲載
超新版 ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

マーケティングの口コミ理論を確立した名著が25年ぶりに生まれ変わった。小さな変化がウイルスのように広がり、やがて大きな流れに変わる「社会的伝染病」の原則を、時代に合わせ丸ごと書き直し! その場を覆う「空気感」、行動を意図的に操作する「ソーシャル・エンジニアリング」など、世の中を動かす仕組みが示される。

著 者:マルコム・グラッドウェル 出版社:飛鳥新社 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

6

2025年9月号掲載
勝負師 孫正義の冒険 上・下

ソフトバンク創業者にして稀代の投資家、孫正義。その足跡を、フィナンシャル・タイムズの元編集長が追った。数々のアイデアに熱意を傾け、時に無謀な賭けにも突き進む ―― 。シリコンバレーを中心に各国を徹底取材。日本からは見えない孫の人脈と、“勝負師”としての姿を浮き彫りにした、米欧の書き手による初の評伝だ。

著 者:ライオネル・バーバー 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

7

2025年9月号掲載
「顧客が増え続ける」科学 デジタル時代のマーケティング新定跡

複数の企業でマーケティング責任者を務める著者が、ビジネスを成長へと導く「新定跡」を公開。顧客が第三者に語りたくなる体験を提供する、新規顧客への提案はシンプルに徹する、等々。紹介される手法は、長年の経験から導かれた実践的なものばかりだ。デジタル化が進む今、顧客に選ばれ続けるためのヒントが満載の書である。

著 者:西井敏恭 出版社:日経BP 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

8

2025年10月号掲載
緊縮資本主義 経済学者はいかにして緊縮財政を発明し、ファシズムへの道を開いたのか

医療費削減、民営化、賃金引き締め…。歴史的に繰り返されてきた、様々な緊縮政策。その目的は、常に“財政健全化”とされてきた。しかし、真の狙いは「資本主義体制の維持」であり、単なる経済政策ではなかった! 第1次大戦後に端を発し、今日まで続く「富裕層への富の集中」と「労働者階級の抑圧」を、気鋭の経済史家が暴く。

著 者:クララ・E・マッテイ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

9

2025年10月号掲載
幸福のための消費学

幸福をもたらす消費とはどのようなものか? 消費研究の第一人者が、近年のトピックスをもとに考察した。昭和レトロブーム、ミニマリズム…。様々な現象から導き出したのは、「文化」の豊かさを求めることと、「社会」に悪影響を及ぼさないこと。これらを両立させることが幸福のカギだとし、目指すべき消費のあり方を示す。

著 者:間々田孝夫 出版社:作品社 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

10

2025年9月号掲載
となりの陰謀論

選挙で投票されたはずの票が消えた。欧米では大量の移民が、白人にとって代わろうとしている ―― 。近年、耳にすることが増えた陰謀論について、気鋭のメディア研究者が解説した。陰謀論はなぜ生まれるのか? 人はなぜ根拠のない話を信じるのか? 米国のトランプ大統領の事例などを引きつつ、社会を蝕む病の正体に迫る。

著 者:烏谷昌幸 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2025年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。