「TOPPOINTライブラリー」における前月1カ月間の閲覧ランキングのトップ10冊を紹介します。

1

2025年7月号掲載
忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方

無意味で、成果を生まず、影響力もない。働いた分だけの成長が感じられない ―― 。今、世界で増えている「偽仕事」について、人類学者と哲学者が考察した。仕事の歴史を振り返り、偽仕事が生まれ、広がった経緯を語るとともに、生産性と充実度が高い働き方を実現するヒントを示す。各国語に訳され、広く読まれている話題作。

著 者:デニス・ノルマーク、アナス・フォウ・イェンスン 出版社:サンマーク出版 発行日:2025年5月
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2

2025年7月号掲載
世界最高の質問術 一流のビジネスリーダー45人が実践する人を動かす「問いかけ」の極意

“質問”には、人や組織を大きく成長させる効果がある! リーダー育成に携わる著者らが、長年にわたる研究と実践から導き出した、質問の技法を伝授。部下の能力を引き出す、会議を活性化させる、チーム内の対立に対処する…。リーダーが身につけるべき質問術を様々な場面に即して説いた、実践的な1冊となっている。

著 者:マイケル・J・マーコード、ボブ・ティード 出版社:新潮社 発行日:2025年4月
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3

2025年8月号掲載
移動と階級

私たちの生活は、“移動”なしに成り立たない。社会は人・モノ・情報などが動くことで機能している。では、移動に、階級や居住地による“格差”があるとしたら? 社会学者が、独自の調査を基に実態を明らかにした。フードデリバリーから気候変動による移住まで、様々な問題を取り上げ、移動に伴う分断、不平等を考察する。

著 者:伊藤将人 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2025年5月
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4

2025年7月号掲載
スティグリッツ 資本主義と自由

「新自由主義」は破綻しつつある!? 市場は効率的だから、規制は不要。冷戦後、世界を席巻したこの経済システムに、ノーベル賞経済学者が異を唱えた。価格支配力を持つ企業が庶民を搾取している、超富裕層がメディアを支配し、自らに都合のよい世論を導いている…。規制なき社会の“失敗”を明かし、新たな枠組みを示す。

著 者:ジョセフ・E・スティグリッツ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2025年6月
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5

2025年7月号掲載
強い組織は違いを楽しむ CQが切り拓く組織文化

不確実性が増す今日、組織が成長するには、個性や多様性を活かす「組織文化」が欠かせない。これを築く上でカギとなるのが、「CQ(Cultural Intelligence:文化的知性)」だ。CQを高めれば、組織もメンバーも幸せになり、高いパフォーマンスが発揮できるという。このCQを育むための具体的手法を、組織文化変革の専門家が語る。

著 者:宮森千嘉子、デイヴィッド・リヴァモア(監修) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2025年5月
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6

2025年7月号掲載
感情戦略

人生を最高のものにするには、感情について学ぶことが大切! 頭では「これをすべき、やめるべき」と思っているが、できない。ありがちな、こうした行いを「自己破壊的行為」と著者は呼び、原因は“感情”だと言う。意志の弱さではない。本書では、私たちを操る様々な感情を示し、自己破壊的行為を克服するための手立てを説く。

著 者:ブリアンナ・ウィースト 出版社:日経BP 発行日:2023年1月
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7

2025年7月号掲載
貞観政要 リーダーシップの要諦

中国・唐の貞観時代(627~649)の名君・太宗と、その臣下が交わした対話をまとめた『貞観政要』。戦乱後の政治・リーダーのあるべき姿が説かれており、日本では徳川家康や渋沢栄一なども愛読していたという。そんな名著を抄訳で紹介。語られる教えは今にも通じるところが多く、リーダーを担う人の参考になるはずだ。

著 者:呉 兢、道添 進(編訳) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2020年12月
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8

2025年7月号掲載
定年がなくなる時代のシニア雇用の設計図

2025年4月、65歳までの雇用確保が義務化されるなど、シニアが働くための環境整備が進んでいる。そうした中、歳を重ねても会社に求められる人材になるには、何に留意したらよいか。「働き続けてほしい」人材を増やすために企業がすべきこととは? 労使双方の視点から、ミドル・シニアの活躍を実現するためのヒントを示す。

著 者:宮島忠文、小島明子 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2025年4月
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9

2025年7月号掲載
多動脳 ADHDの真実

注意力散漫、衝動的、整理ができない…。ADHD(注意欠如・多動症)は発達障害の一種とされるが、プラス面もある。例えば、クリエイティブで、実行力があり、起業家精神に富むなど。そんな謎に満ちたADHDの特性を明らかにし、彼らが持つ〈強み〉を語る。著者は、ベストセラー『スマホ脳』で知られる、スウェーデンの精神科医。

著 者:アンデシュ・ハンセン 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2025年4月
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10

2025年8月号掲載
奪われた集中力 ――もう一度“じっくり”考えるための方法

今日、多くの人が集中力の低下に悩んでいる。会社ではマルチタスクに追われ、家では漫然とSNSを見て過ごしてしまう。なぜか? 世界各地の専門家を取材した著者は言う。集中力は失われたのではなく「奪われた」と。その元凶である「監視資本主義」について解説し、豊かな時間を取り戻すため、私たちがなすべきことを語る。

著 者:ヨハン・ハリ 出版社:作品社 発行日:2025年6月
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