「TOPPOINTライブラリー」における前月1カ月間の閲覧ランキングのトップ10冊を紹介します。

1

2024年6月号掲載
直観脳 脳科学がつきとめた「ひらめき」「判断力」の強化法

「直観」というと、ともすると論理と対立するもので、根拠も説得力もないとみられがち。しかし、最新の研究によれば、脳の高度な思考から生まれるのが、直観だという。そのメカニズム、優れた直観を得るために心がけるべきことを、脳の専門医が科学的に解説した。著者いわく、「直観と論理は、決して対立するものではない」。

著 者:岩立康男 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2024年3月
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2

2024年6月号掲載
世界を変えた8つの企業

「企業」という存在は、常に世界の行方を左右してきた。古代ではローマを戦争の勝利に導き、20世紀にはフォードが米国民に夢を与えた。そして今、フェイスブックが民主主義の形を変えつつある。彼らの姿から見えてくるのは、単なる利益追求に終わらない企業のあり方だ。歴史を振り返り、改めてその“存在意義”を検証する。

著 者:ウィリアム・マグヌソン 出版社:東洋経済新報社 発行日:2024年4月
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3

2024年6月号掲載
ポリティカル・スキル 人と組織を思い通りに動かす技術

組織に「政治」は欠かせない! 無能な上司に手を焼いたり、仕事のできない部下にイラついたりするのは、「ポリティカル・スキル」―― 組織スキルを持っていないから。本書は、人と組織を思うがままに動かし、自分の目標を達成し、評価を高める方法を明かす。著者は、長年、コンサルタントとして活躍する組織心理学者だ。

著 者:マリー・マッキンタイヤー 出版社:SBクリエイティブ 発行日:2024年3月
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4

2024年7月号掲載
「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

「言った、言わない」を繰り返す、自分の発言が都合よく解釈される…。こうした問題に、どう対応すべきか? 繰り返し説明しても、うまくいかない。人は、忘れ、誤解する生き物だから。これを前提に、認知科学の専門家がコミュニケーションの本質と解決策を語る。「伝わる説明」を行い、相手とわかり合う上で、示唆に富む1冊だ。

著 者:今井むつみ 出版社:日経BP 発行日:2024年5月
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5

2024年6月号掲載
「アート」を知ると「世界」が読める

「アートの素養は社会や人間への理解につながる」と著者は言う。民族や差別、貧困など、様々な問題へのメッセージをアートは発している、と。それをどう読み取るか? 世界97カ国を訪ね、学んだ元外交官が、古今東西の作品を基に向き合い方を解説。世界のエリートにとって不可欠な教養「アート」を、鑑賞しつつ学べる1冊だ。

著 者:山中俊之 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2024年3月
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6

2024年7月号掲載
ジャーナリストの条件 時代を超える10の原則

SNS上を飛び交うフェイクニュース、権力者による情報操作、等々。怪しい情報が満ちあふれる今日、報道が果たすべき役割とは ―― 。ジャーナリストが踏まえるべき原則を、本書は説く。真実の追究や取材対象からの独立など、その内容はどれも普遍的。2001年の刊行以来、世界中で読まれてきたジャーナリズム論の最新版だ。

著 者:ビル・コバッチ、トム・ローゼンスティール 出版社:新潮社 発行日:2024年4月
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7

2024年7月号掲載
フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則

世界は、「フローとストック」と「具体と抽象」の組み合わせで説明できる ―― 。人間社会の変化のメカニズムを読み解くカギ、四象限の「CAFS(キャフス)マトリックス」を紹介する。この新しいフレームワークで個別の事象を単純化すれば、背後にある「構造的な法則」が見えてくる。そして、次に起きる出来事を予想できるようになる!

著 者:細谷 功 出版社:KADOKAWA 発行日:2024年4月
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8

2024年6月号掲載
ATTENTION SPAN(アテンション・スパン) ――デジタル時代の「集中力」の科学

「ATTENTION SPAN(アテンション・スパン)」とは「集中時間」のこと。絶え間ないメールやウェブ会議、SNS…。IT時代の今、注意散漫に悩む人は多い。本書は、デジタル機器が人に及ぼす影響を研究する心理学・情報科学者が、「集中力」について説くものだ。デバイスやマルチタスクの影響、集中力を保つ「主体性」の育み方などを、科学的根拠を基に示す。

著 者:グロリア・マーク 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2024年3月
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9

2024年6月号掲載
日本の税は不公平

政治家は巨額の非課税資金を受け取り、国民は重い税負担にあえぐ ―― 。自民党の裏金事件は、日本の税制がいかに“不公平”であるかを広く知らしめた。高齢化により今後、国民の負担は増す。そうした中、公平な税制こそ何より重要という著者が、少子化対策から介護保険、NISAまで、あるべき税制・財源について縦横に語る。

著 者:野口悠紀雄 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2024年4月
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10

2024年6月号掲載
禅学入門

禅とは何か? それは哲学のようでもあり、宗教のようにも、瞑想の一種にも見える。だが、これらはすべて誤解だ。そんな、一般人には難解に思える禅の世界を、禅学の泰斗が丁寧に説く。禅とは、すべてのものを「ありのままに見る」こと ―― 。禅の目的や実践、「悟り」などについての解説を通じ、その本質を明らかにする。

著 者:鈴木大拙 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:2004年7月
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