1ポストコロナの経済学

新型コロナウイルスが収束すれば、元の世界が戻ってくるというのは、完全な幻想である ―― 。こう断言するエコノミストが、コロナショックが経済にもたらす影響や、今後、起きると予想される「グローバルな構造変化」について詳述する。ポストコロナ時代を見据え、どう生きるかを考える上で、必要な視座が得られる1冊。

著 者:熊谷亮丸 出版社:日経BP 発行日:2020年7月

2データでわかる 2030年 地球のすがた

世界は、今までとは違う時代に入りつつある。相次ぐ豪雨や巨大台風などの異常気象、迫りくる食料危機、新型コロナなど世界中に広がる感染症…。本書は、様々な問題を抱える地球の今、そして今後を解説したものだ。国際機関の最新データをもとに、押し寄せつつある世界的な潮流、「メガトレンド」の数々を明らかにする。

著 者:夫馬賢治 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部(日経プレミアシリーズ) 発行日:2020年7月

3BCG 次の10年で勝つ経営

2020年代には、技術の進化、地政学リスクの増大、金融市場の変容など、大きな変化が企業に押し寄せる。そうした中、勝者となるには経営の進化が欠かせない。そのために知っておくべきパラダイムシフトをBCG(ボストン コンサルティング グループ)が考察、企業の「パーパス(存在意義)」に基づく変革の重要性を説く。

著 者:ボストン コンサルティング グループ(編著) 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部 発行日:2020年8月

4ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

苦節を乗り越え、成功したカナダ人の実業家が、息子に書いた手紙をまとめたものだ。内容は、ビジネスにとどまらず、挑戦、結婚、読書、幸福など多岐にわたる。著者の体験から紡がれた知恵とノウハウは、生き難い世を生きる人々へのアドバイスでもある。“人生論のあるビジネス書”として、世界的なミリオンセラーとなった書。

著 者:G・キングスレイ・ウォード 出版社:新潮社(新潮文庫) 発行日:1994年4月

5ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元

世界の“中国共産主義化”が、着実に実現しつつある ―― 。国連の要職を中国人や親中派で固めて操る、「一帯一路」(広域経済圏構想)による発展途上国の取り込み、デジタル人民元の開発…。中国が、ポストコロナの世界で覇権につながり得る動きを進めている。それにアメリカはどう対抗するのか。米中覇権の行方を読み解く。

著 者:遠藤 誉、白井一成、中国問題グローバル研究所(編) 出版社:実業之日本社 発行日:2020年8月

6ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか

作業服専門店「ワークマン」。2019年の消費増税後も、新型コロナ禍の中にあっても右肩上がりに成長し、国内の店舗数はユニクロを超えた。その強さを支えるビジネスモデルに迫った書だ。在庫リスクを恐れず新商品を生み出す、データを見ながら何でも変える…。同社の改革の数々、それは激動の時代を生き抜くヒントでもある。

著 者:酒井大輔 出版社:日経BP 発行日:2020年6月

7事実はなぜ人の意見を変えられないのか

言い争いや議論の時、明らかな事実を示し、論理的に主張する。これは優れた方法のように思えるが、実はそうではない。事実を示すことで、相手の気持ちをさらに頑なにすることも。では、どうすれば、他者をうまく説得し、動かすことができるのか? 認知神経科学者が、科学に基づくとっておきの“説得の技法”を紹介する。

著 者:ターリ・シャーロット 出版社:白揚社 発行日:2019年8月

8自分を思いやる練習

日本人は自らに厳しい。物事がうまくいかないと、つい自分を責めてしまう。しかし、穏やかに日々を過ごすには、厳しさではなく、「やさしさ」が必要。本書では、自分を思いやるための方法、「セルフ・コンパッション」を紹介。自分の気持ちや考えをやさしく受け入れ、自己と他者の共通性に気づくことで、幸福感を高める手法だ。

著 者:有光興記 出版社:朝日新聞出版 発行日:2020年6月

9中小企業の新・幸福経営

26年連続黒字を継続、無借金経営、離職率はほぼゼロ…。倒産寸前だった株式会社日本レーザーを優良企業へと導いた近藤宣之氏が、自らの経営ノウハウを語った。その中で氏が強調するのは、「人を大切にしたから業績が向上した」という事実。本書では、その経緯を明かすとともに、中小企業のための具体的な経営手法を公開する。

著 者:近藤宣之 出版社:日本経営合理化協会出版局 発行日:2020年6月

10NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘

目標を課すことが生産性を上げる、上司は部下を正しく評価できる、ワークライフバランスが何より大切…。一見もっともらしい、これら仕事に関する定説は、実は生産性を妨げている。なぜなら、それは「ウソ」だからだ ―― 。科学の知見をもとに、職場に定着している常識を覆し、その陰に隠れた真実を明らかにする。

著 者:マーカス・バッキンガム、アシュリー・グッドール 出版社:サンマーク出版 発行日:2020年6月