新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2019年7月号掲載
京セラ(株)名誉会長・稲盛和夫氏の評伝である。「アメーバ経営」などの経営ノウハウや、「利他」の経営哲学はいかにして生まれたのか。若き時代から今日までの歩みを、本人へのインタビューと資料を基に克明に描く。その足跡からは、“思い邪なし” ―― 人として正しい道をまっすぐに歩もうとする、ひたむきさが浮かんでくる。
ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。
2019年6月号掲載
私が学んだ一番重要なことは「Principles」(原則)に基づき、人生にアプローチすること ―― 。世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者が、成功の礎となった「人生と仕事の原則」を語る。「徹底的にオープンになろう」「人の頭の配線はそれぞれ違う」等々、独自の成功哲学が満載の600頁近い大著だ。
少子高齢化が進む日本では、今の年金制度を維持するのは難しい。これからは自分の生活は自分で守る、が基本だ。そのカギとなる、資産づくりに役立つ“正しい投資法”を伝授。「外国株での運用も考える」「投資に際しては時間分散を考える」など、投資や運用に関する知見が、具体的事例を交えつつ、わかりやすく説かれる。
2019年5月号掲載
優れた業績を上げる人は、一生懸命ではなく、賢く働く ―― 。『ビジョナリー・カンパニー④』で優れた企業を分析した著者が、今度は個人を分析。各種業界の5000人を対象とした調査研究で、「賢く働く7つの習慣」を見いだした。「優先すべきことを厳選し、選んだ分野に大きな努力を注ぐ」をはじめ、成果を生むための指針を示す。
二千数百年前に著された、中国古典『老子』。汲々とした世の中にあって、超然として穏やかに生きる思想を説いたこの名著は、現代にも通ずる様々な知恵にあふれている。「上善は水の如し」「無為自然」などの章句を、中国古典の大家がわかりやすい現代語訳で紹介し、厳しい現実をたくましく、しなやかに生き抜くヒントを示す。
2019年4月号掲載
自分の実績をきちんと言わない、専門性を過大評価する、完璧主義の罠に陥る…。こうした「悪癖」が、女性のキャリアアップを妨げている! 本書では「コーチングの神様」と、女性リーダーシップ関連書のベストセラー作家が、女性特有の「12の悪癖」を紹介。その行動、考え方がなぜ成功の邪魔となるのか、わかりやすく説く。
孔子やその弟子たちの言行を収めた『論語』。本書は、中国哲学史の碩学が、時代を超えて読み継がれる同書から120余の章段を選んで体系化し、平易に解説したものである。何よりも徳性(人格や人間性など)が重要、老年期には「得(物欲)」に用心せよ、等々。基本的道徳が軽視されがちな今日、『論語』の教えから学ぶことは多い。
2019年3月号掲載
「世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず、どんどん物騒になっている」。そう考える人は多いのでは? だが、実際は違う。少しずつ世界は良くなっている。本書は、こうした思い込みをもたらす人間の様々な「本能」を明らかにするとともに、データを基に世界を正しく見る習慣、「ファクトフルネス」について説く。
2019年2月号掲載
怒りの感情と上手に付き合う技術、「アンガーマネジメント」。その基本となる考え方や実践法を説いた教科書である。イラッとしたら6秒待つ、心の中で「許せる/許せない」の境界を明確にする等々、具体的なテクニックも多数紹介。多様な価値観が入り混じり、ストレスが蔓延する今の世の中を生きる上で、有用な1冊だ。
2019年1月号掲載
幸福な人は、不幸な人よりも、有能な働き手であり、意欲が高い ―― 。近年、世界的に盛んになりつつある「幸福学」の研究。本書は、この分野の名論文をまとめたものだ。価値観が多様化する今日、戦略性や論理性の他に求められる「感情的知性=EI」を柱にした、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌「EIシリーズ」の一書。
「儒教」は、倫理・道徳の教えとして、堅苦しいイメージで見られがちだ。しかし、そもそもは東北アジアにおける“家族主義”の中から生まれたもの。意外にも、日本人の生活に深く根ざすお墓やお盆などの先祖供養は、仏教ではなく儒教に由来する。その真の姿を、中国哲学史の碩学が、儒教の歴史を繙きつつわかりやすく説く。
2018年12月号掲載
「若々しく元気で活躍すること」に重きを置く、今の日本社会。こうした風潮の中で、大人が大人として成熟するのは難しい。実際、大人として未熟な中高年は少なくない。どうすれば「本当の大人」になり、心から満足のいく人生を生きられるのか。内面性に軸を置いた、充実した生き方をするための指針を、心理療法家が示す。
2018年11月号掲載
仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる ―― 。ご存知、『人生を変える80対20の法則』が世に問われて20年。世界中の人々に活用されてきたが、この間、ビジネスも社会も様変わりし、法則も80対20から90対10、さらに99対1へと進化した。本書は、そうした最新情報を大幅増補、より充実した内容となっている。
2018年10月号掲載
脳科学者の茂木健一郎氏が、脳を活性化させる秘訣を説いた。自分と違う考え方をする人と出会う、失敗は自らの個性を知るチャンス、脳の「楽観回路」を育てる…。長年にわたる研究成果を基に、脳の働きを高め、変化の時代を生きるヒントが示される。若者はもちろん、創造的な生活を送りたいと願う中高年にも参考になる書である。
新渡戸稲造著『修養』。1911年刊の名著を、わかりやすく紹介する。最悪の事態に備えて「心配の免疫」をつくる、知識より「知力」を養う…。教育者、そして国際連盟事務次長として活躍した国際人の彼が実践した、「自分を磨く法」の数々が説かれる。根性論ではないその教えは、現代人にとっても格好の“成長薬”といえよう。
2018年8月号掲載
仕事やスポーツなどの場面で、目の前の活動に没頭する瞬間がある。意識が集中し、何時間もがたった1分に感じられる。この特別な状態を「フロー」という。それは、人に幸福な気持ちをもたらし、人生を充実させる。本書では、フローが起きる条件を明らかにするとともに、日常生活に取り入れるポイントをわかりやすく教える。
2018年7月号掲載
著者が教壇に立つマサチューセッツ工科大学(MIT)では、大学院で幼稚園の教育アプローチを採用している。なぜか? 幼稚園の学びのスタイルが、創造的な思考を育むからだ。激変の時代、全ての人にとって必要な「創造的思考力」。その力をつけるための基本原則と、学びの大切さを説いた、人生100年時代の新しい教育論である。
2018年4月号掲載
著者は、名門ハーバード・メディカル・スクールで、脳神経外科の研究と治療に長年携わってきた医師。ある日突然、細菌性髄膜炎という稀有な病に冒された彼は、昏睡状態に陥り、7日間にわたり生死の境をさまよう。そうした中、立ち現れた驚くべき世界とは ―― 。自らの臨死体験を詳細に描き出し、米国で話題を呼んだ書の邦訳。
2018年3月号掲載
日本人の平均寿命は延び、「百歳人生時代」が訪れた。「人生50年」は今は昔。かつての倍の時間をどう生きるか。作家・五木寛之氏が、人生後半の50年(50歳~100歳)の過ごし方を語った。長い下り坂を歩く準備をする50代の「事はじめ」、郷愁世界に遊ぶ90代の「妄想のすすめ」…。自らの体験から得た生き方を提言する。
著者は、安岡正篤の高弟で、中国古典に造詣の深い伊藤肇氏。“電力の鬼”といわれた松永安左ェ門をはじめ、氏がよく知る財界著名人の挫折体験、そして先哲の教えなどを例に、障害や挫折をいかに上手に耐え、乗り越えればよいか、そのヒントを提供する。1978年の刊行後、今なお読み継がれている超ロングセラーの新装版。
初めての方はこちら
『TOPPOINT』ってどんなサービス?
推薦の声
著名な経営者をはじめ、様々な方から数多くの推薦の言葉をいただいています。
定期購読者専用WEBサービス TOPPOINTライブラリー
パスワードをお忘れの方はこちら
『TOPPOINT』を購読されている方は、「月刊誌会員」のご登録で、本誌の最新号に掲載した要約をオンラインでもご覧いただけます。別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みで、最新号の要約だけでなく過去に掲載した2,000冊以上の要約もご覧いただけます。
定期購読者専用 各種お手続き
スマホやタブレットでご利用の場合にはより便利に利用できるアプリもございます。
『TOPPOINT』公式アプリのダウンロードはこちら