なぜ、働くのか

「なぜ、働くのか?」という根源的な問いから、思想について考えた1冊。「死生観」「世界観」「歴史観」の3つから仕事を見つめなおし、深い覚悟に裏づけされた「思想」を持つことで、仕事に対する迷いがなくなると、著者は指摘する。いわば「なぜ働くのか」という問いをもとに、自分の人生観を見つめなおすきっかけともなる内容である。

著 者:田坂広志 出版社:PHP研究所 発行日:2002年6月

修身教授録

人間教育の師父。こう称される森信三氏が、大阪天王寺師範学校(現・大阪教育大学)の講師として、1937~39年に行った修身の講義をまとめたもの。人生の意味、学ぶことの意義など、「生きるための原理原則」がわかりやすく語られる。70年余り前の講義録だが、その説くところは色褪せず、進むべき道標を見失いがちな現代人に、貴重な気付きを与えてくれる。

著 者:森 信三  出版社:致知出版社 発行日:1989年3月

人物を修める

本書は、1977年に「東洋思想十講」と題してまとめられた安岡正篤氏の講演録を、改題したものである。「人の人たるゆえんは、実に『道徳』を持っておるということ」と言う氏が、その深い学識に基づいて、仏教、儒教、老荘など、東洋思想の哲理を解き明かし、人物を高めるためにはどうすべきかを示す。“安岡人間学”の真髄が味わえる1冊。

著 者:安岡正篤  出版社:致知出版社 発行日:1986年6月

男の器量

醜態をさらす指導者の多い昨今、「男の生きざま」が改めて問われている。本書は、「自分の原則」を持ち、その原則に基づく生きざまを貫いた歴史上の人物のエピソードを紹介する。それらエピソードを通じて描き出される、彼らの人間としての「器量」の大きさは、現代に生きる我々も大いに学ぶべきものである。

著 者:童門冬二 出版社:三笠書房 発行日:2000年11月

君主論

言わずと知れた、近代政治学の古典である。「マキアヴェリズム」(権謀術数主義)の語源となった著者は、ルネサンス末期のイタリアの人。共和政のフィレンツェ市政府の書記官として外交・軍事面で活躍したが、共和政の崩壊に伴い、職を追われた。『君主論』では、その実体験を生かして、政治の現実を踏まえた統治術、人間操縦術を詳しく説いている。

著 者:ニッコロ・マキアヴェッリ 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:2004年12月

自助論

「天は自ら助くる者を助く」。この名言で始まる『自助論』(原題『Self-Help』)は1858年、英国で出版された。その後、日本では1871年に『西国立志編』と題して出版され、多くの人の共感を呼んだ。本書は、この不朽の名著の現代語訳版。自分を成長させ、豊かな人生を生きる上で大切にすべきことが、古今東西の偉人の言葉などとともに、わかりやすく示される。

著 者:サミュエル・スマイルズ 出版社:三笠書房 発行日:2003年3月

凡事徹底

鍵山秀三郎氏は、1961年にローヤル(現・イエローハット)を創業、自転車での行商から始めて、同社を大きく成長させた。その氏が創業以来続けてきたのが、会社やその周辺の「掃除」である。掃除のような平凡なことをおろそかにせず、徹底して行うこと、すなわち「凡事徹底」こそが、非凡な力を生む ―― こう語る氏が、自らの人生哲学を披露する。

著 者:鍵山秀三郎 出版社:致知出版社 発行日:1994年11月