2018年9月号掲載

世界のエリートが今一番入りたい大学ミネルバ

ミネルバ大学。2014年の開校以来、世界中から志願者が殺到する、「21世紀最初のエリート大学」だ。校舎も研究施設もない。授業はすべてオンライン。創立者は無名の起業家…。真の教育改革を目指す同校の成り立ち、既存の大学とは大きく異なるカリキュラムや仕組みについて、元ミネルバ大学日本連絡事務所代表が詳述する。

著 者:山本秀樹 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年7月
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2018年9月号掲載

「学力」の経済学

著者は、教育経済学者。「教育経済学」とは、データを基に教育を経済学的な手法で分析するもの。その知見は、子育て専門家らが個人的な経験から語る意見より価値が高いという。著者いわく、子どもをご褒美で釣ってもよい、ほめ育てはよくない。従来の教育論とは異なる視点から、「本当に子どもが伸びる教育」を示した1冊だ。

著 者:中室牧子 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2015年6月
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2018年9月号掲載

グリフィス版 孫子 戦争の技術

米国海兵隊に所属し、退役後に軍事研究家となった著者による『孫子』の論考である。1963年に発刊され、西側諸国では歴史的名著として評価されている。戦争における最善の策は、「戦わずして勝つ」こと。そんな普遍の原理を説き、毛沢東はじめ多くの武人に影響を与えた「戦争論の古典」を、元軍人ならではの視点から読み解く。

著 者:サミュエル・B・グリフィス 出版社:日経BP社(日経BPクラシックス) 発行日:2014年9月
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2018年8月号掲載

対立の世紀 グローバリズムの破綻

近年、欧米先進国では、グローバリズムを掲げ、その恩恵をこうむるエリート層に対して、国民が不満を募らせている。また、移民の増加に伴うナショナリストの台頭、欧州生まれのイスラム教徒によるテロ攻撃など、様々な「対立」が生じている。果たして世界は、これらの問題を克服できるのか。地政学の第一人者が読み解く。

著 者:イアン・ブレマー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年6月
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2018年8月号掲載

AI 2045

今、AI(人工知能)は世界中の様々な場所で活躍している。作曲する、犯罪者を特定する、あるいは人事考課を行ったり、ビールのレシピを作ったり。2045年、AIが人知を超える「シンギュラリティー(特異点)」が訪れると予測される中、脅威を感じつつも、AIとの共存の道を模索し続ける。そうした人々の挑戦を描いた1冊である。

著 者:日本経済新聞社(編) 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2018年6月
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2018年8月号掲載

逃げられない世代 日本型「先送り」システムの限界

経済産業省出身の著者が、元官僚としての経験論的視点から、日本の「先送り」システムの本質に迫った。なぜ国会で何も決まらないのか、人口減少で社会保障制度は破綻するのか、日米の同盟関係は維持できるのか…。先送りが生む様々な問題や、現在20~30代の「逃げられない世代」が担うことになる社会的使命について考察する。

著 者:宇佐美典也 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2018年6月
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2018年7月号掲載

スマート・ジャパンへの提言 日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ

世界は今、経済および環境の危機に直面している。GDPの伸びは鈍り、異常気象が各地で観測されている。この危機を脱するため、世界は、そして日本は今後、どのような社会を目指せばよいのか。メルケル独首相や中国指導部のブレーンを務める経済学者が、新しい社会モデル ―― 「限界費用ゼロ社会」についてわかりやすく語る。

著 者:ジェレミー・リフキン、NHK出版(編) 出版社:NHK出版 発行日:2018年4月
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2018年7月号掲載

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭

「限界費用」とは、モノ・サービスを1つ増やした時にかかる費用のこと。今後、IoT(モノのインターネット)によって効率性・生産性が高まると、限界費用はゼロに近づき、モノやサービスはほぼ無料に。今の資本主義から「共有型経済」へ移行するという。この経済パラダイムの大転換を事例を挙げて説いた、世界的ベストセラー。

著 者:ジェレミー・リフキン 出版社:NHK出版 発行日:2015年10月
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2018年7月号掲載

〔データブック〕 近未来予測2025

世界人口は2050年までに100億人を突破、止まらない農村部から都市部への大量移動、西洋の衰退とアジア・アフリカの台頭 ―― 。未来予測プログラム「フューチャー・アジェンダ」が行ったワークショップの成果を公開。地球規模で起きる重大な変化、今後、進むべき方向を示す。より豊かな未来を築くためのヒントとなる1冊だ。

著 者:ティム・ジョーンズ、キャロライン・デューイング 出版社:早川書房 発行日:2018年5月
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2018年7月号掲載

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

日本の未来に起こり得る問題を年代順にまとめた『未来の年表』の続編。今回は、少子高齢化で人々の暮らしがどうなるかを具体的に示す。大都市に「幽霊屋敷」が続出、「天空の老人ホーム」と化すタワーマンション、黒字企業の廃業…。10年、20年後、身近に起こる問題を挙げ、今から個人や企業、地域でできる対策を提案する。

著 者:河合雅司 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2018年5月
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2018年7月号掲載

宇宙ビジネスの衝撃 21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ

副題「21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ」。今、アマゾンなど巨大IT企業やシリコンバレーのベンチャーが、続々と宇宙開発に乗り出している。その勢いは、19世紀アメリカのゴールドラッシュにたとえられるほど。彼らの狙いは何か?宇宙がもたらす可能性は? 近年、急拡大している宇宙ビジネスの全貌を明かす。

著 者:大貫美鈴 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年5月
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2018年7月号掲載

職業としての政治/職業としての学問

20世紀を代表する社会科学者、マックス・ウェーバーによる講演2つを収録した書である。このうち、本稿では『職業としての政治』を紹介する。政治家とはどのような職業か。求められる資質とは。第1次大戦に敗北したドイツで、若者たちに訴えかけた内容は、時代を超え、政治のあり方を考える上で貴重な示唆を与えてくれる。

著 者:マックス・ウェーバー 出版社:日経BP社(日経BPクラシックス) 発行日:2009年2月
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2018年6月号掲載

遅刻してくれて、ありがとう(上)(下) 常識が通じない時代の生き方

テクノロジーやグローバリゼーションのあまりに速い進展を前に、多くの人は戸惑っている ―― 。今、世界で何が起きているのか、加速する変化にいかに対処すればよいかを、ピュリツァー賞3度受賞のトーマス・フリードマンが語った。自らの世界的ベストセラー『フラット化する世界』後の時代、“加速の時代”の道案内だ。

著 者:トーマス・フリードマン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年4月
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2018年6月号掲載

サイバー・エフェクト 子どもがネットに壊される いまの科学が証明した子育てへの影響の真実

今日、3~4歳の幼児の16%が自分用のタブレットを、8~11歳児の30%超がスマートフォンを持っているという。こうしたデジタル・テクノロジーは、彼らの成長にどんな影響を及ぼすのか。米人気ドラマ「CSI:サイバー」の主人公のモデルにもなった心理学者が、最新の研究を踏まえ解説。子どもを持つ親たちに警鐘を鳴らす。

著 者:メアリー・エイケン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年4月
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2018年6月号掲載

ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える

「ベーシック・インカム」とは、全ての人に無条件でお金を給付する、新しい社会保障の考え方である。今の所得保障の仕組みを根本的に組み換えるもので、それは、労働・家族関係などに対する国家の関わり方をも変化させる。単にお金の問題にとどまらない、この仕組みの概要、魅力などを、わかりやすく説いた入門書だ。

著 者:山森 亮 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2009年2月
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2018年6月号掲載

国民のための戦争と平和

小室直樹氏は言う。「第2次大戦は、『平和主義者』の巻き起こした戦争である」。第1次大戦後、欧州各国に登場した平和主義者は、かえって平和の基礎を掘り崩し、戦争への道を切り開いた。こうした歴史の矛盾を指摘しつつ、戦争・平和について説いた書である。「戦争は高度に文明的な制度」など、目から鱗の指摘がなされる。

著 者:小室直樹 出版社:ビジネス社 発行日:2018年2月
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2018年5月号掲載

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

「シャーデンフロイデ」とは、誰かが失敗した時に思わず湧き起こる喜びの感情のこと。最近であれば、成功者のささいな過失をネット上で叩き、ほくそ笑んだりする。実は、こうした心の動きは誰にもある。人はなぜ、他者を妬み、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴ともいうべき、この感情の正体を解き明かす。

著 者:中野信子 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2018年1月
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2018年5月号掲載

21世紀の歴史 未来の人類から見た世界

アメリカによる世界支配は、2035年までには終焉する。指導者がいなくなれば、国際情勢は混沌とした状態になる。そして2050年頃、すべてマネーで決着がつく、究極の市場主義に支配された〈超帝国〉が出現する ―― 。“ヨーロッパ最高の知性”と称される経済学者・思想家のジャック・アタリが、21世紀の政治・経済を予測した“未来の歴史書”。

著 者:ジャック・アタリ 出版社:作品社 発行日:2008年8月
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2018年4月号掲載

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

シンギュラリティは訪れない。つまりAI(人工知能)が自分より優れたAIを作ることはない。だが、人の仕事の多くを奪う ―― 。AIの研究開発を指揮する著者は、こう予測する。そして教科書もろくに読めない、読解力の低い今の子どもは、将来、AIにできない仕事を引き受けられない、行き着く先は「AI恐慌」だ、と警鐘を鳴らす。

著 者:新井紀子 出版社:東洋経済新報社 発行日:2018年2月
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2018年4月号掲載

公文書問題 日本の「闇」の核心

森友学園への国有地売却、あるいは集団的自衛権の合憲解釈に関する記録など、国の方針に関わる公文書の破棄や隠蔽が相次いでいる。公文書の軽視、秘密の横行は国民の知る権利を傷つけ、ひいては国益を損なう。にもかかわらず情報公開に消極的な政府の姿勢を検証するとともに、公文書管理の重要性をわかりやすく解説する。

著 者:瀬畑 源 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2018年2月
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