新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2019年3月号掲載
ヘンリー・キッシンジャー。米国務長官としてニクソン、フォード両政権を支え、ソ連、中国などとの重大な交渉において、卓越した手腕を発揮したことで知られる。そんな偉大な交渉者の事例を分析し、最高の結果を得るための教訓を引き出した。論理的・合理的な現実思考に基づくその交渉術は、ビジネスにも応用できる。
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2019年2月号掲載
ポジティブで結束力のあるチームは強い ―― 。米国のカリスマトレーナーが、豊富な経験を踏まえ、単なる楽観主義ではない、「真のポジティブ」を育むための原則をまとめた。ビジョン、目的、コミュニケーション、愛、他者への配慮…。これらを持ち合わせたチームは、困難を乗り越え、偉大なことを成し遂げられる!
決断できる人と、できない人の差。それは「リスクへの姿勢」にある。後者は、問題を検討し、取れるリスクだと判断したにもかかわらず、決めきれない。本書は、こうした優柔不断を乗り越え、優れた意思決定をするための方法を紹介。披露される枠組みと手順は、どんな状況下の意思決定にも応用でき、決断力の強化に役立つ。
怒りの感情と上手に付き合う技術、「アンガーマネジメント」。その基本となる考え方や実践法を説いた教科書である。イラッとしたら6秒待つ、心の中で「許せる/許せない」の境界を明確にする等々、具体的なテクニックも多数紹介。多様な価値観が入り混じり、ストレスが蔓延する今の世の中を生きる上で、有用な1冊だ。
2019年1月号掲載
タイガー・ウッズやジャック・ウェルチ。我々はこうした人々を「天才」の一言で片づけがちだ。だが、彼らの偉業は天賦の才ではなく、上達するために考え抜かれた、辛く厳しい努力の賜物だという。この「究極の鍛錬」と著者が呼ぶ、ハイパフォーマンスを上げる人々に共通する要素を、心理学の成果を基に解明する。
2018年12月号掲載
営業、人事、組織運営など、ビジネスのあらゆる場面で使える心理学の基礎知識を、心理学者がわかりやすく説いた。営業担当者はセールスポイントをどのタイミングで伝えるべきか、会議で反対意見が言えない空気はどうしたら崩せるか…。若手からマネジメント層まで、幅広いビジネスパーソンに役立つ、実践的な知恵が満載!
高学歴で、仕事もそつなくこなす。そんな優秀な人ならば、成長し続け、出世するのが当然に思える。だが、経営者として多くの人材を見てきた著者は、優れた人ほど“壁”に直面し、伸び悩むと指摘する。学歴の壁、経験の壁、感情の壁…。これら成長を阻む「7つの壁」と、それを乗り越え、人生を拓くための技法を紹介する。
最高経営責任者(CEO)になる人と、そうでない人。その差とは? CEOや経営幹部に助言を行うリーダーシップ・コンサルタントが、最短で組織のトップに立つ人の特徴を徹底解説。学歴や運、経験は関係なし! 20年に及ぶ経験と、2000人のCEOの調査結果を基に、自分を鍛え、トップに上りつめ、結果を出す方法を明らかにする。
『方法序説』は1637年に世に出た。原題は「理性を正しく導き、学問において真理を探求するための方法の話〔序説〕」。真理を見いだすための方法を求め、思索を重ねたデカルト、41歳の時の著作である。考える私、自らの思想や生を導く規準…。示される新しい哲学の根本原理や方法は、近代以降の学問の基礎をなすものといえる。
2018年11月号掲載
仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる ―― 。ご存知、『人生を変える80対20の法則』が世に問われて20年。世界中の人々に活用されてきたが、この間、ビジネスも社会も様変わりし、法則も80対20から90対10、さらに99対1へと進化した。本書は、そうした最新情報を大幅増補、より充実した内容となっている。
2018年10月号掲載
脳科学者の茂木健一郎氏が、脳を活性化させる秘訣を説いた。自分と違う考え方をする人と出会う、失敗は自らの個性を知るチャンス、脳の「楽観回路」を育てる…。長年にわたる研究成果を基に、脳の働きを高め、変化の時代を生きるヒントが示される。若者はもちろん、創造的な生活を送りたいと願う中高年にも参考になる書である。
副題「小さな工夫が生み出す大きな効果」。社会心理学の名著『影響力の武器』に、新たな科学的知見を加えた書である。約束を守ってもらうのに有効な方法とは? 効果的なアピールの仕方とは? 生産性を高める上手な親切とは? 説得の科学に基づく、物事を好転させる様々な技術を示す。仕事や生活に役立つヒントが満載だ!
2018年9月号掲載
ミネルバ大学。2014年の開校以来、世界中から志願者が殺到する、「21世紀最初のエリート大学」だ。校舎も研究施設もない。授業はすべてオンライン。創立者は無名の起業家…。真の教育改革を目指す同校の成り立ち、既存の大学とは大きく異なるカリキュラムや仕組みについて、元ミネルバ大学日本連絡事務所代表が詳述する。
「統計思考」とは、すなわち情報を客観的に分析し、適切な判断を行うための合理的な考え方だ。「どの列に並べば、一番早く自分の順番が来るか」「どれを最優先すれば、仕事が効率的に回るか」等々、暮らしやビジネスの中で何かを見極めるのに役立つ。この「強く、賢く生きる」ために有効なスキルの身につけ方を、事例を交え紹介。
2018年8月号掲載
表題の「エクスポネンシャル思考」は、指数関数的(エクスポネンシャル)に加速する科学技術の進化とどう向き合うかを考えるもの。米シリコンバレーのシンギュラリティ大学が教える思考法だ。テクノロジーを俯瞰し、地球規模の課題の解決を目指す。この、AI時代を生きる上で欠かせないスキルを、日本人向けにかみ砕いて説く。
ITの進歩で社会が激変し、学校で学んだことがすぐ陳腐化するようになった。時代についていくには、新たな知識を身につけ、学び直すしかない。本書では、様々なことを独学したという著者が、どんなジャンルにも応用可能な“独学法”を伝授。経験に基づくメソッドは効率的で、「独学は難しい」という思い込みを払拭してくれる。
仕事やスポーツなどの場面で、目の前の活動に没頭する瞬間がある。意識が集中し、何時間もがたった1分に感じられる。この特別な状態を「フロー」という。それは、人に幸福な気持ちをもたらし、人生を充実させる。本書では、フローが起きる条件を明らかにするとともに、日常生活に取り入れるポイントをわかりやすく教える。
2018年7月号掲載
著者が教壇に立つマサチューセッツ工科大学(MIT)では、大学院で幼稚園の教育アプローチを採用している。なぜか? 幼稚園の学びのスタイルが、創造的な思考を育むからだ。激変の時代、全ての人にとって必要な「創造的思考力」。その力をつけるための基本原則と、学びの大切さを説いた、人生100年時代の新しい教育論である。
「クリエイティブな人」というと、常に前向きに挑戦する人というイメージがある。だが、創造性はそう単純なものではない。独創的な人の脳内では、能動性と消極性など、正と負の要素が入り交じっているという。そんな複雑なクリエイティブ思考を育むための習慣を、最新の知見や、独創的な天才たちの事例を紹介しつつ説く。
長年、第一線で活躍するアナウンサーや経営者などに声や表現法について指導してきた著者が、劇的に印象を上げる「声のつくり方」を説く。カギとなるのは、「姿勢」と「呼吸」。この2つを整えることで、聞き手を惹きつける「いい声」が出せるようになるという。そのためのトレーニング法、実践のポイントをわかりやすく紹介する。
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