2004年12月号掲載

カラ売りの美学 堕ちる企業を見破るプロの投資術

本書は、株式投資の一種「カラ売り」のテクニックを、事例を交えて詳細に解説したもの。その本質は、「ダメになる企業の見分け方」のテクニックといえる。「全ては公開情報の中にある」と著者が断言するように、誰もが入手できる公開情報や市場の現場を見る目などを養えば、これからダメになっていく会社かどうかが、判断できるのだ。

著 者:キャサリン・ステイリー 出版社:日経BP社 発行日:2004年10月
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2004年11月号掲載

駆け出しマネジャー アレックス リーダーシップを学ぶ

世界14カ国でヒットしている「駆け出しマネジャー アレックス」シリーズの第1弾。主人公のアレックスが、奮闘しながらリーダーに必要なスキルを身に付けていく物語だ。最近増えている「物語仕立て」のビジネス書と少し異なるのは、学ぶべきポイントがしっかり解説されているので、理解しやすい点である。その意味で、研修用のテキストにも適しているだろう。

著 者:マックス・ランズバーグ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2004年9月
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2004年10月号掲載

眼力 人を見抜く「カリスマの目」が持てる本!

あまり知られていない外国の本を発掘し、ベストセラーにする力。その人物の才能とやる気を見抜き、投資をする力…。優れた「眼力」を持つ人は、対象を漠然と見るのではなく、きちんとした目の付け所を持っている。この眼力を鍛える術を、様々な事例を織り交ぜながら説く。“見る目”を持つことの重要さを、改めて認識させてくれる1冊。

著 者:齋藤 孝 出版社:三笠書房 発行日:2004年7月
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2004年8月号掲載

名経営者が、なぜ失敗するのか?

本書には、世界的な大企業、一流企業がなんと単純な理由で大失敗をしでかすのかという事例が、これでもかといわんばかりに登場する。これだけ多くの失敗事例を類型化されると、確かに失敗しやすい局面、共通する“失敗の本質”のようなものがあることが見えてくる。経営者だけでなく、マネジメントに携わる人全ての必読書だろう。自戒のために。

著 者:シドニー・フィンケルシュタイン、橋口 寛(監訳) 出版社:日経BP社 発行日:2004年6月
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2004年7月号掲載

コトラーのマーケティング思考法

創造的思考に関する世界的権威エドワード・デボノ博士は、アイデアを創出するには水平的に思考するのがよいと説いている。この水平思考を活用して、新商品を生み出す「ラテラル・マーケティング」の枠組みを、マーケティングの大家フィリップ・コトラー教授が解説する。アイデアを生み出すまでの手順が具体的に説明されており、実践的なものに仕上がっている。

著 者:フィリップ・コトラー、フェルナンド・トリアス・デ・ベス、恩藏直人(監訳) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2004年5月
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2004年6月号掲載

【プロフェッショナル講座】営業力 「顧客の心」に処する技術と心得

「人間と組織を売り込む力、それが営業力である」「営業力とは、“商談のアート”である」…。著者らしい印象深い言葉で、“営業力”の本質とそれを磨くために何をすべきかを語っている。営業力とはノウハウなのではなく、細心の配慮が求められる技術であり、顧客の心に向かい合う心得でもあることが、素直に納得できる。実践的な“商談の進め方”も参考になる。

著 者:田坂広志 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2004年4月
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2004年5月号掲載

タイガー・ウッズの強い思考 常勝アスリートに学ぶ頭と心の使い方

「世界最強のゴルファー」の名をほしいままにして、なおも進化し続けるタイガー・ウッズ。あの強靱な精神力はどこから生まれたのか? 超人的にさえ思えるタイガーの強さの秘密を、メンタル・コントロール(精神の自己管理)の視点から分析する。ゴルフの上達に限らず、様々なシーンで武器となる「強い精神力」を身につけるヒントを教えてくれる。

著 者:ジョン・アンドリサーニ 出版社:日経BP社 発行日:2004年2月
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2004年2月号掲載

戦略「脳」を鍛える BCG流 戦略発想の技術

“ポーター”を読んだだけでは勝てる戦略は作れない! ── こんな挑発的な言葉が本書の帯に書かれている。では、どうすれば勝てる戦略を立案できるのか? 本書の答えは、「戦略の知識に加えて、プラスアルファの能力“インサイト”が必要」というもの。ボストン・コンサルティング・グループが持つノウハウの中核部分が初めて明かされる!

著 者:御立尚資 出版社:東洋経済新報社 発行日:2003年11月
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2004年2月号掲載

営業は断られた時から始まる

本書の邦訳版初版は1964年の発行。40年以上さかのぼるが、語られる秘訣や心得は今でも通用するものばかりだ。これはセールスの本質が、とりもなおさず「人と人とのふれあい」にあることを示すものといえよう。近年見直されつつある「ホスピタリティ」の精神についても、学びとるべきものが多い。

著 者:E・G・レターマン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2001年7月
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2004年1月号掲載

早朝会議革命 元気企業トリンプの「即断即決」経営

低迷していた会社が、毎朝、会議を開くようになってから、不死鳥のように蘇った。“平成不況”もどこ吹く風、会議を始めて以来現在まで、16年間増収増益を続けているのだ。作り話ではない。婦人下着メーカーのトリンプのことである。幹部から若手まで大勢の社員が、経営に関わる全てをオープンに話し合う、異色会議の全貌を明かす!

著 者:大久保隆弘 出版社:日経BP社 発行日:2003年11月
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2003年10月号掲載

新装版 アイデアのヒント

ひらめきにはコツがある ── アメリカの広告業界で輝かしいキャリアを積んできた著者が、誰にでもできる「アイデアの作り方」を伝授する。いわゆるアイデアマンたちも特別な能力を持っているわけではない、と著者は強調する。アイデアを思いついた経験は誰にもあるはずだ。要は、アイデアの引き寄せ方を知っているかどうか、なのである。

著 者:ジャック・フォスター 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2003年1月
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2003年9月号掲載

私はどうして販売外交に成功したか

デール・カーネギーをして「本書を手にするためには、シカゴからニューヨークまででも歩いていく」と言わしめた販売術の名著。プロ野球選手が全米No.1のセールスマンとなるまでの自叙伝でもあり、ドラマチックなエピソードにあふれている。初版は1964年だが、今読んでも新鮮に感じるのは、いつの時代も変わらぬ営業の本質が詰め込まれているからだろう。

著 者:フランク・ベトガー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1964年9月
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2003年4月号掲載

会議が変わる6つの帽子

オックスフォード大学で医学を教えるかたわら、「水平思考」をはじめとする数々の思考法を考案したデ・ボーノ博士。本書は、その代表的な思考法である「6つの帽子メソッド」を解説した『デボノ博士の「6色ハット」発想法』(1986年発行)の改訂新版である。このメソッドは、米IBM、マイクロソフト、デュポンなどでも採用されているという。

著 者:エドワード・デ・ボーノ 出版社:翔泳社 発行日:2003年1月
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2003年4月号掲載

パラダイムの魔力 成功を約束する創造的未来の発見法

未来を予測するのは難しい。なぜなら、我々は常識や目の前で起こっていることに囚われるあまり、「変化の兆し」を見逃してしまうからである。この、人間の思考を縛る足枷から逃れるにはどうすればよいのか? それには、「パラダイム」の原理を理解することである。パラダイムに基づいて社会やビジネスを見れば、変化を事前に予見したり、チャンスをものにできるようになる!

著 者:ジョエル・バーカー 出版社:日経BP社 発行日:1995年4月
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2003年3月号掲載

会計トリックはこう見抜け

本書は多数の会計粉飾の実例を取り上げ、その“会計トリック”の方法を分析・分類したものである。これらの粉飾事例を見ると、あの手この手の粉飾テクニックのオンパレードに、妙な“感動”すら覚えてしまう。もちろん、不幸にしてこれらの企業に関わった投資家や金融機関にすれば怒り心頭だろう。そんな思いをしないためにも、本書は必読だ。

著 者:ハワード・M・シリット 出版社:日経BP社 発行日:2002年12月
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2003年1月号掲載

会議革命

日本のホワイトカラーの生産性が低いのは有名な話。その1つの要因は「不毛な会議」の多さだ。バブル崩壊以降、会議の数は減ったと言われているが、まだまだ無駄な会議が多い。本書は、会議というものを根本から見直し、クリエイティブなアイデアが必ず生まれるような会議のやり方を提案する。具体的かつ実践的な内容になっている。

著 者:齋藤 孝 出版社:PHP研究所 発行日:2002年10月
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2003年1月号掲載

「分かりやすい」説明の技術 最強のプレゼンテーション15のルール

会議でうまく主張できない、部下が思い通りに動いてくれない…。そんな悩みを持つビジネスマンも、「分かりやすい説明」のコツさえつかめば、もっと容易に自分の意見を通すことができる。説明の上手・下手は生まれ持ったセンスではない。本書が示す15の技術さえ習得すれば、誰でも説明の達人になれる!

著 者:藤沢晃治 出版社:講談社(ブルーバックス) 発行日:2002年10月
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2002年11月号掲載

トップに売り込む最強交渉術

成績不振から解雇寸前に追い込まれた営業マンが行ったこと。それは企業トップに直接売り込むことだった。それが奏功し、彼はトップセールスマンの地位を固める。 ―― そんな体験を持つ著者が、企業の「VITO(最重要最高幹部)」の攻略法を指南する。キヤノン、3M、ヒューレット・パッカードなどが採用する究極のセールス必勝法が余すところなく披露される。

著 者:アンソニー・パリネロ 出版社:翔泳社 発行日:2002年8月
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2002年11月号掲載

プロカウンセラーの聞く技術

日常生活でもビジネスにおいても、相手の話をよく「聞く」ことは非常に大切である。だが、多くの人は聞くよりも話す方が好きなため、ついつい「しゃべりすぎた」と反省する羽目に陥ってしまう。本書では、人の話を聞くプロであるカウンセラーが「聞く技術」を公開。「自分のことは話さない」「評論家にならない」など、「聞き上手」になるためのコツを伝授する。

著 者:東山紘久 出版社:創元社 発行日:2000年9月
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2002年8月号掲載

ウォー・フォー・タレント “マッキンゼー式”人材獲得・育成競争

本書は、経営コンサルティング会社のマッキンゼーが導き出した「人材獲得・育成競争に勝つための法則」を紹介したもの。米主要企業の綿密な調査・研究から、特に経営に大きな影響を与えるマネジメント層の人材強化法がまとめられている。工業社会から情報社会への移行とともに、「人材育成競争(ウォー・フォー・タレント)」が雌雄を決すると主張する。

著 者:エド・マイケルズ、ヘレン・ハンドフィールド-ジョーンズ、ベス・アクセルロッド、マッキンゼー・アンド・カンパニー(監訳) 出版社:翔泳社 発行日:2002年5月
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