新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2005年9月号掲載
社会心理学者の著者が、ピグマリオン効果、ブーメラン効果といった「心理法則」を活用して、部下を思い通りに動かす方法を説く。部下のやる気を高めたい時、規律を守らない部下の勤務態度を改善したい時、失敗した部下を前向きにさせたい時、チームの士気を高めたい時…。様々なシチュエーションにおける「部下操縦法」が示された、実用的な1冊である。
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2005年8月号掲載
経営者に必要なものは、先天的な「資質」ではなく、「後天的に訓練によって習得できる能力や技能」である ―― 。経営コンサルタントの著者が、優れた経営者になる上で必要なスキルを説く。金川千尋氏、鈴木敏文氏、稲盛和夫氏ら名経営者たちの、含蓄に富むコメントも多数紹介。『経営者になる 経営者を育てる』(ダイヤモンド社刊)を改題、加筆修正したもの。
2005年5月号掲載
ロングセラー書として現在も売れ続けている『プロカウンセラーの聞く技術』『プロカウンセラーの夢分析』(共に創元社刊)の著者による最新刊。優れたコミュニケーションの取り方が、臨床心理学の視点も含めて解説されているので説得力がある。話し方、コミュニケーションに関する類書は多いが、その中でも本書はお薦めの1冊。
賢い判断と選択のためには、何よりも「分析」が必要になる。そしてそれは、技術として学び、実践することで身につけられる――。コンサルタントとして多くの企業事例に接してきた著者が、その経験をもとに、正しい経営判断を導く「分析の技術」を説く。この技術が個人の意思決定においても役立つことは、言うまでもない。お薦めのロングセラー書である。
2005年4月号掲載
小売業の王者セブン-イレブン・ジャパンの強さの秘密を、同社の会長・鈴木敏文氏へのインタビューをもとに明らかにする。ベストセラーとなった『鈴木敏文の「統計心理学」』(プレジデント社)に続く第2弾。今回は鈴木流の「売り方」「情報術」「対話の極意」「起業論」「決断力」を徹底解剖する。前著と同様、多くの“気づき”に溢れる書!
活発な著述活動を続けるコトラー教授。本書では、マーケティングを失敗に導く「大罪」を列挙し、個々への対応策を説く。理論家にとどまらず実際にコンサルタントとしても企業を指導した氏の経験に基づく、教科書というよりも処方箋的な内容になっている。マーケティング担当者は、この「10の大罪」をじっくり吟味する“必要”と“価値”があるだろう。
成果主義は是か非か。その議論はともかく、もはや成果主義導入の流れは、押しとどめようもないといえる。ならば、このまま不満を言い続けるか、それを踏み台にして勝ち残るか。後者を選ぶ人へのヒントとなるのが本書だ。企業側から見た「成果主義時代に評価される人材」をあぶり出すとともに、社員としてどのように対処するのかを具体的にアドバイスする。
2005年3月号掲載
カウンセリングなどで用いる心理療法。これを応用して、「やらなければならないのに、つい先送りしてしまう」原因を探り、行動に移す方法を紹介する。この手の類書は多いが、そのほとんどは、行動することの大切さを訴えるだけで、実際にどうすればよいかが語られていない。そんな中、先送りする原因を根本から探り、解決への具体的な道筋を示しているのが特徴だ。
2004年12月号掲載
本書は、株式投資の一種「カラ売り」のテクニックを、事例を交えて詳細に解説したもの。その本質は、「ダメになる企業の見分け方」のテクニックといえる。「全ては公開情報の中にある」と著者が断言するように、誰もが入手できる公開情報や市場の現場を見る目などを養えば、これからダメになっていく会社かどうかが、判断できるのだ。
2004年11月号掲載
世界14カ国でヒットしている「駆け出しマネジャー アレックス」シリーズの第1弾。主人公のアレックスが、奮闘しながらリーダーに必要なスキルを身に付けていく物語だ。最近増えている「物語仕立て」のビジネス書と少し異なるのは、学ぶべきポイントがしっかり解説されているので、理解しやすい点である。その意味で、研修用のテキストにも適しているだろう。
2004年10月号掲載
あまり知られていない外国の本を発掘し、ベストセラーにする力。その人物の才能とやる気を見抜き、投資をする力…。優れた「眼力」を持つ人は、対象を漠然と見るのではなく、きちんとした目の付け所を持っている。この眼力を鍛える術を、様々な事例を織り交ぜながら説く。“見る目”を持つことの重要さを、改めて認識させてくれる1冊。
2004年8月号掲載
本書には、世界的な大企業、一流企業がなんと単純な理由で大失敗をしでかすのかという事例が、これでもかといわんばかりに登場する。これだけ多くの失敗事例を類型化されると、確かに失敗しやすい局面、共通する“失敗の本質”のようなものがあることが見えてくる。経営者だけでなく、マネジメントに携わる人全ての必読書だろう。自戒のために。
2004年7月号掲載
創造的思考に関する世界的権威エドワード・デボノ博士は、アイデアを創出するには水平的に思考するのがよいと説いている。この水平思考を活用して、新商品を生み出す「ラテラル・マーケティング」の枠組みを、マーケティングの大家フィリップ・コトラー教授が解説する。アイデアを生み出すまでの手順が具体的に説明されており、実践的なものに仕上がっている。
2004年6月号掲載
「人間と組織を売り込む力、それが営業力である」「営業力とは、“商談のアート”である」…。著者らしい印象深い言葉で、“営業力”の本質とそれを磨くために何をすべきかを語っている。営業力とはノウハウなのではなく、細心の配慮が求められる技術であり、顧客の心に向かい合う心得でもあることが、素直に納得できる。実践的な“商談の進め方”も参考になる。
2004年5月号掲載
「世界最強のゴルファー」の名をほしいままにして、なおも進化し続けるタイガー・ウッズ。あの強靱な精神力はどこから生まれたのか? 超人的にさえ思えるタイガーの強さの秘密を、メンタル・コントロール(精神の自己管理)の視点から分析する。ゴルフの上達に限らず、様々なシーンで武器となる「強い精神力」を身につけるヒントを教えてくれる。
2004年2月号掲載
“ポーター”を読んだだけでは勝てる戦略は作れない! ── こんな挑発的な言葉が本書の帯に書かれている。では、どうすれば勝てる戦略を立案できるのか? 本書の答えは、「戦略の知識に加えて、プラスアルファの能力“インサイト”が必要」というもの。ボストン・コンサルティング・グループが持つノウハウの中核部分が初めて明かされる!
本書の邦訳版初版は1964年の発行。40年以上さかのぼるが、語られる秘訣や心得は今でも通用するものばかりだ。これはセールスの本質が、とりもなおさず「人と人とのふれあい」にあることを示すものといえよう。近年見直されつつある「ホスピタリティ」の精神についても、学びとるべきものが多い。
2004年1月号掲載
低迷していた会社が、毎朝、会議を開くようになってから、不死鳥のように蘇った。“平成不況”もどこ吹く風、会議を始めて以来現在まで、16年間増収増益を続けているのだ。作り話ではない。婦人下着メーカーのトリンプのことである。幹部から若手まで大勢の社員が、経営に関わる全てをオープンに話し合う、異色会議の全貌を明かす!
2003年10月号掲載
ひらめきにはコツがある ── アメリカの広告業界で輝かしいキャリアを積んできた著者が、誰にでもできる「アイデアの作り方」を伝授する。いわゆるアイデアマンたちも特別な能力を持っているわけではない、と著者は強調する。アイデアを思いついた経験は誰にもあるはずだ。要は、アイデアの引き寄せ方を知っているかどうか、なのである。
2003年9月号掲載
デール・カーネギーをして「本書を手にするためには、シカゴからニューヨークまででも歩いていく」と言わしめた販売術の名著。プロ野球選手が全米No.1のセールスマンとなるまでの自叙伝でもあり、ドラマチックなエピソードにあふれている。初版は1964年だが、今読んでも新鮮に感じるのは、いつの時代も変わらぬ営業の本質が詰め込まれているからだろう。
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