2019年5月号掲載

OODA LOOP 次世代の最強組織に進化する意思決定スキル

「OODA LOOP」は、軍事戦略家のジョン・ボイドが考案した軍事戦略だ。「観察→情勢判断→意思決定→行動」。この4つをループさせることで、環境の変化に応じた判断を下し、組織の目的を遂げる。トヨタ生産システムの思想ともつながる意思決定のスキルを、ボイドの愛弟子が、第2次世界大戦時の“電撃戦”などを例に解説する。

著 者:チェット・リチャーズ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2019年3月

2019年5月号掲載

GREAT BOSS シリコンバレー式ずけずけ言う力

いい上司になる上で欠かせないのは、部下といい人間関係を築くこと。そのためには、相手を心から気にかけながら、言いにくいことをズバリと言うことが大切だ。本書では、「徹底的なホンネ」を軸とする、力や権威に代わる、新たな上司術を紹介。アップルやグーグルで管理職を指導した著者が、自らの体験を交え、指南する。

著 者:キム・スコット 出版社:東洋経済新報社 発行日:2019年3月

2019年2月号掲載

ギグ・エコノミー襲来 新しい市場・人材・ビジネスモデル

“ギグ・エコノミー”とは、「期間が不確かな臨時の仕事=ギグ」を支えるビジネスの仕組みのこと。米国では今、約4000万人がギグを行い、総額1兆1000万ドル超を稼いでいるという。本書は、この新しいビジネスモデルの全体像を描くもの。ギグ・エコノミーの定義から、現状、企業と労働者にとっての未来までをわかりやすく説く。

著 者:マリオン・マクガバン 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2018年11月

2019年2月号掲載

最強のポジティブチーム

ポジティブで結束力のあるチームは強い ―― 。米国のカリスマトレーナーが、豊富な経験を踏まえ、単なる楽観主義ではない、「真のポジティブ」を育むための原則をまとめた。ビジョン、目的、コミュニケーション、愛、他者への配慮…。これらを持ち合わせたチームは、困難を乗り越え、偉大なことを成し遂げられる!

著 者:ジョン・ゴードン 出版社:日経BP社 発行日:2018年12月

2019年1月号掲載

ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学

幸福な人は、不幸な人よりも、有能な働き手であり、意欲が高い ―― 。近年、世界的に盛んになりつつある「幸福学」の研究。本書は、この分野の名論文をまとめたものだ。価値観が多様化する今日、戦略性や論理性の他に求められる「感情的知性=EI」を柱にした、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌「EIシリーズ」の一書。

著 者:ハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2018年11月

2018年12月号掲載

Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR

シリコンバレーで成功を収める数々の企業が採用しているマネジメント手法、「OKR」。“目標”(Objectives)と“主要な結果”(Key Results)を管理することで、社員の最高のパフォーマンスを引き出し、驚異的な目標を達成するものだ。インテルでこの手法を学び、グーグルに伝授した著者が、OKR誕生の経緯や特徴、効果を語る。

著 者:ジョン・ドーア 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年10月

2018年11月号掲載

世界でいちばん働きがいのある会社

社員が経営者を信頼し、仕事に誇りを持てる「働きがいのある会社」と、そうでない会社。その違いは何か? 50カ国以上に拠点を持つ調査会社GPTWが、20年超にわたる研究をもとに、働きがいのある会社の特徴を示し、そのつくり方を教える。ビジネス環境が激変する今、企業が成功を収めるには、働きがいを高めるしかない!

著 者:マイケル C. ブッシュ&GPTW調査チーム 出版社:日経BP社 発行日:2018年9月

2018年11月号掲載

ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

家族から種族、そして帝国から国民国家へ ―― 。人類は、長い歴史の中で社会を発達させるとともに、新たな組織モデルを生み出し、進化させてきた。それは、どんな発達段階を踏んでなされたのか。本書は、各段階の特徴と、協働に対する人々の意識の変化、そして今生まれつつある「進化型組織」のあり方について詳述する。

著 者:フレデリック・ラルー 出版社:英治出版 発行日:2018年1月

2018年7月号掲載

1on1マネジメント どこでも通用するマネジャーになるためのピープルマネジメント講座

部下と1対1で対話し、振り返りと軌道修正を行いながら彼らの成長を促す。今、企業が求めているのは、そんなマネジメントスキルを持ったマネジャーだ。成果主義下の目標管理に力点を置くマネジメントとは異なり、1人1人に合ったやり方でパフォーマンス向上を支援する。その具体的な方法と実践のポイントを平易に説く。

著 者:松丘啓司 出版社:ファーストプレス 発行日:2018年5月

2018年6月号掲載

OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

グーグルはじめ、シリコンバレーの成功企業の間で急速に広まりつつあるフレームワーク。それが「OKR」だ。O(Objective:目標)とKR(Key Results:主な結果)を組み合わせ管理することで、社員は目先の数字に振り回されずに、やる気を高め、見事に結果を出すという。このOKRの基本や実践法、よくある失敗例などを詳説する。

著 者:クリスティーナ・ウォドキー 出版社:日経BP社 発行日:2018年3月

2018年1月号掲載

TIME TALENT ENERGY 組織の生産性を最大化するマネジメント

「TIME TALENT ENERGY」。すなわち「時間、人材、意欲」が、企業の競争力の源泉だという。しかし多くの企業は、これら3つの貴重な経営資源を管理できていない、知らず知らずのうちに浪費している、と指摘。いかにすれば時間・人材・意欲をうまくマネジメントし、組織生産力を高められるか、具体的な処方箋を示す。

著 者:マイケル・マンキンス、エリック・ガートン、石川順也(監訳・解説)、西脇文彦(監訳・解説)、堀之内順至(監訳・解説) 出版社:プレジデント社 発行日:2017年10月

2017年12月号掲載

ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方

「ギグ・エコノミー」とは、“ギグ(単発の仕事)”を基盤とした新しい労働・経済形態のこと。近年、米国ではフルタイムの仕事が減り、フリーランスや副業などでギグを行う人が増えているという。本書では、ギグ・エコノミーが拡大している背景や、この新たな働き方で成功を収め、充実した人生を送るための法則を解説する。

著 者:ダイアン・マルケイ 出版社:日経BP社 発行日:2017年9月

2017年12月号掲載

3Mで学んだニューロマネジメント 脳科学を活用して組織・人のモチベーションを高める実践方法!

世界的なイノベーション企業として知られる3M。同社のマネジャーとして、多くの部下のイノベーションを成功に導いてきた大久保孝俊氏が、脳科学を活用して組織・人のモチベーションを高める「ニューロマネジメント」を公開。人を操るのではなく、感激させてやる気を起こさせる、新しいマネジメント手法を伝授する。

著 者:大久保孝俊 出版社:日経BP社 発行日:2017年9月

2017年11月号掲載

管理しない会社がうまくいくワケ 自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇

「内向き思考」から「外向き思考」へ ―― 。自分中心ではなく、他者も含めて考えることで、素晴らしい成果が得られる。そんな外向き思考を身につけるための方法を、実例を示しつつ伝授する。組織や個人が陥りがちな自分主義・自己欺瞞からの脱却法を説いた前著、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』のビジネス篇。

著 者:アービンジャー・インスティチュート 出版社:大和書房 発行日:2017年9月

2017年10月号掲載

稲盛和夫の実践アメーバ経営 全社員が自ら採算をつくる

会社を小さな組織に分け、それぞれが独立採算で経営を行う。京セラ生まれの「アメーバ経営」は、破綻した日本航空に導入され、高収益企業へと生まれ変わらせる原動力となったことでも知られる。前著『アメーバ経営』の刊行から約10年。かつて説いた「全員参加経営」を実現する方法をより詳しく、具体的に示した“実践版”だ。

著 者:稲盛和夫(編著)、京セラコミュニケーションシステム(編著) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2017年9月

2017年9月号掲載

「学習する組織」入門 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践

世界的ベストセラー、ピーター・センゲ著『学習する組織』。この、約600頁に及ぶ名著の組織開発メソッドの要諦をわかりやすく説く。ナイキ、VISAなど多くの企業・組織で実践されてきたセンゲの理論・手法体系を、自分の組織でどう活用し、組織をどう進化させられるか、具体的・実践的に考えるきっかけとなる入門書だ。

著 者:小田理一郎 出版社:英治出版 発行日:2017年6月

2017年6月号掲載

フリーエージェント社会の到来 新装版 組織に雇われない新しい働き方

これまでアメリカ社会を象徴していたのは、「オーガニゼーション・マン(組織人間)」だった。しかし今、自宅を拠点に1人で起業する、臨時社員やフリーランスとして働くといった、「フリーエージェント」が増えつつある。彼らは、なぜこの生き方を選び、どのように働いているのか。全米での調査を基に、新たな働き方を論じる。

著 者:ダニエル・ピンク 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2014年8月

2017年1月号掲載

世界最高リーダーシップ育成機関が教える 経営幹部 仕事の哲学

世界最高のリーダー育成機関といわれるGEの「クロトンビル」。著者はここで、リーダー育成に携わった。その折、痛切に感じたのは、製品・サービスは海外展開しているものの、肝心の経営人材がグローバル化とはほど遠い日本企業の現状だ。「世界標準」の経営幹部になるには、どうあるべきか。自らの指導経験を基に解説する。

著 者:田口 力 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2016年10月

2016年12月号掲載

人事評価はもういらない 成果主義人事の限界

「就職したら年に一度、人事評価(年次評価)を受けるのは当たり前」。そう考える人は多い。だが最近、米国ではマイクロソフト、GE等々、名だたる企業が年次評価を廃止している。なぜか。その理由、米企業が新たに導入した目標管理・評価の方法について詳述する。今後のマネジメントのあり方を考える上で、示唆に富む1冊だ。

著 者:松丘啓司 出版社:ファーストプレス 発行日:2016年10月

2016年12月号掲載

「できる人」が会社を滅ぼす

著者は組織風土改革の第一人者。決断が速い、大量の仕事をこなす、調整力がある。こんな「できる人」の大半は、「仕事をさばくのがうまいだけ」だと言う。それなりの成果は出すが、仕事のやり方には、組織を滅ぼしかねない深刻な問題が潜む。本書では、一見優秀な社員が陥るワナ、そして「真のできる人」になる方策を示す。

著 者:柴田昌治 出版社:PHP研究所 発行日:2016年10月
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