新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2018年1月号掲載
安倍政権の「働き方改革」を受け、多くの企業が、従業員の賃上げ、労働生産性向上、長時間労働の是正などの施策に取り組んでいる。だが、改善が進んでいるとは言い難い。どうすれば、働き方は変わるのか? 企業の現場や人材活用に精通する著者たちが、部下全員を輝かせ、幸せにし、成果を出す新しいマネジメントを説く。
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2017年12月号掲載
副題「連続してイノベーションを生む『ハリウッド型』プロ集団」。複数の映画作品を同時につくるハリウッドの映画スタジオのように、起業家、マーケッター等々が1つの組織に集まり、革新的な事業を次々と生み出す「スタートアップスタジオ」。今世界で拡大を続ける、この起業の新しいプラットフォームの全容を明らかにする。
2017年11月号掲載
「パラノイア」とは、病的なまでの心配症のこと。常に危機感を抱き、状況に敏感に反応する。そうした姿勢を貫くことで危機を克服し、今日のインテルを築いた世界的な名経営者が、あらゆる経営環境が激変する「戦略転換点」の恐怖、そしてその対処法を説く。長く絶版だった『インテル戦略転換』を修正、新章を追加した復刊本。
世界最大の小売業ウォルマートを創業した、サム・ウォルトン氏の自伝である。氏はどのような経緯で起業し、世界一への道筋を歩んだのか。同社の成長の軌跡を明かすとともに、自らの哲学、起業理念、お客や従業員、家族への思いなどが、フランクかつ具体的に語られる。氏の人柄、人間性が垣間見られる1冊だ。
2017年10月号掲載
会社を小さな組織に分け、それぞれが独立採算で経営を行う。京セラ生まれの「アメーバ経営」は、破綻した日本航空に導入され、高収益企業へと生まれ変わらせる原動力となったことでも知られる。前著『アメーバ経営』の刊行から約10年。かつて説いた「全員参加経営」を実現する方法をより詳しく、具体的に示した“実践版”だ。
世界的ベストセラー『キャズム』の著者が、破壊的変化の時代に企業が生き残る策を指南する。示されるのは、企業活動を4つのゾーンに分割し、別々にマネジメントする方法。各ゾーンが生産性向上や新規事業創出などの異なる目標に取り組むことで、破壊的変化を自ら起こすと同時に、他社の攻撃を防ぐことができるという。
商売の目的は、お客様に喜んでいただくこと。そして、それを実現するのは現場である。経営者が考えていることが現場に伝わり、実行されるかどうかで業績は大きく変わる ―― 。無印良品、成城石井など、多くの企業を躍進させた著者が、業績アップのカギである、“現場の実行度”を高めるための取り組みの数々を明かす。
2017年8月号掲載
「世界一子どもが幸せな国」といわれる、オランダ。なぜ、そう評価されるのか、国民はどう働き、どう暮らしているのか、現地取材を基に報告する。表題の「18時に帰る」という習慣をはじめ、紹介されるしなやかな働き方・生き方の数々は、長年の改革のたまもの。「働き方改革」が叫ばれる日本に、多くの示唆を与えてくれる。
今日の社会は、「平均」を基準に評価をすることが多い。これに対し、本書は、平均的という概念は科学的虚構にすぎないと指摘。「平均思考」がいかに大きな障害となり得るかを、具体例を挙げて明らかにする。そして、個人を正しく評価するための「3つの原理」を示し、個性を重視した経営が社員や企業に幸福をもたらすと説く。
2017年7月号掲載
全米屈指のマーケターで、これまで成功に導いた企業は1万社以上。そんな著者の英知を凝縮した1冊である。難しい経営論ではない。「既存のクライアントを最大限活用する」「クライアントと生涯続く関係を築く」…。どんな企業にも役立つ、具体的で簡単、かつ見落としがちな様々な方法、原理原則をわかりやすく示す。
2017年6月号掲載
著者は、AIの各種プロジェクトに従事する2人のスペシャリスト。AIは、新サービスの創造やビジネスの拡大に役立つという。ただし、AIを「何でも回答してくれる魔法のコンピューター」と捉えると、ビジネスでの成功は難しい、とも。本書では、AIへの誤解を解き、ビジネスに活用して成功するためのポイントを徹底解説する。
2017年5月号掲載
「楕円思考」とは、楕円が2つの焦点を持つように、常に対極にある2つの見方からものごとを考えること。自と他、双方が自分の原点をしっかり持ちながら、相手の存在も認める。元・花王会長の著者によれば、この考え方を企業活動に落とし込むことで、従来の米国流経営では得られない、新しい発見、発想が生まれるという。
「模倣」には、ネガティブなイメージがある。だが、ビジネスの世界を見ると、偉大な企業は模倣がうまい。優れた手本からヒントを得て独自の仕組みを築いたり、悪い手本を反面教師にイノベーションを起こしたり。本書は、こうした「創造的な模倣」について説いた『模倣の経営学』に、実践的な解説を増補、再構成したもの。
23年連続黒字、離職率ほぼゼロ ―― 。債務超過に陥っていた(株)日本レーザーを復活させた同社社長が、変革の数々を語った。毎年2割以上の社員を海外出張させる、社員の事情に合わせた個別管理を行う…。社員のモチベーションを高めて会社を発展させる、「人を大切にしながら利益を上げる経営」の具体策が明かされる。
2017年4月号掲載
日産自動車を短期間で見事再生させ、いち早くEV(電気自動車)開発を進めるなど、組織、ビジネスを引っ張り続けるカルロス・ゴーン氏。そのリーダーシップとは、どのようなものか? 企業の幹部候補生対象の講座における氏との質疑応答をベースに、グローバル・リーダー、変革を導くリーダーのあるべき姿を明らかにした。
インテルの創設に参画し、同社を力強く導いた伝説的経営者、アンドリュー・S・グローブ。そのマネジメントにおいて、彼は何に注力し、どのように成果を最大化したのか。ノウハウの数々が、ミドル・マネジャーに向けて語られる。フェイスブックCEOら、シリコンバレーのトップ経営者に読み継がれ、影響を与えた名著の復刊。
2017年3月号掲載
ヒューレット・パッカード(HP)とコンパックの統合で誕生した日本HPでトップを務め、ダイエー、マイクロソフト日本法人でも、社長として変革をリード。そんな「プロ経営者」が語った経営論である。多様な環境に身を置く中で培われた戦略・戦術論や、変革の時代のリーダーのあり方、自分の価値の高め方などが披露される。
1970年代、P・F・ドラッカーは、全米マネジメント協会出版部の依頼により、マネジメントの極意をテープに吹き込んだ。本書は、それを初めて書籍化したもの。仕事で成果をあげる、上司として成果をあげる、生き生きと生きる…。仕事のみならず、人生における毎日の心得、ハウツーを、“マネジメントの大家”が語りかける。
2017年2月号掲載
著者の川勝宣昭氏は、日本電産グループ会社の元再建担当役員。赤字会社の再建に際しては、カリスマ経営者・永守重信氏から直々の指導を受け、毎日のように届く叱咤激励のファクスは7年で数百通にも上ったという。そうした形で叩き込まれた、「スピードと徹底」の永守流経営の神髄を、示唆に富むその“語録”とともに紹介する。
2017年1月号掲載
無印良品(MUJI)の人気と知名度は高い。現在、約7000品目の商品を販売。日本ばかりか欧米でも人気は定着し、最近はインドや中東にも進出している。なぜMUJIは “世界で愛される”のか。「一番普通の形を目指す」「ターゲットを絞らず、最大公約数を探す」等々、MUJIならではの取り組みについて、マーケティングの知見を交え説く。
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