パラノイアだけが生き残る

Original Title :ONLY THE PARANOID SURVIVE

マネジメント起業家・人物
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著者紹介

概要

「パラノイア」とは、病的なまでの心配症のこと。常に危機感を抱き、状況に敏感に反応する。そうした姿勢を貫くことで危機を克服し、今日のインテルを築いた世界的な名経営者が、あらゆる経営環境が激変する「戦略転換点」の恐怖、そしてその対処法を説く。長く絶版だった『インテル戦略転換』を修正、新章を追加した復刊本。

要約

「戦略転換点」とは何か?

 「パラノイア(病的なまでの心配症)だけが生き残る」 ―― 。これは、私のモットーである。

 事業の成功の陰には、必ず“崩壊の種”が潜んでいる。成功すればするほど、その事業のうま味を味わおうとする人々が群がり、食い荒らす。

 だからこそ経営者は、常に外部からの攻撃に備える必要がある。それが、最も重要な責務だ。

 パラノイアのように神経質になってしまうことは色々ある。例えば、製品に問題がないか、士気が落ちていないか、競合企業の動きはどうか…。

 しかし、こうした懸念も、「戦略転換点」に比べれば大したことはない ―― 。

企業の命運を左右する戦略転換点

 戦略転換点とは、「企業の生涯において根本的な変化が起こるタイミング」のことだ。その変化は、企業にとって新たな成長へのチャンスであるかもしれないし、命取りになるかもしれない。

 戦略転換点は技術的変化によってもたらされることがあるが、通常の技術革新よりも深刻な事態を招く。

 また、競合企業によってもたらされる場合もあるが、単なる競争にはとどまらない。戦略転換点は、事業のあり方を全面的に変えてしまうからだ。

 例えば、手頃な価格のコンピュータがネットワーク化され、医師の診察に導入されれば、医療のあり方は根本的に変わるかもしれない。

 あらゆるジャンルのエンタテインメントがデジタルの世界で作られ、配信されるということになれば、メディア産業全体が変わるだろう。

 要するに、戦略転換点とは、いかなる産業にも起こり得る事業基盤の変化なのだ。

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