STARTUP STUDIO

Original Title :STARTUP STUDIO PLAYBOOK

マネジメントイノベーション
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著者紹介

概要

副題「連続してイノベーションを生む『ハリウッド型』プロ集団」。複数の映画作品を同時につくるハリウッドの映画スタジオのように、起業家、マーケッター等々が1つの組織に集まり、革新的な事業を次々と生み出す「スタートアップスタジオ」。今世界で拡大を続ける、この起業の新しいプラットフォームの全容を明らかにする。

要約

「スタートアップスタジオ」とは

 スタートアップスタジオ ―― 。

 これは「同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織」のことである。いわば「連続してイノベーションを生み出す集団」だ。スタジオ内には起業経験者、マーケッター、ファイナンス担当者、エンジニア等々、事業開発の各種専門家がいる。

 通常、スタートアップといえば、今までにないアイデアの下、それを体現する商品を作り、売り、成長するというのが定石だった。

 問題は、こうした方法だと10回のうち9回以上は失敗すること。よくある失敗の原因は、資金が足りなくなった、作った商品が時流に即していなかった、流通網が不十分だった、などだ。

 だが、スタートアップスタジオに入れば、これらの課題にうまく対処することができる。

スタートアップを効率的に立ち上げる組織

 スタートアップスタジオの組織形態は、1つの撮影スタジオ内で複数の映画作品が同時進行で製作されるハリウッドの映画スタジオに似ている。同時進行で製作できるのは、繰り返し可能なプロセスが根づいているからだ。

 スタジオ内には、利用できるリソースが豊富にあるので、スタジオに所属する起業家やイノベーターは商品開発と顧客開拓に専念できる。

 つまり、スタジオとはスタートアップをより効率的に立ち上げる方法論でもあるといえる。

起業家が挑戦するチャンスが増える

 2015年にスタートアップスタジオと投資先企業を調査したところ、興味深い傾向が見えてきた。

  • ・2008年以降、スタートアップスタジオ各社はベンチャーキャピタルから総額40億ドル(約4000億円)を超える資金を調達している。
  • ・スタートアップスタジオから生まれるベンチャー企業は年々増え、対前年比で15%を超える。

 スタートアップのエコシステムが十分に育っていない地域では、スタジオが必要な人材、資金、機会を提供することによって、起業家が新たな挑戦をするチャンスが増えるかもしれない。

スタートアップスタジオの創業者は誰か?

 成功しているスタートアップスタジオは、その成り立ちにおいて、大きく2つに分類できる。企業が興した組織か、大きな財を成した起業家が興した組織かのどちらかである。

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