新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2020年3月号掲載
40歳でセブン-イレブンを創業。以来、日本の流通にイノベーションを起こし続けてきた鈴木敏文氏の言行録である。222の言葉を、「経営姿勢」「マネジメント」「仮説と検証の仕事術」の3テーマに分けて収録。「変化への対応と基本の徹底」を実践するために、氏が繰り返し社員らに語った言葉の数々は、多くの示唆を与えてくれる。
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「弾み車の法則」とは、前著『ビジョナリー・カンパニー2』で著者が示した、偉大な会社に飛躍するためのロジックだ。強い会社は、勢いを生み出す弾み車を構築し、それを回し続けることで大きな成功を収めているという。本書では、アマゾンなどの事例紹介を通じて、この法則の基本的な考え方、弾み車を作る手順を簡潔に説く。
2020年2月号掲載
2020年代の10年は、過去10年とは大きく異なる! AIなどの技術進化、生産年齢人口の減少…。世界的な構造変化が進む中、何を目指すべきか。今後の企業基盤進化の5つの方向性と、10の経営テーマを解説した。業界の垣根を越えたエコシステム戦略、変化に柔軟に対応するアジャイル型組織など、勝ち抜くためのヒントを示す。
2020年1月号掲載
会社の命運を握るのは、人材だ。しかし、企業の人事制度の多くは、流動的な今日の環境に対応していない。こう指摘し、“人材ファースト”の企業戦略を説く。CEO・CFO(最高財務責任者)・CHRO(最高人事責任者)の協働、多大な価値を生みだす〈2%人材〉の特定と育成…。変革へのプロセスを、先進事例を交えつつ示す。
2019年12月号掲載
日本のネットビジネスは、今やGAFAに取って代わられた。SNSのミクシィはフェイスブックに、検索サービスのヤフーはグーグルに。今後、GAFAの影響は全ての企業に及ぶ、と本書は警告。会社が生き残る上で、デジタル技術を活用し、企業の在り方を変える「デジタルシフト」が重要だと説く。そして、これを成功させる方法を示す。
人の成長の7割は“経験”によって決まるという。著者の調査によれば、育て上手といわれる人は、部下の「経験から学ぶ力」を高めることで、成長を促す。振り返る力、やりがいを感じる力などから成る、経験から学ぶ力。その向上を効果的に支援する3つの指導法を、本書は詳説。部下育成に悩むマネジャーにお勧めの1冊だ。
2019年11月号掲載
調査によれば、経営戦略に携わった人の8割近くが“失敗”を経験している。そして、失敗の原因は、戦略そのものではなく、「実行上の問題」にあった。例えば、組織体制の不備、不十分なアクションプラン、あるいは社員のモチベーション低下など。本書では、代表的な6つの問題点を取り上げ、成功に転じるための方策を指南する。
組織が改革に取り組む時、どんなアプローチや方策が有効か? 『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された「企業変革」に関する論文の中から、えりすぐった10本の論文を紹介する。成功事例を分析したものや、変革の主導者に焦点を当てたもの…。いずれの論考も実践的な示唆に富み、まさに“教科書”といえる。
2019年10月号掲載
イノベーションを、「野生化」=ヒト・モノ・カネの流動化の観点から考察したものだ。イノベーションを組織内で管理すると、アイデアが色褪せる。流動性が高まるとイノベーションが生まれやすいが、失業者の増加や格差の拡大など、破壊的な側面も強まるという。イノベーションの今を知り、これからを考える上で示唆に富む書。
今、デジタルによる創造的破壊の波が、様々な業界に押し寄せている。企業がこの流れに対処し、デジタルで稼ぐ組織を作るにはどうすべきか。カギは、組織リソースの協働にあり。本書はこう指摘し、社内に分散する人やデータ、インフラを集め、連携させることで新たな顧客価値を生む手法、「オーケストレーション」を提示する。
「フルキャリ」とは、妊娠・出産後に職場に戻り、育児にも仕事にも前向きに取り組む女性のこと。その名付け親である著者が、フルキャリの特徴を述べ、彼女らの力を組織のパフォーマンス向上につなげるヒントを示す。労働力不足が叫ばれる今日、女性の活躍に期待する管理職や人事担当者に、実践的な知恵を与えてくれる1冊だ。
2019年8月号掲載
「幸福学」をご存じだろうか。幸せとは何かを科学的に検証し、実践に生かすための学問だ。その第一人者が従業員を幸せにする職場づくりを説く。今後求められるのは、「個人の幸せ」と「皆の幸せ」の両方を大切にする「ウェルビーイングな組織」。社員1人1人が輝きつつ協力し、社長と同じ気持ちで仕事をする組織が強いという。
「欲求階層説」を説いた、米国の心理学者A・H・マズローの名著。著者いわく、人には「生理的欲求」に始まる5段階の「基本的欲求」があり、最上層に「自己実現の欲求」がある。欲求階層説は人間のモチベーションを説明する理論的なフレームとなり、「自己実現」は多くの経営書で取り上げられるなど、不朽の概念となった。
2019年7月号掲載
無料のネットサービスを武器に巨利を得る、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)。だが、これらプラットフォーマーの強さに陰りも見える。プライバシー侵害、フェイク(偽)ニュースの拡散などを懸念する各国政府が、規制を強めているのだ。このビジネスモデルの抱える課題について、トップエコノミストが読み解く。
長時間労働、上司の過剰な要求…。今日、過酷な労働条件が当たり前の職場は少なくない。仕事量は多く、人手は足りず、上司から急かされ続けて、心を病む。この種の話は枚挙にいとまがない。こうした「ブラック職場」で働く人の命を守るには、何をすべきか? 組織行動論の大御所が、職場環境を改善するための5原則を示す。
世界では今、「第4次産業革命」が進行中だ。過去3度の産業革命の原動力は、第1次が蒸気機関、第2次が電力、第3次がコンピューター。今回は「デジタル」である。これは生産性の向上だけでなく、ビジネスモデルや産業構造、社会のあり方まで変えうる。その可能性を生かす上で知っておきたいデジタルの本質、考え方を説く。
2019年6月号掲載
顧客同士を結び付け、互いに取引させる、新しいビジネスモデル。それがプラットフォームである。例えばウーバー(交通)、エアビーアンドビー(宿泊)などがそう。自身は生産も販売もしないが、生み出す価値は大きい。本書は、そんなプラットフォームを構築し、成功させるための戦略から、未来のありようまで、その全体像を示す。
ホットケーキには、ビジネスで成功するための大切なヒントが隠されている ―― 。美味しいホットケーキを求め、食べ歩いてきた経営コンサルタントが、繁盛店の秘密に迫った。成功の背景にある「ビジネスの本質」を突く考え方や取り組みを、店主らの声を交えて紹介し、競争戦略、現場力などの経営学的視点から平易に解説する。
債務超過の“崖っぷち会社”が、25年連続黒字の会社に! 倒産寸前の(株)日本レーザーを甦らせた同社会長が、自らの歩みを振り返り、経営手法を全面公開。「『売価』は現場の社員が決める」「粗利益額の3%を成果賞与として支給」…。「人を大切にする経営」という原則の下、修羅場で用いたノウハウの数々が披露される。
2019年4月号掲載
バブル崩壊、金融危機、リーマンショック、中国の台頭…。日本企業にとって平成は“激動の時代”だった。逆境の中、企業はどう動いたのか? また、経営のあり方はどう変わっていったのか? 経営学者が、平成30年間の経営を概観する。来るべき新しい時代の企業の姿を考える上で、平成時代の経営は良い教訓になるはずだ。
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