2015年11月号掲載

欧州解体 ドイツ一極支配の恐怖

現在、28カ国が加盟する欧州連合(EU)。創設当初は経済的成功を収めたかに見えたが、今や機能不全に陥りつつある。加盟国の経済成長率の低迷、ギリシャのユーロ離脱の可能性が高まるなど、問題が山積みだ。一体、EUはどこで道を誤ったのか。これからどうなるのか。英国人エコノミストが、EUや統一通貨ユーロの問題点、今後EUが採るべき政策などを示す。

著 者:ロジャー・ブートル 出版社:東洋経済新報社 発行日:2015年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年11月号掲載

サイバー・インテリジェンス

インターネットの技術を活用した諜報活動を「サイバー・インテリジェンス」という。米政府による個人情報の収集を暴露したスノーデン事件に見られるように、サイバー技術が発達した今日、情報の奪い合いは国家間ばかりか、民間企業、個人にまで及ぶ。こうしたサイバー・インテリジェンスの現状や危険性について、元陸上自衛隊システム防護隊隊長が解説する。

著 者:伊東 寛 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2015年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年10月号掲載

ザ・セカンド・マシン・エイジ

18世紀の産業革命は、人類の歴史において「第1機械時代」の扉を開いた。そして今、コンピュータが飛躍的に進歩する「第2機械時代」を迎えている。産業革命は近代的な生活をもたらしたが、デジタル技術は人間の知的能力の限界を吹き飛ばし、人類を新たな領域に連れて行こうとしている。高度化するマシンがもたらすものとは? 来るべき未来社会の姿を描く。

著 者:エリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー 出版社:日経BP社 発行日:2015年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年10月号掲載

ジェネレーションフリーの社会 日本人は何歳まで働くべきか

もう年金には頼れない ―― 。少子高齢化によって、年金制度が危機に瀕している日本で、これからどう暮らしていけばよいのか? カギとなるのは、“生涯現役”で働くこと。老若男女すべての国民が働く社会、「ジェネレーションフリー」の社会が実現すれば、年金に頼らずとも生きていける! そんな社会を創るために必要な考え方、具体的な方策などを提言する。

著 者:北岡孝義 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2015年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年9月号掲載

東京が壊滅する日 フクシマと日本の運命

今、首都・東京を含む東日本地域で、大被害が静かに進行しつつある。それは、2011年の福島原発事故で放出された放射性物質が引き起こす「内部被曝」だ。体内に取り込まれた放射性物質は、一定の潜伏期 ―― 5年を超えると、大量の障害と癌を発生させる。タイムリミットまであと1年。今すぐ適切な対策をとらないと東京が壊滅しかねない、と警鐘を鳴らす。

著 者:広瀬 隆 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年9月号掲載

人口蒸発「5000万人国家」日本の衝撃 人口問題民間臨調 調査・報告書

人口減少は地方だけの問題ではない。埼玉のとあるニュータウンでは空き家が増えるなど、すでに首都圏にもその足音は迫っている。このままでは今世紀末、日本の人口は5000万人に。そうなると各地にゴーストタウンが生じ、経済停滞が慢性化しかねない。100年後も活気に満ちた日本であるためには何が必要か、人口政策、経済・財政をはじめ多角的に検証する。

著 者:一般財団法人 日本再建イニシアティブ 出版社:新潮社 発行日:2015年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年9月号掲載

里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く

経済成長を求め、自然を搾取してきた資本主義は、地球環境を限界まで追い込みつつある。どうすれば、現状を打破できるのか。ヒントは「里海」にあり。これは、「人が手を加えることで海を健康にし、豊かにするメカニズム」を意味し、汚染された瀬戸内海の再生で注目されている概念だ。人間以外の命もつなぎ直す「共生の原理」が、経済も暮らしも再生させる!

著 者:井上恭介、NHK「里海」取材班 出版社:KADOKAWA(角川新書) 発行日:2015年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年9月号掲載

人工知能 人類最悪にして最後の発明

人工知能(AI)の進化が目覚ましい。その先にあるのは明るい未来なのか、それとも人間に牙を剝き、私たちを苦しめることになるのか。「人類最悪にして最後の発明」。この書名が示す通り、著者の見通しは悲観的だ。「人間より賢い機械は、我々を征服する」とし、様々な科学者への取材を基に、人工知能の危険性をあらゆる角度から追究。問題の本質をえぐり出す。

著 者:ジェイムズ・バラット 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年9月号掲載

ALLIANCE 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

「アライアンス」とは、シリコンバレーで導入されている新たな雇用形態のこと。会社と個人が、信頼に基づく提携関係を結ぶことで、事業の変革と個人の成長が達成でき、退職後も信頼関係が続くというものだ。終身雇用が崩れつつある今知っておきたい、人と企業を信頼で結ぶ新しい雇用モデルについて、世界最大クラスのSNS「リンクトイン」創業者らが解説する。

著 者:リード・ホフマン、ベン・カスノーカ、クリス・イェ、篠田真貴子(監訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年8月号掲載

日本が世界地図から消滅しないための戦略 用意周到な大国 用意周到でない日本

人口減少、周辺国家との軋轢、技術革新への対応の遅れ。かつて長期の繁栄を謳歌したカルタゴやベネチアは、こうした課題に対応できず滅亡した。同様の問題を抱える日本も、下手をすれば同じ道を歩みかねない!? 「国家存亡のカギは『用意周到』にあり」。この視点の下、数千年の人類の歴史において、消滅した国家の事例を検証し、そこから学ぶべきことを示す。

著 者:月尾嘉男 出版社:致知出版社 発行日:2015年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年8月号掲載

「居場所」のない男、「時間」がない女

仕事以外の人間関係が乏しく、「世界一孤独」ともいわれる日本人男性。家事・育児に追われ、自分の時間が確保しづらい日本人女性。社会学者の著者は、この男性の孤立問題を「関係貧困」、自由時間に乏しい女性の現状を「時間貧困」と命名。なぜこうした問題が生じるのか、そして、男女双方が幸福になるためには何をすべきなのか、わかりやすく解説する。

著 者:水無田気流 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年7月号掲載

2023年の中国 習近平政権後、中国と世界はどうなっているか?

習近平が中国の最高指導者となって2年。中国の官僚・経済人に深いパイプを持ち、10年以上彼を取材してきたジャーナリストが、習政権の構想と戦略の全体像を明らかにした。名目GDPでは、世界一になる日も近い中国。2023年、習近平の政権退任時、同国はどんな国になっているのか、経済政策、国際金融戦略、政治・社会システム等の観点から徹底予測する。

著 者:徐 静波 出版社:作品社 発行日:2015年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年7月号掲載

中国人とアメリカ人 自己主張のビジネス術

世界1位と2位の経済大国、米国と中国。今や両国との関係を抜きに、国際舞台で成功するのは難しい。本書では、米中で長く活躍した商社マンが、自己中心的な彼らと伍するための知識を伝授。「集団より『個』を重んじる」「右手で握手をしながら、左手で相手を殴る」等々、謙虚でお人好しな日本人がグローバル人材になるための、米中の“ホント”の数々が満載!

著 者:遠藤 滋 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2015年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年6月号掲載

「衝動」に支配される世界 我慢しない消費者が社会を食いつくす

副題「我慢しない消費者が社会を食いつくす」。かつては慎ましかった社会が、今や自己の欲求を満たすことを最優先する社会になった。必要かどうかよく考えず、欲しい!という思いだけで、ぱっと物を買う人は少なくない。人々の「底なしの欲望」を取り込み、繁栄してきた社会経済システム。その弊害を検証し、「豊かさ」の代償は社会の破滅、と警鐘を鳴らす。

著 者:ポール・ロバーツ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年5月号掲載

角川インターネット講座10 第三の産業革命 経済と労働の変化

インターネットの商用化から約20年。その普及に伴い、経済、産業、そして人々の暮らし方は大きく変わった。インターネットによる各種の変化を指して、「第3の産業革命」といわれる。では、今後、それはどこに向かうのだろう? 大学教授、起業家、ソフトウェア開発者ら世界のエキスパートたちが、インターネットがもたらす変化の本質、行方を解き明かす。

著 者:山形浩生(監修) 出版社:KADOKAWA 発行日:2015年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年5月号掲載

「世界の警察官」をやめたアメリカ 国際秩序は誰が担うのか?

「アメリカは世界の警察官ではない」。2013年9月のオバマ大統領の発言により、国際社会における同国の影響力の低下が鮮明になった。中東でのイスラム国の台頭、欧州のウクライナ問題、中国の強引な海洋進出。これら「警察不在」の事態を招いたと言っても過言ではない、大統領の「警察官放棄」発言。その経緯を示すとともに、現在そして今後の世界を読み解く。

著 者:高畑昭男 出版社:ウェッジ 発行日:2015年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年5月号掲載

パーソナルデータの衝撃 一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった

今日、インターネットや小売店の会員カードの利用などで、私たちは無意識のうちに関心事、友人、購買履歴といった「パーソナルデータ(個人に関する情報)」を企業に差し出している。“今世紀最大の経営資源”といわれる個人情報。これを企業はどう利用しているのか?消費者が留意すべきこととは? パーソナルデータにおける先端事例、問題点等について説く。

著 者:城田真琴 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2015年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年4月号掲載

平和のための戦争論 集団的自衛権は何をもたらすのか?

2014年7月、安倍晋三内閣が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行った。この決定は、戦後70年を経て、日本が軍事力を使う基準を緩和したことを意味する。なぜ今、集団的自衛権を認めたのか? 今後、日本はどのように平和を守っていけばいいのか? 安全保障の専門家が、現実的な視点から、日本の安全保障をめぐる環境や抑止力等について考察する。

著 者:植木千可子 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2015年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年4月号掲載

戦争プロパガンダ10の法則

我々は戦争をしたくはない。しかし敵側が一方的に戦争を望んだ ―― 。戦争を始める前、どの国の国家元首もこう言い、自己を正当化する。両次世界大戦の時も、現在のあらゆる紛争においても。世論を巧妙に操る、こうした「戦争プロパガンダ」の基本的な手法について、英国ポンソンビー卿の古典的名著『戦時の噓』の指摘に沿いつつ、具体例を挙げて検証する。

著 者:アンヌ・モレリ 出版社:草思社(草思社文庫) 発行日:2015年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2015年3月号掲載

チャイナハラスメント 中国にむしられる日本企業

著者の松原邦久氏は、中国ビジネスの経験が豊富な、自動車メーカー・スズキの元中国代表。冒頭、氏は言う。「日本人と中国人は、あまりにも違った人たちであり、もし関わろうとするのならば相当な覚悟を持って臨むべき」。知的財産権が保護されない、賄賂の横行、撤退が困難…。本書では、かつて経験した様々な問題を挙げ、その背景にあるものを解説する。

著 者:松原邦久 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2015年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!