2010年1月号掲載

衝撃!EUパワー 世界最大「超国家」の誕生

現在、EU(欧州連合)には27カ国が加盟する。域内の人口は約5億、GDPは約18兆ドル。ともに米国を抜き、世界最大の経済圏となった。エコノミストの多くが21世紀は米中2国が世界を2分すると予想する中、「21世紀はEUの時代になる」と言う大前研一氏が、この連邦スタイルの巨大国家の実体を詳細に報告する。もはやEUを知らずして、世界経済は語れない!

著 者:大前研一 出版社:朝日新聞出版 発行日:2009年11月
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2009年12月号掲載

ビジネス読解力を伸ばす未来経済入門

経済には「流れ」があり、その本質をつかめれば、次に何が起こりそうか、かなり高い確率で予測することができる ―― 。このように語る著者が、世界および日本の経済を分析し、その未来を読み解く。資源、環境、経済ブロック化、少子高齢社会、新興国市場等々の今後の行方をわかりやすく解説するとともに、国や企業がこれから何をなすべきかについても触れる。

著 者:小宮一慶 出版社:ビジネス社 発行日:2009年10月
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2009年12月号掲載

戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか

企業は様々な戦略を立て、事業開発や商品開発などを行う。だが、グローバル化が進んだ今日、“合理的な戦略”が通用しなくなってきた。例えば、安くて品質の良い製品を作るという、従来の経済学が合理的とする戦略をとっても、成功しないことがある。本書は、こうした現象、言わば「戦略の不条理」がなぜ起きるのか、また、どうすれば回避できるかについて詳述する。

著 者:菊澤研宗 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2009年10月
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2009年10月号掲載

グリーン・ニューディール グリーンカラー・ジョブが環境と経済を救う

温暖化をはじめとする地球環境の問題。そして、米国などで顕著な貧富の格差の問題。これらを同時に解決するカギは、環境負荷の少ないグリーン産業の発展を促しつつ、その経済的恩恵を全ての人が享受できるようにする「グリーンカラー・エコノミー」の実現にある。そう主張する著者が、この新しい経済システムの重要性、現状、未来に向けた動きについて熱く語る。

著 者:ヴァン・ジョーンズ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年7月
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2009年9月号掲載

目に見えない資本主義 貨幣を超えた新たな経済の誕生

今回の世界経済危機の中で、我々が深く考えるべきは“対症療法”でなく、「これから資本主義はどう変わっていくべきか」ということだ ―― 。資本主義の未来について、田坂広志氏が語る。その考察によれば、今後、経済原理に「5つのパラダイム転換」が生じ、貨幣という尺度で測れない、信頼、文化といった「目に見えない価値」を重視する社会が訪れるという。

著 者:田坂広志 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年8月
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2009年8月号掲載

オバマ外交で沈没する日本

米国ばかりか、日本でも圧倒的な人気を誇るオバマ大統領。だが、彼によって、わが国は沈没しかねない。オバマ政権の外交政策や軍事政策は世界を一変させ、その結果、日本は苦しい立場に追い込まれる ―― 。日米関係に精通するジャーナリスト、日高義樹氏が、オバマ政権が現在進めつつある、対北朝鮮、対中国、対中東戦略を分析、今後の世界を展望する。

著 者:日高義樹 出版社:徳間書店 発行日:2009年6月
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2009年8月号掲載

自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する

作物に実った種子の中に毒ができ、子孫を残せないようにする「自殺種子技術」。この技術を施した種子が今、巨大アグロバイオ(農業関連バイオテクノロジー)企業によって実用化されようとしている。その狙いは何か? 我々の想像もつかないことを考え、行う巨大アグロバイオ企業の実態、そして彼らに支配されつつある世界の「食」の現状をリポートする。

著 者:安田節子 出版社:平凡社 発行日:2009年6月
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2009年7月号掲載

ウォールストリート・ジャーナル発、米国金融危機の全貌

2008年、世界の金融界を牛耳ってきたウォール街は壊滅的なダメージを受け、米国と世界の金融システムは様変わりした。その原因となった今回の住宅バブルはなぜ発生し、崩壊したのか? なぜ、投資銀行を中心に金融業界が暴走を続けたのか? 長年ウォール街を見続けてきた『ウォールストリート・ジャーナル』の元記者が、米国金融危機を総括する。

著 者:デイブ・カンサス 出版社:翔泳社 発行日:2009年5月
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2009年5月号掲載

グリーン革命(上・下) 温暖化、フラット化、人口過密化する世界

かつて産業革命で世の中が一変したように、今後、「グリーン革命」で世界は激変する ―― 。『フラット化する世界』の著者が、フラット化の先を描いた。原油価格の高騰、新興国の経済発展に伴う温暖化の進行、人口の急増等々、世界は不安定の度を増しつつある。そんな今こそ再生可能エネルギーへ転換すべきだとし、その具体策と現状、あるべき未来の姿を説く。

著 者:トーマス・フリードマン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年3月
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2009年5月号掲載

オイルマネーからイスラム金融まで ビジネスチャンスは中東にあり!

中東産油国は今、自国の近代化を推し進めるためのモデルとして、アジアに注目している。高度な技術力を持つ日本についても、その視線は熱い。わが国にしても、石油の安定的確保などを考えれば、関係強化は重要なはずだ。しかし、この地域への関心は極めて薄い。そんな状況に一石を投じるべく、アラビア石油の元社員である著者が、中東の現状を詳しく紹介する。

著 者:前田高行 出版社:PHP研究所 発行日:2009年3月
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2009年4月号掲載

さらばアメリカ

2009年1月、バラク・オバマが第44代米大統領に就任した。彼は「チェンジ」を旗印に多くの支持を得たが、果たしてアメリカは変わることができるのだろうか? 著者・大前研一氏の見方は悲観的だ。東西の冷戦終焉以降、特にブッシュ前政権の8年間で、もはや引き返せないところまでアメリカは「変質」した。そう指摘し、同国が今抱える“病巣”を徹底解剖する。

著 者:大前研一 出版社:小学館 発行日:2009年2月
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2009年4月号掲載

アメリカモデルの終焉 金融危機が暴露した虚構の労働改革

成果主義、時価会計、J-SOX法…。わが国に導入された米国流の手法、制度が今、立ち行かなくなっている。原因は、それらが機能するための前提を無視し、他国のやり方をそっくり真似たことにある。本書では、長らく米国に暮らし、同国の教育やビジネスの現場を熟知する著者が、一連のアメリカモデルによる改革の失敗を検証、日本が今後進むべき方向性を指し示す。

著 者:冷泉彰彦 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年2月
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2009年2月号掲載

覇権の終焉 アメリカ衰退後の世界情勢を読み解く

イラク情勢の泥沼化や世界金融危機により、米国は今、大きく国力を落としつつある。その結果、“唯一の超大国”米国を中心とした国際秩序は崩れ始め、世界は「多極化」へ向けて動き始めた。本書では、国際政治学者の著者が、先行き不透明な今日の世界情勢を見通し、もはや米国頼みでは立ち行かなくなった、わが国の国家戦略のあり方について論じる。

著 者:中西輝政 出版社:PHP研究所(Voice select) 発行日:2008年12月
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2008年12月号掲載

私の第七艦隊

アメリカ海軍「第七艦隊」は、西太平洋からインド洋に至る広大な海域を活動範囲とし、戦後の日本の安全保障に大きく寄与してきた。しかし今、その戦略に大きな変化が起きつつある、と著者・日高義樹氏は指摘。40年以上にわたる同艦隊の取材経験をベースに、戦略変更の背後にあるアメリカの意図を明らかにし、今後の日本の国家防衛のあり方について説く。

著 者:日高義樹 出版社:集英社 発行日:2008年9月
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2008年12月号掲載

新興国発 超優良企業

ブラジル、インド、中国、メキシコ…。今、新興国で生まれた企業が急成長を遂げ、新興国はもちろん、先進国の市場をも獲得しつつある。本書は、こうした数々の新興国発の「超優良企業」を取り上げ、その急成長の秘密を解き明かす。ここで紹介される彼らの強み、それは先進国の既存企業にとっても、グローバリティの時代を生き抜く上で不可欠なものと言えよう。

著 者:ハロルド・L・サーキン、ジェームズ・W・ヘマリング、アリンダム・K・バッタチャヤ、水越 豊(監修) 出版社:講談社 発行日:2008年10月
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2008年11月号掲載

情報と技術を管理され続ける日本

著者の山本尚利氏は2003年まで、米国のシンクタンク、SRIインターナショナル(元スタンフォード大学付属研究所)に在籍し、米国の優れた諜報力と卓越した戦略性を目の当たりにしてきた。本書は、そんな氏の経験を基に、米国の対日戦略を分析したもの。米国側の本当の狙いを暴き、有事の際は米国に守ってもらえると信じる、お人好し国家日本に警鐘を鳴らす。

著 者:山本尚利 出版社:ビジネス社 発行日:2008年9月
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2008年11月号掲載

大暴落 1929

1929年のニューヨーク株式市場での株価大暴落、世界大恐慌へと至る経緯を分析し、バブルの発生と崩壊の要因を明らかにする。富裕層に富が集まり、投機熱が高まると、経済・社会はどうなるのか。その時、政治家はいかに対応するのか。歴史の中で、幾度となく繰り返されるバブルの本質に迫る。1954年刊の恐慌論の名著を読みやすい新訳で復刊したもの。

著 者:ジョン・ケネス・ガルブレイス 出版社:日経BP社(日経BPクラシックス) 発行日:2008年9月
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2008年10月号掲載

民主党のアメリカ 共和党のアメリカ

民主党と共和党。アメリカの政治を動かすこの二大政党は、軍事、財政といった政策面はもちろんのこと、妊娠中絶や銃規制の是非といった価値観の面でも対立している。本書では、そうした両党間の“対立軸”が成立した歴史的経緯や、背景にあるイデオロギーについて、わかりやすく解説。さらに、この対立軸が今後どのように変化するかについても考察する。

著 者:冷泉彰彦 出版社:日本経済新聞出版社 (日経プレミアシリーズ) 発行日:2008年8月
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2008年9月号掲載

次のグローバル・バブルが始まった! 国際マネーはこう動く

サブプライム危機は終わった! 著者であるゴールドマン・サックス投信元社長・山﨑養世氏はこう断言する。そして、この問題は世界不況の引き金になるのではなく、実は、新興国を中心とした世界規模の「グローバル・バブル」を生み出すと指摘。世界経済がサブプライム・ショックを契機に再び成長を加速させ、バブルへと向かうそのメカニズムを詳しく解説する。

著 者:山﨑養世 出版社:朝日新聞出版 発行日:2008年7月
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2008年8月号掲載

暴走する資本主義

市民、労働者を軽んじる今の資本主義 ――「超資本主義」のあり方に、警鐘を鳴らした書である。経営者は絶えず競争に追い立てられ、労働者は失業の不安に怯えながら生きる。こうした弱肉強食の社会になったのは、資本主義が暴走し、民主主義を締め出しているからだ、と指摘。現在の資本主義のもたらす、社会的な負の側面を克服するにはどうすればよいのかを説く。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2008年6月
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