2014年5月号掲載

第五の権力 Googleには見えている未来

Original Title :THE NEW DIGITAL AGE

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著者紹介

概要

「インターネットは社会を大きく変えてきたが、それは今後10年間に起こる激変の『予兆』でしかない」。こう語るグーグル会長が、外交政策・国家安全保障の専門家とともに、私たちの暮らし、国家、テロなど、世界がどう変わっていくかを論じる。インターネットは善にも悪にもなり得る。技術を生かすも殺すも人間次第、ということを教えてくれる1冊である。

要約

新しい力・インターネット

 21世紀に入ってからの10年間で、世界のインターネット人口は、3億5000万人から20億人を突破した。同時期の携帯電話契約数は、7億5000万から50億を超えるまでに急増している。

 技術イノベーションが今のペースで続けば、2025年には80億に達すると推定される世界人口のほとんどが、オンラインでつながるだろう。

 社会のどんな階層の人たちも、「コネクティビティ」(ネットワークへの接続性)をますます手軽に使いこなすようになる。

 歴史を振り返ると、新しい情報技術が開発されるたび、国王であれ、教会であれ、従来の権力者が力を奪われ、人々が力を手に入れた。

 今後は、誰もがオンラインでつながることで、私たち1人1人が新しい権力 ―― 立法・司法・行政の三権、第四の権力といわれる報道機関に次ぐ、「第五の権力」を握るかもしれない。

 このような「デジタル新時代」を迎えた今、私たちは、国家は、世界は、どう変わっていくのか。

現実世界はより効率的に

 携帯電話やタブレットなどのスマート端末が手に入りやすくなれば、途上国の状況は一変する。

 例えば、アフリカのコンゴの漁師の場合、これまではその日の収穫を市場に持ち込み、だんだん魚が傷んでいくのをなすすべもなく眺めていた。

 また、富裕国の人々は情報システムの助けを借りて、雑事を簡単に片づけられるようになる。

 例えば衣類の洗濯から、乾燥、たたみ、アイロンがけ、仕分けまでこなす「オールインワン」のお手入れマシンが清潔な衣類の在庫を把握し、その日の予定に合うコーディネートを勧めてくれる。

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