2013年7月号掲載

無力 MURIKI

あらゆる価値観が揺らぎ、下降していく日本で、これからどういう姿勢で生きていけばいいか、五木寛之氏が語った。親鸞は“他力”による生き方を説いた。かたや人は“自力”で生きるべきだという考え方がある。しかし、いずれでもない、力の束縛を離れた「無力」という考え方を持つことで、自分を真に自在にでき、不安に満ちた現代をよりよく生きられるという。

著 者:五木寛之 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2013年4月
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2013年6月号掲載

ほどほど養生訓 実践編 こうすれば健康長寿になれる

ストレスは体に悪い。熱中症の予防にはこまめな水分補給が必要。がん家系でなければ、あまり心配しなくてよい…。世間で信じられている「健康常識」は果たして本当なのか? 病気を予防するための研究に打ち込んできた医師が、常識の誤りを指摘し、簡単で長続きする健康術を指南する。また、無用な治療や検査を行う現代医療のあり方についても警鐘を鳴らす。

著 者:岡田正彦 出版社:日本評論社 発行日:2013年3月
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2013年4月号掲載

医療幻想 「思い込み」が患者を殺す

抗がん剤はがんを治す薬ではなく、命を延ばすためのもの。点滴は血液を薄めるだけで、有害なことが少なくない。がん検診に熱心なのは日本だけ…。日本医療の驚くべき実態に、作家としても活躍する医師が切り込んだ。医療業界、製薬業界、厚労省、マスメディア等々が、自らの利益のために生み出した医療を巡る「幻想」を晒し、望ましい医療のあり方を問う。

著 者:久坂部 羊 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2013年2月
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2013年3月号掲載

雑草に学ぶ「ルデラル」な生き方 小さく、速く、多様に、しなやかに

「ルデラル」とは、荒れ地を生きる植物のこと。道端などでよく目にする雑草がその典型だ。雑草というと、たくましいイメージがあるが、実は弱い植物である。他の植物との競争を避け、環境の変化、逆境を味方につけて、したたかに生き抜く。披露される「ルデラルな生き方」を選択肢として持てば、激動の時代を生きる上で、有効な戦略オプションとなるだろう。

著 者:稲垣栄洋 出版社:亜紀書房 発行日:2013年1月
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2013年2月号掲載

折れやすい部下の叱り方 「聴く力」を伸ばすカウンセリング・スキル

ちょっと注意しただけなのに、ひどくショックを受け、泣き出したり、会社を休んだり…。近年増えている「心の折れやすい部下」の指導法を、職場のメンタルヘルス対策の第一人者が伝授する。部下の話を聴き、質問を重ねることで、部下自ら問題に気づき、自ら変化するよう導く。この、カウンセリングの技法に基づいた、「叱らないで伸ばす」方法が披露される。

著 者:渡部 卓 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年11月
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2012年12月号掲載

その気の法則 ツキを引き寄せる最強の方法

その気になってやったら、うまくいった! そんな経験はないだろうか。その気になることで、自分でも驚くほどの能力を発揮できる。この「その気」を、自由自在にコントロールする方法を伝授するのが本書。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアが、30年来の脳の研究から導き出した、「その気」になるための様々なテクニックを披露する。

著 者:西田文郎 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2012年9月
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2012年9月号掲載

笑いの治癒力

自称“愉快学者”の著者は言う。「ユーモアは逆境に立ち向かい、乗り越える手助けをしてくれる」と。実際、医療現場をはじめ、ユーモアは様々な場で盛んに利用されている。まさに笑いに勝る良薬なし、である。本書では、ユーモアが有する心理的、生理的効果を解き明かすとともに、辛い時、生活の中にそれをどう取り入れればよいかを、実例を交え具体的に説く。

著 者:アレン・クライン 出版社:創元社 発行日:1997年7月
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2012年8月号掲載

年を重ねるのが楽しくなる![スマート・エイジング]という生き方

「スマート・エイジング」。これは、2人の著者が所属する東北大学加齢医学研究所が提唱する言葉で、「賢く齢を加えていく」という意味だ。人は生きている限り、年をとる。どうせなら、老いるに任せるのではなく、年をとるごとに賢く輝く生き方をしよう。そう提案し、脳の鍛え方や食生活のあり方など、具体的にすべきこと、ならびに学術面での成果を述べる。

著 者:川島隆太、村田裕之 出版社:扶桑社(扶桑社新書) 発行日:2012年6月
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2012年7月号掲載

働くプロの心の整理術

悩んで気持ちが落ち込む。あるいは、苛立ちを抑えることができない。ビジネスの現場にいると、こうしたことはしばしば経験する。そんな時、どのようにして、心を落ち着かせればよいのか。日米両国を舞台に活躍するコンサルタントが、「悩みを紙に書いて客観視する」「心暴れる時は無駄な抵抗をしない」など、自ら実践し、効果があったノウハウの数々を披露する。

著 者:長野慶太 出版社:青春出版社 発行日:2012年5月
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2012年5月号掲載

脳と心の整理術 忘れるだけでうまくいく

脳科学者の茂木健一郎氏によれば、「人生がうまくいかないことの多くは、過去を忘れられないことにも原因がある」。人間関係のトラブルに悩む、災害に遭う…。辛い、嫌な体験をした時は、上手に忘れることで前向きになれる。そう述べ、「忘れる」ことの大切さ、そして、ムダなことを忘れて心を軽くし、未来に向けて歩むための脳のトレーニング法を説く。

著 者:茂木健一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2012年2月
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2012年1月号掲載

幸福なる人生 中村天風「心身統一法」講演録

政財界の有力者をはじめ多くのファンを持つ哲人、中村天風氏の講演録。「人間は、この世に煩悶しに来たり、病を患いに来たりしたのではない。心を積極化して、幸福を嘆美する人間になれ!」 ―― 。人生の3大不幸である、病、煩悶、貧乏。それらに苦しむことなく、幸福に生きるための方法、「心身統一法」の基本、そして具体的にすべきことを伝授する。

著 者:中村天風 出版社:PHP研究所 発行日:2011年11月
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2011年11月号掲載

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない

カチンときて暴言を吐き後悔する、苛々して仕事が手につかない…。人はつまらぬことで怒り、そして、大切なものを失ったりする。厄介な、怒りという感情。本書は、これをコントロールする術を説く。披露される、瞬間の怒りを抑える「対症療法」と、怒りっぽい体質を変える「体質改善」は、誰もが行えるものばかり。実践すれば、ムダな怒りをぐっと減らせる!

著 者:安藤俊介 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2011年9月
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2011年10月号掲載

「死にざま」こそ人生 「ありがとう」と言って逝くための10のヒント

日本ホスピス界の先達である著者は言う。「人が生きてきた『生きざま』が『死にざま』に凝縮される」と。不平不満を言って生きてきた人は不平不満を言いつつ、周りに感謝して生きてきた人は感謝しながら逝く。誰もがいつか迎える旅立ちの日。本書では、その時を幸せなものとするためのヒントを、これまで約2500人を看取ってきた著者がその経験を基に示す。

著 者:柏木哲夫 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2011年8月
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2011年8月号掲載

なぜ、「これ」は健康にいいのか? 副交感神経が人生の質を決める

自律神経のバランスを整えることで、全てが良い方向に変わる ―― 。自律神経研究の第一人者として知られる医師が、自律神経と心身の健康との関わり、そのコントロール法をわかりやすく説く。運動は朝と夜、どちらにすべきか。ウォーキングとジョギング、どちらが健康に良いか。こうした健康にまつわる話が、自律神経のバランスの観点から説明される。

著 者:小林弘幸 出版社:サンマーク出版 発行日:2011年4月
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2011年7月号掲載

折れない心をつくる シンプルな習慣

とかく心身に負荷がかかりがちな現代社会。そんな中、精神的にタフな「折れない心」を持つにはどうすればよいか、その方法を紹介した書である。ちょっと口癖を変える、ちょっと呼吸を変えるなど、簡単でありながら、しなやかな心をつくる上で効果的な実践法の数々が披露される。巻末には、自分の考え方の癖をチェックし、修正するのに役立つ、書き込み欄を付す。

著 者:渡部 卓 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年4月
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2011年6月号掲載

がんの練習帳

がんは怖い。それゆえ、正面から見つめようとしない人は、結構いるのでは。だが、今や日本人の2人に1人はがんになる時代。がんを人生の設計図に織り込んでおく必要がある。予防法、告知を受ける際の心構え、治療法選びのコツ、費用等々、基本事項を本書で一通り「練習」しておけば、がんになっても慌てずに済む。怖いのは、がんではなく、がんを知らないことだ。

著 者:中川恵一 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2011年4月
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2011年2月号掲載

生命の暗号 あなたの遺伝子が目覚めるとき

生命科学が進歩し、遺伝子に関して様々なことがわかってきた。研究によると、人間の遺伝子で実際にはたらいているのは5~10%で、それ以外は眠ったままの状態だという。これは裏返せば、人間の可能性は無限だということ。このように指摘するバイオテクノロジーの世界的権威が、“遺伝子ON”の生き方 ―― 無限大の可能性を開花させるための生き方を説く。

著 者:村上和雄 出版社:サンマーク出版 発行日:1997年7月
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2011年1月号掲載

携帯電磁波の人体影響

携帯電話の発する電磁波が、脳腫瘍などの病気になるリスクを高める ―― 。近年、そんな研究結果が、欧州の研究者により発表された。米国では、実際に脳腫瘍を発症したとして、携帯電話会社を訴える人が現れており、欧州では、携帯電話の使用を規制する動きも出始めている。本書では、こうした携帯電磁波の健康被害を巡る最新事情をレポートする。

著 者:矢部 武 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2010年11月
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2010年10月号掲載

社長になる人はなぜゴルフがうまいのか? あなたが変わる最強の集中力

著者の西田氏は、北京五輪で優勝した日本の女子ソフトボールチームのメンタルトレーナーを務めた人物。わが国のメンタルトレーニング指導の第一人者である氏は、ゴルフの上手な経営者は仕事もできるという。そうした人は、仕事にもゴルフにも“集中力”を発揮し、本気でのめり込むからだ。本書は、そんな彼らの脳の仕組みを解明し、集中力を高める方法を指南する。

著 者:西田文郎 出版社:かんき出版 発行日:2010年7月
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2010年10月号掲載

食の堕落と日本人 新版 伝統的な日本食がニッポンを救う!

戦後、日本人の食生活は大きく変化してきた。洋食やファストフード、冷凍食品等を食べる機会が増え、伝統的な日本食が忘れられつつある。著者はこうした傾向を、食に対する「堕落」だと述べ、米、納豆、干物、漬け物など、日本古来の食べ物に込められた知恵や工夫、健康への効果を示す。さらに、「食の堕落」は「国の堕落」にもつながる、と警鐘を鳴らす。

著 者:小泉武夫 出版社:東洋経済新報社(プレミア健康選書) 発行日:2010年8月
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