新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2016年1月号掲載
いくつになっても脳は鍛えられる! 運動、食事、人間関係、メンタル…。様々な面から、脳をグレードアップする方法を、世界トップレベルの脳神経科学者たちがアドバイス。「一般向けであり専門家向けでもある」と、まえがきにある通り、最新の研究に基づいた、脳の健康を保ち、進化させる方法がわかりやすく述べられる。
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2015年12月号掲載
心と身体、人間関係はつながっており、全てが病気と健康に関係しているので、人間を丸ごと診る姿勢が大切だ。この考えの下、アトピーや糖尿病などの治療に取り組む医師が発見したこと。それは、「自分の心を変えることで人間関係が改善され、より良い人生を築くことができる」というアドラー心理学の考え方が、健康や病気を考える上で役立つということだった!
2015年8月号掲載
今、全米で注目され、一流企業のビジネスリーダーが実践する「マインドフルネス」を紹介する。これは、瞑想し、頭の中に生じる様々な考えを動じずに観察することで、心を強くしようというもの。多忙な情報社会を生きる現代人の働き方と、ビジネスのあり方を根底から変える可能性を秘めた、この心のエクササイズの科学的根拠を明らかにし、職場での活用例を示す。
2015年3月号掲載
本書は、我々のライフスタイルを、「野生化」しようと説く。生活は豊かだが、肥満やうつ病、がんなどで苦しむ現代人。進化のルールに照らせば、今のライフスタイルは健康や幸福につながらない。本来、人は野性的に暮らすように設計されているとし、科学的な観点から、食事、運動、思考等の「再野生化」を提案。人間の体について、新しい見方ができる1冊だ。
2015年2月号掲載
ツイッターやフェイスブックなど、時代の先端を行くIT企業の創業者たちが実践することがある。それは目の前のことに意識を向ける習慣、「マインドフルネス」を身に付けること。そうすることで、無益な情報に惑わされず、創造力を引き出せる。テクノロジーに飲み込まれて苛々することなく、平常心で創造性を発揮する、そんなストレスフリーな働き方を紹介する。
2014年12月号掲載
「依存症」は酒や薬物に限らない。iPhone、スターバックスのフラペチーノ、あるいはゲームアプリ。現代社会に溢れる、魅力的なものに人々が「病みつき」になるメカニズムは、ヘロイン等がもたらすものと同質だという。では、何が人を依存的行動へ駆り立てるのか。かつてアルコール依存症だった著者が、その原因、そして人間の意志の弱さにつけ込むビジネスに迫る。
2014年10月号掲載
ご飯やパンなどの主食を抜き、たんぱく質や脂質を多く含むおかずを食べる「糖質制限食」。これは糖尿病に限らず、現代人を蝕む様々な病にも有効である ―― 。長年、糖質制限食を指導、研究してきた著者が、糖質過剰の真の危険を明かし、がん、脳血管疾患、心疾患等々の生活習慣病、心の病などに対する糖質制限の効果を公開。今の日本の食生活に警鐘を鳴らす。
2014年9月号掲載
2013年、80歳という史上最高齢でエベレストに登頂した三浦雄一郎氏。しかし、驚くことに、60代の頃はメタボ体型で、余命3年の宣告まで受けたという。そこからいかに再出発を図ったのか、氏が取り組んだ運動法・食事法、そして考え方を披露する。誰でもできる「舌出し体操」、「人生はいつも今からだ」という生き方等々、後半生を輝かせるための秘訣が満載!
2014年7月号掲載
ユダヤ教徒は、世界で最も健康意識の高い民族である。彼らが4000年もの間、聖典として信奉し続けてきたヘブライ聖書には、病気を避けるための知識と実践方法がたっぷり織り込まれている。しかも、その内容は、最先端の現代医学の考えとほぼ一致するというから驚きだ。ユダヤに伝わる、この健康長寿の知恵のエッセンスを、ユダヤ教徒である著者が披露する。
2014年6月号掲載
春夏秋冬の四季がある、山紫水明の国日本では、独自の食文化が発達した。塩辛、佃煮、蕎麦、煎餅…。日本の食べ物は味はもちろん、香り、色、形、音までがおいしい。2013年12月には、和食(日本の食文化)がユネスコ無形文化遺産に登録された。本書では、食にまつわる日本人の知恵の数々を紹介。発酵学専攻の著者の蘊蓄は楽しく、読むほどに食欲をそそられる!
2014年5月号掲載
「レジリエンス」とは、失敗することへの恐怖心を消し、一歩前に踏み出す力のこと。いわば“逆境力”。本書は、このレジリエンスを解説するとともに、その鍛え方を説く。紹介されるトレーニング法は、欧州で生み出されたもので、認知行動療法やポジティブ心理学などの研究・手法を統合したもの。IBM等のグローバル企業も注目し、研修に取り入れているという。
2014年2月号掲載
幼くして親に捨てられ、孤児院を転々とする。戦争捕虜となり、独房に監禁される…。このような、誰もが失意のどん底に陥るような困難を、まるでトンネルをくぐるかのように、するりと通り抜ける人たちがいる。「トンネラー」ともいうべき彼らは、普通の人と、どこが異なるのだろう。心理学者である著者が、各種事例を基に、彼らの強さの秘密を明らかにする。
2013年12月号掲載
欧米化した日本の食生活に警鐘を鳴らし、話題を呼んだ『粗食のすすめ』の新版。日本は世界一の長寿国といわれる。だが、今の元気なお年寄りは、肉や卵をたくさん食べて長生きしているのではないと述べ、米を主食とする伝統食 ――「粗食」の素晴らしさを説く。栄養学や健康本に惑わされがちな現代人に、風土に根差した食生活の大切さを教えてくれる一書である。
2013年10月号掲載
アルコール依存症やパチンコ依存症等の「依存症」になる人は、「意志の弱いダメな人間」と見られがち。だが精神科医の著者は、依存症は適切な治療と予防が必要な“病”だという。何かをやめられないのは意志ではなく、社会の問題だと指摘。ギャンブルやゲームなど、依存症患者を量産することで成り立つ「依存症に依存する」社会の実態を暴き、警鐘を鳴らす。
現代科学では、悪魔の存在を認めていない。だが著者は、悪魔は存在するという。実際、これまでに会った多くの殺人犯や自殺未遂者は、実行する際、「悪魔がささやいた」と語ったという。悪魔がささやくとは、どういうことか。精神科医・作家として長年日本人の心を見つめてきた著者が、人を破滅に追いやる「悪魔のささやき」の正体を、各種の事例を基に分析する。
2013年9月号掲載
森田正馬(1874-1938)は、対人恐怖や心身症など、今日でいう神経症の治療法、「森田療法」を20世紀初頭に創出した。神経症的な要素は、大なり小なり誰もが持ち、彼の提言は患者の他、普通の人にも参考になる点が多い。目的本位、無所住心、自然服従…。人生を無理なく、そして豊かに生きる上で指針となる正馬の言葉を、小説家で精神科医の著者が読み解く。
2013年7月号掲載
インターネットが普及した今日、知識や情報では差がつかず、「行動」することで差がつく。にもかかわらず、日本人は積極的に動かない、と著者たちは指摘する。確かに、行動にはリスクが伴う。挑戦に挫折は付き物だ。だが、挫折こそが人を鍛え、マイナスの体験をするから成功できるとし、果敢に行動する時に頼りになる各種の「力」を、体験談を交えつつ紹介する。
あらゆる価値観が揺らぎ、下降していく日本で、これからどういう姿勢で生きていけばいいか、五木寛之氏が語った。親鸞は“他力”による生き方を説いた。かたや人は“自力”で生きるべきだという考え方がある。しかし、いずれでもない、力の束縛を離れた「無力」という考え方を持つことで、自分を真に自在にでき、不安に満ちた現代をよりよく生きられるという。
2013年6月号掲載
ストレスは体に悪い。熱中症の予防にはこまめな水分補給が必要。がん家系でなければ、あまり心配しなくてよい…。世間で信じられている「健康常識」は果たして本当なのか? 病気を予防するための研究に打ち込んできた医師が、常識の誤りを指摘し、簡単で長続きする健康術を指南する。また、無用な治療や検査を行う現代医療のあり方についても警鐘を鳴らす。
2013年4月号掲載
抗がん剤はがんを治す薬ではなく、命を延ばすためのもの。点滴は血液を薄めるだけで、有害なことが少なくない。がん検診に熱心なのは日本だけ…。日本医療の驚くべき実態に、作家としても活躍する医師が切り込んだ。医療業界、製薬業界、厚労省、マスメディア等々が、自らの利益のために生み出した医療を巡る「幻想」を晒し、望ましい医療のあり方を問う。
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