2007年5月号掲載

感動する脳

気鋭の科学者が、最新の研究成果を元に、脳と心の関係について、わかりやすく解説する。「意欲が脳を活性化させる」「感動が脳を進化させる」「何歳になっても脳は成長する」など、従来は精神論で済まされていた事柄にも、実は科学的根拠があったことに驚かされる。前向きな気持ちや感動する心の大切さを、改めて脳科学の見地から教えてくれる1冊。

著 者:茂木健一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2007年4月

2007年4月号掲載

日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか

「死に時」をわきまえることで、豊かな老後を送り、泰然と死を迎えることができると主張する著者が、過酷な老いの現実や、介護現場の問題点、延命医療の実態などを明らかにする。その上で、自分の死に時を見極め、早めに今を充実させるような生き方を提案する。在宅医療専門のクリニックに勤め、多くの死を見つめてきた医師による、“長生き”へのアンチテーゼ。

著 者:久坂部 羊 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2007年1月

2007年3月号掲載

人生の問題がすっと解決する 名僧の一言

人間関係で悩んだり、仕事がうまくいかず落ち込んだり…。そんな悩み多き我々に、問題解決のヒントを与えてくれる書。「けんかしないでくらそじゃないか。末はたがいにこの姿」「人の心もとより善悪なし」等、一休、道元ら日本の名僧が残した数々の名言を、わかりやすい解説とともに紹介する。考え方一つで人の心は楽になり、幸せになれることがわかるだろう。

著 者:中野東禅 出版社:三笠書房(知的生きかた文庫) 発行日:2007年1月

2007年1月号掲載

人は「感情」から老化する 前頭葉の若さを保つ習慣術

「感情の老化」が、全ての老化の元凶 ―― こう断ずる著者が、感情を司る脳の“前頭葉”の若さを保つ習慣術を披露する。老化の進行は、40代のうちに対策を始めるか否かで大きな差が出るそうだから、その年齢に該当する人は、本書にある老化予防法を即実行だ。まずは、巻頭に付された「感情老化」度テストで、自分の“感情年齢”を知るところから始めよう!

著 者:和田秀樹 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2006年11月

2007年1月号掲載

ラジオは脳にきく 頭脳を鍛える生活習慣術

テレビ、ワープロ、携帯電話…。文明の利器が発達する一方、現代人の脳機能は低下している。例えば、「振り込め詐欺」に多くの人があっさり騙されるのも、その証左の1つといえよう。本書は、テレビを中心とした“視覚に頼りすぎた生活”が想像力を奪い、こうした脳機能の低下、さらには無気力人間や凶悪犯罪を生む原因だと指摘、頭脳を鍛える方法を解説する。

著 者:板倉 徹 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年11月

2006年5月号掲載

負け犬はなぜ早死になのか

『負け犬の遠吠え』(酒井順子著/講談社刊)という本が売れ、女優の杉田かおるの結婚・離婚騒動が話題になったことで、「負け犬」という言葉が世間に定着した。また、ビジネス界では「負け組」という言葉をよく耳にする。そうした負け犬(組)はなぜ早死になのか、データをもとに明らかにし、様々な格差に悩む人がどうすれば健康に、幸せになれるかを説く。

著 者:高田明和 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年3月

2006年5月号掲載

宇宙を味方にする方程式

「ミスを犯しながら学習していくのが人間なのだから、完全主義はやめよう」「体重を減らしたいのであれば、食べ物に向かって『私、食べれば食べるほどやせちゃうのよね』と言い聞かせながら食べるのです」「人生を否定的に評価している人は、『生きているのがそんなにつらいんだったら早く死んじゃいましょうね』と体が反応するのです」…。肩の凝らない人生論。

著 者:小林正観 出版社:致知出版社 発行日:2006年3月

2006年2月号掲載

危険な脳はこうして作られる

エゴイスティックな独裁者や殺人者が現れるのはなぜか? また、逆に人生を謳歌し、充実して生きられる人がいるのはなぜか? 本書では、その答えを“脳”のありように求める。例えば、幼少期の放置や虐待は、被害者の脳に深刻なダメージを与え、後の人生に大きく影響する。犯罪事件から文学作品の登場人物まで、様々な事例を脳科学の視点から読み解く。

著 者:吉成真由美 出版社:新潮社 発行日:2005年11月

2005年9月号掲載

年寄りの話はなぜ長いのか

年をとると、なぜくどくどと同じ話を繰り返すのか。他人の意見に耳を傾けず、頑固になったり、判断を誤りやすくなるのか…。誰もが避けて通れないこの“壁”の原因は、「脳の老化」にある。本書では、生理学の専門家である著者が、脳の仕組み、老化について語り、脳を若々しく保つ秘訣を紹介する。その原因を知っておくだけでも、転ばぬ先の杖となるだろう。

著 者:高田明和 出版社:東洋経済新報社 発行日:2005年8月

2005年6月号掲載

宇宙の根っこにつながる瞑想法 改訂版

かつてソニーの“猛烈企業戦士”だった著者は、瞑想を始めてから価値観が一変したという。まず、猛烈企業戦士であることに意義を見いだせなくなった。一方で、それまでの切迫感がなくなり、自分の周りの時間が快く流れるようになった ―― 。そんな経験をもとに瞑想の効用と実践法を解説。ストレスを解消し、自分の本当の生き方を取り戻す一助となる1冊だ。

著 者:天外伺朗 出版社:飛鳥新社 発行日:2005年3月

2004年2月号掲載

禅的生活

「禅」「悟り」の世界など縁がないと思っている人こそ、手に取ってみるべき本。悲しい、辛い、憎いなど、我々に生きにくさを感じさせる「迷い」の根源が、何によってもたらされるか、どうすればもっと楽に生きられるかを、自由で伸びやかな禅の発想そのままに、禅僧にして芥川賞作家でもある著者が、柔らかに語りかける。肩の凝らない禅の入門書としても最適だ。

著 者:玄侑宗久 出版社:筑摩書房 発行日:2003年12月

2001年3月号掲載

急がない! ひとりの時間を持ちなさい

現代社会はあまりに多忙である。仕事に追われ、イライラする人も少なくない。これを解消するには、まず「立ち止まる」ことが肝心だ。1分でも1秒でもいい。立ち止まり、「何もしない時間」を作れば、生活に余裕が生まれ、自分にとって本当に重要なことが見えてくる。本書はそう説き、1人の時間を持つことの大切さを教える。

著 者:デイヴィッド・クンツ 出版社:主婦の友社 発行日:1999年5月