2010年10月号掲載

心の休ませ方 「つらい時」をやり過ごす心理学

人は時に、何もかもが嫌になり、生きることに疲れてしまうことがある。本書では、そのような心理状態になる原因をわかりやすく解説。生きることに疲れた状態を、自分の生き方を見つめ直すチャンスと捉え、人生に対する考え方を変えて、生きるエネルギーを取り戻す方法を伝授する。2003年の刊行以来、多くの悩める読者を励まし続けているロングセラーである。

著 者:加藤諦三 出版社:PHP研究所 発行日:2003年10月
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2010年9月号掲載

定年から輝く生き方 一生モノの成功法則

人の真価は、定年後に発揮される。たとえ定年まで失敗続きでも、人生の最後を輝きで満たすことができれば、それこそが真の成功である ―― 。医師として多くの人の生と死を見てきた著者が、人生終盤からの生を充実させるための心構えと、その方法を説く。巻末には「死生観を持つ」「怒らない」「上手に悪口を言う」等、“最後まで輝く人生を送る15の秘訣”を収録。

著 者:帯津良一 出版社:東洋経済新報社 発行日:2010年7月
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2010年4月号掲載

脳は『論語』が好きだった

脳外科医の著者が、脳と『論語』の関係を分析した。それによれば、『論語』で説かれる「仁・義・礼・智・信」の5つの徳目と、脳の5つの代表的な使われ方(機能)は一致するとのこと。そして、その徳目を実践すると、脳の機能が高まり、認知症予防にもつながるという。人格を高め、より良く生きる。そのことの重要性を脳科学の見地から説いた、興味深い1冊である。

著 者:篠浦伸禎 出版社:致知出版社 発行日:2010年1月
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2010年3月号掲載

天風入門 中村天風の教えで幸福になる!

1968年に没するまで、約半世紀にわたり人々に生きる道を説いた中村天風。各界著名人はじめ多くの人に支持された彼の教えは、「天風哲学」と称される。生命を支える心の力と体の力の両面に働きかけ、生命力を充実させることで、幸福な人生を実現できる ―― 。天風が説いた、人生が順調な時も逆境の時も強い心で生きるための哲学、および実践法を指南する。

著 者:南方哲也 (編著)、財団法人天風会 (監修) 出版社:講談社 発行日:2009年10月
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2010年3月号掲載

不幸な国の幸福論

先進国の中では低水準の社会保障、勝ち組・負け組と格差をあおる社会…。今の日本は幸せに生きるのが難しい。だが、人が幸福と感じるか不幸と感じるかは、本人の考え方次第。作家にして精神科医の著者はこう述べ、幸せになれない日本人の特性を明かし、不幸を幸福に変える心の技術を伝授する。「不幸な時代」を生きる我々に、貴重な気付きを与えてくれる1冊だ。

著 者:加賀乙彦 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2009年12月
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2010年2月号掲載

知識は捨てる!

インターネットが普及した今日、世の中には様々な情報、知識が溢れている。そして、受け手の側も、知識は多いほど役立つと考えがちだ。だが、そうした情報過多、知識過多が、心のゆとりを奪い、人間の可能性を狭めていると著者は指摘。「自分に合うかどうかわからない借り物の方法や知識に囚われるのはやめよう。そういうものを一切捨ててみよう」と呼びかける。

著 者:川井かおる 出版社:日経BP社 発行日:2009年12月
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2009年12月号掲載

病気が消える習慣 体を強くする「ハイパーフィトケミカル」

著者は、現代医療だけでは手に負えない問題を、ハーブを使った自然医療で解決する“ハーブ専門外来医”。本書は、その著者が、免疫力を高め、体を強くするためのカギである「フィトケミカル」(植物由来の化合物)を紹介するもの。フィトケミカルの効能を説き、ハーブティーはじめ様々な摂取法を具体的に伝授する。巻末にはめまい、花粉症などの治療事例集を付す。

著 者:入谷栄一 出版社:経済界(リュウ・ブックス アステ新書) 発行日:2009年10月
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2009年10月号掲載

脳地図を書き換える 大人も子どもも、脳は劇的に変わる

脳科学の教科書を見ると、脳は、親指を動かす領域、舌を動かす領域…と、細かな領域に分かれ、各々に名前が付いている。これを「脳地図」と呼び、この“領域―役割”の関係は一生不変とされてきた。だが近年の研究により、何歳になっても訓練すれば脳地図を書き換え、能力を向上させられることがわかった。そのメカニズムと具体的な方法を、本書は解説する。

著 者:生田 哲 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年8月
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2008年10月号掲載

がん検診の大罪

国が奨励するがん検診には、有効性を示す根拠が全くない!? 予防医療学の専門家が、各種データの詳細な分析をもとに、がん検診に有効性がないこと、さらには発がんの危険性すらあることを明らかにする。がん検診の他、メタボ健診や薬剤投与の問題点などについても論及、「健康で長生きをする」という本来の目的を見失ったわが国の医療に警鐘を鳴らす。

著 者:岡田正彦 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2008年7月
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2008年10月号掲載

記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

「歳のせいで覚えが悪い」などと愚痴をこぼす人がいる。しかし、諦めてはいけない。記憶力は歳をとっても鍛えることができる。このように語る著者が、脳科学の研究成果に基づき、記憶が脳に蓄えられるメカニズム、そして効率的に記憶力を鍛える方法を紹介する。「記憶術」「暗記法」に関する本は数多あるが、それらとは一味違う、科学的驚きに満ちた1冊である。

著 者:池谷裕二 出版社:講談社(ブルーバックス) 発行日:2001年1月
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2008年8月号掲載

「心の傷」は言ったもん勝ち

何でも「セクハラ」と叫ぶ女性、「心の病」を理由に会社を休みながら、遊ぶ人…。「心に傷を受けた」と訴えれば、それがそのまま通り、後はやりたい放題。近年、そうした傾向が目立つ。なぜこうも過剰な被害者意識をかざす人間が増えたのか。「被害者帝国主義」とも言うべき現状を憂える精神科医が、その実態を分析し、精神力を強くするための処方箋を示す。

著 者:中嶋 聡 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2008年6月
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2008年7月号掲載

脳疲労に克つ ストレスを感じない脳が健康をつくる

生活習慣病やうつ病など、現代人を悩ませる様々な病気の根底には、ストレスからくる「脳疲労」がある ── 。著者はこう指摘し、この脳疲労に効く五感療法を紹介する。これは、視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚の五感の働きを活性化させることで、脳の疲れを取ろうというもの。お腹が空いた時に好きなだけ食べるなど、ユニークかつ簡単、効果的な健康法が披露される。

著 者:横倉恒雄 出版社:角川SSコミュニケーションズ(角川SSC新書) 発行日:2008年5月
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2008年4月号掲載

「食べない」健康法 コストゼロで今日からできる驚異の健康革命!

人は食べる量の4分の1で生きている。他の4分の3は医者の糧になっている —— 。エジプトのピラミッドの碑文には、こんな言葉が残されている。人は食べすぎるから病気になるというわけだが、確かに近年、糖尿病や痛風など、過食からくる病気にかかる人は多い。そんな現代人に向け、自ら超少食生活を実践する著者が、少食の効用と「食べない健康法」を説く。

著 者:石原結實 出版社:東洋経済新報社 発行日:2008年2月
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2007年12月号掲載

メタボの罠 「病人」にされる健康な人々

「ウエスト周囲径、85㎝以上」というメタボリックシンドロームの基準には、中年男性の大半が該当する。だが実は、この数値には病理学的根拠が乏しい。にもかかわらず、厚労省はなぜこれに固執し“病人”を増やそうとするのか? その背景にあるのは産官学の癒着だ。本書は、このメタボ基準のでたらめさを検証し、日本の保健行政の構造的な欠陥をえぐり出す。

著 者:大櫛陽一 出版社:角川SSコミュニケーションズ(角川SSC新書) 発行日:2007年10月
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2007年11月号掲載

美味しい食事の罠 砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人

ファストフード、缶コーヒー、コンビニ弁当…。戦後の食文化の欧米化により、砂糖漬け、油脂まみれとなった我々の食生活。この日本食の破壊が、中年男性のメタボリック症候群、若い女性の乳ガン患者急増の根底にある! ガン患者の栄養指導を行う幕内秀夫氏が、乱れた食生活の現状を報告し、米食中心の健全な食生活のあり方を提言する。

著 者:幕内秀夫 出版社:宝島社(宝島社新書) 発行日:2007年9月
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2007年10月号掲載

早朝坐禅 凛とした生活のすすめ

増加する自殺、子供のいじめ、低年齢化する犯罪…。今、日本の社会は深刻な「病」に冒されている。そんな時代だからこそ、疲れた時には「群れ」から離れ、「ひとり」になって己の心と向き合うことが大切である。こう語る著者が、その最良の方法である坐禅の効用や、心身を健やかに保つのに役立つ散歩、姿勢、眠りなどの身体作法について実践的に説く。

著 者:山折哲雄 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2007年8月
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2007年9月号掲載

会社で心を病むということ

会社で心を病む人が増えている。能力至上主義の名の下、自由裁量権は低いまま、仕事量が増えた結果、まじめに働く人が疲れきっているのだ。本書では、精神科産業医の著者がその経験をもとに、こうした会社における心の病を解説。ストレス耐性の個人差や職種ごとのストレス許容度、心を病む部下への接し方等々、メンタルヘルスに関する正しい知識、対策を語る。

著 者:松崎一葉 出版社:東洋経済新報社 発行日:2007年7月
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2007年5月号掲載

感動する脳

気鋭の科学者が、最新の研究成果を元に、脳と心の関係について、わかりやすく解説する。「意欲が脳を活性化させる」「感動が脳を進化させる」「何歳になっても脳は成長する」など、従来は精神論で済まされていた事柄にも、実は科学的根拠があったことに驚かされる。前向きな気持ちや感動する心の大切さを、改めて脳科学の見地から教えてくれる1冊。

著 者:茂木健一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2007年4月
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2007年4月号掲載

日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか

「死に時」をわきまえることで、豊かな老後を送り、泰然と死を迎えることができると主張する著者が、過酷な老いの現実や、介護現場の問題点、延命医療の実態などを明らかにする。その上で、自分の死に時を見極め、早めに今を充実させるような生き方を提案する。在宅医療専門のクリニックに勤め、多くの死を見つめてきた医師による、“長生き”へのアンチテーゼ。

著 者:久坂部 羊 出版社:幻冬舎(幻冬舎新書) 発行日:2007年1月
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2007年3月号掲載

人生の問題がすっと解決する 名僧の一言

人間関係で悩んだり、仕事がうまくいかず落ち込んだり…。そんな悩み多き我々に、問題解決のヒントを与えてくれる書。「けんかしないでくらそじゃないか。末はたがいにこの姿」「人の心もとより善悪なし」等、一休、道元ら日本の名僧が残した数々の名言を、わかりやすい解説とともに紹介する。考え方一つで人の心は楽になり、幸せになれることがわかるだろう。

著 者:中野東禅 出版社:三笠書房(知的生きかた文庫) 発行日:2007年1月
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