新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2017年4月号掲載
毎日忙しく働いているのに、成果が出ない人。定時で帰っても、人並み以上の結果を残す人。その差は時間の使い方にあり! 常に効率的に成果を上げる「仕組み」づくり、目標から逆算して予定を立てる「俯瞰逆算スケジュール」、毎朝作る「タスクリスト」…。最小の努力で最大の成果を上げる時間術のノウハウが詰まった1冊。
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2017年3月号掲載
1970年代、P・F・ドラッカーは、全米マネジメント協会出版部の依頼により、マネジメントの極意をテープに吹き込んだ。本書は、それを初めて書籍化したもの。仕事で成果をあげる、上司として成果をあげる、生き生きと生きる…。仕事のみならず、人生における毎日の心得、ハウツーを、“マネジメントの大家”が語りかける。
本を読むか、読まないか。何をもって善とし、悪とするか ―― 。生きるということは、意思決定の連続だ。ある時はうまく決められ、ある時は失敗する。なぜか?本書は、情動と理性という2つの「こころの働き」に着目。これを軸に、心理学と脳科学の最新の研究成果を紹介しながら、意思決定のメカニズムを探っていく。
今日、多くのメールやSNSに気を散らされて、1つのことにじっくり取り組むのが難しい。そうした中、本当にやりたいことに集中できる環境を作り、それに没頭する方策を、気鋭のコンピュータ科学者が伝授。「ディープ・ワーク」と著者が呼ぶ、「成果を最大にする働き方」の大切さと実践法が、様々な実例とともに説かれる。
2017年1月号掲載
MBA(経営学修士)は、“成功のためのパスポート”といわれる。だが、国内外のビジネススクールで十数年教えてきた遠藤功氏は、「日本人にMBAなんていらない!」と言う。日本では取得しても給与は上がらず、逆に職探しさえ苦労する、と。なぜか? MBAの驚くべき実態を明かし、代わりに今、真に行うべき勉強について語る。
米軍の特殊部隊などを調査した心理学者らが、成功者が持つ「超一流のメンタル」について解説する。「能動的な楽観主義、決断力と行動力、道徳的な指針、粘り強さ、周囲のサポート」。この5つから成る“レジリエンス”(逆境から立ち直る力)を備えれば、極度のストレスやプレッシャーを跳ね返し成功できるという。
2016年12月号掲載
著者は組織風土改革の第一人者。決断が速い、大量の仕事をこなす、調整力がある。こんな「できる人」の大半は、「仕事をさばくのがうまいだけ」だと言う。それなりの成果は出すが、仕事のやり方には、組織を滅ぼしかねない深刻な問題が潜む。本書では、一見優秀な社員が陥るワナ、そして「真のできる人」になる方策を示す。
2016年11月号掲載
「ストレスは健康に悪い」。医師や心理学者をはじめ、多くの人がそう信じている。だが、実際はその「思い込み」によって、健康を害しているとしたら ―― ? スタンフォード大学の心理学者が、医学や心理学、神経科学の最新の知見を踏まえ、ストレスに関する誤解、心身にもたらす意外な効用などについて説く。
2016年10月号掲載
今や自分が知らない領域の問題でも、グーグルで簡単に答がわかる。だが、そこからは新たな価値を生み出せない。検索できるアイデアは、誰もが得られるからだ。これからの時代、検索しても出てこない仮説 ―― 「超仮説」を得ることが、ブレイクスルーのカギ。こう述べ、自由自在に最適解をたぐり寄せる頭の使い方を伝える。
ビル・ゲイツやアル・ゴアをはじめ、様々な分野の著名人が講演会を行い、今や世界が注目するカンファレンス「TED」。その代表による、TEDの公式ガイドである。聴衆の心をいかに開くか、暗記するのかしないのか、出だしのトークをどう工夫するか。共感を生み、人を動かすスーパープレゼンのノウハウが、具体的に説かれる。
2016年9月号掲載
箇条書きを笑う者は箇条書きに泣く ―― 。箇条書きを侮るなかれ。米シリコンバレーはじめ、グローバルビジネスの第一線で活躍する人たちの箇条書きは、単なる伝えたいことの羅列ではない。内容を短く、魅力的に伝え、そして人を動かす。あらゆるビジネスシーンで役立つ、そんな『超・箇条書き』のテクニックを指南する。
2016年8月号掲載
「ポジティブシンキングが成功を導く」。こう信じる人は多い。しかし、著者によれば、成功するには“ネガティブ思考”もまた大切。不安な気持ちが、「記憶力を良くする」「説得力を高める」等々のメリットをもたらすという。本書では、心理学の視点から、ネガティブ思考の有用性、ポジティブ思考の落とし穴などについて説く。
本書が紹介するのは、「思考展開法」というアイデア発想法。案を考える時、グループでの議論も有効だが、画期的なアイデアを生む上で、何より重要なのは「個」の力だ。「何のため?」「何ができる?」「そのためには?」と、3つの質問を自問自答する思考展開法を使えば、誰もが個の力を高められる。そして「閃き」が生まれる。
知的生産術について述べた、1973年刊のロングセラー。頭のウォームアップに始まり、読書術、情報の整理、発想法、文章の書き方等々、有益なアウトプットを生み出すための技術が網羅されている。40年余り前の書だが、内容は色褪せず。情報過多の今だからこそ、「いかに頭を使うか」を具体的に説く本書に学ぶことは多い。
2016年7月号掲載
今、残業をしない仕事術がもてはやされている。だが米国でコンサルタントとして活躍する著者によれば、残業は能力を伸ばし、頭角を現す絶好のチャンス。残業をなくすと逆にストレスがたまり、グローバルな人材競争を勝ち抜けないという。本書では、米国での経験に根差す、自分のための残業=「私的残業」の大切さを語る。
2016年6月号掲載
人、組織を変えるのは難しい。ある研究によると、生活習慣を改めないと心臓病で死ぬと医師に言われても、85%の人が何もしない。自己変革の重要性がわかっているにもかかわらず ―― 。何が変革を阻むのか。発達心理学と教育学の権威が、人と組織が変われない真の要因を見つけ、変革を可能にするための新しい手法を示す。
成功するには、弱点を自覚し克服せよ、と言われる。だが、弱点を研究しても強みはわからない。大切なのは、自分の才能を知り、磨き、強みにすること。才能は1人1人独自のものであり、誰にでもある。頑固、神経質などの欠点さえ、力を生み出すなら才能だ。本書を参考にビジネスを成功に導く、あなたの強みを見つけよう!
2016年5月号掲載
変化が激しく、先が見えにくい今日、いかに考え、決断するか。外資系企業の経営トップたちが、「思考力」について語る。「経験をプラスにしながらも常に自己否定をし続けないといけない」「怪しいと感じたら自分で調べる」…。修羅場をくぐり、「最強の解」を出してきた経営プロフェッショナルが発する言葉は重く、含蓄に富む。
「バリアバリュー」とは、弱点や短所などを含む広い意味での障害を、価値に変えること。障害は、必ずしも克服すべきものではない。見方を変えれば、「強み」にもなる。骨形成不全症のため、今までに骨折を20回、手術すること十数回。車いすに乗るベンチャー起業家が、自身の半生と、バリアをバリューに変える思考法を語る。
社員は1人1人優秀で、何をすべきか理解している。しかし、組織でまとまると行動に移せない ―― 。あらゆる組織に見られる「知識と行動のギャップ」について、組織行動論の世界的権威が考察。ロッキードはじめ様々な企業事例を通して、ギャップが生じる5つの原因を探り、知識を行動に変えるマネジメント法を示す。
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