2017年2月号掲載

「ココロ」の経済学 行動経済学から読み解く人間のふしぎ

経済学では、人は「合理的な存在」とされる。だが、実際はそうではない。健康に良くないとわかっていてもタバコやお酒が止められない、そういう“ココロ”の弱さを誰もが持っている。本書は、こうした感情的な側面を重視する「行動経済学」の視点から、人の判断がどんなメカニズムで生み出されるのか、解き明かしていく。

著 者:依田高典 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2016年12月
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2016年10月号掲載

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

本当の自分はどんな人間なのか ―― 。職場や家庭で健全な人間関係を築き、良き人生を送る上で大切なのが、人の性格をきちんと理解することだ。本書は、それに役立つ「パーソナリティ心理学」について、ハーバード大学等で教鞭をとった専門家が説くもの。最新の知見を基に、記入式のテストを交え、わかりやすく説明する。

著 者:ブライアン・R・リトル 出版社:大和書房 発行日:2016年7月
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2016年10月号掲載

TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド

ビル・ゲイツやアル・ゴアをはじめ、様々な分野の著名人が講演会を行い、今や世界が注目するカンファレンス「TED」。その代表による、TEDの公式ガイドである。聴衆の心をいかに開くか、暗記するのかしないのか、出だしのトークをどう工夫するか。共感を生み、人を動かすスーパープレゼンのノウハウが、具体的に説かれる。

著 者:クリス・アンダーソン 出版社:日経BP社 発行日:2016年7月
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2016年8月号掲載

一流は知っている! ネガティブ思考力

「ポジティブシンキングが成功を導く」。こう信じる人は多い。しかし、著者によれば、成功するには“ネガティブ思考”もまた大切。不安な気持ちが、「記憶力を良くする」「説得力を高める」等々のメリットをもたらすという。本書では、心理学の視点から、ネガティブ思考の有用性、ポジティブ思考の落とし穴などについて説く。

著 者:榎本博明 出版社:幻冬舎 発行日:2016年5月
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2016年3月号掲載

仕事の技法

企画力や営業力をはじめ、仕事には様々な技法がある。これら技法の根幹となるのが、「対話の技法」だという。そして、言葉による「表層対話」より、言葉によらない「深層対話」が重要だとする。身につければ、仕事力が飛躍的に向上する「深層対話力」。その身につけ方、高め方を、具体的な仕事の場面を通じて、平易に説く。

著 者:田坂広志 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2016年1月
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2016年3月号掲載

男はなぜこんなに苦しいのか

アルコールを飲まないとリラックスできない、仕事の苦労を相談する友人がおらず苦しい…。ビジネス環境が大きく変わる中、ストレスを抱え、心の不調を訴える男性が増えている。彼らは何に苦しめられているのか? ストレス予防のために何をすべきか? ストレスから「今すぐ」抜け出す思考法を、心療内科医が紹介する。

著 者:海原純子 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2016年1月
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2016年2月号掲載

ほめると子どもはダメになる

叱られるとムカつく。興味のないことはやりたくない…。傷つきやすく、鍛えることが難しい若者が増えている。それは、欧米流の「ほめて育てる」子育てを、表面だけ真似たことが大きい。20年ほど前から広まった新しい教育論が、日本社会では様々な歪みをもたらすこと、それを正すために親がなすべきことを述べる。

著 者:榎本博明 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2015年12月
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2016年1月号掲載

「空気」の研究

日本人が物事を決める際、「論理的判断の基準」と「空気的判断の基準」の2つの基準があるという。後者の力は強大で、いかに論理的に検討しても、最終的には場の“空気”で決まることが多い。絶対権威のように人々を拘束する力を持つ、空気。日本独特のこの怪物の正体を、作家・評論家の山本七平氏が暴く。

著 者:山本七平 出版社:文藝春秋(文春文庫) 発行日:1983年10月
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2015年9月号掲載

自分を見失わず、本当の望みをかなえる ハーバード流 最後までブレない交渉術

世界1300万部のベストセラー『ハーバード流交渉術』の著者、ウィリアム・ユーリー氏の最新作。氏は言う。交渉で最も大事なのは「自分自身との交渉」である、自分にイエスと言えれば相手にイエスと言わせられる、と。本書では、そのためのノウハウを紹介。「自分という最強の敵を理解する」「世界は自分の味方だと信じる」等、6ステップから成る方法を解説する。

著 者:ウィリアム・ユーリー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年6月
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2015年9月号掲載

ベスト・パートナーになるために 男は火星から、女は金星からやってきた

男女の間に生じる認識のズレや誤解。その原因は、両者が別々の星からやってきた異星人のごとく、根本的に異なる“人種”だという点にある。互いの違いを心得て、尊重し合えるようになれば、きっとトラブルは減るはず ―― 。男女がベスト・パートナーになるための秘訣を説き、全世界で評判を呼んだ大ベストセラー。翻訳は、映画監督の大島渚氏。

著 者:ジョン・グレイ 出版社:三笠書房 発行日:2013年7月
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2015年7月号掲載

人間関係の秘訣は、カーネギーに聞け

自己啓発書の原点にして最高峰 ―― 。1936年の初版刊行以来、世界中で読まれ続ける、デール・カーネギーの古典的名著『人を動かす』を、最新の対人心理学の視点から捉え直した。「人を動かすための3つの基本原則」など、人生・ビジネスの“不変の原理原則”が心理学的な裏付けのもと、わかりやすく説かれる。彼の本を読んだ人もそうでない人も、一読の価値ありだ。

著 者:齊藤 勇 出版社:三笠書房 発行日:2015年5月
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2015年6月号掲載

人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」

「多重人格」と聞くと、小説『24人のビリー・ミリガン』の主人公など、「精神の病」を連想しがち。しかし著者によれば、誰もが自分の中に複数の人格を持つ。そして、様々な人格を状況に応じて切り替えることで、才能、さらには豊かな人間性が開花するという。この多重人格のマネジメントの仕方を、心理学の知見をベースにしつつ、わかりやすく紹介する。

著 者:田坂広志 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2015年5月
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2015年6月号掲載

成功する人の話し方 7つの絶対法則

聴衆を魅了するスピーチをするには? 「失言」を避けるために心がけることとは? 企業のトップ、スポーツ選手など著名人のプレゼンコーチが、長年磨き上げてきた話術を伝授。「切り札を隠すな」「話すより聴く」等、コミュニケーションにおける「7つの絶対法則」を説く。アドバイスは実践的で、ビジネス・プライベート問わず、様々な場面で役立ちそうだ。

著 者:ビル・マクゴーワン、アリーサ・ボーマン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2015年3月
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2015年6月号掲載

不合理 誰もがまぬがれない思考の罠100

人は理性的な動物どころか、愚かな判断、行動を繰り返す動物だった!? 例えば、つまらない映画でも、払ったお金が惜しくて最後まで観る人は多い。チケット代ばかりか時間まで失うことになるのに…。本書は、人が陥りがちな、こうした様々な判断ミスや事実誤認を考察した名著。膨大な心理学実験を基に、「誰もがまぬがれない思考の罠」の数々を解き明かす。

著 者:スチュアート・サザーランド 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2013年12月
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2015年5月号掲載

交渉に使える CIA流 噓を見抜くテクニック

「会社の今後の見通しは明るい」と語る上司、「宿題をやった」と言う子供。こうした言葉は信用できるのか? 元CIA捜査官が、長年磨き上げてきた“噓の見破り方”を伝授する。「質問をオウム返しにする」「過度に詳しい返事をする」「手を顔にやる」等、噓をつく人の特徴が具体的に示される。ビジネスの場をはじめ、家族や政治家の噓などを見抜く上でも有用だ。

著 者:フィリップ・ヒューストン、マイケル・フロイド、スーザン・カルニセロ/ドン・テナント 出版社:創元社 発行日:2015年2月
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2015年4月号掲載

プロカウンセラーの共感の技術

部下がついてこない、夫婦関係で悩んでいる等々、悩みを相談された時、どうすべきか。カウンセラーの著者によれば、どんな悩みであれ大切なのは“共感”すること。意見は言わず、相手の思いを受け止める。そのための技の数々を紹介。相手の声のトーンを聴く、「そして」といった接続詞で話をつなぐなど、共感的コミュニケーションのための知恵や工夫が語られる。

著 者:杉原保史 出版社:創元社 発行日:2015年1月
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2015年2月号掲載

問いかける技術 確かな人間関係と優れた組織をつくる

人と話す時、とかく私たちは、相手に「尋ねる」より、自分が「話す」方に力を入れがち。しかし、組織心理学の第一人者である著者によれば、良好な人間関係の構築に役立つのは「謙虚に問いかける」こと。100の言葉よりも、1つの問いかけが人を動かす。仕事をうまく進め、優れた組織を築く上で有用な、この「問いかけ」の技法を、豊富な実例を交え解説する。

著 者:エドガー・H・シャイン、金井壽宏(監訳) 出版社:英治出版 発行日:2014年12月
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2015年1月号掲載

伝説の外資トップが公開する 世界標準のNEMAWASHIの技術

仕事や人間関係がうまくいかない原因の8割は「ネマワシ」不足 ―― 。ジョンソン・エンド・ジョンソンなど外資3社で社長を歴任した著者曰く、洋の東西を問わず「ネマワシ上手」はビジネスパーソンにとり重要なスキルであり、これなしでは一流になれない。本書では、世界で通用する“NEMAWASHI”とはどのようなものか、日本的根回しとの違いを示しつつ語る。

著 者:新 将命 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2014年11月
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2014年10月号掲載

【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法 NHK式7つのルール

話し方一つで、あなたの評価は一気に上がる! 元NHKキャスターが、NHKで代々受け継がれてきた、信頼される話し方のノウハウを公開。「一文50文字以内にする」「1分300文字でゆっくり話す」等々、簡単にして効果的な話し方が明かされる。併せて、心理学を用いたコミュニケーションのテクニックも伝授。「NHK式+心理学」で、最強の話し方になるという。

著 者:矢野 香 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2014年7月
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2014年8月号掲載

嘘つき男と泣き虫女

42カ国でNo.1ベストセラーになった『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者の第2作。「どうして男は嘘をつくの」「なぜ女は涙を武器にわがままを通すのか」…。世界中から寄せられた男女を巡る質問を基に、異性の行動を徹底分析。当たり前なのに今まで気づかなかった事実、目からウロコが落ちる話など、“異性の気持ち”を理解する手がかりが満載!

著 者:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ 出版社:主婦の友社 発行日:2004年4月
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