2022年10月号掲載

決定版マインド・コントロール

日本では、宗教団体や霊能者などによる「マインド・コントロール」が、度々、世間を騒がせている。しっかりしていると見えた人が簡単にだまされ、取り込まれたりする。彼らはどんな手口で近づき、人の心を支配するのか? 長年、被害者救済に取り組む弁護士が、マインド・コントロールの実態をわかりやすく説き、警鐘を鳴らす。

著 者:紀藤正樹 出版社:アスコム 発行日:2017年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年9月号掲載

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

誰の脳にも、「4つのキャラクター」がいる! それは合理的な〈キャラ1〉、悲観的な〈キャラ2〉、おおらかで怖いもの知らずの〈キャラ3〉、大局的に物事を見る〈キャラ4〉。各々の特徴を知れば、脳を動かし、嫌なクセを変え、なりたい自分になれる。この新たな知見を、脳卒中で左脳の機能を失うも、見事回復した脳科学者が説く。

著 者:ジル・ボルト・テイラー 出版社:NHK出版 発行日:2022年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年9月号掲載

行動経済学の使い方

人の意思決定は、合理的であるとは限らない。例えば、ダイエットを計画しても、今日の食欲を優先し、先延ばししてしまう…。そんな人間の特性を研究するのが行動経済学である。本書は、人間の意思決定のクセをわかりやすく解説。そして、行動経済学的な特性を用いて、より良い意思決定、行動を促す「ナッジ」の作り方を示す。

著 者:大竹文雄 出版社:岩波書店(岩波新書) 発行日:2019年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年8月号掲載

統計で騙されない10の方法

統計を使ったごまかしは多い。“嘘、大嘘、そして統計”。英語には、こんな言葉があるほどだ。しかし、統計は複雑な現代世界を理解するための貴重なツールである。大切なのは、嘘の情報を見破ること。騙されることなく、統計データを賢く使うための10のポイントを、フィナンシャル・タイムズ紙の人気コラムニストが説く。

著 者:ティム・ハーフォード 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年8月号掲載

逆境を楽しむ力 心の琴線にアプローチする岩出式「人を動かす心理術」の極意

大学選手権で10回の優勝を誇る帝京ラグビー部。強さの秘訣は、26年間チームを率いた著者の心理学的マネジメント術にある。内発的動機、ナッジ、心理的安全性…。紹介されるこれらの手法は、ビジネスにも応用可能だ。また、「Z世代(1996年以降生まれ)」への向き合い方や、逆境時の心の整え方なども、マネジメントの参考になる。

著 者:岩出雅之 出版社:日経BP 発行日:2022年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年8月号掲載

群衆心理

国家の運命を決めるのは、君主ではなく「群衆」である ―― 。民主主義が進み、人々が歴史を動かし始めた19世紀末に著された、社会心理学の古典的名著だ。物事を簡単に信じ、感情的になりやすく、心象(イマージュ)で動く。そんな群衆の特徴を分析する。時を経た書だが、ネット炎上など、群衆心理がはびこる今日、その指摘は示唆に富む。

著 者:ギュスターヴ・ル・ボン 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:1993年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年7月号掲載

陰謀論入門 ――誰が、なぜ信じるのか?

戦争、感染症、地球温暖化…。こうした話題に関連して、SNSなどで頻繁に登場するのが「陰謀論」だ。そもそも陰謀論とは何なのか。それはなぜ生まれ、拡がっていくのか。社会にもたらす影響は? 陰謀論研究の第一人者が、豊富な事例とデータに基づき、この問題を考える上で必要な知識と、陰謀論への向き合い方を提示する。

著 者:ジョゼフ・E・ユージンスキ 出版社:作品社 発行日:2022年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年7月号掲載

THINK AGAIN(シンク アゲイン) 発想を変える、思い込みを手放す

本当に頭の良い人とは、「考えること」よりも「考え直す」ことのできる人 ―― 。今日、情報技術の進歩により、日々膨大な情報が生まれ、すぐ古くなる。今の時代を生き抜くには、既存の知識や考えを常に見直すことが欠かせない。そんな現代社会に必須ともいえる「再考する」ことの重要性、そして発想を変えるための方法を説く。

著 者:アダム・グラント、楠木 建(監訳) 出版社:三笠書房 発行日:2022年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年6月号掲載

危険人物をリーダーに選ばないためにできること

近年、世界では、ポピュリストや独裁者など、「対立」を煽る政治家が目につく。彼らは、人々の恐怖や怒りなどの感情を活用し、社会を分断して人々を支配する。一見有能で魅力的に見えるが、危険な人間なのだ。被害を避けるには、その正体を知る必要がある。本書は、こうした“対立屋”のパーソナリティを徹底解剖し、提示する。

著 者:ビル・エディ 出版社:プレジデント社 発行日:2020年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年5月号掲載

マインドフルネスストレス低減法

厄介事だらけの人生を、より良く生きるには? 様々なストレスとうまくつきあうためのプログラム「マインドフルネス瞑想法」を、開発者がわかりやすく紹介。リラクセーションや注意集中力をもたらす心の持ち方、癒しに欠かせない呼吸法など、著者の大学メディカル・センターで行われているエクササイズの数々が披露される。

著 者:J. カバットジン 出版社:北大路書房 発行日:2007年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年4月号掲載

モチベーションの心理学

副題「『やる気』と『意欲』のメカニズム」。なぜやる気は出ないのか、そもそもモチベーションはどうすれば生じるのか、心理学の代表的な理論を取り上げ概説する。さらに、「目標」「自信」「成長」などのキーワードで理論を分類、それぞれ詳述していく。入門書でありながら、モチベーションという複雑な心理を深く学べる1冊だ。

著 者:鹿毛雅治 出版社:中央公論新社(中公新書) 発行日:2022年1月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年2月号掲載

チームが自然に生まれ変わる ―― 「らしさ」を極めるリーダーシップ

チームメンバーの行動を変えるのに必要なのは、やる気やノルマではない。「認知」を変えれば、彼らは自ら動く。こう述べる2人の著者が、認知科学に基づく「内因的な原理によって人を動かす方法」を説く。働く人々の価値観が多様化する現代、部下のものの見方を変え、チームを進化させる原則を示したリーダーシップ論。

著 者:李 英俊、堀田 創 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2021年11月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2022年1月号掲載

バイアスとは何か

期待、偏見、思い込み。私たちは様々な「バイアス」のせいで、物事をゆがめて認識している。これを正し、より良い意思決定を行うには、「自分はバイアスに影響されていないか?」と考えることが重要だ。本書は、日常のあらゆる場面で生じるバイアスについて詳述。それらの影響を軽減し、うまく付き合うヒントを示す。

著 者:藤田政博 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2021年6月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年12月号掲載

「不確実性」超入門

「不確実性」が今、世界を覆っている。新型コロナのパンデミック、株式相場の乱高下…。複雑化する現代社会では、思いもよらぬ出来事が起こる。これらに対処するには、不確実性を理解し、それがもたらすリスクを制御する必要がある。そんな「想定外の時代」の必須教養を、常にリスクと向き合う金融市場のプロが解説する。

著 者:田渕直也 出版社:日経BP・日本経済新聞出版本部(日経ビジネス人文庫) 発行日:2021年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年12月号掲載

「本当の自分」がわかる心理学 すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある

「私は無力だ」「私は独りきり」「私は愛される価値がない」 ―― 。そう信じ込むと、人間関係に苦しみ、人生がつらくなる。なぜそう考えるのか? そこを抜け出すには? 解決のカギは、子ども時代の自分にある! 自分の「内なる子ども」と向き合い、思考や行動のパターンをリセットする方法を、ドイツ屈指の心理学者が示す。

著 者:シュテファニー・シュタール 出版社:大和書房 発行日:2021年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年11月号掲載

RAPPORT 最強の心理術 謙虚なネズミが、独善的なライオンを動かす方法

他人と心を通わせることは、日常生活でも仕事でも欠かせない。では、心の結びつき ―― 「ラポール」は、どうすれば作れるのか? カギは、相手への接し方と、会話スタイルにある。その具体的な内容を、CIAにも指導する心理学者が解説。テロ容疑者の取調べでも有効性が確認された、科学的調査に基づく対人スキルの書だ。

著 者:ローレンス・アリソン、エミリー・アリソン 出版社:三笠書房 発行日:2021年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年11月号掲載

スタンフォード式 人生を変える人間関係の授業

自分も相手もありのままでいられる。そんな「格別」の人間関係を構築する秘訣を、長年、スタンフォード大学で人間関係学講座を担当した2人の著者が説いた。“自己開示”のルールや、トラブルの対処法など、関係をより深める上で役立つ教訓が詰まっている。多くの受講生に「人生が変わった」と言わしめた名講義の書籍化。

著 者:デイビッド・ブラッドフォード、キャロル・ロビン 出版社:CCCメディアハウス 発行日:2021年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年10月号掲載

[新版]「3つの言葉」だけで売上が伸びる質問型営業

説明し、説得し、売り込む。これが典型的な営業手法である。だが、本当に顧客の役に立ちたいなら、「質問型営業」を試してみるべきだ。質問を重ね、顧客の欲求や課題を理解することで、労せず契約を結べる。その上、感謝までされる。そんな質問型営業の原則や実践法を詳述。5カ国で翻訳された、ロングセラーの新版である。

著 者:青木 毅 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2021年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年9月号掲載

スタンフォード大学の共感の授業 人生を変える「思いやる力」の研究

都市化の進展やネットの普及は、生活を便利にした反面、人々から「共感する力」を高める機会を奪った。独居が増えて孤立が深まり、顔を合わせない人付き合いが増えたことが、その一因だ。分断や不寛容が広がる今日、相手を「思いやる力」を伸ばすことはできるのか。共感を研究する心理学者が、その成果をもとに解説する。

著 者:ジャミール・ザキ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2021年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2021年9月号掲載

賢い人がなぜ決断を誤るのか? 意思決定をゆがめるバイアスと戦う方法

“バイアス”。それは、私たちを合理的な判断から遠ざける心の働きだ。他者より自分の方が優れていると思う、意思決定を避けて現状維持を優先する…。こうしたバイアスは企業経営をも左右しかねない。どうすれば、それを克服できるのか。最新の行動科学と豊富な事例をもとに、バイアスと戦い、理性的な決断を下す方法を伝える。

著 者:オリヴィエ・シボニー 出版社:日経BP 発行日:2021年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!