2023年7月号掲載

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

運動は、筋力や心肺機能を高めるだけではない。「脳を育ててよい状態に保つ」ことこそ、最高の効能だ! 体を動かせば、ストレスが減り、うつ、依存症が改善される。認知症の予防にもよい。この「運動と脳」の関係を精神科医らが、神経科学の視点から解き明かす。効果的な運動も紹介されるなど、実践的な内容のロングセラー。

著 者:ジョン J.レイティ、エリック・ヘイガーマン 出版社:NHK出版 発行日:2009年3月
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2023年6月号掲載

オンライン・インフルエンス――ビジネスを加速させる行動科学

オンラインサイトの訪問者を望み通りに動かす方法を説いた書である。カギとなるのは、顧客の行動をいかにデザインするか、ということ。「行動デザイン」の提唱者B・J・フォッグの行動モデルなど、科学的かつ実践的な知見をもとに、その具体策が示される。売上や顧客満足度、コンバージョン率の向上につながるヒントが満載だ。

著 者:B.ボウタース、J.フルン、一般社団法人社会行動研究会(監訳) 出版社:誠信書房 発行日:2023年3月
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2023年5月号掲載

「変化を嫌う人」を動かす ――魅力的な提案が受け入れられない4つの理由

魅力的なはずのアイデアや新しい製品が、なぜ顧客に受け入れられないのか? それは、アイデアの魅力が足りないせいではない。顧客側に受け入れたくない理由、すなわち「抵抗」があるからだ。本書はこの抵抗を、惰性・労力・感情・心理的反発の4つに分類。それらを乗り越え、人に変化を促す方法を、事例を交え解説する。

著 者:ロレン・ノードグレン、デイヴィッド・ションタル、船木謙一(監訳) 出版社:草思社 発行日:2023年2月
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2023年5月号掲載

他者と働く ――「わかりあえなさ」から始める組織論

上司と部下、開発部と営業部…。組織における人間関係、立場の違いから起こる問題は、ノウハウだけで解決するのは難しい。必要なのは、他者との間の「溝」に気づき、そこに「橋を架ける」こと。その方法を、気鋭の経営学者が説く。論破するのでもなく、忖度するのでもない、すべての人間関係に有効な「対話」の教科書だ。

著 者:宇田川元一 出版社:ニューズピックス 発行日:2019年10月
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2023年4月号掲載

4段階で実現する 心理的安全性

組織のパフォーマンス向上のカギは、“心理的安全性”にあり! メンバーが失敗を恐れず学習し、自律的に動き、現状打破に挑戦する。そんな活力あるチームのつくり方を、4段階に分けて解説する。互いに敬意を払い、組織の活動に参加することを認める。つまり 「尊重」と「許可」の組み合わせが、心理的安全性を高めるポイントだ。

著 者:ティモシー・R・クラーク 出版社:日経BP 発行日:2023年2月
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2023年2月号掲載

NUDGE 実践 行動経済学 完全版

人の意思決定は、必ずしも合理的ではない。過去の経験、他の人の言動など様々な要素に影響され、非合理な選択をしてしまう。その原因となる人間の思考のクセやバイアスを、多数の例を挙げて解説。それらを踏まえた上で、より良い選択を後押しする「ナッジ」の手法を紹介する。2009年刊『実践 行動経済学』の「完全版」。

著 者:リチャード・セイラー、キャス・サンスティーン 出版社:日経BP 発行日:2022年11月
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2023年2月号掲載

幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門

統計によれば、人生で幸福な時は稀。仕事のストレス、人間関係など悩みは尽きない。だが多くの人は、自分以外は皆幸福だと信じ、さらに不幸になる…。この「幸福の罠」を脱するカギが「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)」。自分の思考を客観視するなど、心理的柔軟性を増すための考え方、手法を本書は紹介する。

著 者:ラス・ハリス 出版社:筑摩書房 発行日:2015年12月
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2022年12月号掲載

最強リーダーの「話す力」

人々の気持ちをつかみ、影響力を行使できるリーダーになるには、「話す力」が不可欠。そう語る元NHKキャスターが、話す力の磨き方を説く。「注目を集める」「高揚感を高める」「信頼感を与える」など押さえるべき5つの要素を、例を挙げて平易に解説。世に溢れる一般的な「話し方」本とは一線を画す、リーダー向けの教科書だ。

著 者:矢野 香 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2022年9月
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2022年11月号掲載

「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法

よい“話し合い”には、「対話」と「決断」が欠かせない ―― 。参加者が人の話を聞かず、何も決まらない長時間の会議が多くの組織で頻発している。そんな残念な話し合いを有意義な場に変えるためのヒントを、人材開発の研究者が説いた。本書で示される“作法”を実践すれば、相互理解が深まり、納得感ある結論を導けるはずだ。

著 者:中原 淳 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2022年9月
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2022年11月号掲載

霊と金 スピリチュアル・ビジネスの構造

「霊の曇りを取り除く」「このままでは絶対不幸になる」「先祖供養や開運のため」…。不安をかきたてる言葉で現代人を惑わし、金を搾り取る、霊感商法などの「スピリチュアル・ビジネス」。なぜ、こうした商法が栄え、人は簡単に騙されてしまうのか? 社会の変化と人間の心の両面から、「霊と金」の関係を読み解く。

著 者:櫻井義秀 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2009年5月
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2022年10月号掲載

オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

近年、一気に普及したオンラインのコミュニケーション。だが、オンラインの会話では、対面の時のような「共感」は生まれない ―― 。脳科学者が、コロナ禍での緊急実験をもとにオンラインの限界を指摘、スマホなどデジタル機器の長時間使用が脳に及ぼす弊害を明かした。私たちを蝕む「オンライン脳」に警鐘を鳴らす1冊だ。

著 者:川島隆太 出版社:アスコム 発行日:2022年8月
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2022年10月号掲載

ストレス脳

今日、メンタルの不調は深刻な問題だ。世界保健機関(WHO)の試算によると、世界でうつに苦しむ人は2億8000万人。豊かな現代社会で、なぜ多くの人が心を病むのか? 精神科医が“脳”の見地からその答えを探った。人類の進化の過程で脳が果たしてきた役割、孤独がもたらす影響などを考察しつつ、心と脳の関係を解き明かす。

著 者:アンデシュ・ハンセン 出版社:新潮社(新潮新書) 発行日:2022年7月
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2022年10月号掲載

決定版マインド・コントロール

日本では、宗教団体や霊能者などによる「マインド・コントロール」が、度々、世間を騒がせている。しっかりしていると見えた人が簡単にだまされ、取り込まれたりする。彼らはどんな手口で近づき、人の心を支配するのか? 長年、被害者救済に取り組む弁護士が、マインド・コントロールの実態をわかりやすく説き、警鐘を鳴らす。

著 者:紀藤正樹 出版社:アスコム 発行日:2017年3月
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2022年9月号掲載

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

誰の脳にも、「4つのキャラクター」がいる! それは合理的な〈キャラ1〉、悲観的な〈キャラ2〉、おおらかで怖いもの知らずの〈キャラ3〉、大局的に物事を見る〈キャラ4〉。各々の特徴を知れば、脳を動かし、嫌なクセを変え、なりたい自分になれる。この新たな知見を、脳卒中で左脳の機能を失うも、見事回復した脳科学者が説く。

著 者:ジル・ボルト・テイラー 出版社:NHK出版 発行日:2022年6月
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2022年9月号掲載

行動経済学の使い方

人の意思決定は、合理的であるとは限らない。例えば、ダイエットを計画しても、今日の食欲を優先し、先延ばししてしまう…。そんな人間の特性を研究するのが行動経済学である。本書は、人間の意思決定のクセをわかりやすく解説。そして、行動経済学的な特性を用いて、より良い意思決定、行動を促す「ナッジ」の作り方を示す。

著 者:大竹文雄 出版社:岩波書店(岩波新書) 発行日:2019年9月
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2022年8月号掲載

統計で騙されない10の方法

統計を使ったごまかしは多い。“嘘、大嘘、そして統計”。英語には、こんな言葉があるほどだ。しかし、統計は複雑な現代世界を理解するための貴重なツールである。大切なのは、嘘の情報を見破ること。騙されることなく、統計データを賢く使うための10のポイントを、フィナンシャル・タイムズ紙の人気コラムニストが説く。

著 者:ティム・ハーフォード 出版社:日経BP・日本経済新聞出版 発行日:2022年5月
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2022年8月号掲載

逆境を楽しむ力 心の琴線にアプローチする岩出式「人を動かす心理術」の極意

大学選手権で10回の優勝を誇る帝京ラグビー部。強さの秘訣は、26年間チームを率いた著者の心理学的マネジメント術にある。内発的動機、ナッジ、心理的安全性…。紹介されるこれらの手法は、ビジネスにも応用可能だ。また、「Z世代(1996年以降生まれ)」への向き合い方や、逆境時の心の整え方なども、マネジメントの参考になる。

著 者:岩出雅之 出版社:日経BP 発行日:2022年5月
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2022年8月号掲載

群衆心理

国家の運命を決めるのは、君主ではなく「群衆」である ―― 。民主主義が進み、人々が歴史を動かし始めた19世紀末に著された、社会心理学の古典的名著だ。物事を簡単に信じ、感情的になりやすく、心象(イマージュ)で動く。そんな群衆の特徴を分析する。時を経た書だが、ネット炎上など、群衆心理がはびこる今日、その指摘は示唆に富む。

著 者:ギュスターヴ・ル・ボン 出版社:講談社(講談社学術文庫) 発行日:1993年9月
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2022年7月号掲載

陰謀論入門 ――誰が、なぜ信じるのか?

戦争、感染症、地球温暖化…。こうした話題に関連して、SNSなどで頻繁に登場するのが「陰謀論」だ。そもそも陰謀論とは何なのか。それはなぜ生まれ、拡がっていくのか。社会にもたらす影響は? 陰謀論研究の第一人者が、豊富な事例とデータに基づき、この問題を考える上で必要な知識と、陰謀論への向き合い方を提示する。

著 者:ジョゼフ・E・ユージンスキ 出版社:作品社 発行日:2022年5月
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2022年7月号掲載

THINK AGAIN(シンク アゲイン) 発想を変える、思い込みを手放す

本当に頭の良い人とは、「考えること」よりも「考え直す」ことのできる人 ―― 。今日、情報技術の進歩により、日々膨大な情報が生まれ、すぐ古くなる。今の時代を生き抜くには、既存の知識や考えを常に見直すことが欠かせない。そんな現代社会に必須ともいえる「再考する」ことの重要性、そして発想を変えるための方法を説く。

著 者:アダム・グラント、楠木 建(監訳) 出版社:三笠書房 発行日:2022年4月
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