「できません」と云うな

制御機器大手・オムロンの創業者、立石一真氏の波乱に満ちた生涯を描いた書。裸一貫から事業を起こした後、倒産寸前まで追い込まれながらも、その後、無人駅システムはじめ数々の「世界初」の開発に成功するなど、不可能を可能にし続けた氏の足跡が綴られる。その不撓不屈の物語からは、経営とは何か、人生とは何かという問いへの、多くの示唆が得られるだろう。

著 者:湯谷昇羊 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年11月

ウェルチ

「選択と集中」「ワークアウト」「フラット型組織」等々、企業経営における画期的なアイデアを次々に打ち出し、GEのCEOとして活躍したジャック・ウェルチ。知らぬ人のいない、この偉大な経営者の経営改革の手法、そしてリーダーシップの真髄を、彼の言葉を引用しつつわかりやすく解説した書である。リーダーシップのあり方を考える時、得るところの多い1冊だ。

著 者:ロバート・スレーター 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2001年1月

最強の経済学者 ミルトン・フリードマン

米レーガン政権、英サッチャー政権の思想的バックボーンとなった20世紀を代表する経済学者、ミルトン・フリードマン。本書は反ケインズ理論の先鋒となり、「小さな政府」「規制緩和」を信条とした彼の「リバタリアニズム(自由至上主義)」の思想および生涯を、その著作に触れつつ紹介する。巻末には、生前の2005年に行われた本人へのインタビューを付す。

著 者:ラニー・エーベンシュタイン 出版社:日経BP社 発行日:2008年1月

朝令暮改の発想

「朝令暮改」といえば、ネガティブな意味で捉えられることが多い。だが変化の激しい今日、一度言ったことでも躊躇なく変更し、変化に対応することが大切だ。―― こう述べる鈴木敏文氏が、50年余に及ぶ仕事生活の中で培った思想・哲学を説く。革新的な経営で、次々と無から有を生み出してきた氏ならではの発想に、仕事とは何なのかを改めて考えさせられる。

著 者:鈴木敏文 出版社:新潮社 発行日:2008年1月

ホンダをつくったもう一人の創業者

「もう一人の創業者」とは、実質的なホンダの経営者として、本田宗一郎氏の独創的なものづくりを支え続けた藤沢武夫・元副社長のこと。人間尊重の企業文化や顧客第一のビジネス哲学など、今日のホンダの経営は全て藤沢路線の延長上にある。ホンダの社員として藤沢氏を直接知る立場にあった著者だからこそ書けた内容で、一読の価値がある。

著 者:大河 滋 出版社:マネジメント社 発行日:1998年12月

人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ

西郷隆盛が好んだ言葉「敬天愛人」を京セラの社是とし、経営の指針としてきた稲盛和夫氏。その氏が、西郷の教えをまとめた『南洲翁遺訓』を独自の解釈で読み解き、人が正しく生きていく上での真理を明らかにする。現代の乱れた世相を正すには、人の心を見つめ直す以外に道はない ―― そう語る氏が、人生の王道を歩むための道しるべとして著した1冊。

著 者:稲盛和夫 出版社:日経BP社 発行日:2007年9月

スターバックス成功物語

今や誰もが知る世界的な企業、スターバックスの会長ハワード・シュルツ氏が、起業家としての自らの人生を振り返りながら、同社の成長の歩みを語った1冊。コーヒーの品質に対する徹底したこだわり、社員本位の経営、情熱と真心で結ばれた社員や顧客との絆…。その成功の基盤となっている、同社ならではの経営哲学や価値観が、興味深いエピソードとともに披露されている。

著 者:ハワード・シュルツ、ドリー・ジョーンズ・ヤング  出版社:日経BP社 発行日:1998年4月

上杉鷹山の経営学

深刻な財政危機に陥っていた米沢藩を、斬新な藩政改革により見事に立て直した上杉鷹山。その手腕は、故ジョン・F・ケネディが「尊敬する日本人」として名を挙げたほど卓越していた。本書では、希望を失い沈みきっていた領民と藩士の意識を変え、変革へと導いた鷹山の改革手法を明らかにするとともに、「危機を乗り切るリーダーの条件」を探る。

著 者:童門冬二  出版社:PHP研究所(PHP文庫) 発行日:1990年8月

中村天風・安岡正篤に学ぶ成功の法則

実践哲学で知られる中村天風氏と、歴代首相の陰の指南役として知られる安岡正篤氏。この卓越した見識を持つ2人の先達の教えを紐解きつつ、「普遍的成功への道」を説いた1冊。両氏の教えに加え、本田宗一郎氏をはじめとする名経営者たちの具体的なエピソードも交えながら、本当の幸福、そして成功のためには何が必要なのかを考察する。

著 者:下村 澄 出版社:PHP研究所 発行日:2007年5月

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術

アップルコンピュータの創業者として知られるスティーブ・ジョブズ。栄光と挫折を繰り返す、波乱の生涯を送ってきた彼は、絶対に強気な姿勢を崩さない交渉術と、恩人でさえ裏切る冷徹な権謀術数を駆使して、数々の挫折を乗り越えてきた。彼のビジネス人生を振り返り、その独裁ぶり、強烈な交渉術、策略の数々を紹介し、競争社会に勝ち残るヒントを示す。

著 者:竹内一正 出版社:経済界 発行日:2007年2月

1週間は金曜日から始めなさい

著者は、独自のビジネス手法で、借金3億円を抱えた会社を年商23億円の優良企業に変えた人物。多忙な社長業の傍ら、数多くの講演をこなし、温泉旅行を楽しみ、毎日しっかり6時間眠る。「人が何かをやりたいとき、時間がそれを拒絶することはない」。そう語る著者が、自らの体験に基づき、仕事と人生が楽しくなる、誰でもすぐにできる時間活用術を紹介する。

著 者:臼井由妃 出版社:かんき出版 発行日:2006年11月

起業家の本質

世は、起業ブームである。では、その当事者である起業家には、どんな能力が求められるのか? 本書では、起業家という“人種”について、あらゆる角度から分析し、その本質を明らかにする。著者は、起業家向け雑誌『Inc.』の元発行人として、数千人もの起業家をつぶさに見てきた人物で、自身も豊富な起業経験を持つ。それだけに、その分析、提言には説得力がある。

著 者:ウィルソン・ハーレル 出版社:英治出版 発行日:2006年8月

勝つ人の考え方 負ける人の考え方

勝負するからには、1番を目指さなければ面白くない! ―― その一念から、勝つための戦略を考え、実行してきた著者・林野氏。かつてはDJを目指したほどの音楽好きで、かつ大の読書家であるという氏の考え方は、極めて柔軟で懐が深い。20年間連続増収を続けるクレディセゾンの軌跡をたどりつつ、人生という勝負に勝つための心構えを説く。

著 者:林野 宏 出版社:かんき出版 発行日:2005年7月

鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」

小売業の王者セブン-イレブン・ジャパンの強さの秘密を、同社の会長・鈴木敏文氏へのインタビューをもとに明らかにする。ベストセラーとなった『鈴木敏文の「統計心理学」』(プレジデント社)に続く第2弾。今回は鈴木流の「売り方」「情報術」「対話の極意」「起業論」「決断力」を徹底解剖する。前著と同様、多くの“気づき”に溢れる書!

著 者:勝見 明 出版社:プレジデント社 発行日:2005年1月

渋沢栄一「論語」の読み方

「日本資本主義の父」渋沢栄一氏は、終生『論語』を手放さず、「論語で事業を経営してみせる」とまで言ったという。本書は、氏がどのように論語を解釈し、自らの人生観の確立、事業行動につなげていったのかを、論語の言葉を解説しつつ紹介する。氏は「論語と算盤は一致する」という言葉を残したが、今の世の中、算盤ばかりが優先している!

著 者:渋沢栄一、竹内 均 (編・解説) 出版社:三笠書房 発行日:2004年10月

福祉を変える経営

日本の障害者が共同作業所などで働いて得る月給はたった1万円。これでは自立など夢のまた夢だ。こんな現状が放置されているのは、日本が市場経済の国だという認識が福祉の現場にないからだ ── 。ヤマト運輸会長退任後、ヤマト福祉財団の職に専念する小倉昌男氏が、「経営」という視点から福祉を見つめ、障害がある人もない人も共に生きる未来への展望を開く。

著 者:小倉昌男 出版社:日経BP社 発行日:2003年10月

鈴木敏文の「統計心理学」

「一人勝ち」状態にあるセブン-イレブンの総帥、鈴木敏文会長の成功の秘密を解き明かす。「今は多様化の時代ではなく、画一化の時代だ」「現場主義には“本当のようなウソ”がある」など、氏の、独自の発想法と思考法が「55の金言」にまとめられている。いずれもビジネスの最も根本的な部分に関わるもので、幅広く応用できる。

著 者:勝見 明 出版社:プレジデント社 発行日:2002年11月

小倉昌男 経営学

今日、すっかり私たちの暮らしに定着した感のある「クロネコヤマトの宅急便」。事業を立ち上げた頃、郵便小包の独壇場だった個人宅配市場への挑戦は無謀とされたが、今や宅急便の取扱個数は、郵便小包を大きく上回る。その成功のカギとは?宅急便の生みの親である小倉昌男氏自らが、宅急便事業の歩み、そして成功の背後にある自身の経営哲学を語る。

著 者:小倉昌男 出版社:日経BP社 発行日:1999年10月

稲盛和夫の実学

ビジネス環境が激変する今日、経営者に求められるのは、自社の経営の実態を正しく把握した上で、的確な判断を下すこと。そのためには、会計に精通していることが不可欠だが、これほど重要な会計が日本では軽視されている――。このように述べる稲盛和夫氏が、自らの経営哲学、そしてそれをベースにつくり上げた会計学の原則をわかりやすく解説する。

著 者:稲盛和夫 出版社:日本経済新聞社 発行日:1998年10月

[新装版]指導者の条件

指導者のあるべき姿とは、いかなるものか。松下幸之助氏が古今東西の優れた指導者の事例を挙げて、そこから指導者に必要なものの考え方、姿勢、行動などを導き出した、リーダーシップに関する古典的名著である。全部で102のテーマについて、それぞれ見開き2ページの形でわかりやすく解説されており、1975年の初版発行以来、永く読み継がれている。

著 者:松下幸之助 出版社:PHP研究所 発行日:2006年2月