2013年9月号掲載

無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい

仕組みをつくれば、どんな時代でも勝てる組織の風土をつくりあげられる ―― 。2001年に38億円の赤字を出した無印良品を「V字回復」させた著者が、改革の象徴といえる何千ページにも及ぶマニュアルを公開しつつ、「仕組みを大切にする働き方」を紹介。マニュアルによる仕事の徹底的な“見える化”がいかに大切か、効果的であるかが、説得力をもって語られる。

著 者:松井忠三 出版社:角川書店 発行日:2013年7月
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2013年8月号掲載

日本企業は何で食っていくのか

バブルが崩壊し日本の90年代が始まった時、「第2の敗戦」といわれた。それにならえば、リーマンショック、東日本大震災、欧州金融危機に襲われた近年の日本経済は「第3の敗戦」。こう評する著者が、この危機を乗り越えるため、日本の産業構造はどう変わるべきかを考察した。「電力生産性」「ピザ型グローバリゼーション」等、企業が挑むべき突破口が示される。

著 者:伊丹敬之 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2013年5月
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2013年6月号掲載

クロネコヤマト「個を生かす」仕事論 “伸び続ける集団”の「発想・行動・信念」

1976年に「宅急便」を生み出し、運輸業界のあり方、日本人の暮らしを変えたといわれるヤマトホールディングス。同社は宅急便の生みの親にして名経営者、小倉昌男氏亡き後も、社員1人1人が徹底的に考え、新しいアイデアを形にしていくことで進化し続けている。そんな同社の強さを生み出す「組織の力」について、小倉流経営哲学の薫陶を受けた現会長が語る。

著 者:瀬戸 薫 出版社:三笠書房 発行日:2013年4月
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2013年5月号掲載

未来企業は共に夢を見る コア・バリュー経営

書名の「未来企業」とは、共通の価値観のもとに、働く人や顧客を集め、人々の共感を原動力に、ビジネスの常識、社会を変えていく企業のこと。例えば、「WOW(驚嘆)のサービス」で急成長した、靴のネット通販会社「ザッポス」などがそう。本書では、社員が皆、自信と誇りを持って楽しそうに働き、そして長く繁栄する、そんな未来企業になるための秘訣を指南する。

著 者:石塚しのぶ 出版社:東京図書出版 発行日:2013年4月
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2013年4月号掲載

JAL再生 高収益企業への転換

2010年1月、JALは2兆円以上もの負債を抱えて破綻、会社更生手続きを申請した。会社更生手続きを採用しても再建できなかった企業は数多い。だが、同社は申請からわずか2年8カ月という、過去最短の記録で再上場を果たす。いかにして、誰もが驚くようなV字回復を成し遂げたのか。稲盛和夫名誉会長はじめ多くの関係者への取材を基に、JAL復活の秘密を探る。

著 者:引頭麻実(編著) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年1月
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2013年2月号掲載

日本式モノづくりの敗戦 なぜ米中企業に勝てなくなったのか

シャープ、パナソニック、ソニーなど、日本の家電メーカーが未曾有の赤字に直面している。それとは対照的に、アップルは高収益を上げ、時価総額が世界一の企業となった。この差は一体、何によるものなのか。世界経済の新しい潮流を読み解き、日本の製造業が苦境に陥った根本的な原因を指摘するとともに、日本企業のビジネスモデル再構築の可能性を探る。

著 者:野口悠紀雄 出版社:東洋経済新報社 発行日:2012年12月
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2013年2月号掲載

Repeatability 再現可能な不朽のビジネスモデル

企業が“持続的成長”を遂げるためのカギとは? 著者たちが、世界12カ国、約2000社を対象に行った調査、25年に及ぶ研究によれば、それは新しいものへの挑戦にあらず。自社の成功パターンの中から再現可能なものを抽出し、徹底的に単純化することにある。この「再現可能な不朽のビジネスモデル」の全容について、イケアなど多数の事例を挙げ解説する。

著 者:クリス・ズック、ジェームズ・アレン 出版社:プレジデント社 発行日:2012年12月
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2013年2月号掲載

日本型「無私」の経営力 震災復興に挑む七つの現場

東日本大震災の後、様々な企業が利益を度外視した復興支援を行った。自衛隊に代わり現地社員が救援物資センターを陣頭指揮したヤマトホールディングス、津波を被った写真を洗浄し、被災者の思い出を救った富士フイルム…。いわば、「無私の支援」を行った企業にスポットを当て、それぞれの具体的な活動を紹介するとともに、そうした行動を生んだ土壌に迫る。

著 者:グロービス経営大学院、田久保善彦 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2012年11月
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2013年1月号掲載

丁寧を武器にする なぜ小山ロールは1日1600本売れるのか?

2011年、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で、初出展で最高位を獲得したパティシエ エス コヤマ。その店は、交通の便が悪い、兵庫県三田にある。しかも支店を一切出さず、鮮度が命の生ケーキはネット販売をしない。そんなやり方を貫く、小山進氏が仕事哲学を語った。ものが溢れる時代のものづくり、経営のあり方を考えさせられる1冊だ。

著 者:小山 進 出版社:祥伝社 発行日:2012年11月
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2012年11月号掲載

ビジョナリー・カンパニー④ 自分の意志で偉大になる

「ビジョナリー・カンパニー」シリーズの第4弾である。今回、スポットを当てるのは、厳しい経営環境の中で、自ら何かを創造し、躍進する「10X(10倍)型企業」 ―― 所属業界の株価指数を10倍以上上回る株価パフォーマンスを上げている企業。徹底した分析により、同業他社にはない、10X型企業ならではのリーダーの特質、経営概念・手法を明らかにする。

著 者:ジム・コリンズ、モートン・T・ハンセン 出版社:日経BP社 発行日:2012年9月
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2012年11月号掲載

新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?

新幹線の車両清掃を行う鉄道整備株式会社、通称「テッセイ」が、今注目を集めている。手際よく清掃する、プロの技だけではない。礼儀正しさや乗客への気配り、四季を感じられるよう夏は浴衣姿で接客するなど、数々の心遣いが乗客を感動させている。「お掃除の天使たち」。こう呼ばれる、輝きに満ちたスタッフはいかにして誕生したか、本書はその取り組みを追う。

著 者:遠藤 功 出版社:あさ出版 発行日:2012年8月
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2012年10月号掲載

ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる

上司への「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」は禁止。残業も原則禁止で、休暇は年間140日。それでいて、1965年の創業以来47年間赤字なしという未来工業の創業者が、同社の成功の秘訣を語った。製品開発の権限や責任は担当者に与える、ヒット製品でも毎年何らかの改善を行う、等々の事例を挙げつつ、全社員が実践する「常に考える」仕事術を披露する。

著 者:山田昭男 出版社:東洋経済新報社 発行日:2012年8月
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2012年10月号掲載

アイデアは才能では生まれない

アイデアを生み出すには才能が必要と思いがちだ。だが、花王で商品開発に携わってきた著者によれば、アイデアを出す上で大事なのは、才能ではなく、発想のコツやちょっとした訓練。そして、新しいものを創造するプロセスには共通点があるという。本書では、自身の経験をはじめ、各種業界の商品開発の事例を引き、誰もが実践できるアイデア創出法を紹介する。

著 者:美崎栄一郎(編著) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年7月
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2012年8月号掲載

ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法〔改訂新版〕

卓越した顧客サービスで、驚異のリピーター率を生み出しているディズニー。常に顧客の期待を超え、徹底的に細部にこだわる ―― この究極のサービス精神は、いかにして世界中の従業員に伝えられ、顧客に届けられているのか、独自の手法を明かす。ディズニーが築き上げた顧客満足のための全ノウハウを、ディズニー自らが解説したベストセラーの改訂新版。

著 者:ディズニー・インスティチュート 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年5月
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2012年7月号掲載

勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

今日、日本の製造業は危機的な状況にある。なぜ、こんなことになったのか。ものづくりの世界を熟知する2人の著者は、苦境の根本的な原因は、技術力ではなく、グローバル化に対応するための「戦略」の欠如にあるという。いいものを作るだけでは、もはや通用しない。こうした日本の製造業を取り巻く現実、問題点を明らかにした上で、日本企業復活の道筋を示す。

著 者:畑村洋太郎、吉川良三 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:2012年4月
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2012年6月号掲載

日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業

最近倒産したコダックを尻目に、業績を伸ばす富士フイルム。あるいは、後追い企業を振り払い、世界に飛躍するファーストリテイリング…。グローバル競争が激化する中、企業の勝ち負けがはっきりつく時代になった。では、今日の勝ち組に共通する特質は何か? マッキンゼーで経営変革に取り組み、一橋大学で教鞭をとる著者が、その新たな成長戦略を解き明かす。

著 者:名和高司 出版社:PHP研究所 発行日:2012年4月
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2012年6月号掲載

「解」は己の中にあり 「ブラザー小池利和」の経営哲学60

老舗ミシンメーカーからグローバルな情報機器メーカーへ。現在、売上高の約7割をプリンター等の情報機器事業が稼ぐブラザー工業の業績は好調そのもの。この“変身”の立役者、小池利和社長の経営哲学を紹介する。「綿密な調査よりも試作品の投入」「『選択と集中』で発想を狭めない」等々、変化を重視する氏の考えは、組織の生き残りを考える上で参考になる。

著 者:高井尚之 出版社:講談社 発行日:2012年3月
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2012年5月号掲載

雇用創造革命 ひきこもりも知的障がいも戦力にする執念の経営

著者の渡邉氏が経営する(株)アイエスエフネットは、障がい者、引きこもりなどの「就労弱者」の雇用に積極的に取り組む。2010年には、20年までに1000名の障がい者を雇用すると宣言した。「事業を通して社会に役立って初めて経営者として一人前」。このように語る氏が、自社の取り組みを紹介しつつ、社会のあるべき姿、企業の責任など、その思いを綴る。

著 者:渡邉幸義 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2012年3月
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2012年3月号掲載

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

著者の原田泳幸氏は、2004年、アップル社の日本法人の社長から日本マクドナルドのCEOに転じ、低迷する同社を徹底した改革でV字成長に導いた。本書は、その7年間の経営改革について語ったもの。「コストを減らすとは、投資をすること」「コモディティかつ独自性のある商品が成功する」等々、改革の根幹にある著者のビジネス理念もたっぷりと披露される。

著 者:原田泳幸 出版社:朝日新聞出版 発行日:2011年12月
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2012年3月号掲載

最高のサービスを実現するリーダーシップ リッツ・カールトンの流儀

ザ・リッツ・カールトン・ホテル、ブルガリ・ホテル…。日本をはじめ世界70カ国で、3500以上の高級ホテルを擁するマリオット・インターナショナルは、創業から83年間、「人が第一」を基本理念として掲げる。この理念の下、自ら世界中を飛び回って様々な人に会い、同社の海外展開を推進してきた著者が、その中で培ってきたリーダーシップについて語る。

著 者:エドウィン・D・フラー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年1月
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