2013年12月号掲載

言える化

マネジメント企業・業界事例マーケティング
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著者紹介

概要

国民的アイスキャンディ「ガリガリ君」で知られる赤城乳業は、世間や業界の常識を否定して、新機軸を打ち出すのが得意だ。業績は好調で、この10年で売上高をほぼ倍増させた。その背景にあるのが「言える化」だ。年齢・役職に関係なく何でも言える環境を作ることで、社員が生き生きと働き、業績を伸ばす。そんな「ワクワクする会社」のありようを紹介する。

要約

躍動する若者たち

 日本で一番売れているアイスキャンディ「ガリガリ君」で知られる赤城乳業。

 業績は好調で、2012年の売上高は353億円。低迷が続く日本市場で、6年連続増収を達成した。

 売れているのは「ガリガリ君」だけではない。「ドルチェTime」「濃厚旨ミルク」など話題性の高いヒット商品も連発している。

 そんな同社には、多くの日本企業が忘れてしまったいくつもの大切なことや、強くて楽しい会社になるためのヒントが詰まっている。

「コンポタ」を大ヒットさせた20代コンビ

 発売3日にして販売休止となったアイスがある。2012年に販売を開始した「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」だ。通称「コンポタ」。

 アイスとコーンポタージュという予想外の組み合わせが大受けし、販売予測を大幅に上回り、商品供給が間に合わなくなってしまったのだ。

 この異色のサプライズ商品を生み出したのは、20代の若い2人組だった。

 入社3年目の岡本秀幸と、5年目の岡村哲平。この若きペアが、突っ走り、若い感性を活かしたヒット商品づくりに成功したのだ。

 赤城乳業では岡本、岡村コンビのような若手社員の活躍をいくらでも見つけることができる。一般の企業なら、まだ見習い気分が抜けない入社数年目の社員が、大きな仕事をしでかしている。

 例えば、開発部の影山泰大は、入社後、いきなり「ガリガリ君」の担当を命じられた。まだ右も左もわからない新入社員に会社の屋台骨の商品を任せるところが、赤城乳業という会社の真骨頂だ。

温もりのある「放置プレイ」

 赤城乳業では1人1人の裁量権がとても大きい。前述のように、たとえ新入社員であろうが、まとまった大きな仕事をいきなり任される。

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