更新日:2021.7.20
BEST 10
オールタイムベスト10 経営

1999年7月号掲載

ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

時の試練を乗り越えてきた、真に卓越した企業を、著者は「ビジョナリー・カンパニー」と命名する。そうした企業の中から3M、ウォルマート、ウォルト・ディズニーなど18社を選び、競合企業とどこに違いがあるのかを分析した。企業が永続する上で最も大切なもの。それは、カリスマ的な指導者や優れた製品アイデアなどではなく、「基本理念」であることが、徹底的な調査を基に解き明かされる。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス 出版社:日経BP社 発行日:1995年9月

2002年2月号掲載

ビジョナリー カンパニー② 飛躍の法則

単に「良い(good)企業」と「偉大な(great)企業」はどこが違うのか。そして偉大な企業へと飛躍するために、企業は何をすればよいのか?…。本書は実際に飛躍を遂げた11社を徹底調査し、その要因、すなわち「飛躍の法則」を明らかにする。それは意外とシンプルな6項目からなっており、企業の飛躍に秘策はないことがよくわかる。

著 者:ジェームズ・C・コリンズ 出版社:日経BP社 発行日:2001年12月

2006年1月号掲載

現代の経営[上・下]

“マネジメントの父”と称されるピーター・F・ドラッカーは、96年の生涯において、約50冊の著作を残している。その中でも、本書『現代の経営』は、氏の経営書の三大古典の1つに数えられる、総合的経営書である。原著は1954年、ドラッカーが44歳の時に著されたものだが、その内容は今もなお色褪せない。企業経営における原理原則と、その全容を見渡す上で必須の1冊であると言える。

著 者:P・F・ドラッカー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2006年11月

2002年3月号掲載

マネジメント【エッセンシャル版】

本書は、ドラッカー経営学のエッセンスを1冊にまとめたもの。1973年に書かれた名著『マネジメント』から重要部分を抽出しているが、改めて読み直してみると、その新鮮さに驚く。「基本と原則に反するものは、例外なく破綻する」―― 多くの企業の破綻原因を見ると、このドラッカーの言葉がいかに正しいかがよくわかる。

著 者:P・F・ドラッカー、上田惇生(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2001年12月

2002年9月号掲載

企業変革力

なぜ、大規模な企業変革は成功しないのか? ―― 本書は企業変革の多数の失敗事例を分析し、そこから導き出された「8段階の変革プロセス」を、論理的かつ明確に解説する。グローバルな競争に勝つには持続的な改善に加え、大規模な変革が必要だが、そのための「バイブル」ともなりそうな1冊。300頁を超える大著だが、苦労して読むだけの価値はある。

著 者:ジョン・P・コッター 出版社:日経BP社 発行日:2002年4月

2021年7月号掲載

パーパス経営

今後、世界を動かすのは「カネ」ではない。「志(パーパス)」である ―― 。資本主義が綻びを見せる中、近年、ESG(環境・社会・統治)やSDGs(持続可能な開発目標)が注目されている。だが、これらは経営戦略としては不十分だと指摘。高い志に基づく「志本主義」と、21世紀型の成長を実現する「新SDGs」の考え方を説く。

著 者:名和高司 出版社:東洋経済新報社 発行日:2021年5月

2010年3月号掲載

経営の教科書

著者は、ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめ、業種の異なる3社で社長を務めた新将命氏。氏は「業種業界に関係なく、企業経営の根幹の80%は、ほとんどどの会社も同じ」だと言う。そして、厳しい経営環境の今こそ“根幹”、すなわち原理原則を再確認することが重要だと指摘。半世紀近い自身のビジネス経験に基づく、30の「経営の原理原則」を披露する。

著 者:新 将命 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年12月

2004年2月号掲載

戦略「脳」を鍛える

“ポーター”を読んだだけでは勝てる戦略は作れない! ── こんな挑発的な言葉が本書の帯に書かれている。では、どうすれば勝てる戦略を立案できるのか? 本書の答えは、「戦略の知識に加えて、プラスアルファの能力“インサイト”が必要」というもの。ボストン・コンサルティング・グループが持つノウハウの中核部分が初めて明かされる!

著 者:御立尚資 出版社:東洋経済新報社 発行日:2003年11月

2017年6月号掲載

経営戦略を問いなおす

経営戦略の教科書は数多い。しかし、どれも内容は理解できても、いざ応用となると難しい。本書は、この「じゃあ、どうする?」に軸足を置き、経営戦略を問いなおすもの。戦略の核心となる要素、経営者の戦略への向き合い方、人材と戦略の関係…。現場の厳しい現実を見続ける中でわかったことを記した、実践的戦略論である。

著 者:三品和広 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2006年9月

2015年7月号掲載

HARD THINGS

「HARD THINGS」とは、困難のこと。著者は、今はシリコンバレーの著名投資家だが、かつてはIT企業の立ち上げ後にITバブルが崩壊、資金がショートし、最大顧客が倒産するなど、辛酸をなめ尽くした。この壮絶な困難の中で得た教訓を伝える。まさに絶体絶命の窮地を脱した人物が語るアドバイスは、IT企業のみならず、あらゆる業種、組織の人の参考になるだろう。

著 者:ベン・ホロウィッツ 出版社:日経BP社 発行日:2015年4月

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