ビジョナリー カンパニー② 飛躍の法則

Original Title :GOOD TO GREAT

マネジメント企業戦略・戦略論
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著者紹介

概要

単に「良い(good)企業」と「偉大な(great)企業」はどこが違うのか。そして偉大な企業へと飛躍するために、企業は何をすればよいのか?…。本書は実際に飛躍を遂げた11社を徹底調査し、その要因、すなわち「飛躍の法則」を明らかにする。それは意外とシンプルな6項目からなっており、企業の飛躍に秘策はないことがよくわかる。

要約

「偉大な企業」への6つの道

 「そこそこ良い実績」から「偉大な実績」への飛躍を遂げ、その実績を少なくとも15年間にわたって維持し続けている ―― 。

 そんな企業を、1965年から95年までに『フォーチュン』誌の「アメリカ大企業500社」に登場した企業から選ぶと、11社あった。

 これら飛躍した企業とそうでない企業を比較すると、次の6つの点で大きな違いがあった。

①「第5水準のリーダーシップ」

 「偉大な企業」に飛躍した企業には、飛躍できなかった企業とは異なるリーダーが存在した。

 例えば、製紙会社、キンバリー・クラークのダーウィン・E・スミスがそうだ。1971年、CEOに選任され、以後20年にわたってCEOを務めたスミスは、その間に、同社を消費者向け紙製品で世界最強の企業に変身させた。

 だが、それほどの成功を収めたにもかかわらず、スミスについて知る者はほとんどいない。

 大物ぶるところが全くなく、現場の人間と話すのが好きで、休暇には自分の農場でショベルカーを運転したりする。強烈な個性を持ち、マスコミで取り上げられるような経営者とは異なる。

 だが、彼をおとなしいとか軟弱だとか考えたとすれば間違いだ。すさまじいばかりの不屈の精神で、同社の再編に取り組んでいる。

 例えば、スミスはCEOになってすぐ、中核事業であるコート紙の製造販売では凡庸な企業にしかならないと結論づけた。

 そして、あえて競争が熾烈な消費者向け紙製品市場に進出することを決めた彼は、製紙工場を売却し、売却代金を全て消費者向け事業に振り向け、紙おむつのハギーズ、ティッシュのクリネックスなどのブランドに投資した。

 経済紙はこの動きを馬鹿げていると批判した。なぜならP&Gなど、世界有数の競争力を持つ企業と競合することになるからだ。

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