新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2002年5月号掲載
大英帝国、ローマ、そして日本 ―― 歴史上、外敵の侵入で滅んだ国はない。衰退はその国の「内なる原因」によってもたらされる。そう主張する著者が、歴史の教訓から「文明衰退の理」を導き出す。そしてそれをもとに、バブル崩壊以降、衰退の兆候を見せている日本の再生の可能性について、考察する。そのカギは日本的価値観にある。
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2001年11月号掲載
十年一日のごとく「改革」が論じられるも、前に進まない日本の政治。一方、日本人の間には「人に迷惑をかけなければ何をしてもいい」という履き違えた自由が蔓延し、若者のモラルの崩壊も見られる。日本は、こうした危機をどう克服していけばよいのか? 政治学者・中西輝政氏が、日本の「内なる敵」、戦後民主主義の弊害を論じつつ、日本再生への道を説く。
2001年6月号掲載
世界各地にある日本大使館。一般にあまり知られることがない、その実態を、大使館に約9年勤務していた元外務省医務官が詳細にリポートした。新聞やテレビに頼った現地情報の収集、仕事より外務省とのパイプ作りを目的に送られてくる出向者、高額の無税所得や2カ月もの長期休暇…。驚くべき大使館の仕事ぶり、暮らしぶりが明かされる。
2001年4月号掲載
毎日180点もの新刊が並ぶのに、本が売れない。魅力ある書店はなくなり、読みたい本ほど手に入らない。そして相次ぐ出版社の倒産と書店の閉店――。こうした、「本」を取り巻く危機的状況を描いた、ノンフィクション作家・佐野眞一氏の渾身のルポルタージュ。書店、流通、版元、編集者等々への幅広い取材を基に、本をめぐる世界の危機が浮き彫りにされる。
2000年2月号掲載
言わずと知れた、近代政治学の古典である。「マキアヴェリズム」(権謀術数主義)の語源となった著者は、ルネサンス末期のイタリアの人。共和政のフィレンツェ市政府の書記官として外交・軍事面で活躍したが、共和政の崩壊に伴い、職を追われた。『君主論』では、その実体験を生かして、政治の現実を踏まえた統治術、人間操縦術を詳しく説いている。
2000年1月号掲載
21世紀は、「富が人間の価値を決める唯一の基準」となる。国家も企業も個人も、競って経済力を身につけ、「富のピラミッド」を築こうとする。では、グローバルな資本主義世界で富を得るためには、何が必要か。その競争に勝ち抜くための知恵を、MIT(マサチューセッツ工科大学)のレスター・サロー教授が説く。
1999年11月号掲載
1969年刊の同名書の新版。かつてドラッカー教授が指摘した、社会の根源的な変化、すなわち「断絶」の進行は、今日、現実のものとなった。情報化の進展しかり、グローバル経済の出現しかり、知識社会の興隆しかり。その慧眼には、ただ驚くばかりだ。ちなみに英国のサッチャー元首相は、民営化の考えを本書に学び、国営事業の数々を民営化していったという。
1999年6月号掲載
「21世紀のマネジメント革命」が副題。「これから起こる変化は、19世紀半ばの第2次産業革命や、大恐慌や、第2次大戦後の構造変化よりも急激である」という著者が、21世紀のマネジメントを見通す。破局的な少子化等、今後の経営で前提とすべき変化を挙げ、具体的になすべきことを提示。これからは労働者が自らをマネジメントする必要があると説く。
1996年3月号掲載
スイスの哲学者、法学者、カール・ヒルティによる幸福論。原著は3巻から成り、第1巻は1891年に出版された。これが非常な好評を博して、第2巻以下が世に出るに至ったという。彼が熱心に読み、感化された書物が「聖書」ということもあって、本書では、キリスト教的信仰に立った幸福論が説かれる。豊かな見識と不動の信念に基づく、人生論の古典である。
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