新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2022年3月号掲載
記憶力や集中力の低下、不安や抑うつ、認知症…。今日、「脳」の問題に悩む人は多い。だが、心配は無用。あなたの脳の健康は、何歳になっても改善できる。しかも、手軽に。食事、運動、考え方など、生活習慣をちょっと変えるだけで、大きな効果が得られる! そのノウハウの数々を、全米トップクラスの脳研究者が伝授する。
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2022年2月号掲載
今回のコロナ禍で、日本は医療崩壊の危機に直面した。療養先が見つからない「医療難民」が溢れ、入院待機中に自宅で亡くなるコロナ患者も続出した。世界屈指の医療提供体制を誇るこの国で、なぜ? 病院間の不連携、政府のガバナンス不足…。医療体制の問題点を分析し、危機を招いた“真犯人”(原因)を明らかにする。
2021年12月号掲載
「私は無力だ」「私は独りきり」「私は愛される価値がない」 ―― 。そう信じ込むと、人間関係に苦しみ、人生がつらくなる。なぜそう考えるのか? そこを抜け出すには? 解決のカギは、子ども時代の自分にある! 自分の「内なる子ども」と向き合い、思考や行動のパターンをリセットする方法を、ドイツ屈指の心理学者が示す。
2021年9月号掲載
著者いわく、21世紀は「孤独の世紀」。世界中の人々が孤独を感じ、深刻な問題が生じているという。拍車をかけたのがコロナ禍だ。コンタクトレス化が進む買い物、スマホ中心の人との交流、リモートでの仕事…。身の回りには、孤独の原因があふれている。それらがもたらす“孤独危機”の実態と、その向き合い方を解説する。
十分休んだのに疲れが抜けない…。その原因は身体ではなく、脳にあるのかもしれない。チャットをしながら食事するなど“マルチタスク”だらけの日常を送ったり、ネガティブな感情を持ったりすると、「脳の疲れ」がたまりやすいのだ。精神科医で禅僧の著者が、そんな現代人ならではの疲れのメカニズムを説き、対処法を指南する。
2021年8月号掲載
「不幸でない」ことと「幸福である」ことは違う。では、何が幸福をもたらすのか? それを探り、幸福な状態へと導くのが、“ポジティブ心理学”。20世紀末に生まれた、実践的な心の学問だ。この新しい学問の概要、個人・社会への活用法を、政治学者が解説。自分の人生を充実させ、より良い社会のあり方を考えるヒントを示す。
2021年7月号掲載
サイコパス(精神病質者)―― 。良心がなく、極端に自己中心的。平気で社会の規範を犯し、思うままに人を操る。恐ろしいことに、そうした異常人格者の多くは我々の身近に潜んでいる。いったい彼らは何者なのか。米国の心理学者が、多数の実例をひきつつその特性や行動を詳述。サイコパスの本質に迫った精神分析の書である。
2021年6月号掲載
2019年末に姿を現し、今も猛威を振るい続ける新型コロナウイルス。当初は未知の存在だったが、徐々に実態が見えてきた。本書では、早期から新型コロナ関連の情報を発信してきた著者が、膨大な資料を基に感染症の基礎知識や研究開発の状況などを解説、その正体に迫る。2020年末時点での新型コロナ解析の集大成である。
2021年4月号掲載
近年、医学界で「オートファジー」が注目されている。これは、人の細胞に備わった、不要物を除去・再利用する機能のこと。健康長寿のカギといえるが、現代人のそれは、多くが眠ったまま! いかにしてオートファジーの「スイッチ」をオンにし、病気や不調を跳ね返すか。その方法を、長年、健康長寿を探究してきた著者が語る。
人の能力や資質は、努力によって伸ばせるのか。それとも、どうにも変えようのないものなのか。本書は、その人がどちらの説を信じるか、心の持ちようによって変わるという。つまり、可能性を発揮できるか否かは「マインドセット」次第 ―― 。心理学の世界的権威が心のあり方の大切さを科学的に説いた、世界的ベストセラー。
2021年3月号掲載
平気で嘘をつき、他人を傷つけ人生を破壊する。そんな良心をもたない人たち ―― 「ソシオパス」は、職場や家庭、ネット上など私たちの身近にひそんでいる。しかも、その正体を見抜くのは難しい。こう警鐘を鳴らす臨床心理学者が、豊富な実例をあげてソシオパスの特徴を明らかにし、彼らの支配から身を守る術を具体的に説く。
睡眠研究に携わる科学者たちは、口を揃えて言う。「絶対寝た方がいい」と。彼らがそう唱える理由を、睡眠学の最新の知見をもとに明らかにした。体内時計の形成、認知症予防、免疫システムに与える影響など、睡眠について今わかっている事実の数々が集約されている。質の良い眠りがいかに大切か、改めて気づかせてくれる1冊。
2021年2月号掲載
今、大人は1日4時間、10代の若者は4~5時間をスマホに費やす。だが、スティーブ・ジョブズはじめIT企業のトップには、わが子にデジタル・デバイスを与えない人が少なくない。それらが脳に与える影響を、彼らは見抜いているのだ。依存、学力低下、孤独感…。精神科医がスマホの弊害を明らかにし、デジタル社会に警鐘を鳴らす。
2020年12月号掲載
「人間が病気で簡単に死なない時代」は、すぐそこまで来ている ―― 。医学、社会学、経済学など様々な観点から未来の医療を研究する“医療未来学者”の著者はそう語る。がんや糖尿病が治癒可能になるのはいつ頃か? AI診察の実力は? 先端的な情報を交えつつ、医療と病気、健康にまつわる未来予想図を俯瞰的に描いた1冊。
2020年11月号掲載
人生の晩年を、老いからくる病気や身体の不自由に苦しみながら過ごす人は多い。だが、遺伝学の世界的権威である著者によれば、老化という「病」は治療可能である。しかも、その実現は近いというのだ。本書では、最先端の研究成果をもとに、老化のメカニズムや「長寿遺伝子」の存在を解明し、老いなき世界の姿を描きだす。
2020年9月号掲載
日本人は自らに厳しい。物事がうまくいかないと、つい自分を責めてしまう。しかし、穏やかに日々を過ごすには、厳しさではなく、「やさしさ」が必要。本書では、自分を思いやるための方法、「セルフ・コンパッション」を紹介。自分の気持ちや考えをやさしく受け入れ、自己と他者の共通性に気づくことで、幸福感を高める手法だ。
2020年7月号掲載
今日、多額の無駄な費用が、日本の社会保障財政を圧迫している。市販で買える薬を病院で処方してもらう、病院は入院期間を必要以上に伸ばす…。医療や介護の現場では、こうした無駄が放置されているのだ。本書は、膨大なデータの独自分析によって、社会保障の構造問題に切り込むとともに、財政危機を避ける方策を探る。
「体を動かすこと」は、健康によいだけではない。不安や孤独感を和らげ、喜びを与えてくれるなど、運動することで、人生が充実したものとなる! スタンフォード大学の健康心理学者が、太古の人々から受け継がれてきた「運動と幸福」のメカニズムを解明。運動がもたらす心理的・社会的な効果を説き、その重要性を訴える。
2020年6月号掲載
所得格差が大きな社会は、格差の小さな社会よりも、健康や社会の問題に苦しむ人が多い。金持ちでも幸せになれない ―― 。英国の格差研究の第一人者たちによる渾身の研究である。不平等が人の心をいかに蝕んでいくのか、そして、誰もが幸せになれる社会にどう移行するか。多くの文献とデータを駆使して分析し、提言する。
2020年5月号掲載
“人生100年時代”の今日、高齢者にとり「最強の資産」は健康な脳だ。では、加齢による衰えを防ぎ、明晰な思考を保つには何をすべきか? 「ジェロサイエンス(老化の科学)」の研究成果を基に、お勧めの方策を語る。ダンスをする、瞑想する、昔を懐かしむ…。こうしたことに取り組めば、脳が若返り、人生が楽しくなる!
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