2012年1月号掲載
「赤字」の海と「利益」の小島 事業の4割は不採算なのに改善しないワケ
「赤字の海の中に、利益の小島がいくつか頭を出している」。これが大半の企業の実態だと著者は言う。つまり、ほとんどの企業では、黒字の事業は2、3割しかなく、この黒字事業の利益が、4割もある不採算事業の赤字の穴埋めに使われている、と。こうした現状を、いかにして改善すべきか。本書は、既存事業からもっと利益を引き出すための具体策を提示する。
著 者:ジョナサン・L・S・バーンズ
出版社:日本経済新聞出版社
発行日:2011年10月