企業変革力

なぜ、大規模な企業変革は成功しないのか? ―― 本書は企業変革の多数の失敗事例を分析し、そこから導き出された「8段階の変革プロセス」を、論理的かつ明確に解説する。グローバルな競争に勝つには持続的な改善に加え、大規模な変革が必要だが、そのための「バイブル」ともなりそうな1冊。300頁を超える大著だが、苦労して読むだけの価値はある。

著 者:ジョン・P・コッター 出版社:日経BP社 発行日:2002年4月

ウォー・フォー・タレント

経営コンサルティング会社のマッキンゼーが導き出した「人材獲得・育成競争に勝つための法則」を紹介。米主要企業の綿密な調査・研究から、特に経営に大きな影響を与えるマネジメント層の人材強化法がまとめられている。工業社会から情報社会への移行とともに、「人材育成競争(ウォー・フォー・タレント)」が雌雄を決すると主張する。

著 者:エド・マイケルズ、ヘレン・ハンドフィールド-ジョーンズ、ベス・アクセルロッド、マッキンゼー・アンド・カンパニー(監訳) 出版社:翔泳社 発行日:2002年5月

成果主義は怖くない

成果主義――。日本企業において急速に拡大しているこの人事制度は、ビジネスパーソンにとっていいことなのか、悪いことなのか。本書では、キャリア開発の第一人者が、成果主義にまつわる様々な誤解や問題点を取り上げ、成果主義の本質を浮き彫りにする。併せて、成果主義に振り回されずに、幸せなキャリアを構築していくための考え方を提示する。

著 者:高橋俊介 出版社:プレジデント社 発行日:2002年3月

キャリアショック

従来のキャリアデザインの考え方は、将来的な目標を明確にし、そこに向けてキャリアアップを図るというものだった。だが著者は、この考えが成り立たなくなろうとしていると指摘。予期せぬ環境変化により、キャリアの将来像が一気に崩壊する「キャリアショック」の時代が到来していると警鐘を鳴らすとともに、この時代を自分の力で生き抜く方法を説く。

著 者:高橋俊介 出版社:東洋経済新報社 発行日:2000年12月

創発型ミドルの時代

今後、企業は「複雑系」としての性質を強めていくことを予見し、そうした時代の新しいマネジメントを論じた『複雑系の経営』。その著者・田坂広志氏が、中間管理職に向けて発想の転換を問う1冊。企業が複雑系としての性質を強めていくと、「創発」や「自己組織化」というプロセスが重要になる。このプロセスを重視したマネジメント・スタイルへの転換を説く。

著 者:田坂広志 出版社:日本経済新聞社 発行日:1997年7月