2014年7月号掲載

なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか

責任回避、先送り、前例踏襲。言われたことだけやり、余計なことは言わない。官僚組織などに見られるこうした事象は、従来の状態を正しいと思い込む心理状態「マインドセット」に起因する。通常、当人はそれが問題だと思わないから厄介だ。マッキンゼー出身で、郵政改革などに関わった著者が、組織を蝕むこのマインドセットについて明らかにし、脱却法を示す。

著 者:宇田左近、黒川 清(解説) 出版社:PHP研究所 発行日:2014年5月
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2014年6月号掲載

独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門

権力、独裁というと、悪いイメージがつきまとう。だが、変化の激しい今日、コンセンサスを重視しすぎる組織では生き残れない。リーダーには、権力を掌握し、組織の戦力をフル動員する力、「独裁力」が必要だと著者はいう。良い悪いというフレームではなく、目的のため、ニュートラルに考え権力を使う。その大切さを説き、独裁力を発揮するための方法を伝授する。

著 者:木谷哲夫 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発行日:2014年4月
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2014年5月号掲載

できる課長がやっている52の行動 行動科学を使った「いい職場」のつくり方

部下が自発的に動き、高い業績を残せる職場 ―― 。上司なら誰もが望む、「いい職場」のつくり方を伝授。カギは金銭ではなく、成長の実感、快適さなど「非金銭的報酬」だ。部下は風通しのいい職場で、わかりやすく仕事を教えてもらい、自分なりに成長したいと思っている。それに応えることで、彼らは素晴らしい働きをするとし、必要なメソッドの数々を紹介する。

著 者:石田 淳 出版社:朝日新聞出版 発行日:2014年2月
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2014年5月号掲載

会社と上司のせいで燃え尽きない10の方法 「バリバリな人」ほど失いやすい生き方のバランス

「燃え尽き症候群(バーンアウト)」という言葉をご存知だろうか。実現不可能な期待を自分に課し、頑張りすぎて疲れ果てる、というものだが、この概念の提唱者が、著者のフロイデンバーガー博士だ。いつも疲れている、猛烈に働いているのに成果が上がらない、イライラがひどい。本書では、こんな諸症状を吹き飛ばし、人生を楽しむためのノウハウを伝える。

著 者:ハーバート・フロイデンバーガー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2014年2月
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2014年3月号掲載

ビッグの終焉 ラディカル・コネクティビティがもたらす社会の未来

インターネットや携帯端末などがもたらした「ラディカル・コネクティビティ」(革命的なつながりやすさ)が今、政治、ビジネス、文化を一変させている。例えば、ブロガーが大手既成メディアを窮地に追い込んだり、ウェブを使った個人ビジネスが大企業を脅かしたり…。この新しい力が持つ豊かな可能性、そして迫り来る大組織の崩壊という未来社会を描く。

著 者:ニコ・メレ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2014年2月
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2013年12月号掲載

トヨタの育て方

トヨタ流の人づくり、強い現場づくりを支援するコンサルティング会社、(株)OJTソリューションズ。そのトレーナー ―― トヨタに40年以上在籍したベテラン技術者たちが、問題解決や改善を通じて社員を育てる、トヨタのメソッドを紹介する。「人を責めるな。しくみを責めろ」等々、強い会社に必須の、“考える人材”を育てる上でのヒントが詰まった1冊。

著 者:(株)OJTソリューションズ 出版社:中経出版 発行日:2013年9月
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2013年11月号掲載

部下を育てる リーダーのレトリック

著者は、早稲田大学ラグビー蹴球部監督として、2007年度から2年連続で全国大学選手権を制覇した中竹竜二氏。監督時代、どうすれば1人1人の選手がより成長できるのか考え、それを心に届く言葉にして伝えることで、選手が育ち、チームを優勝に導けたという。そんな氏が、部下を成長させ、高い成果を上げる組織を作るための「レトリック」の数々を披露する。

著 者:中竹竜二 出版社:日経BP社 発行日:2013年8月
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2013年8月号掲載

戦略を、実行できる組織、実行できない組織。

リーダー共通の悩み。それは、戦略を“実行”することの難しさだ。戦略が明確で、リーダーが推し進めても、達成は容易ではない。なぜか。最大の原因は「日常業務」だ。日々の業務が忙しいため、新たな戦略にメンバーの目が向かない。本書は、日常業務という、この手ごわい敵と付き合いつつ戦略を実行するための原則、「実行の4つの規律」について解説する。

著 者:クリス・マチェズニー、ショーン・コヴィー、ジム・ヒューリング 出版社:キングベアー出版 発行日:2013年5月
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2013年8月号掲載

「一緒に仕事できて良かった!」と部下が喜んで働くチームをつくる52の方法

優れたチームをつくり、好業績を導き出すためのカギとは? 世界規模の調査会社が行った、高業績企業25社(社員数30万3000人)の分析結果によれば、答えは「企業文化」。魅力的で収益力の高い職場をつくるには、社員に心から支持される“強力な企業文化”が欠かせない。それをどう築けばよいか、有名企業の各種事例を紹介しつつ、ノウハウを明かす。

著 者:エイドリアン・ゴスティック、チェスター・エルトン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年5月
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2013年6月号掲載

会社の老化は止められない 未来を開くための組織不可逆論

人間と同様、会社は生まれた時から老化の一途をたどり、若返ることはない。老化が始まると、定例会議やルールが増える。手段の目的化が進む。ルーチンワークがクリエイティブワークを駆逐する。絶望的ともいえる組織の老化現象。これを乗り越える道はあるのか? 長年にわたる会社の観察結果を基に、会社が持つ様々な不可逆性を説明し、老化への対処法を示す。

著 者:細谷 功 出版社:亜紀書房 発行日:2013年4月
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2013年6月号掲載

ザ・ホスピタリティ 「おもてなし」「思いやり」から経営へ

「ホスピタリティ」は、単なる“おもてなしの心”にあらず。著者によれば、互いの立場の違いを認め、相互発展を遂げるのが本来の概念で、様々な業種・業界に適用可能だ。成果主義の導入などで職場がギスギスしがちな昨今、健全な職場環境をつくる上で欠かせない概念といえる。本書では、ホスピタリティの正しい考え方、経営への活かし方を、事例を交え紹介する。

著 者:中根 貢 出版社:産業能率大学出版部 発行日:2013年2月
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2013年5月号掲載

MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み リーダーはたった3つの武器があればいい

チームのやる気を引き出し、最高のパフォーマンスを発揮させるためのカギ。それは上司が“鬼”になることでも、“仏”になることでもないと言う著者が、人・組織を動かすための方法、「マネジメントコントロール」を伝授する。人を動かす力を科学的に解明し構築された、欧米のMBAではポピュラーなこの手法は、部下の指導に悩む全てのリーダーの参考になるだろう。

著 者:若林計志 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2013年3月
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2013年4月号掲載

社員もパートもみずから動き出す 「心の報酬」の与え方

スーパーマーケットの主婦パートから、3年で店長となり、来客数・売上を3倍にした著者が、働く喜びを軸にした人材育成術を伝授。離職率を下げ、チームワークを高め、業績を上げるカギは金銭的な報酬にあらず。役立ち感、成長感などをもたらす「心の報酬」こそが従業員のやる気を高めるとし、その具体的な内容、与え方を、自らの経験を基にわかりやすく説く。

著 者:中 昌子 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2013年2月
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2013年4月号掲載

上司が「鬼」とならねば、組織は動かず 強い組織、強い会社を作る、指導力と統率力

かつて日本には、どの会社にも「鬼の上司」がいた。彼らは自ら先頭に立って働き、部下を厳しく育てた。そして部下は猛烈社員となり、日本は奇跡の復興を遂げた。しかし不況の今、鬼は消え、優しい上司が指導者の鑑に ―― 。こうした現状を嘆き、“鬼の復権”を訴えた1冊。強い組織を作る上で、鬼の上司がいかに大切かが、わかりやすい例を挙げて説かれる。

著 者:染谷和巳 出版社:プレジデント社 発行日:2001年9月
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2013年3月号掲載

「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

報告したはずなのに、あるいは任せると言われたのに、「聞いてない!」「知らない!」と言って上司が怒りだし、戸惑ってしまう…。こんな経験をした人は少なくないのでは。「俺は聞いてない!」。本書は、突然、こうした言葉を発する上司の心理を解剖し、その背後にある日本人ならではの曖昧なコミュニケーションの問題や、日本の組織が抱える問題に斬り込む。

著 者:榎本博明 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2012年12月
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2013年2月号掲載

No.2 理論 最も大切な成功法則

会社経営では、「ナンバー2」が成功のカギを握っている ―― 。30年以上にわたり会社経営をアドバイスしてきた著者が、自らの経験を基に導き出した、No.1を目指すための「No.2理論」を伝授。トップの指示を受け、実際に会社を動かすナンバー2が組織の要であることを示し、どういうナンバー2が優秀なのか、どんな人間をナンバー2にすればよいかを説く。

著 者:西田文郎 出版社:現代書林 発行日:2012年11月
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2013年2月号掲載

学習する組織 システム思考で未来を創造する

新たなマネジメントの形を示した、P・M・センゲの名著の増補改訂・完訳版。ビジネスが複雑になった今日、経営者1人が組織のために学習し、戦略を考え、他の人全てをその命令に従わせるようなやり方はもう通用しない。組織としての「学習能力」が欠かせない。このように述べ、環境変化に適応し、学習し、進化し続ける組織を築くための考え方と手法を提示する。

著 者:ピーター・M・センゲ 出版社:英治出版 発行日:2011年6月
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2013年1月号掲載

ザ・アドバンテージ なぜあの会社はブレないのか?

「賢明な組織」と「健全な組織」。どちらが成果を上げられるか? 本書の答えは後者。健全な組織は、社内政治や混乱が最小限で、勤労意欲や生産性が高く、優秀な社員の離職率が低く、最終的に優位に立つ。こう指摘し、健全な組織になる上で必要な4つのプロセス ―― 経営陣の団結力、組織の透明性創出、透明性の浸透、透明性の向上を、詳しく解説する。

著 者:パトリック・レンシオーニ 出版社:翔泳社 発行日:2012年10月
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2012年11月号掲載

新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?

新幹線の車両清掃を行う鉄道整備株式会社、通称「テッセイ」が、今注目を集めている。手際よく清掃する、プロの技だけではない。礼儀正しさや乗客への気配り、四季を感じられるよう夏は浴衣姿で接客するなど、数々の心遣いが乗客を感動させている。「お掃除の天使たち」。こう呼ばれる、輝きに満ちたスタッフはいかにして誕生したか、本書はその取り組みを追う。

著 者:遠藤 功 出版社:あさ出版 発行日:2012年8月
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2012年10月号掲載

ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる

上司への「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」は禁止。残業も原則禁止で、休暇は年間140日。それでいて、1965年の創業以来47年間赤字なしという未来工業の創業者が、同社の成功の秘訣を語った。製品開発の権限や責任は担当者に与える、ヒット製品でも毎年何らかの改善を行う、等々の事例を挙げつつ、全社員が実践する「常に考える」仕事術を披露する。

著 者:山田昭男 出版社:東洋経済新報社 発行日:2012年8月
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