2012年2月号掲載

ユダヤ人国際弁護士が斬る! だから損する日本人

日本では当たり前かもしれないが、国際的に見ればおかしい。そんな日本人ならではの問題点を、ユダヤ教に改宗しユダヤ人となった国際弁護士、石角完爾氏がズバリと指摘。「すぐに諦めてしまう」「『普通はそうしない』とずるい理屈をこねる」…。欧米人からバカにされ、国際的な場で損をすることになる日本人の特徴を、世界の常識と対比しつつ浮き彫りにする。

著 者:石角完爾 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2011年12月
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2011年11月号掲載

心がスーッと晴れる一日禅語

仕事や家庭、あるいは人間関係の問題など、人生に悩みは付き物だ。また、もっと自分らしく生きたい、安らかに生きたいと誰もが願う。そんな私たちに、貴重な気づきを与えてくれるのが「禅語」だ。この短い言葉には、明日をより良く生きるための知恵が凝縮されている。いわば“人生の特効薬”。そう呼べる禅語の数々を、コンパクトかつわかりやすく解説する。

著 者:境野勝悟 出版社:三笠書房(知的生きかた文庫) 発行日:2011年8月
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2011年11月号掲載

リーダーのための中国古典

『論語』をはじめとする中国古典には、人間の営みに関する様々な知恵が説かれている。本書では、この中国古典の名言のうち、特に経営に参考になりそうなものを中心に紹介する。「窮すれば則ち変ず、変ずれば則ち通ず」「百里を行く者は九十を半ばとす」…。時代を超えた“原理原則”の数々は、先見力を磨き、逆境を乗り切る上で、大きな力となるだろう。

著 者:守屋 洋 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2009年4月
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2011年8月号掲載

人生を考えるヒント ニーチェの言葉から

『ツァラトゥストラかく語りき』などの著書で知られるドイツの哲学者、ニーチェ。彼の言葉に魅せられたという著者が、その箴言の数々を通して、難解とされるニーチェの思想をやさしく解説した。他人とどう付き合うか、孤独とどう向き合うか、どうしたら自信が生まれるか等々、悩み多き人生を生きる我々に、より良く生きるための智恵を授けてくれる1冊である。

著 者:木原武一 出版社:新潮社(新潮選書) 発行日:2003年3月
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2011年7月号掲載

大河の一滴

人間性を信じ、愛を掲げて、前向きに生きるのは悪いことではない。しかし、人間の存在そのものを悪と見て、そこから出発する生き方もあるのではないか ―― 。かく語る作家、五木寛之氏による人生論。プラス思考で頑張ることに少し疲れた。そんな人々へ向け、『歎異抄』の教え、また自らの体験も交えつつ、“大河の一滴”たる人間の生き方について綴る。

著 者:五木寛之 出版社:幻冬舎 発行日:1998年4月
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2011年6月号掲載

日本人の誇り

世界的ベストセラー『文明の衝突』の中で、世界7大文明の1つに挙げられた日本文明。「個より公、金より徳、競争より和」を重んじるわが国の文明は、戦後、「国民総中流」という他に類のない社会を実現させた。だが近年、社会は混迷を深めている。誇りと自信。それを取り戻すために、今なすべきことは何か。日本再生に向け、『国家の品格』の著者が提言を行う。

著 者:藤原正彦 出版社:文藝春秋(文春新書) 発行日:2011年4月
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2011年5月号掲載

森信三に学ぶ人間力

森信三師は、日本を代表する哲学者、西田幾多郎らの教えを受けた後、その生涯を国民の教育に捧げた教育者、哲学者である。著者の北尾吉孝氏は、この“人間教育の師父”を敬愛してやまないファンの1人。『修身教授録』に出合って以来、20年近くその思想・哲学を学び続けているという氏が、同書をはじめ数々の著作の言葉とともに、森師の生涯と思想を紹介する。

著 者:北尾吉孝 出版社:致知出版社 発行日:2011年2月
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2011年4月号掲載

決定版 菜根譚

中国の明代に成ったとされる『菜根譚』は儒教、仏教、道教の3つの思想を融合し、その上に立って“処世の道”を説いた書である。日本には江戸時代に伝わり、多くの人々に親しまれてきた。本書は、この人生書の古典を、中国文学者の守屋洋氏が翻訳、解説したもの。漢籍に精通した氏ならではの味わい深い口語訳で、日本人が心に刻むべき数々の言葉が披露される。

著 者:守屋 洋 出版社:PHP研究所 発行日:2007年4月
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2011年3月号掲載

無縁社会の正体 血縁・地縁・社縁はいかに崩壊したか

近年、誰にも看取られずに死亡する「孤独死」が増えている。その要因として、1人で生活する人の激増が挙げられる。本書は、こうした一人ぼっちで暮らす社会、すなわち「無縁社会」について考察したもの。子どもと別居する高齢者の増加、生涯に一度も結婚しない人々の増加…。各種統計に基づき、家族の絆が失われつつある今の社会の実態を明らかにする。

著 者:橘木俊詔 出版社:PHP研究所 発行日:2011年1月
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2011年2月号掲載

現代語訳 経営論語 渋沢流・仕事と生き方

明治政府のエリート官僚から民間に転じ、日本の近代産業の発展に貢献した渋沢栄一。彼が実業界に乗り出す際、指針としたのが幼い頃から親しんだ『論語』の教えだった。そして、実業界から引退後、自らの人生体験、事業体験などを踏まえつつ論語を説いた『実験論語』を著した。本書はその現代語訳であり、実業家が肝に銘ずべき教え等がわかりやすく紹介される。

著 者:渋沢栄一、由井常彦(監修) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2010年12月
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論語

孔子やその弟子たちの言行録である『論語』。人間として守るべき道徳を簡潔な言葉で記したこの書は、2000年以上もの長きにわたり、中国、日本などで読み継がれてきた。本書はこの『論語』の原文に、読み下しと現代語訳を付したものである。「故きを温めて新しきを知る」「巧言令色、鮮なし仁」等々、『論語』の珠玉の言葉を余すところなく味わえる1冊。

著 者:金谷 治(訳注) 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1999年11月
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2010年11月号掲載

読書について 他二篇

19世紀ドイツの哲学者ショウペンハウエルが、読書や文学などについて述べた評論3篇を収める。「1日を多読に費やす勤勉な人間は、次第に自分でものを考える力を失ってゆく」「良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである」…。その箴言の数々は、“出版洪水”の中を生きる我々に貴重な示唆を与えてくれる。

著 者:ショウペンハウエル 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:1960年4月
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2010年7月号掲載

帝王学の教科書 リーダー英才教育の基本

組織のリーダーに必要な条件は何か。これを様々な角度から追求する学問が「帝王学」である。中国の古典は、この帝王学の宝庫といえ、例えば『貞観政要』などは古来より中国、日本で帝王学のテキストとして珍重されてきた。本書では、同書をはじめ『孫子』『三国志』等々を、中国古典研究の重鎮・守屋洋氏が紐解き、人と組織を動かすための極意を解説する。

著 者:守屋 洋 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2010年5月
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2010年6月号掲載

お金とユダヤ人 富を引き寄せる5000年の秘密

ロスチャイルド家をはじめ、ユダヤ人には経済的な成功者が多い。その秘密を、ユダヤ教徒である著者が語った。「複数の視点で考える」「常にリスク分散を考える」「不運に直面することを前提に考える」等々の考え方、そして、そうした考え方を養う教育法、資産を増やすことにつながる生活習慣など、ユダヤ人が守り続けてきた英知を幅広く紹介する。

著 者:石角完爾 出版社:ソフトバンククリエイティブ 発行日:2010年3月
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2010年5月号掲載

日本人として知っておきたい近代史(明治篇)

幕末から明治にかけ、日本には大人物が多数現れた。松下村塾で若者たちを教育した吉田松陰、明治維新で中心的な働きをした岩倉具視、近代日本の基礎固めをした伊藤博文…。「人間が歴史を動かす主人公である」との視点の下、本書は、これら明治を築き上げた人物の考え方、行動を明らかにする。そして、そのことを通じ、「日本とは」「日本人とは」何かを考えていく。

著 者:中西輝政 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2010年4月
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2010年5月号掲載

人物を創る人間学

故・安岡正篤氏の高弟・伊與田覺氏が行った、「人間学」についての講演をまとめたもの。「人間学とは何か」と題した第1講では、人間学の定義や、それを学ぶ意義などについて、第2~6講では、人間学の基本中の基本である中国古典 ―― 『大学』『小学』『論語』『易経』『中庸』の教えをやさしく解説する。人間学を学ぶ上で、格好の入門書といえる1冊である。

著 者:伊與田 覺 出版社:致知出版社 発行日:2010年2月
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2010年5月号掲載

生の短さについて 他二篇

古代ローマ時代を、政治家、そして哲学者として生きたセネカ。彼が目指したのは、哲学を人間中心のものへと方向づけたソークラテースへの回帰、人間学への道であった。本書は、そんなセネカの著作の中から、『生の短さについて』『心の平静について』『幸福な生について』の3篇を収録。人生を充実させ、幸福に生きるにはどうあるべきかが示される。

著 者:セネカ 出版社:岩波書店(岩波文庫) 発行日:2010年3月
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2010年4月号掲載

脳は『論語』が好きだった

脳外科医の著者が、脳と『論語』の関係を分析した。それによれば、『論語』で説かれる「仁・義・礼・智・信」の5つの徳目と、脳の5つの代表的な使われ方(機能)は一致するとのこと。そして、その徳目を実践すると、脳の機能が高まり、認知症予防にもつながるという。人格を高め、より良く生きる。そのことの重要性を脳科学の見地から説いた、興味深い1冊である。

著 者:篠浦伸禎 出版社:致知出版社 発行日:2010年1月
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2010年3月号掲載

安岡正篤ノート

安岡正篤氏は、東洋思想の普及に尽力し、歴代総理の指南番といわれるほど、政財界に大きな影響を及ぼした。著者は、氏の教えが普遍性を持つのは、和漢洋の古典と歴史に基づく実践的な「人間学」を説くものだからであり、この人間学が“人間の背骨”をつくるという。本書では、安岡氏を“人生の師”と仰ぐ著者が、その教えの概要、今日的意義をわかりやすく語る。

著 者:北尾吉孝 出版社:致知出版社 発行日:2009年12月
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2010年3月号掲載

不幸な国の幸福論

先進国の中では低水準の社会保障、勝ち組・負け組と格差をあおる社会…。今の日本は幸せに生きるのが難しい。だが、人が幸福と感じるか不幸と感じるかは、本人の考え方次第。作家にして精神科医の著者はこう述べ、幸せになれない日本人の特性を明かし、不幸を幸福に変える心の技術を伝授する。「不幸な時代」を生きる我々に、貴重な気付きを与えてくれる1冊だ。

著 者:加賀乙彦 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2009年12月
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