2018年10月号掲載

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

「GAFA」とは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンのこと。デジタル時代の四強を、その頭文字をとってこう呼ぶ。彼らは、無限の資金と天才的な人材を武器に、新旧・大小を問わず多くの企業を飲み込んでいる。本書は、GAFAが創り出す世界や共通点を詳述。果たして、彼らは人類を幸せに導くのか、それとも ―― 。

著 者:スコット・ギャロウェイ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2018年8月
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2018年9月号掲載

TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

ウーバー、エアビーアンドビー…。これら最先端の企業は、テクノロジーを駆使し、人々の信頼を得ることに成功した。現代は、企業ブランドではなく、見知らぬ人の評価が信頼を生み出す時代なのだ。今日の経済や社会を動かす、この「信頼」という要素について、前著『シェア』で共有消費、共有型経済(シェアリングエコノミー)を紹介した著者が考察する。

著 者:レイチェル・ボッツマン 出版社:日経BP社 発行日:2018年7月
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2018年8月号掲載

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

ハーバード大学のクリステンセン教授著『イノベーションのジレンマ』(邦訳)。この世界的ベストセラーは「理論も実証もゆるゆるだ。経済学的に煮詰める必要がある」。こう評する、イェール大学の気鋭の経済学者が、約10年に及ぶ研究成果を披露。なぜ優良企業が新世代の技術競争に敗れ去るのか、真の理由が解き明かされる。

著 者:伊神 満 出版社:日経BP社 発行日:2018年5月
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2018年7月号掲載

スマート・ジャパンへの提言 日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ

世界は今、経済および環境の危機に直面している。GDPの伸びは鈍り、異常気象が各地で観測されている。この危機を脱するため、世界は、そして日本は今後、どのような社会を目指せばよいのか。メルケル独首相や中国指導部のブレーンを務める経済学者が、新しい社会モデル ―― 「限界費用ゼロ社会」についてわかりやすく語る。

著 者:ジェレミー・リフキン、NHK出版(編) 出版社:NHK出版 発行日:2018年4月
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2018年7月号掲載

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭

「限界費用」とは、モノ・サービスを1つ増やした時にかかる費用のこと。今後、IoT(モノのインターネット)によって効率性・生産性が高まると、限界費用はゼロに近づき、モノやサービスはほぼ無料に。今の資本主義から「共有型経済」へ移行するという。この経済パラダイムの大転換を事例を挙げて説いた、世界的ベストセラー。

著 者:ジェレミー・リフキン 出版社:NHK出版 発行日:2015年10月
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2018年6月号掲載

ダーウィン・エコノミー 自由、競争、公益

アダム・スミスは、自由な市場が全ての人に利益をもたらすとした。だが今日、彼の言う「見えざる手」は機能せず、富の格差は広がるばかり。むしろチャールズ・ダーウィンが説いたように、「個の利益」と「集団の利益」は対立している。本書は、この自然科学者の視点を経済に応用。「自然選択」理論を軸に、自由競争の欠点を明らかにする。

著 者:ロバート・H・フランク 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2018年3月
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2018年6月号掲載

ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える

「ベーシック・インカム」とは、全ての人に無条件でお金を給付する、新しい社会保障の考え方である。今の所得保障の仕組みを根本的に組み換えるもので、それは、労働・家族関係などに対する国家の関わり方をも変化させる。単にお金の問題にとどまらない、この仕組みの概要、魅力などを、わかりやすく説いた入門書だ。

著 者:山森 亮 出版社:光文社(光文社新書) 発行日:2009年2月
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2018年4月号掲載

世界一シンプルな経済学

書名の通り、著者が示す原則はただ1つ。「経済学とは、政策の短期的影響だけでなく長期的影響を考え、また、1つの集団だけでなくすべての集団への影響を考える学問である」。この原則に従い、公共事業や雇用などにまつわる経済学上の誤りを明快に論じていく。1946年に刊行され、英米圏で今なお読み継がれるロングセラー。

著 者:ヘンリー・ハズリット 出版社:日経BP社(日経BPクラシックス) 発行日:2010年6月
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2018年3月号掲載

ローカリズム宣言 「成長」から「定常」へ

資本主義が行き詰まりを迎えた今、さらなる経済成長を求めても豊かな実りはない。重要なのは、「成長」から「定常」への切り替えだ ―― 。思想家の内田樹氏が、成熟社会を迎えた日本がこれから向かう道筋を考察。その経済モデルとして、手元にある資源を守り、次世代に手渡すことを目標に据えた「定常経済」を提示する。

著 者:内田 樹 出版社:デコ 発行日:2018年1月
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2018年2月号掲載

あなたはアベノミクスで幸せになれるか?

5年を経過した「アベノミクス」。だが、“異次元の緩和”にもかかわらず、デフレを脱却できず、設備投資は低調だ。その最大の理由は、人口減少・高齢化による経済規模の縮小だという。このまま経済構造の改革が遅れ、金融政策に依存した状況が続けば、予期せぬ物価上昇が起こり、国民がツケを払う羽目になると警鐘を鳴らす。

著 者:市川眞一 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2017年11月
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2018年2月号掲載

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

我々の行動には、「不合理」な点が多くある。例えば、希望額以上の給料を貰っていても、同僚より安いと不満を感じる、といったように。本書は、様々な実験を基に、この人間の不合理性 ―― 規則性があり、予測可能な不合理性を解明する。これを理解すれば、ビジネスなどで大きなチャンスを掴むことも可能だ!

著 者:ダン・アリエリー 出版社:早川書房(ハヤカワ文庫) 発行日:2013年8月
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2017年11月号掲載

元日銀審議委員だから言える 東京五輪後の日本経済

著者は元日本銀行審議委員。白川前総裁と黒田現総裁のもと、日銀が様々な金融政策を実行する場に立ち会ってきた。この、わが国の金融政策の最前線にいた経験をもとに、日本経済の現状、そして今後を語った。2013年に始まる「異次元緩和」の功罪を徹底検証するとともに、2020年の東京五輪後の日本経済のゆくえを見通す。

著 者:白井さゆり 出版社:小学館 発行日:2017年9月
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2017年10月号掲載

中国バブルはなぜつぶれないのか

不動産市場の高騰が続くなど、いまだ弾けない中国バブル。なぜか? 中国人経済学者の著者によれば、バブルの裏には、政府が銀行や企業などに与えている「暗黙の保証」がある。政府の保証があればこそ、人々は安心して投資を続けるというわけだ。本書は、こうした中国経済の仕組みを明らかにし、その潜在的リスクを検証する。

著 者:朱 寧 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2017年7月
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2017年10月号掲載

仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

AI(人工知能)の発展が著しい。識者の予測では、2035年には仕事の半分以上がAIとロボットに奪われるという。この「仕事消滅」はどのように起きるのか? どんな仕事から消え、人の生活はどうなるのか? 人類にとって重大かつ緊急の問題を、経済学の観点から考察するとともに、AIの時代を生き抜くための処方箋を提示する。

著 者:鈴木貴博 出版社:講談社(講談社+α新書) 発行日:2017年8月
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2017年7月号掲載

閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済

「世界全体を豊かにする方法は、グローバリゼーションしかない」。これまで、こうした言説は世界の常識として肯定的に語られてきた。だが近年、米国や英国など先進各国で内向きの動きが目立つ。その背景にあるものとは? 従来の資本主義が限界を迎える中、世界経済が向かう先とは? エコノミストの水野和夫氏が考察する。

著 者:水野和夫 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2017年5月
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2017年4月号掲載

政府の隠れ資産

国民の目から隠されているが、ほとんどの国の政府は莫大な資産を所有している。それは「パブリック・ウェルス」(国有企業、インフラなど政府所有の公共資産)。うまく運用すれば債務削減と経済成長を同時に実現できるが、お粗末な運用だと経済や政治に悪影響を及ぼす。この“隠れ資産”の実態と、望ましいあり方を示す。

著 者:ダグ・デッター、ステファン・フォルスター 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年2月
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2017年4月号掲載

「原因と結果」の経済学 データから真実を見抜く思考法

「メタボ健診を受けていれば長生きできる」。そう言われると、うなずく人は多い。だが、実際は違う。正しいと思うのは、「因果関係」と「相関関係」を混同しているから ―― 。2つのことがらが本当に「原因と結果」の関係なのかどうか。経済学や統計学の最新の知見を背景に、データから真実を見抜く思考法をやさしく解説する。

著 者:中室牧子、津川友介 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2017年2月
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2017年3月号掲載

ザ・トランポノミクス 日本はアメリカ復活の波に乗れるか

トランプ大統領の経済政策構想が実行されれば、世界経済は大きな転換点を迎える可能性がある ―― 。こう指摘し、トランプ政権誕生が示唆するもの、そして米国および世界経済に及ぼす影響を考察。レーガノミクスに似た経済政策「トランポノミクス」の正体を明かす。今後の経済を考える上で、たたき台となる1冊といえよう。

著 者:安達誠司 出版社:朝日新聞出版 発行日:2017年1月
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2017年3月号掲載

ビジネス現場で役立つ 経済を見る眼

経営学者の伊丹敬之氏による、実践的な経済入門書である。なぜ景気は変動するのか、何が経済成長を可能にするのか…。身近な経済現象を理解するために、どんな視点から現実を眺め、考えればよいかを説く。経済はカネの論理が中心になるが、人間の行動や動機を考えることもまた大切と、人間臭い「経済を見る眼」が示される。

著 者:伊丹敬之 出版社:東洋経済新報社 発行日:2017年1月
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2017年2月号掲載

最後の資本主義

米国はじめ先進諸国で、貧富の差が拡大している。クリントン政権で労働長官を務めた著者によれば、原因は「市場のルール」の作り方にある。すなわち、富裕層や大企業が政府へのロビー活動等を通じて、自分たちが儲かる仕組みを築いているのだ。これを、より良く公平なものとすべく、市場メカニズムの現状にメスを入れた。

著 者:ロバート・B・ライシュ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2016年12月
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