2008年5月号掲載

クリエイティブ資本論 新たな経済階級の台頭

「クリエイティブ・クラス」。今、この全く新しい知識労働者階級が社会の支配階層になりつつある ―― 。こう指摘する著者が、人のクリエイティビティが自由に発揮されるよう経済・社会を再構築すれば、企業や都市はむろん地球全体の富も最大になることを、様々なデータを基に論じる。米国でベストセラーとなり、その後15カ国以上で翻訳された、新たな“資本論”。

著 者:リチャード・フロリダ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年2月
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2008年5月号掲載

エマソン妥協なき経営 44年連続増収を可能にしたPDCAの徹底

米国のエマソン・エレクトリック社は、44年もの長きにわたり増収を続けた超優良企業である。だが、そのマネジメント手法は決して特別なものではない。ごくオーソドックスでベーシックなものだ。ただ、それを徹底して、妥協せずに行う強い姿勢に大きな特徴がある。いわば、普通にして偉大な、このマネジメントの仕組みについて、同社の元CEOが詳細に解説する。

著 者:チャールズ・F・ナイト、ディヴィス・ダイヤー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年3月
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2008年4月号掲載

経営の未来 マネジメントをイノベーションせよ

従業員をいかに管理するか。それを考えるのが、20世紀のマネジメントだった。だが、これから必要なのは、従業員に権限を与え、彼らが自発的に働けるような環境を整えること —— 。世界的ベストセラー『コア・コンピタンス経営』の著者が、「経営管理イノベーション」によって大成功を収めている企業の例を引きつつ、今後の組織マネジメントのあり方を説く。

著 者:ゲイリー・ハメル、ビル・ブリーン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2008年2月
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2008年2月号掲載

ホンダをつくったもう一人の創業者 受け継がれる藤沢武夫の教え

「もう一人の創業者」とは、実質的なホンダの経営者として、本田宗一郎氏の独創的なものづくりを支え続けた藤沢武夫・元副社長のこと。人間尊重の企業文化や顧客第一のビジネス哲学など、今日のホンダの経営は全て藤沢路線の延長上にある。ホンダの社員として藤沢氏を直接知る立場にあった著者だからこそ書けた内容で、一読の価値がある。

著 者:大河 滋 出版社:マネジメント社 発行日:1998年12月
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2008年1月号掲載

BCG流 成長へのイノベーション戦略

どうもイノベーションがうまくいかない…。多くの企業が抱えるこの悩みに対し、「アイデアが足りないから成功しない」と考える人は多いのではないか。だが、それは違う。各企業のイノベーションの実態調査によれば、イノベーションプロセスを的確にマネジメントできるか否かで、その成否は決まる。本書では、実例を交えて、そのマネジメント手法を解説する。

著 者:ジェームズ・P・アンドリュー、ハロルド・L・サーキン、重竹尚基(監訳)、小池 仁(監訳) 出版社:ランダムハウス講談社 発行日:2007年11月
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2007年12月号掲載

トヨタはどうやってレクサスを創ったのか “日本発世界へ”を実現したトヨタの組織能力

トヨタが、かつてない難題に挑戦した。それは、世界に通用するプレミアムブランドを構築すること。そのために同社は、すでに米国で成功を収めていたブランド「レクサス」を改めて日本に導入し、日本文化の真髄を織り込んで世界に発信した ―― 。そのプロセスにおいて、いかに組織が作られ、機能したのか。同社の挑戦の軌跡を追いつつ、その成功の要因を探る。

著 者:髙木晴夫 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2007年9月
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2007年12月号掲載

コア・コンピタンス経営 未来への競争戦略

なぜ、企業は長く繁栄を続けることができないのか? それは、日々の競争に目を奪われ、「未来のための競争」に真剣に取り組んでいないからである。業界のトップであり続けるためには、自社の中核となる企業力、すなわち「コア・コンピタンス」を見極め、それを強化して、未来の市場に備えるべきだと、本書は指摘する。1994年に米国で発売され、世界的に大反響を呼び起こした1冊。

著 者:ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラード 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2001年1月
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2007年11月号掲載

京都花街の経営学

かつては日本各地で賑わいをみせた花街も、今日、その多くが姿を消した。そんな中、京都花街は江戸時代の頃より活気を保ち続け、舞妓さんは京都観光の象徴となっている。その理由は何か。本書は、社会科学的な視点から、京都花街の経済規模、事業を支える暗黙のルール、人材育成システムなどの事業の仕組みを明らかにし、350年も存続してきた秘訣を探り出す。

著 者:西尾久美子 出版社:東洋経済新報社 発行日:2007年9月
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2007年11月号掲載

スターバックス成功物語

今や誰もが知る世界的な企業、スターバックスの会長ハワード・シュルツ氏が、起業家としての自らの人生を振り返りながら、同社の成長の歩みを語った1冊。コーヒーの品質に対する徹底したこだわり、社員本位の経営、情熱と真心で結ばれた社員や顧客との絆…。その成功の基盤となっている、同社ならではの経営哲学や価値観が、興味深いエピソードとともに披露されている。

著 者:ハワード・シュルツ、ドリー・ジョーンズ・ヤング  出版社:日経BP社 発行日:1998年4月
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2007年10月号掲載

ノードストローム・ウェイ[新版] 絶対にノーとは言わない百貨店

徹底した顧客第一主義を貫く百貨店、ノードストローム。靴の専門店からスタートした同社だが、その顧客サービスの素晴らしさから、業種を問わず、世界中の企業から注目されている。本書では、優れた顧客サービスが生まれる理由、すなわち、同社の経営哲学や企業文化、トップのリーダーシップ、従業員の自主性を重視した人事制度など、その独創的なマネジメントを詳しく紹介する。

著 者:ロバート・スペクター、P・D・マッカーシー、山中 鏆(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2001年2月
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2007年9月号掲載

21世紀の国富論

今、日本では時価総額の拡大やM&Aといった、米国型資本主義が広がりつつある。だがそれは、産業界に様々な弊害をもたらしている。今後日本は、米国の真似ではない、新しい資本主義のルールを作り、新たな基幹産業を生み出さねばならない ―― 。米国で活躍するベンチャーキャピタリストが、現行の資本主義の問題点を検証し、日本が歩むべき道を指し示す。

著 者:原 丈人 出版社:平凡社 発行日:2007年6月
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2007年9月号掲載

実戦 人材開発の教科書 あなたの会社の「社員」は育っていますか

団塊世代の定年退職、人口減少に伴う労働人口の減少などにより、人手不足の時代がやってくる。経営資源の3要素、ヒト、モノ、カネのうち、最も重要なヒトが少なくなる ―― 企業にとり死活問題といえるこの事態に対し、著者は、今こそ経営者主導で「社員を育てる経営」を行うべきだと主張。そのスタンスから、人材開発を行う上での最重要ポイントを解説する。

著 者:佐藤政人 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2007年7月
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2007年8月号掲載

マーベリック・カンパニー 常識の壁を打ち破る超優良企業

突拍子もない発想で新市場を開拓し、既存の業界に新風を吹き込む ―― 。近年、そんな企業が輝きを放っている。彼らは、模倣を嫌い、独自の価値観、戦略で顧客と深い絆を結び、業績を急拡大させている。本書は、そうした企業をマーベリック・カンパニーと名づけ、その躍進の秘密を探る。英『エコノミスト』誌が「ブック・オブ・ザ・イヤー」に選んだ1冊。

著 者:ウィリアム・C・テイラー、ポリー・ラバール 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年5月
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2007年7月号掲載

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

インターネットの進化に伴い、世界規模で簡単に“コラボレーション”が行えるようになった。そしてそれは、製造・開発現場に産業革命にも等しい激変をもたらしている。今後、企業はこのコラボレーションを実践するか消え去るかのいずれかだ ―― 。こう語る著者が、世界のビジネス現場で起きているこの一大変化について、具体例を挙げつつリポートする。

著 者:ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ  出版社:日経BP社 発行日:2007年6月
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2007年7月号掲載

起業と倒産の失敗学

成功の頂点に上りつめたベンチャー企業が、突如として倒産する…。本書では、様々な失敗事例から「失敗の本質」をまとめ上げた。そこから導けるのは、成功のカギは過去の失敗の学習にある、ということ。著者は言う ── 日本社会は、なぜ「せっかくの失敗を活かす」ことを許容できないのか。それらを社会全体で有効活用しないのは一大損失である、と。

著 者:畑村洋太郎 出版社:文藝春秋(文春文庫) 発行日:2006年7月
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2007年5月号掲載

IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣

イケア(IKEA)は今や世界33カ国に店舗を展開し、総売上高3兆円弱を誇る、家具・インテリア販売では世界最大の企業だ。その成功の要因は、優れたデザインと破壊的な価格、究極のローコスト経営、そして、20世紀最高の経営者の1人とされる創業者の経営哲学にある。スウェーデンの田舎町からスタートして、世界一に。本書は、この奇跡の家具店の秘密に迫る。

著 者:リュディガー・ユングブルート 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年2月
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2007年5月号掲載

花王「百年・愚直」のものづくり

日本で100年以上原型を留めたまま続いている商品は、森永製菓のミルクキャラメル、金鳥の蚊取り線香など、数えるほどしかない。花王のせっけんも、その1つだ。100年以上もの歴史を持ちながら、今でもヒット商品を生み出し続けるという花王の底力の根源は何なのか。過去の失敗事例や歴代経営者の言葉から、同社のものづくりのあり方を探る。

著 者:高井尚之 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2007年3月
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2007年4月号掲載

イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学

画期的なヒット商品を生み出したり、革新的な事業を成功へと導くようなイノベーターたちに、共通する特質や能力とは何なのか? 本書では、成功事例の現場や開発リーダーを徹底取材。その成功の裏に隠れているイノベーターたちの「場づくりの力」「清濁あわせのむ政治力」といった能力などから、イノベーションを導き出すための秘訣を探る。

著 者:野中郁次郎、勝見 明 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年1月
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2007年4月号掲載

その「記者会見」間違ってます! 「危機管理広報」の実際

企業の不祥事や事故が続き、トップによる謝罪会見が後を絶たない。世間に対し、企業の体質が最もあからさまになるのは、そうした不祥事が発覚した時だ。そして、その対応いかんでは“命取り”の事態を招く。本書は、そうならないための「危機管理広報」を紹介するもの。企業法務を扱う弁護士が、平時に準備すべきことから緊急の対応まで、具体的な対処法を説く。

著 者:中島 茂 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年2月
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2007年3月号掲載

ねばちっこい経営 粘り強い「人と組織」をつくる技術

本書のタイトルである“ねばちっこい”とは、「粘り強い」という意味の茨城の方言である。この「粘り強さ」こそ、真の強い企業となるための決定的な要素であると、本書は事例を挙げて説く。奇抜なアイデアを出すことよりも、決めたことを愚直にコツコツやり抜く力を身に付ける、そんな一見、当たり前のことの難しさと重要性を、今、改めて見つめ直す。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年12月
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