「TOPPOINT大賞」は、読者アンケートによって半年ごとの「ベストビジネス書」を決定するものです。アンケートは、ビジネスリーダーを中心とする1万名以上の『TOPPOINT』読者を対象に、本誌が半年間で紹介した書籍60冊の中から「ベスト3」を選ぶ形式で実施します。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「トップポイント大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出します。
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「TOPPOINT大賞」は、読者アンケートによって半年ごとの「ベストビジネス書」を決定するものです。アンケートは、ビジネスリーダーを中心とする1万名以上の『TOPPOINT』読者を対象に、本誌が半年間で紹介した書籍60冊の中から「ベスト3」を選ぶ形式で実施します。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「トップポイント大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出します。
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大賞 競争優位の終焉

本書のオビに曰く、「ポーターの理論だけでは、生き残れない」。今日の変化の激しい競争環境においては、マイケル・ポーターが説いた「5つの競争要因」等の理論に従い、「持続する競争優位」の確立にこだわるのは危険だ、と著者はいう。代わって提示するのが、「一時的な競争優位」に基づく戦略である。それは、束の間の好機を迅速につかみ、確実に利用する方法だ!

著 者:リタ・マグレイス 出版社:日本経済新聞出版社 発売日:2014年6月

2 成果を出す会社はどう考えどう動くのか

精神論を振りかざし、頑張りだけを求める役員。忙しさゆえ、何も考えず、目の前の仕事をさばくことに全力を集中する社員 ―― 。こうした“日本的経営体質”は、いまだに根強く残っている。本書は、そのような組織の再生法を説くもの。組織風土改革の実施、対話による知恵の創出など、「本当のいい会社」になるための方法を、企業事例を交えつつ具体的に示す。

著 者:柴田昌治 出版社:日経BP社 発売日:2014年6月

3 孤独の力

“孤独”という言葉を聞くと、「つらい、悲惨、避けたい」など、良くない印象を抱きがち。しかし、著者の五木寛之氏はいう。「そもそも、人は本来孤独を恐れるべきものだろうか」。絆を求めて生きることが理想なのか、むしろ今、孤独の持つ可能性を見つめ直すべきでは。こう問いかけ、自らの体験や親鸞、キリストなどを引き合いに、孤独について考える。

著 者:五木寛之 出版社:東京書籍 発売日:2014年9月

4 孫子に経営を読む

日本を代表する経営学者が、経営の視点から『孫子』の名言を選び、読み解いた。「戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ」(まず正攻法、そこに奇手を組み合わせる)をはじめとする“戦略の巨人”の言葉を、経営にどう適用するか、グーグル等の企業事例を交え、伝授する。中国文学者や戦史家による従来の解説書とは一味違う、マネジメント層のための1冊だ。

著 者:伊丹敬之 出版社:日本経済新聞出版社 発売日:2014年7月

5 組織が動くシンプルな6つの原則

組織力を高めるため、企業は、組織体制や報酬制度などの“ハード”をいじったりする。だが、ビジネスの複雑性が増す今日、こうした手法はもはや時代遅れ。組織能力を向上させるカギは従業員の「協働」だ、とボストン コンサルティング グループのシニア・パートナーたちは指摘。部門の壁を越え、組織をスムーズに動かす上で基盤となる「6つの原則」を説く。

著 者:イヴ・モリュー、ピーター・トールマン、重竹尚基(監訳)、東海林 一(監訳) 出版社:ダイヤモンド社 発売日:2014年10月

6 知性を磨く

「なぜ、高学歴の人物が、深い知性を感じさせないのか?」。周囲にいそうな、興味深い人物の話を皮切りに、「知性」とは何か、どう磨けばよいかを考察していく。知能でも、知識でもない、優れた知性は、思想や志、戦略など、様々なレベルの思考を瞬時に統合できる。このような思考のあり方が、困難な問題を解決し、自分の中に眠る可能性を開花させるという。

著 者:田坂広志 出版社:光文社(光文社新書) 発売日:2014年5月

7 現場力を引き出すリーダーの条件

インターネットが普及し、情報が行き渡るようになった結果、社員は知識を得て、自らの考えを主張するようになった。もはや、かつてのような男性的な“強いリーダー”の下、トップダウンで現場を率い、目標を達成するのは難しい。今日、大切なのは「命令せず、協調し、違いを活かす」こと。本書は、新時代に必要なリーダーシップのあり方を掘り下げ、提示する。

著 者:デイナ・アーディ 出版社:日経BP社 発売日:2014年8月

8 50代からの選択

「ああ、オレの人生は良かった」。こう言って死ぬためには、50歳前後で、残りの人生について考え、行動を起こす必要がある。その心構えを、伝授した書だ。「やりたいことを10以上数えあげる」「今のすみか以外の場所に住むことを考えてみる」「死ぬ時は貯蓄ゼロでいい」…。グローバルに活躍する著者が、第2の人生をどう充実させるか、具体的に提案する。

著 者:大前研一 出版社:集英社(集英社文庫) 発売日:2008年2月

9 世阿弥の言葉

室町時代の能役者、世阿弥。能楽という身体芸術を大成した彼は、言葉に対しても天才だった。「初心忘るべからず」「稽古は強かれ、情識(傲慢)は無かれ」「目前心後(眼は前を見ているが、心は後ろに置いておけ)」…。『風姿花伝』等の伝書から紹介される言葉は、今も色褪せず、心に響く。人生、ビジネスで悩んだ時、世阿弥の言葉は、貴重な示唆を与えてくれる。

著 者:土屋恵一郎 出版社:岩波書店(岩波現代文庫) 発売日:2013年6月

10 じゅうぶん豊かで、貧しい社会 

副題「理念なき資本主義の末路」。かつてケインズは、資本主義の明るい未来を説いた。万人の生活水準は何倍も向上し、1日の労働時間は3時間になると。そして今。先進国は豊かな社会を実現したが、労働時間は減らず、所得格差は広がり、人々は競争に明け暮れている。こうした現状を憂えるケインズ研究の大家が、貪欲を煽る今の資本主義へなぜ至ったかを説く。

著 者:ロバート・スキデルスキー、エドワード・スキデルスキー 出版社:筑摩書房 発売日:2014年9月

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