新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2007年3月号掲載
企業の未来を切り開くには、マーケティングが不可欠だ。だが、教科書通りではうまくいかない。状況に応じ、自社独自のものを考えねばならないが、その際、大いに参考となるのが、他社の優れたマーケティング事例だ。成功の裏にある、市場や商品への考え方、変化への対応法…。本書は、多くの事例をもとに、そこに潜む“売れる仕掛け”のメカニズムをあぶり出す。
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サブタイトルは、「ナンバー1になるためのビジネススタイル」。つまり、インターネット上の「口コミ」を味方につけて業界ナンバー1になる ―― その成否が、これからの企業の明暗を分けるという。口コミの正体から、口コミを最大限に活かしたビジネスモデル、そして新時代の経営スタイルと社員のあり方まで、その全体像をわかりやすく紹介する。
2007年1月号掲載
巨額の広告費を投入する。様々なキャンペーンを行う…。企業と消費者の力関係が逆転し、消費者が大きなパワーを持つ今、こうした従来型マーケティングは効果がない、と本書はいう。それに代わるのが、顧客に全ての情報を提供し、顧客を支援する「アドボカシー(支援)戦略」だ。GEやアマゾンなども行っている、この新たなマーケティングを紹介する。
2006年12月号掲載
顧客の本音を聞くため、企業は苦労しながら様々なアンケートを行っている。だが、本書はあっさり言う。顧客の本音を引き出すには、たった1つ「究極の質問」を行えばよいと。そして、その回答から導かれる顧客ロイヤルティの新指標「NPS」が、企業の成長のカギを握るという。ここで説かれる概念は極めてシンプルだが、それゆえ、あらゆる企業で実践可能だ!
2006年9月号掲載
「営業とは戦争である!」―― 。本書は、「軍事」という視点の下、従来の個々の営業パーソンに依存した戦い方ではなく、組織的に戦うためのビジネスモデルの築き方を紹介するもの。会社の発展のため、営業力よりも商品開発に重きを置きがちな中、「営業力=商品力」という関係ではなく、「営業力>商品力」という関係を築くべし、との指摘が新鮮だ。
2006年6月号掲載
「マネーゲームでは味わえない 豊かさのわかちあいという もう1つの選択肢」―― 。本書の冒頭にあるこの言葉が、内容を的確に表している。著者は言う。「感動」をキーワードに、企業と顧客が“HAPPY-HAPPY”の関係を築くことによって、「豊かに成功する」ことができる、と。そのための知恵、ヒントをあなたに贈る。
2006年5月号掲載
ヤフーやGoogleなどの検索エンジンで検索をすると、検索結果の上に、入力したキーワードに関連した商品やサービスの広告が表示されるのはご存知だろう。著者は、この「キーワード広告」によってネットビジネスを成功させ、年商1億円以上の事業を、無借金かつ1人で経営する人物。そんな著者が、お金になる「検索キーワード」の秘密を明らかにする!
2006年4月号掲載
90年代後半から始まった所得の減少に伴い、“総中流社会”が崩壊した。今や日本人の8割が、年収600万円以下の「ロウアーミドル(中流の下)」以下に属する。すなわち、人口分布が中低所得層と高所得層にピークを持つ、M字型の階層社会へ日本は移行した。このM字型社会では、ビジネスや社会、経済はどう変化するのか? 豊富なデータをもとに、その姿を描く。
2006年3月号掲載
「団塊世代はビートルズ世代」「シニアは金持ち、時間持ち」…。あなたはこのように決めつけていないだろうか? 団塊・シニア世代は、1つの塊として語られることが多い。だが、社会が成熟した現代において、それを「均質のマス・マーケット」と捉えるのは誤りだ。本書は、今後ますます多様化するその市場で、ブレークスルーを起こすためのヒントを多数提示する。
2005年12月号掲載
「タイアップ広告」「番組内広告」「バーター取引」「記事体広告」「戦略的PR」…。マスコミの裏側を知り尽くしたプロが、メディアの新常識を明かす。本書を読むと、公正中立であるはずのマスコミやジャーナリズムは全く頼りにならない、という事実に嫌というほど気づかされるだろう。見る目の肥えた賢い読者・消費者になるために必読の1冊!
2005年11月号掲載
インド、中国、アフリカ…。世界で50億人ともいわれる貧困層を「巨大な市場」と捉え、ビジネスを展開する動きが始まりつつある。それは貧困問題の解決にも繋がる、意義ある動きだ。本書は、付録のCD-ROMビデオと併せ、先駆企業の事例を数多く紹介し、ビジネスチャンスの存在を示す。「アマゾン・ドットコムが選んだ2004年全米No.1ビジネス書」である。
「ブランド・ハイジャック」とは、消費者がある商品やサービスに惚れ込み、その存在や魅力を口コミなどで勝手に広げて、ヒット商品にしていくこと。企業にとっては非常にありがたいことだ。では、どうすれば消費者にハイジャックしてもらえるのか、ハイジャックされた時どう対応するのか等々、この消費者主導型マーケティングについて豊富な事例をもとに解説する。
2005年4月号掲載
ヒット商品の裏に、インサイトあり ―― 。ものを買う時、人は必ずしも合理的に考えて選ぶのではない。「いいな」と心を動かされたものに手が伸びる。つまり、「買いたくなるようなツボ=インサイト」を刺激されているのだ。本書は、そのインサイトの見つけ方、活かし方を、豊富な事例とともに紹介する。マーケティング・商品開発に携わる人にとって必読の1冊。
活発な著述活動を続けるコトラー教授。本書では、マーケティングを失敗に導く「大罪」を列挙し、個々への対応策を説く。理論家にとどまらず実際にコンサルタントとしても企業を指導した氏の経験に基づく、教科書というよりも処方箋的な内容になっている。マーケティング担当者は、この「10の大罪」をじっくり吟味する“必要”と“価値”があるだろう。
2004年8月号掲載
やがて定年を迎える「団塊の世代」。誰もがそこに大きなビジネスチャンスを期待しがちだが、「巨大市場は生まれない」と著者は一蹴。キーワードはシニア世代の“多様化”であり、そのニーズを捉えるヒントは、高齢化の先進国、米国の成功事例にあるという。そこから学べるのは、まずシニア=「年寄り」という考えを捨てることが、成功への近道ということだ。
2004年7月号掲載
創造的思考に関する世界的権威エドワード・デボノ博士は、アイデアを創出するには水平的に思考するのがよいと説いている。この水平思考を活用して、新商品を生み出す「ラテラル・マーケティング」の枠組みを、マーケティングの大家フィリップ・コトラー教授が解説する。アイデアを生み出すまでの手順が具体的に説明されており、実践的なものに仕上がっている。
2004年4月号掲載
従来なら高額所得者のためだけにあったような高価な商品やサービスを、今ではごく普通の消費者が購入するようになっている。一見、分不相応に見える高額商品でも、消費者が「思わず買ってしまう」のはなぜか? 本書は、ボストン・コンサルティング・グループが、2000 人以上の消費者を調査・研究して導き出した、社会トレンド論、消費者心理論である。
2003年8月号掲載
「近代マーケティングの父」と称されるフィリップ・コトラー教授が、マーケティングの最重要コンセプトを80項目にまとめて簡潔に解説した。ブランド、競合他社、差別化、販売促進…。どの項目からでも読み始められる構成になっている。マーケティングの全てを知るコトラー教授の思考法が凝縮された1冊だ。
2003年6月号掲載
携帯電話のように常に身につけて、ビジネスの現場で使いこなすべきもの ── それがマーケティングだと著者は言う。本書は、「ビジネスの現場で効くマーケティングの知恵」を、「手マメ・足マメ・口マメ」「とんがり」などのユニークなキーワードを用いて論じるもの。著者の営業職体験談や、起業にまつわるエピソードも盛り込まれ、肩の凝らない文章で一気に読ませてくれる。
2002年3月号掲載
ドラッカー経営学の集大成、『マネジメント』から重要な部分を抜粋して紹介する。「マネジメントには基本とすべきもの、原則とすべきものがある」「基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻する」。こう語る著者が、マネジメントの課題と責任と実践に関わる基本と原則を、総合的に解説。時代を超えて踏まえるべきマネジメントの要諦が示される。
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