2005年4月号掲載

マーケティング10の大罪

活発な著述活動を続けるコトラー教授。本書では、マーケティングを失敗に導く「大罪」を列挙し、個々への対応策を説く。理論家にとどまらず実際にコンサルタントとしても企業を指導した氏の経験に基づく、教科書というよりも処方箋的な内容になっている。マーケティング担当者は、この「10の大罪」をじっくり吟味する“必要”と“価値”があるだろう。

著 者:フィリップ・コトラー、恩藏直人(監訳) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2005年2月

2004年8月号掲載

シニアビジネス 「多様性市場」で成功する10の鉄則

やがて定年を迎える「団塊の世代」。誰もがそこに大きなビジネスチャンスを期待しがちだが、「巨大市場は生まれない」と著者は一蹴。キーワードはシニア世代の“多様化”であり、そのニーズを捉えるヒントは、高齢化の先進国、米国の成功事例にあるという。そこから学べるのは、まずシニア=「年寄り」という考えを捨てることが、成功への近道ということだ。

著 者:村田裕之 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2004年5月

2004年7月号掲載

コトラーのマーケティング思考法

創造的思考に関する世界的権威エドワード・デボノ博士は、アイデアを創出するには水平的に思考するのがよいと説いている。この水平思考を活用して、新商品を生み出す「ラテラル・マーケティング」の枠組みを、マーケティングの大家フィリップ・コトラー教授が解説する。アイデアを生み出すまでの手順が具体的に説明されており、実践的なものに仕上がっている。

著 者:フィリップ・コトラー、フェルナンド・トリアス・デ・ベス、恩藏直人(監訳) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2004年5月

2004年4月号掲載

なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす

従来なら高額所得者のためだけにあったような高価な商品やサービスを、今ではごく普通の消費者が購入するようになっている。一見、分不相応に見える高額商品でも、消費者が「思わず買ってしまう」のはなぜか? 本書は、ボストン・コンサルティング・グループが、2000 人以上の消費者を調査・研究して導き出した、社会トレンド論、消費者心理論である。

著 者:マイケル・J・シルバースタイン、ニール・フィスク、ジョン・ブットマン 、杉田浩章 (監訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2004年1月

2003年8月号掲載

コトラーのマーケティング・コンセプト

「近代マーケティングの父」と称されるフィリップ・コトラー教授が、マーケティングの最重要コンセプトを80項目にまとめて簡潔に解説した。ブランド、競合他社、差別化、販売促進…。どの項目からでも読み始められる構成になっている。マーケティングの全てを知るコトラー教授の思考法が凝縮された1冊だ。

著 者:フィリップ・コトラー、恩藏直人(監訳) 出版社:東洋経済新報社 発行日:2003年5月

2003年6月号掲載

マーケティングに何ができるかとことん語ろう!

携帯電話のように常に身につけて、ビジネスの現場で使いこなすべきもの ── それがマーケティングだと著者は言う。本書は、「ビジネスの現場で効くマーケティングの知恵」を、「手マメ・足マメ・口マメ」「とんがり」などのユニークなキーワードを用いて論じるもの。著者の営業職体験談や、起業にまつわるエピソードも盛り込まれ、肩の凝らない文章で一気に読ませてくれる。

著 者:阪本啓一  出版社:日本実業出版社 発行日:2003年4月

2002年3月号掲載

マネジメント【エッセンシャル版】 基本と原則

ドラッカー経営学の集大成、『マネジメント』から重要な部分を抜粋して紹介する。「マネジメントには基本とすべきもの、原則とすべきものがある」「基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻する」。こう語る著者が、マネジメントの課題と責任と実践に関わる基本と原則を、総合的に解説。時代を超えて踏まえるべきマネジメントの要諦が示される。

著 者:P・F・ドラッカー、上田惇生(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2001年12月

2001年12月号掲載

スローなビジネスに帰れ eに踊らされた日本企業への処方箋

「スローなビジネス」とは、「ゆっくり、地に足をつけて製品・サービスを創り、育て上げていく」ということ。アメリカ式の「スピード経営」の対極に位置するコンセプトである。ニューヨーク在住のマーケティングコンサルタントが、マーケティング偏重のアメリカ式ビジネスの問題点を指摘し、日本企業が同様の問題に陥らないための処方箋を示す。

著 者:阪本啓一  出版社:インプレス 発行日:2001年10月

2001年6月号掲載

事例で学ぶアメリカのマーケティング

多くの企業では、割引やポイント制度などを導入し、顧客を自社に引き止めようとしているが、なかなか成果が上がらない。本書では、そうした事態を「顧客のロイヤルティは金では買えない」と指摘。真の顧客との関係管理――CRM=CustomerRelationshipManagementが必要だと説く。様々な業界での事例に基づき、このCRMの手法を紹介する。

著 者:フレデリック・ネウェル 出版社:日経BP社 発行日:2001年4月

1998年1月号掲載

真実の瞬間 SASのサービス戦略はなぜ成功したか

「真実の瞬間」とは、現場の従業員が顧客と接する最初の15秒のこと。このわずかな時間の接客態度が、企業の成功を左右する ―― 。1980年代、短期間でスカンジナビア航空の再建を果たした著者ヤン・カールソンはこのように指摘する。本書では、彼がこの15秒で顧客に大満足してもらうために行った、すなわち、顧客本位の企業となるために行った、大胆な改革の数々を振り返る。

著 者:ヤン・カールソン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1990年3月