2013年8月号掲載

日本企業は何で食っていくのか

バブルが崩壊し日本の90年代が始まった時、「第2の敗戦」といわれた。それにならえば、リーマンショック、東日本大震災、欧州金融危機に襲われた近年の日本経済は「第3の敗戦」。こう評する著者が、この危機を乗り越えるため、日本の産業構造はどう変わるべきかを考察した。「電力生産性」「ピザ型グローバリゼーション」等、企業が挑むべき突破口が示される。

著 者:伊丹敬之 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2013年5月
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2013年8月号掲載

「低成長優良企業」を目指す 経営幹部の思考と行動

「低成長優良企業」。これは、あえて低成長を経営の方針として、着実に成長を続け、長く存続する企業を意味する。幹部教育の第一人者である著者によれば、そうした企業になるためのカギは3つ。外向き・内向き変幻自在の「組織力」、指導力・統率力・行動力等からなる「上司力」、社員の「帰属意識」だ。これらをいかにして高めるか、豊富な経験を基に説く。

著 者:染谷和巳 出版社:プレジデント社 発行日:2013年6月
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2013年8月号掲載

戦略を、実行できる組織、実行できない組織。

リーダー共通の悩み。それは、戦略を“実行”することの難しさだ。戦略が明確で、リーダーが推し進めても、達成は容易ではない。なぜか。最大の原因は「日常業務」だ。日々の業務が忙しいため、新たな戦略にメンバーの目が向かない。本書は、日常業務という、この手ごわい敵と付き合いつつ戦略を実行するための原則、「実行の4つの規律」について解説する。

著 者:クリス・マチェズニー、ショーン・コヴィー、ジム・ヒューリング 出版社:キングベアー出版 発行日:2013年5月
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2013年8月号掲載

「一緒に仕事できて良かった!」と部下が喜んで働くチームをつくる52の方法

優れたチームをつくり、好業績を導き出すためのカギとは? 世界規模の調査会社が行った、高業績企業25社(社員数30万3000人)の分析結果によれば、答えは「企業文化」。魅力的で収益力の高い職場をつくるには、社員に心から支持される“強力な企業文化”が欠かせない。それをどう築けばよいか、有名企業の各種事例を紹介しつつ、ノウハウを明かす。

著 者:エイドリアン・ゴスティック、チェスター・エルトン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年5月
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2013年8月号掲載

30ポイントで身につく!「ビジネスモデル思考」の技術

ビジネスモデルとは、ビジネスのコアとなるもので、企業の「価値創造の仕掛け」と、それを支える「仕組み」からなる。市場構造の前提が大きく変化している今日、重要なのは、既存の枠に囚われず、自らの手で、市場と顧客が「熱狂する価値」を生む、優れたビジネスモデルを築くこと。そのための考え方、手法を、多くの企業事例を挙げ、わかりやすく解説する。

著 者:HRインスティテュート、野口吉昭(監修) 出版社:PHP研究所 発行日:2013年6月
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2013年7月号掲載

経営危機には給料を増やす! 世界一企業をつくった「天邪鬼経営」

激しさを増す世界的な競争の中で生き残り、高収益を上げる。そのカギは、「天邪鬼経営」にあり! アナリストとして多くの世界一企業を見てきた著者が、他社の模倣をするのではなく、わが道を往く、天邪鬼経営について解説する。経営危機には給料を増やす、大型発注は断る、稼働率は低くする…。常識にとらわれない、ユニークな経営手法の数々が披露される。

著 者:村田朋博 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年4月
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2013年5月号掲載

概念のブレークスルーをどう生み出すか リ・インベンション

苦境に立つ日本企業の救世主として、イノベーションに期待する声は多い。だが著者は、もはやイノベーションでは利益は上がらない、代わりに「リ・インベンション」(前衛への挑戦)に注力すべきだと指摘。「製品のコンセプト自体を見直す」「消費者の感性に訴える」など、その要諦を解説する。スカーフの形をした自転車用ヘルメットなど、最新事例も紹介。

著 者:三品和広、三品ゼミ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2013年3月
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2013年3月号掲載

クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道

世界には、スイスやシンガポールなど小国でありながらも、世界中から優れた人材や企業を集め、高い国際競争力を誇る豊かな国々がある。著者の大前研一氏は、そのような国を「クオリティ国家」と命名、これこそが、日本が再び繁栄するための最強の国家モデルだという。本書では、クオリティ国家の実例を詳細に紹介し、日本が今後進むべき道を具体的に示す。

著 者:大前研一 出版社:小学館 発行日:2013年1月
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2013年3月号掲載

本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えた世界のトップ企業50

紙オムツのパンパースをはじめ、有名ブランドを数多く抱えるP&G。この“ブランド王国”の礎を築いた伝説的マーケター、ジム・ステンゲル氏が、企業の成長にとって不可欠な「ブランド理念」について述べた書である。アップル、グーグル、ザッポス…。世界の50のトップブランドを分析して導き出した、ビジネスで成果を出すための理念の法則を提言する。

著 者:ジム・ステンゲル 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2013年1月
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2013年2月号掲載

日本式モノづくりの敗戦 なぜ米中企業に勝てなくなったのか

シャープ、パナソニック、ソニーなど、日本の家電メーカーが未曾有の赤字に直面している。それとは対照的に、アップルは高収益を上げ、時価総額が世界一の企業となった。この差は一体、何によるものなのか。世界経済の新しい潮流を読み解き、日本の製造業が苦境に陥った根本的な原因を指摘するとともに、日本企業のビジネスモデル再構築の可能性を探る。

著 者:野口悠紀雄 出版社:東洋経済新報社 発行日:2012年12月
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2013年2月号掲載

Repeatability 再現可能な不朽のビジネスモデル

企業が“持続的成長”を遂げるためのカギとは? 著者たちが、世界12カ国、約2000社を対象に行った調査、25年に及ぶ研究によれば、それは新しいものへの挑戦にあらず。自社の成功パターンの中から再現可能なものを抽出し、徹底的に単純化することにある。この「再現可能な不朽のビジネスモデル」の全容について、イケアなど多数の事例を挙げ解説する。

著 者:クリス・ズック、ジェームズ・アレン 出版社:プレジデント社 発行日:2012年12月
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2012年12月号掲載

リバース・イノベーション 新興国の名もない企業が世界市場を支配するとき

「リバース・イノベーション」とは、途上国で最初に生まれたイノベーションを先進国に逆流させるという、従来の流れとは逆の戦略コンセプトのこと。それは、時に大きな破壊力を生み出し、先進国の既存企業を破滅させるような新市場を創出する。本書は、このリバース・イノベーションのメカニズム、および実践方法について、豊富な事例を交え解説する。

著 者:ビジャイ・ゴビンダラジャン、クリス・トリンブル 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2012年9月
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2012年11月号掲載

ビジョナリー・カンパニー④ 自分の意志で偉大になる

「ビジョナリー・カンパニー」シリーズの第4弾である。今回、スポットを当てるのは、厳しい経営環境の中で、自ら何かを創造し、躍進する「10X(10倍)型企業」 ―― 所属業界の株価指数を10倍以上上回る株価パフォーマンスを上げている企業。徹底した分析により、同業他社にはない、10X型企業ならではのリーダーの特質、経営概念・手法を明らかにする。

著 者:ジム・コリンズ、モートン・T・ハンセン 出版社:日経BP社 発行日:2012年9月
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2012年9月号掲載

良い戦略、悪い戦略

“戦略の戦略家”と称されるリチャード・P・ルメルトが、「良い戦略」を立てるための手がかりを示した書。世にはびこる諸々の「悪い戦略」を徹底分析する中で、良い戦略とはいかなるものかを明確にする。「戦略策定の要諦はカーネル(診断、基本方針、行動)にあり」とする著者の戦略論は、簡潔にして普遍性があり、あらゆる組織において役立つだろう。

著 者:リチャード・P・ルメルト 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年6月
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2012年9月号掲載

PlanB 不確実な世界で生きのびるための11の法則

かつてインスタント写真業界を支配していた米国のポラロイドは、新技術であったデジタル写真に対応せずに破綻した。ビジネス環境が猛スピードで移り変わる今日、こうした事例は枚挙に暇がない。変化の激しい時代にあっては、企業は環境の変化に合わせ、現在のビジネスモデルを“進化”させる必要がある。そのためには何をなすべきか、11の法則にまとめ提示する。

著 者:デイビッド・コード・マレイ 出版社:東洋経済新報社 発行日:2012年7月
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2012年6月号掲載

日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業

最近倒産したコダックを尻目に、業績を伸ばす富士フイルム。あるいは、後追い企業を振り払い、世界に飛躍するファーストリテイリング…。グローバル競争が激化する中、企業の勝ち負けがはっきりつく時代になった。では、今日の勝ち組に共通する特質は何か? マッキンゼーで経営変革に取り組み、一橋大学で教鞭をとる著者が、その新たな成長戦略を解き明かす。

著 者:名和高司 出版社:PHP研究所 発行日:2012年4月
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2012年6月号掲載

顧客を生み出すビジネス新戦略 ゲーミフィケーション

Wiiなどのゲーム機、モバゲーなど携帯電話で遊ぶゲームが大人気だ。モノが売れない今日、これほどゲームが売れる裏には、ゲーム業界が独自に築いた「購入し、ファンになってもらう仕組み」がある。そして、それは他のビジネスでも応用可能! という3人の著者が、人を虜にするその仕組み ――「ゲーム戦略」の基本的考え方、実践的なノウハウを示す。

著 者:神馬 豪、石田宏実、木下裕司 出版社:大和出版 発行日:2012年4月
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2012年5月号掲載

小が大を超えるマーケティングの法則

「大きいことは、いいことだ」というCMが、かつて流行った。だが、21世紀は「小さいことは、いいことだ」の時代だ。消費者ニーズの多様化が進む今日、個性的な“小さな店”に魅力を感じる消費者が増えつつある。そうした人々を取り込むための、小さな企業だからこそ可能な「小規模を力に変えるマーケティング戦略」を、消費者調査のデータ等に基づき提案する。

著 者:岩崎邦彦 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年2月
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2012年4月号掲載

君臨する企業の「6つの法則」 戦略のベストプラクティスを求めて

企業の成功法則については、これまでにも『エクセレント・カンパニー』『ビジョナリーカンパニー』等で説かれてきた。だが、これらは厳密な経営学の研究手法に依らず正確性を欠く、と著者は言う。実際、賞賛された企業の中には、後に没落したものもある。本書では、真に経営学的な手法を基に調査を行い、そこから導き出した、勝ち続ける企業の法則を示す。

著 者:マイケル・A・クスマノ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年1月
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2012年4月号掲載

新装版 孫子の兵法

現存する兵法書の中では、世界最古とされる『孫子』。戦争に勝つ、あるいは負けないための戦略戦術を追求した書だが、人間心理を捉えたその内容は、組織運営や人間関係においても応用可能だ。この『孫子』全13篇を、ビジネス社会に生きる人々に向け、わかりやすい訳で紹介する。1979年の初版発行以来、増刷を重ねるロングセラー、『孫子の兵法』の新装版。

著 者:守屋 洋 出版社:産業能率大学出版部 発行日:2011年12月
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